2007年03月19日

嘉糠さんありがとう

 午後6時半。品川のホテルにいる。色々と経験させていただいた出張だった。帯広畜産大学の嘉糠さん、ホントにありがとう。業務外の時間に「岩盤浴&温泉」やあんな事やこんな事、、。嘉糠さんは研究内容(しっかりとした技術と方法論に支えられている)もユニークだが、人間も興味深い。さまざまな知識が豊富で、人生に対するビジョンもしっかりしている。私よりも十歳以上も年下なのに、付き合っていると非常に勉強になる。これからもよろしくね。帯広畜産大学の研究棟のゆとりある空間デザインもとても勉強になった。あんなすてきな空間で研究できるのは楽しいかも。

 んで今日の午前中の講演は可もなく不可もなく、、。心配した一時間半の英語トークはまぁそれなりか、、。ということにしておく。んで嘉糠さんに、とかち帯広空港まで送ってもらって午後3時45分発の飛行機で羽田空港に午後5時半頃着。午後6時過ぎにこのホテルに着いた。ふう〜、、疲れたけどかなり充実した疲れ。このところ、忙しい出発前にはちょっと億劫に感じても、終わってみるととっても勉強になって楽しかった出張が続いている。要するに外に向かって積極的に行動しなさいということか。わかった、そうします。、、、、そうして私は、午後7時半に阿部ちゃんと落ち合い、東京の夜街へと消えていくのであった、、、、、。

posted by Yas at 19:01| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

熊ノ郷 淳

 先日来、ずっと何やらすっきりしない。というよりもウツウツしている。研究室の状況もやっと上向いて、論文もハナーマミのコンビの仕事やキタドコロさんとカミちゃんの仕事が受理されて掲載の運びとなっているのに、、、。やはり以前に書いたが、微研の最近の高いアクティビティーにすっかり気負けしている感があるのだ。そんな中、熊ノ郷淳教授が(用向きもあって)研究室を訪れてくれた。彼は時々ここにやってきては色々と為になる話をしていってくれる。

20070217.jpg


熊ノ郷淳で〜っす。


 彼は、云わずと知れた、微研の若手のホープである。ソフトな人当たりで腰が低く笑顔が絶えないという人気者だ。しかし関西地区では有名な「天下一品」というラーメン屋の超こってりラーメンが好きで、一週間に一度は食べないと気が済まないという欠点を持つ(注:ほんとは欠点ちゃいますよ〜、天下一品関係者の人すいませ〜ん)。まぁ、とにかくさわやかな人物である。この男が、菊谷教授と一緒に仕事を重ねてNature関連雑誌に論文を連発したりしているのだ。言うなれば、私のウツウツの源である。この男がまた、「いや、感染や毒素の作用という局面を一般の生命科学の視点から解析しようとするホリグチ先生の仕事は好きなんですよ、、(ホリグチ要約)」と言ってくれる。エレガントな仕事で免疫学の新領域を築いている、日本で最も注目されている若手研究者からそんな風に云われると、うれひ〜っ。実際、彼はウチの仕事のセミナーの後にはよくポジティブな感想や意見をわれわれに残してくれる。

 そうそう、まわりに優秀な研究者がいて優れた論文を連発したとしてもこちらがウツウツする必要はない。そんな刺激を与えてもらうのはむしろありがたいことなのだ。熊ちゃんに負けないように私らも頑張るからね。熊ちゃんもそうだし、微研で云えば荒瀬さんも、菊谷先生も審良先生も、微研外でも宮坂先生にも小安先生にも、免疫学関係の先生方に仲良く(気さくに)色々お話ししていただいてホントにありがたく思っている。日本の免疫学は世界でもトップクラスだ。彼らの話は世界のトップクラスの科学の話につながっている。そんな人たちの話がためにならないわけはない。これからもよろしくお願いしま〜す。こっちもがんばりま〜す。

posted by Yas at 22:37| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

ダーリンはシドニィシェルダン

 シドニィシェルダン氏が亡くなった。ベストセラー作家、さらに英語で苦しんでいる人にはおなじみの英語教材「ゲームの達人」などの作者だ。私もずいぶん前に「家出のドリッピー」を拝聴いたしました。謹んでご冥福をお祈りします。

 氏の手によるシリーズはとっても英語教材としては私に向いていたと思う。耳に心地よかったしストーリーも面白かった。ただ、英語教材としては割高だったかもしれない。「家出のドリッピー」は人から借りて楽しんだが、自分でその後のシリーズを定期購読するのには二の足を踏んだ。でももう少し安ければ続けていたかも。

 以前に書いたと思うが、私は英語が下手だ。アホ英語しかしゃべれないし、ヒアリングに関しては絶望的だ。そもそも留学経験のないことがコンプレックスにもなっている。だから、英会話の勉強に関しては色んなこと(お金のかからないモノがほとんど)を試してきた。シドニィシェルダン氏の英語教材もそうだし、Voice of America の聞き取り筆記もした。もちろん、英会話ガッコも一年ほど通った。CNNも聴いた。NHKのニュースを副音声で聴いた。さらにさらに「英会話勉強のためじゃ!」と称して iPod も買った。買ったDVDの洋画は一度楽しんだあとは英語字幕にして見るようにしている。おまけに、有名な「マジックリスニング」も買ってしまった。このマジックリスニングは、日本人にとって聞き取りのできない周波帯の音を12日間(でしたっけな)続けてCDで聴くことであら不思議、英語が聞こえるようになるという代物なのだ(!)。マーシャ・クラッカワーさんのCD付き読本なんかも聴いたりした。今は英字新聞とその教材CDを購読し、新聞は一枚ずつ剥がしてお風呂で読み、CDは自動車通勤の朝の短い時間に必ず聴くようにしている。それでまぁ、なんとなぁ〜く以前よりは英語が聞こえるようになった気がする。

 だが、私にとって最も効果的だったのは小栗左多里さんの著書だったりする。知ってます? ある日、新聞広告で「英語ができない私を責めないで」の宣伝を見かけ、何の予備知識もなく本のタイトルに惹かれて購入した。そのあと「ダーリンは外国人」の1巻と2巻を続けさまに買って一息に読んだ。云っとくが、この本は英語の教材本ではない。しかしこれはわろた。彼女の本のおかげで、英語で喋ることについては最近はかなり肩の力を抜くことができるようになった。相手の言ってることが聞き取れなくても「えぇっ? なにぃっ? ゆうとることがわからんがな」とある程度は気楽に聞き返せるようにもなった。ある程度は文法なんぞを気にすることなく、まず話す、という姿勢をとれるようにもなった。小栗左多里さんのことを知らない人、詳しくは実際の本を手にしてみてチョ。

 こうやってカメの歩み、ん〜、、もといナメクジの歩みで少しずつ英語上達を目指している。継続は力なりぃ〜、千里の道も一歩から、人生楽ありゃ苦もあるさ、、、、
 んでもホントはドラえもんのホンニャクコンニャクがほしいのだ。

 
posted by Yas at 23:18| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

運慶

 昨日のことになるが、審良研のスタッフ、河合さんのセミナーを聞いた。RIG-IやMDA5を介した抗ウイルス応答に関わるシグナル伝達分子の話である。彼の話に登場した分子名は正確にすべて覚えていないのと、ブログで正確に書く必要性も感じないので詳細はゴメンするが、仕事量の多さとその結果から紡ぎ出されるstory の美しさは素晴らしかった。この河合さんの話を聞いて思い出したのが、漱石の短編「運慶のはなし」である。ちょいと調べて紹介する。正確には「夢十夜」の「第六夜」である。

 漱石は近所で運慶が仁王を彫っているというのを聞いて散歩がてら見物に行く。野次馬が色々蘊蓄を垂れているが、その中にあって「よくあんなに無造作に彫ってみごとに仁王像を造形できるものだ」とひとりごとを言いながら感心する。すると、野次馬のひとりが応える。「なに、あれは造形しているのではない、木の中にすでに埋まっている仁王様を掘り出しているだけなのさ」と。

 河合さんの仕事もそのようで、まるでそこにある結果を丁寧に掘り出して、そして素晴らしい成果を挙げているかのような印象を受けた。私のこの例えは河合さんの仕事を過小評価するものでは、もちろんない。

 そこで、私の学生時代のボスでクリスチャンでもあった阪口玄二先生に教えられたことを思い出した。研究(research)が re (もう一度) + search (探す)と言うのは何故か? 真実ははじめから存在し、それを神が隠したもうたのである。われわれ人間はその神が隠した真実をもう一度探すので research という言葉を持って研究を指すのである、ということだった。、、、まさしく運慶でんがな。
posted by Yas at 23:04| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

SAVVY

 秋である。「あききぬと めにはさやかにみえねども かぜのおとにぞおどろかれぬる」。食欲の秋ともいう。おいしい魚でお酒を飲みたいな。イタリアンもええんちゃうん?とか思いながらマミちゃんの愛読する「大人のウォーカー」と「あまから手帖」をパラパラとながめる。そもそも阪大の吹田キャンパスは住宅街と万博公園に囲まれていて、ちょいとそこで一杯やりましょか、とはいかないところが味気ない。グルメ本でもながめて憂さを晴らす。だいたい私は「いい旅夢気分」や「ローカル線各駅停車の旅」みたいな旅行もののテレビ番組が大好きで、バーチャルでいい湯につかって新鮮な魚介類を楽しみながら家で安酒を飲んでいる。だから「あまから手帖」をながめても紹介されているその店に行くことはまずない。基本的に出不精の邪魔臭がりである。

 その点、目加田先生は違う。たいがい、言い方はわるいがあっちこっちをほっつき歩かれていて、例えば阪大キャンパス最寄りの阪急北千里駅から近場の盛り場である天神橋筋界隈(日本一長いアーケードがあったりする)や梅田の裏街などは妙に詳しい。おいしい餃子ならこの店、珍しい日本酒を飲むならここ、沖縄料理はこっちで鰻丼はあっち、と様々に興趣のあるお店に連れて行ってくださる。なんでも、ひとりで隠微な界隈をのぞき歩くのが好きらしい(注:これはご本人の言葉をほぼ忠実に再現したものです)。その徘徊は週末に限らず平日もお構いなしである。そんなことをしていてどうしてあんなに良い仕事ができるのか? 不思議でならないのだが、やはりそれは目加田先生の能力のなせる技なのだろう。

 少し前、細菌毒素仲間のJoe Barbieri とGiampietro Schiavo, と目加田先生と私で天神橋筋で食事やお酒を楽しんでいたとき、私と同じような感慨を持ったのだろうSchiavoが、「Prof. Mekada is savvy」と言った(と思う)。なるほどsavvyか、、。人生の達人みたいでかっちょいい〜。ここにも見習うべき点があるなぁ〜。しかし私は出不精だ。とりあえずおいしいものを食べに行きたいときは目加田先生にお願いすることにしよう。「先生、どっか新鮮な魚介類をふんだんに使った料理をリーズナブルな価格で出してくれるイタ飯屋ありませんか?連れてって。」
posted by Yas at 23:05| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

東京の一夜は、、、

 7月31日、8月1日と東京出張。「東京の一夜は、この町で過ごす一年のよう、、」と甲斐よしひろは歌ったが(どうーでもいいんだけど)、31日の一夜はK大学生命科学研究所の盟友AA教授とたらふくお酒を飲んだ。写真はそのときのスナップ。この時にはもうただの酔っぱらいである。同じ細菌学を志し、私の研究室の卒業生だったまっちゃんはAA教授のもとでポスドクとしてとてもよい仕事をしてYaleへと旅立った。彼と私の共著で論文もいくつか、、。自他共に認める(と勝手に思ってる)盟友であるが、残念なことに少し嗜好性というか、趣味が違う(だって俺はこんな赤い帽子、町中でかぶらんもん)。

20060731_1.jpg







 この日は二人で通院(もとい痛飲)した。Talking over beer のテーマは人材の確保である。お互いMDではない。やって来る学生はぬるま湯を求め、われわれはちょっとはストイックであること(scienceに限ってですよ〜)を求める。そもそも研究室の門をたたく人間が少ないのに、これじゃぁ、人が集まるわけないぜっ!と意気投合。けど、「人を留めるために妥協はしたくないやろ」と下手な(大阪人をなめたような、というべきか)大阪弁で彼は言う。おっしゃる通り!われわれは附置研のあるべき姿として、学生におもねることなくがんばるのだ(学生の皆さんごめんね、でも、文句があったらかかってこんかい)!仕事に関してはここまで意気投合できるのだが、いかんせん趣味が合わん。が、きっとずっと続く関係だろう(どうよ!?、Aちゃん)。
posted by Yas at 23:11| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする