2013年12月23日

「あの電柱まで頑張ろう」的な、、、

 先週金曜日は微研の研究報告会・学術講演会・忘年会。

 研究報告会では当分子細菌学分野の最近の成果を私が報告した。

 口演前には何人かの方々から「ホリプレの真髄を見せてもらいます」的なプレッシャーを受けた。だからという訳ではないが、この時の口演はダメだった。開始早々にいらんことをいっぱい喋って、おまけに自分のトークに自分で飽きるという悪い癖がすぐに出て緊張感のないダレた口演になった。自己採点は55点。まだまだ修行が足りません。口演後には審良先生から「ホリプレなんか書くから、会場からプレッシャーを感じて大変やろ」と慰めともなんともつかないお言葉をいただいた。その言葉で、やっぱり聴衆の側からみてもイマイチやってんやろな、と再確認した。まぁ、そもそも私はそんなに講演が上手いわけではないのですよ(言い訳)。ですから、今後は「ホリプレ」のすっごい口演を期待して、私の発表演題に足を運ばないようにしてくださいね、みなさま、、。

 しかしそれとは別に、仕事の内容に関しては、口演後の皆さんのコメントに手応えを感じた。これでいけそうだ、という手応えだ。先述の「開始早々に喋った」いらんことというのは「毒素一辺倒の研究をすべて止めて、感染の全体像を見える研究に方向を全面的に変えた。そのためにこの3年間全く業績が出なかった」ということだった。その研究の方向を変えて良かった、という手応えを皆さんのコメントからつかむことができたのだ。細かな説明はできないけれど、これでよかったのだ、と自分で納得した。来年は成果の第一弾をまとめなければいけない1年になるはずだ。なってほしい。

 新南館1階の食堂で行われた忘年会には、微研OBでもある仲野徹先生が久しぶりに参加されていた。3日前にも一緒に飲んだのだけれど、この微研のシチュエーションで飲むのは久しぶりだ。忘年会後は研究室に来てもらって、さらに飲んだ、と言うかバカ話をした、というか、、。仲野センセ、一人で喋りまくって大笑いして帰っていかれた。さすがの迫力である。
 と、その仲野先生からは「お前のブログ見てたら、最近は自転車の話は激減しとるし、遊びの話もほとんど無くなったし、しんどそうな話題ばっかりでなんか不健康そうやがな」とご指摘を受けた。

 仰るとおりである。今は本当に暮らしに遊びがない(飲んでますけどね)。まぁそういうときもある。

 でももう少しの辛抱だ。そんな気がした1日だった。


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2013年12月12日

淡々と嬉しい話

 先週の分子生物学会(で売られていた拙著)の話のつづき。

 学者の看板を揚げてそこそこの年数が経つと、フランチャイズではない分子生物学会のようなところでも「ホリグチ先生ですか?」と呼び止められて挨拶されることがままある。今回も、ポスター会場をダラダラと歩いていると、何人かの方に声をかけていただいたのだが、そのなかでも、「なんか、オレの顔写真が羊土社で出回ってるんか?」と思うほど、初対面の羊土社の方にたくさん声をかけていただいた。

 そうして声をかけていただくたびに、「私のプレゼン本、売れてます?」と、尋ねたのだけれど、「好評です、、」というお応えをいただくばかり。、、、ほんとに売れてるんだかどうだか、、、と不安になった。

 執筆当時からお世話になっていた◯◯さんも、「淡々と売れてます」と意味深なことを云う。、、一層不安になるがな、、。まぁ売れないからといって命を取られるわけではないし、特段とっても困ることはないんですけどね。売れてないよりは売れてる方がいい、、。とか、ごちゃごちゃと考えていたら、一昨日、その羊土社さんから広告メールが届いた。そのメールに貼ってあったリンクを辿って羊土社のウェブサイトを見てみると、今回の分子生物学会の羊土社ブースでは、拙著の売行ランキングが5位だったことがわかった。うひょー、、素直に嬉しい。

 さらに「学会売れ行き情報」というサイトを見ると、発売以来の最近の3学会でいずれも10位以内に拙著がランキングされていた。、、なるほど、淡々と売れているわけだ。、淡々と、、、、ありがたいことである。この調子で淡々と何年も売れて欲しいな。
 ところで、、私の部屋には、なんのかんので購入した拙著が何冊か残っております。在庫に限り著者割引価格でお譲りしますけど、、、どなたか要りません?  淡々とお譲りします。


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2013年12月09日

久しぶりの分子生物学会にちょっとだけ参加

 すでにフェイスブックやらあちこちのブログでも話題になっていて、ずいぶん遅い報告になったけれど分子生物学会。今回は1日半だけ参加した。前回にこの学会に参加したのは確か2年前。この学会は面白いかもしれないけれど、大きすぎて現実感(これ、色んな意味で書いてます)がない。こういうディズニーランドのような学会は、まぁ隔年か2-3年毎くらいの参加がちょうどいい。

IMG_0025 のコピー.jpeg 12月4日。口演を担当したセッション会場は満席。世話人の先生方(白土先生、倉石先生、ありがとうございました)が用意してくださった、口演をモニターで見ることができるパブリックビューの座席もいっぱいだった。しかしこれは、このワークショップに特別のことではない。分子生物学会は大抵の会場が超満員になる。参加者がとにかく多すぎるのだ。
 ところで、あとで色々な人から声をかけられてわかったのだが、やっぱり「ホリプレ」狙いの人が会場にそこそこいらしたみたい。「ホリプレ」読者の皆様、、あの著者(私ですけど)の口演はあんなもんです。たいしたことはありません。しかしまぁ、誰にでもできる「わかりやすい口演」を目指す指南本ですので、これからも「発表が楽しくなる、研究者の劇的プレゼン術!」をば、よろしくお願いします。(写真は、同じセッションで口演した黒川先生、西野先生、寺尾先生と座長の白土先生と倉石先生)

 IMG_1976.JPG 12月5日の午後は、ポスターセッションの会場にいた。前日に、3ヶ所に分かれていたポスター会場すべてに足を運んで、いつものように全てのポスター(のタイトルを見るのは私の分子生物学会での日課であった)を見たので、この日は疲れて同じ会場に居続けることにした。さーやのポスターはちょうど会場真ん中の踊り場のようなスペースに面していて(この写真の感じ)、ちょうどそこに椅子が一脚だけ置いてあった。その椅子に座って、目の前の広場をぼんやり眺めていると、色んな人が行き来しているのが見えた。、、これ、通行人の方から見ると、ぼんやり座っている私が目立つみたいで、みんながこちらを見て「なんや?このオッサン?」的な顔をして通り過ぎて行く。、、しかしあいにく、そんなことで怯む私ではない。構わずに座っていると、それを見つけた知り合いがたくさん近寄ってきて声をかけてくれた。いやー、、懐かしい人達がたくさん、、。ありがとうございました。なつかしかったです。25年ぶりくらいで再会した東京医科歯科大学の◯◯さん、懐かしかったです。それと20年位前に微研にいたコジマさん、私の出版の話を聞いて、その場ですぐに羊土社のブースに出向いて本を買ってきてくれてありがとう。

 その、拙著だが、、。実は本を出版してから、羊土社がブースを出すような大きな学会に参加したのは今回の分子生物学会が初めてだった。ブースでの売上は気になるところだ。そこで、時間が空いた時に何度かブースの様子を見に行ってみた。しかし、シャイな私はブースの担当者さんに向かって「もしもし、私はこの本の著者だがねー、売れ行きはどーかね?」などと尋ねたりできるわけもない。ブースの前を行ったり来たりしながら、様子を見る。陳列棚には、私の本が3箇所に分けて平積みされていた。わりと優遇されているようだ。しかし、私がその辺りをウロウロしている間には一冊も売れなかった。むふっ。しかし、奥付を見ると、たしかに第二刷になっていた。、、、、がんばれ、「劇的プレゼン術」、、、


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2013年12月03日

12月のグチ

 12月になったら、「今年ももう12月だ」とかブログに書こうと思ってモタモタしていたら、もう3日経って12月3日になった。今年も30日を切ってしまったわけだ。

 実は今月は、4回の講演をしないといけない。その1回目が明日(分子生物学会2日目)の午前にある。あるセッションで声をかけていただいたのだが、分子生物学会で話をするのは久しぶりだ。それから今週の土曜日、来週の火曜日、再来週の金曜日。それぞれ違う話題で講演する。ちょっと準備が面倒かも、、。でも、分子生物学会が神戸開催で助かった。、、おかげで日帰りで参加日を絞って残りの時間を仕事に回すことができる。学会を楽しみたい気持ちもあるけれど、そうも云ってられない。やりたい(やらねばならん)仕事が山積みなのだ。

 しかしこの分子生物学会、、色々と企画が盛りだくさんのようで、年会企画や学会企画のプログラムを眺めていると目が回りそうだ。研究成果の発表や聴講とは別に、「生命科学研究を考えてガチ議論」はせねばならんし、Jazz を愛でねばならんし、サイエンスなアートやらアートなサイエンスを味わわねばならんし、生命科学の未来を占わねばならんし、、、一般の若い学生さんなどの参加者は、かえって戸惑うんじゃないか?と少し心配する。この巨大学会はいったいどこへ行こうとしてるのかしらん(年会長の近藤滋先生のご苦労は大変なものだと感服はしてますけど、、)。

 明日は早朝に家を出て会場入りし、講演担当のセッションに備えるつもりだけど、スライドは先ほど準備が終わったばかり。もしかして「ホリプレ」を期待して会場にお出でになる参加者には悪いが、あんまり出来のいい口演はできないかも、、、と、執筆時には思ってもいなかったプレッシャーを勝手に感じている。おまけに、今日の夕方から、左耳でかつてないほど大きな耳鳴りがするようになった。突発性難聴でやられた左耳だ。

 まぁとにかく、そんな12月がスタートした。


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2013年11月24日

本調子からはほど遠い

 最近はすっかり恒例になってしまいました。一週間に1回の更新でございます。

 三週間ほど前から引いた風邪がなかなかよくならない。というのか一週間ごとに違う風邪を引いてるみたい。三週間前の風邪はお腹に来ていて、もうずっと胃腸の調子が良くなかった。うどん一杯で満腹になるというか、常に膨満感があるというか、とにかく気持ち悪い。その次は咽喉だ。気管がイガイガして熱っぽくて、息を深く吸えない。だいたい、強い倦怠感でやっとられん。んで、先週からは鼻から頭だ。軽く頭痛がするし、やっぱり熱っぽい。

 この一週間、執筆中の論文にやっと目鼻がついた。それに、色々あって小中高校時代のむかしからの友達とたくさん会った。楽しい話題ばかりのことで集まったわけではなかったが、仕事とは関係がなくて、若い頃の私のことをよく知っている彼らと会うとストレスが掃けるような気がする。論文もやっと先が見えてきたし、、。

 しかし風邪は治らない。、、ということで、この土日はほとんど家で寝転がっていた。、、相変わらずテレビを見ながら、、。んで、元気を貰おうと思ってアメフトの関学・立命戦のテレビ中継を見たら、スカッとしない(選手の皆さんは一生懸命やったと思いますけど)0 - 0の引き分けで終わってしまって、やっぱり風邪の具合もスカッとしなかった。

 来週はきっとよくなりますよ、、風邪も仕事の状況も、、、あすなろ、あすなろ、、。


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2013年11月18日

第66回日本細菌学会関西支部総会

 先週土曜日は第66回日本細菌学会関西支部総会を主催した。夏の第60回毒素シンポジウムに続いて今年2度目の学会担当である。二泊三日のプログラム作成と宿泊の手配が必要だった毒素シンポジウムに比べると、一日だけの関西支部総会の準備はシンプルだ。会場は微研・iFReCの融合棟なので、気もラクだ。

 発表演題は20題。特別講演には本学医学部付属病院・感染制御部教授の朝野和典先生にお願いした。一般演題は、時間的に余裕があるので口演時間10分に対して質疑応答時間を長めにとって7分にした。毒素シンポジウムのときに質疑応答時間を無制限にしてみたらえらく議論が盛んになったので、今回もそれに倣ったわけだ。ただし今回は合宿型学会ではないので時間を無制限にするわけにはいかない。

 朝8時にラボメンンバーが集合。あらかじめの打ち合わせ通りに手際よく準備を進めてくれた。教授はあまりやることがない。このあたり、うちの連中はしっかりしているので安心だ。8時40分受付開始。9時口演スタート。今回、4つのセッションを担当する座長は女性の先生にお願いした。大した意味はなく、まぁ会が柔らかくなるかな、となんとなく期待していたが、やっぱりその通り、なかなかソフトにプログラムが進行していい感じだった。座長を引き受けてくださった大府大の安木先生、京都府大の岡先生、微研の藤永先生、阪大歯学部の住友先生、ありがとうございました。浜田先生には「お前、座長で遊んどんな」と言われたが、しかし実際、今回の座長さん方は皆さん頑張ってくださった。朝野先生の臨床に即した問題提起を含んだ講演は迫力があった。朝野先生、ありがとうございました。

 しかし、これだけ交通機関や連絡手段が発達した今日でも、学会の支部総会が必要なのか? とは常々疑問に思っているところなのだが、世話人に指名されてしまったら仕方ない。つつがなく会が進行するように務めさせていただいたが、これからも本当にこれを続けるのだろうか? 例えばテーマを特化するとか、若手発表だけにしてもっとフランクに話せるようにするとか何か特色を持たせないと、関西支部で執行可能な予算額が目減りしていることもあるし将来的に存続は難しいと思う。何度もこのブログで書いているように思うけれど、学会みたいなのは始めるのは簡単だけれど、終わらせるのは難しい、、、、。

 どうなるんだろうね、と考えながら、それでも世話人の責任で会場最前列に陣取って全演題を聞かせていただいた。懇親会のあと、市大西川先生、府大三宅先生、山崎先生と、北千里でまた少し飲んだ。そんなこんなでコートを研究室に置いたまま「ちょっと寒いな」と思いながら外を歩いていたら、翌朝案の定、風邪を引き戻していた。

 今年もあと一月半だ。


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2013年11月12日

報告 この4,5日間のこと


 先週の木曜日と金曜日は宮崎出張だった。獣医学科5年次の学生さんの講義のためである。もう6ー7年前からの恒例の宮崎出張だ。んで、毎年、私の大学院時代の先輩である宮崎大学の三澤教授のお宅(豪邸である)にお世話になって泊めさせていただいている。いつもいつも、三澤さん、奥さん、ありがとうございます。恐縮です。

 宮崎は食べ物が美味い。つい三澤さんご夫妻に勧められるまま、たらふく食べて飲んでと楽しませていただいたら、翌朝に食べ過ぎで腹を壊してしまった。腹痛と下痢。調子に乗って食べ過ぎたみたい。しかし、朝から1時間半の講義をしなければならん。そのために宮崎に来たのだし、、、。そこで最初に「えー、、昨晩は、つい宮崎の食べ物がおいしくて食べ過ぎてしまって、いま私はおなかを壊しております。ですから、講義の途中でトイレに走り出すかもしれませんが許してください」と学生さんに正直に言い訳をして(ボクって正直でしょ、、)、おそるおそる講義を始めだしたら調子が出て、途中は一度もトイレで中座することなく、それどころか講義終了の頃にはすっかり腹痛がなくなっていた。やはり、講義やプレゼンをすると交感神経が興奮するのかもしれん。プレゼンをすると二日酔いも治るしね(詳しくは、拙著「研究者の劇的プレゼン術」をご覧くださいな)、、。

 宮崎大の学生さんは、毎年思うことだが、よく勉強している。私が繰り出す質問に、実に真面目に答えようとするし、その答えもそれなりに真っ当なことが多い。しかし、堅い。とにかく堅実に答えようとして面白みがない。「そんな勉強の仕方をしていておもろいか?」と思うのだが、きっと小中高校時代から、そんな風な教育を受けてきたから仕方ないのかもしれない。でも、せっかくの大学だ。もっと楽しく学んではどうか、、と教授の目線で云うのは簡単だが、、卒後に国家試験を控えている彼らにとっては、堅い答えを覚える学習の方が気が楽なのかもしれない。

 金曜日のうちに帰阪して、土曜日は仕事に出た。人間ドックの成績が芳しくなかったので、ここは自転車通勤だ。科研費の申請も終わって心に少しだけ余裕があるので、往路も復路も寄り道をして結構長い距離を走った。体脂肪率と体重を減らすべく、昼飯は少なめに丸亀製麺でうどん一杯だけにした。んで、日曜日は、安静日(って、いつものことですけど)。リビングで静かに過ごしてテレビを見る(っていつものことです)。しかし、気温が下がってきているのもかまわず、薄着でノタクタしていたら風邪を引いたらしい。月曜日の夕方は、熱っぽくなって早々に帰宅した。本日火曜日も、少しマシになったものの調子はよろしくない。

 今週の土曜日は私が世話人を担当する第66回日本細菌学会関西支部総会である。体調がすぐれませんとか、云ってられないんだけど。

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2013年10月24日

戦いすんで日が暮れて


 今年は、わけあって、たくさんの申請書類を書いたり、目を通したり、添削したりした科研費シーズンだった。「だった」というからには、一応、モロモロの仕事はすべて済ませた。あー疲れた。その間、うちのラボメンバーの書いた書類をアホほど見た。見て、添削した。んで、この2ー3週間、感じて思って溜まってたことを書く。いずれも、すでにメンバーにはアドバイス済みだ。

 科研費の計画調書は感想文や評論ではない。研究背景に関しての客観的な記述はよいが、「と考えられている」「、、と考えられる」「、、と言われている」「、、、と思われる」の連発はいただけない。コイツは、科研費は要らんのか? と思われてしまう。研究計画は申請者が「考えた」ものでなくてはならない。申請者が何を考えて、何をやりたいのか、はっきりと書かないといけない。論文とも違うので、程度にもよるが、誇張した表現も多少は必要だ。申請書の目的は、自分のアイデアを「売り込む」ところにある。そんな「売り込み」のない申請書を申請書と呼べるのかどうか、、。よく考えてみよう。

 まとまった文章が書き上がったら、自分で読んでみよう。どうも、私の見る限り、「てにをは」が変な文章とか、主語と述語の関係のおかしい文章が多すぎる。これを修正するのには、読んでみるのが一番だ。声を出して読むが良いのだけれど、それが無理なら黙読でもいい。何度も読むべし。あと、修飾語(句)はできるだけ修飾される語(句)の近くに置くべし。読み直してみるときに、二種類以上の意味にとれてしまう文章がないか、チェックしよう。

 申請書のスペースは限られているが、説明するべきことは飛ばしたりせず、順序を追って言葉を尽くして説明するように努力することだ。「その遺伝子のアミノ酸配列から機能を推定する」とか「そのゲノム内の存否によって優先順位をつけ、機能解析する」とか、まったく、お前は何を急いどんねん? と思う。これらは「その遺伝子がコードするタンパク質のアミノ酸配列」だし、「ゲノム内で存在した場合は〇〇と考え、存在しない場合は××と考えられるので、前者を第一に△△機能の解析に供する」くらいの説明は必要だ。考えれば意味はわかってもらえるはずだとかの甘い考えではいけない。研究費の審査では、自分の研究計画を語るときのスタンスが問われるのだ。丁寧に丁寧に書こう。

 調書作成の記入要領はしっかり読んで、書式を逸脱しないように。見出しはゴシック系がよく目立つ。文章は明朝系のフォントが読みやすい。

 それと最後に、、「しかしながら、、」のフレーズはやめて欲しい。「しかし」でええやろ、「しかし」で。なんで「ながら」を後ろにつけなければいけないのか、ちっともわからん。この「しかしながら」、最近はいろんな文書でよく目にするけど、実は私は大キライ。まるで客のクレームに反論しようとして、揉み手をしながら言葉を切り出すホテルマンのようだ(細かい例えですまんね)。科学的文書は簡潔を尊ぶ、と教えられた私には耳障り(あ、目障りか)だ。

 あ、こういうのも思い出す。

「この度は、〇〇財団研究助成金にご応募いただき誠にありがとうございます。しかしながら、理事会で慎重に検討いたしまして、今回は貴意に添いかねる結果となりましたので、お知らせ申し上げます、、、」

 「しかしながら」は不愉快千万である。


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2013年10月20日

ちょっと怖い

 小泉純一郎前総理が「原発ゼロ」を唱えて話題になっている。彼が「原発ゼロ」を言い出したキッカケは、フィンランドのオンカロの視察だということだ。オンカロとは、核廃棄物最終処分場である。「最終処分場」ということは、つまり、使用済み核燃料を保管するところだ。毎日新聞によると、このオンカロで使用済み核燃料は10万年のあいだ保管されて、放射能(放射性同位体)が減衰するのを待つということのようだ。とりあえず、300年後にあり方を見直す、という条件もついている。どちらにしても、とっても気の長い話である。

 小泉前首相の話は正鵠を射ている。

 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」
 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

 何でもかんでも脱原発という意見には与しない私も、そう思う。

「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。
日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

いきなりゼロというのはいかがなものか、と問われて、
「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。
野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

 どんなスパンと手順で原発ゼロにするのかは別にして、まぁ、おっしゃる通りだ。私には至極真っ当な考えに思える。

 ただ少しよくわからないことがある。現役総理だった時代、小泉さんは原発推進派だった。原発廃止派でも原発消極派でもなくて、推進派だったのだ。それがなぜ180度反対の原発ゼロ派になったのか? 3.11以後、考え直したということか。そしてオンカロを訪ねてその思いを確かにしたということか。しかし、使用済み核燃料の処理方法がなく保管場所もないのは小泉さんが総理だった当時からそうだ。状況は当時も今も変わらない。とすると、最終的にはオンカロを見て、袋小路の原発の事情を実感して心を決めたということになる。言っとくが、私は小泉さんを変節漢だと非難しているわけではない。「過ちては改むるに憚ること勿れ」である。

 別のインタビューで「3.11後も原発推進を維持する政治家と小泉さんはどこが違うのか」と問われて「感性だな」と、小泉さんは答えたという。そうか感性か。じゃあ現役時代も、感性で原発推進派だったのか? 、、政治家は理屈ではなくて感性でこんな大切な決断するのか。ほとんど全ての政治家が同じだとしたら、ちょっと怖い。

 んで、話は研究室に飛ぶ。

 研究室では、それまでのデータから論理的に考えて「やらなくても結果が予想できた」り、「やってみる価値もない」ことが事前にわかる実験というのがたくさんある。けれど時々、「そんなの、やってみなきゃ、わからないじゃないですか!」とばかりにそんな実験をやってみようとする人々がいる。学生さんや未熟な研究者さん達と言っていいだろう。いくら実験科学と言ったって、「やってみなきゃわからない」の経験主義で実験をやっていたら、いくらやってもキリがなくなってしまう。時間も足りないし予算も足りない。というより、時間も予算もきっと無駄になる。いや、そんな不毛な実験をやってしまって、実際に時間や予算を無駄にしてしまった例はいくつもある。

 どうしてそんなことになるのだろう? たぶんそういう人たちは、ただ「やってみたい」から、実験をやると決めているようだ。そこに論理的な思考はない。まさしく感性で研究をやってる。感性だけで実験をデザインする、、。ラボのメンバーがそんな人ばかりだったら、ちょっと怖い。


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2013年10月14日

体育の日

 本日、体育の日で休日。しかし私はやむにやまれぬ事情で朝から仕事である。朝、とても清々しい天気に「自転車で行こうか?」とふと思ったが、今日の仕事の予定を考えれば、日暮れ後まで仕事しないといけないのは確実だ。そんなに余裕がないのに、自転車でルンルンしている場合じゃない。

 平日通りの時間に研究室に到着すると、まぁ当たり前だが誰もいない。そこで、ちょい大きめの音量で音楽をiTunes でかける。それも、自分のデスクの上だけではなく、 AirMac Express 経由で部員室に設置してあるスピーカーにも音楽を流す。これで、室内のどこをウロウロしていても、音楽が聴ける。音楽は iTunes 収録曲全曲のシャッフルだ。

 メールの処理から始めた仕事は進む。ちょっとした雑用も済まして、それから目下の大きな仕事も、進む。そりゃそうだ、電話もないし来客もない。好きなように音楽をかけて、好きなような格好でデスクに向かって、、それで仕事ができなけりゃおかしい。ちょっと疲れたら、窓を開け放して、ぼやっと空を見たり、ベランダに出て意味なく水を撒いたり。しかし、気持ちよろしい。
IMG_1943.JPG 今日の午後1時。室温28.3度、湿度33%。気温はともかく、湿度は秋だ。空も秋だし、風も秋だ。スポーツの秋だ、読書の秋だ、とかいうけれど、研究者にとっても、この季節は確かにスポーツの秋だ(科研費申請は秋のシーズンスポーツだとイガグリ頭のダンナは云う(楽屋オチ))し、読書の秋だ(申請のために色んな資料を短時間で読みあさるし、、)。

 んで、午後7時に予定の仕事を終了。あー、気持ちよかった。

IMG_1941.jpg
 ところで、これは一週間ほど前の同じ教授室の温湿度計。
 室温26.5度で湿度73%。この日は今日と違って空調をガンガン効かしていたのに湿度73%だ。室温は低いけれど、暑かった。、、今日は窓を開け放して、湿度33%。室温は高いけれど快適だった。自然は偉大である。



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2013年09月18日

うどんもうまい

 香川県観音寺市は私の好きな街のひとつである。昨日はその観音寺に出張した。新大阪から新幹線で岡山へ、さらに岡山からは特急しおかぜで1時間の距離に観音寺はある。ここにはワクチンの開発製造機関である一般財団法人・阪大微生物病研究会(私達は単に「財団」と呼ぶ)がある。この財団は、大学微生物病研究所(微研ね)の成果を直ちに社会に還元すべくワクチンや血清製剤の製造を担うため、公益財団法人(現在は一般財団法人)として設立された
 この微研財団は、ワクチンメーカーとしての長い歴史の中で、近年その業績が飛躍的に伸び、観音寺市内で新たな敷地を入手して新製造拠点を建設し、新ワクチンの開発や増産の体制を整えつつある。その新施設だが、日頃から微研の教授先生方から「凄い」「凄い」と話を聞いていたが、実際に見てみるとやっぱり凄かった。

IMG_1907.JPG 新たにできた新施設の主棟。観音寺市で最も高い建物だとか(確かめたわけではありません)、、。この主棟の最上階からは、観音寺市内はおろか瀬戸内海を新居浜あたりから岡山方面まで見渡すことができる。今回の用務が終わったあと、広大な場内を見学させていただいたが、早足で歩きまわっても2時間ほどかかった。製造棟内には250メートルほどの直線廊下があり、場所によっては天井までの高さが8−10メートルほどになっている。そんな中を歩いていると遠近感が少しおかしくなるほどだ。と言えば、その大きさが想像してもらえるだろうか、、。ただ大きいだけではなくて、設備や調度品まで、非常に良質な物が厳選されているのがわかる。

 凄いや、凄いや、凄いや、と思いながら、公用車で駅まで送ってもらって夕方に観音寺を離れた。私は、(現在も稼働しているが)財団の古い施設をよく知っている。製造所だけに規模は大きいものの、施設の作りは大学のそれと変わらない、言っては悪いがそれなりの安普請だった。それがどうだ。この新施設の豪壮な姿は。、、、結局、モノを売って利益を得れば、それでさらに資本投下できる。事業というのはそういうものだ。と、ホソボソと挙げた研究成果をネタに小さな研究予算をあちらこちらからいただいて青息吐息で研究プロジェクトをすすめる、しがない教授は思う。

 帰りの特急しおかぜの中で、そんなことを考えながらビールを飲んだ。讃岐富士を背にして、やたらと高い石垣の上に立つ丸亀城を車窓から眺めていたら、ゲップがでた。

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一般財団法人阪大微生物病研究会(以下「財団」という)の設立計画は、1929年(昭和4年)にさかのぼる。
当時大阪医科大学教授、谷口腆二博士は、伝染病に関する研究機関が大阪に必要だと考え、大阪医科大学学長に、基礎医学と臨床医学の総合研究を行うための施設設立を強く要望し、大阪伝染病研究所設営に携わる。大阪医科大学の国立移管にともない、大阪帝国大学医学部附置微生物病研究所(案)と名を冠した。しかし、ワクチン・血清等の製造は、東京帝国大学伝染病研究所の特殊任務であるとして、文部省がこれを強く拒否したため、やむなく、微生物病の基礎研究は研究所(現大阪大学微生物病研究所)が行い、その応用研究とワクチン等の製造・検査業務を行う機関として、財団が設立された。
(阪大微生物病研究会、Webサイトより引用)
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2013年09月16日

来週も必死のパッチ

 久しぶりのエントリ更新、、。

 先週は火曜日から「第12回あわじ感染症・免疫フォーラム」に参加していた。会場は淡路島・夢舞台国際会議場。宿泊はウェスティンホテル。このフォーラムの発足当時から関わってきたこともあって、私は12回とも全日出席している。今年も、そうだ。が、前回にも書いたように仕事が山積しているので、午前中はホテルの部屋で仕事、午後から会議場に出る、というパターンでの参加になった。「これって、参加してる意味あるんか?」と我ながら疑問に思いながら、大阪湾を望めるウェスティンホテルの部屋でパコパコとコンピュータを叩く。
 参加日数を半分にして、みっちり会議場出て勉強して、残りの半分は研究室に出てみっちり仕事するほうが、効率もいいし、精神衛生上もよろしいがな、。夜に、色んな先生方と飲みながら話をさせていただくのは楽しいけれどね、、。あ、「なかやパーティー」参加者の皆さん、ありがとうございました。あまり宣伝していなかったにもかかわらず、今年もたくさんご参加いただいて嬉しかったです。台風18号が会期中に来なくてよかったですよね。

 あわじフォーラム後の土曜日もやること満載。夕方まで小さいけれど締め切りのある仕事を片付けた。

 連休明けの火曜日は観音寺に出張、。水曜日は午後からずっと講義。本来、片付けねばならぬ大きめの仕事は全然はかどらず。

 ピンチな9月である。


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posted by Yas at 21:04| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月02日

あわじフォーラム・私的れんらくー

 さて皆様、、「あわじしま免疫学・感染症フォーラム」がいよいよ来週に開催されます。

 そこで今年も、ご期待にお応えして(「やってくれ」って、ほんとに言われるんですよ)、「なかやパーティー」やります。

 今年は9月11日(水)ですね。午後7時頃からスタートします。会費は例年通り 5,000 円。定員は30名。
参加ご希望の方はホリグチまでご連絡ください。「ホリグチのメールアドレスなんか知らんぞ」という方、何とかして連絡してくださいませな。開催のご要望をいただいた、カワグッチー、トモさん、テルテル、ハイジさん、ミムミム、クルリン、、ご参加くださいね。

 では、、今回は業務連絡にて、、、


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posted by Yas at 22:25| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月15日

明日のために その1 ”ジャブ”、、、「えぐり込むようにして、打つべし」


 盆休み。、、だが仕事だ、仕事。今とりかかってる仕事の目処がつかないと休む気になれん。貧乏性と笑わば笑え、、順風満帆な大研究室ならいざしらず、走り続けていなけりゃ倒れちまう中小研究室はやるべき時にはやらねばならん。研究者は(研究者として生き続けたいのなら)、原理的に自営業である。「人生は楽しまなきゃ」というご意見は承るが、人生を楽しんだとしても、今やらねばならん仕事をおざなりにして、納得のいく成果があがらなかったらきっと後悔する。「巨人の星」の教訓に涙し、矢吹丈の生き様に心を打ち振るわせた世代ならばわかってくれるはず。やるときはしゃあない。真っ白な灰になるまでやらねばならんのだ。

 とまぁ、力みかえったハナシはおいといて、、。

 仕事をするために出勤はするけれど、研究所自体はすっかりおやすみモードだ。もちろん会議の予定などはない。ということで、T シャツに半パンの気楽な出で立ちで研究室に出て、朝はいつもよりもゆっくりとコーヒーを飲みながらひとときを過ごす。すると、お盆で田舎に帰っていたなかぴょんが、バナナとイチジクとブドウを土産に仕事に出てきて、部員室のホワイトボードに「バナナ・いちじく・ぶどう あり〼」と書いた。

 キミキミ、、いちじくはオシャレに漢字で書いたら? 無花果と書くんだよ、、とエラそうに言うと
「あ、そうなんですか、、知りませんでした。、、、じゃ、ぶどうも漢字で書きます? どう書くんですか?」
「、、、、い、いやいや、、ぶ、ぶどうは、ええんちゃう? ぶどうは、、、」

、、、「ぶどう」なんて漢字でササッと書けるくらいなら、細菌学者なんかやってるかいな、、、。

IMG_1849.jpg せっかく盆休みにも仕事で出てきているのだ。お昼ごはんは、ちょっと変わったものを食べたいな、、と、研究室にいたみんなで相談して向かったのはインド・ネパールカレーを出してくれる「SAGUN」。ここのナンは大きめで、けっこうお腹がいっぱいになる。多分、以前はしゃぶしゃぶ屋さんだったんだろう店舗の内装はまんま純和風だ。その真ん中に置かれた石窯で焼かれたナンでカレーをいただいていると、なんだかこのシチュエーションに既視感を覚えた。んで、調べてみると、、2年前の盆休みにも、この「SAGUN」でカレーを食べていたことがわかった。、、

 力(りき)んでも 変わりばえせぬ 盆休み

 、、、明日も仕事をしております。


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posted by Yas at 22:26| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

目標

 最近、研究室での会話が少ない。別に私とメンバーの間で何か不協和音があって、そうなっているわけではない(と思う)。ここのところ出張が細切れに続いていて、その合間に論文の添削やら締切のある仕事やらをこなさねばならないので、どうしても教授室にこもる時間が長くなる。そのために、仕事上の用件がある時を除けば、メンバーと顔を合わせる機会がほとんどなくなる、というわけだ。そんな毎日である。無味乾燥、、、、。バカ話好きのおっさんとしては寂しいかぎりであるが、まぁ仕方ない、、、。やらねばならんことはアホほどあるのだ。、、おかげで、ここのところお誘いを受けた飲み会も全て不参加の返事をせねばならなかった。残念だけど、、、仕方ありませぬ。

 今日は、11月に開催される細菌学会関西支部総会の案内ホームページを完成させて公開までこぎつけた。この支部総会は、私が世話人を担当している。なんの因果か、先月の「毒素シンポジウム」に続いて連続の世話人担当である。この支部総会も毒素シンポジウムと同じく、低予算の手作りで開催しようと思っている。参加者が100人に満たない小さいミーティングはそれでいい、と私は思っている。

 そのあと、現在進行中の論文のチェックを始めたが、どうも集中できん。集中できんと時間が無駄になる。ということで思い直して、研究所で私が責任者になっているある書類審査の仕事に切り替えた。さらに、ある教育プログラムの学生評価書を作成したりして雑用を粛々と進める。それで調子に乗ってくれば論文に戻れるのだけれど、今日は全然ダメだった。、、、ということで今日は論文の添削・執筆を諦めて、かねてからピックアップしていた研究上の問題についての調べ物で、残りの時間を過ごすことにした。、、、、こんな感じでここのところは毎日が過ぎていく。サザンオールスターズが活動を再開しようが、巨人に優勝マジックが点灯しようが、ペルセウス座流星群がピークを迎えようが、ワタシの日常は無味乾燥、、。あきませんな、、。

 と思っていたところ、iPhone にメールが届いた。小中学校からの幼馴染のウーさんからである。「おまえ、この前の飲み会も不参加やったし、、、、しゃぁないから、おまえのスケジュールが空くという○○日にまた飲み会を設定したから来いよ、、」
要約するとそういうメッセージだった。

 ぜったい行く。ぜったい行くぞ。ありがたきは昔なじみの「飲み」友だちよ。

 ということで、盆休みも仕事をします。目標は○○日の飲み会だ、、、。


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posted by Yas at 22:34| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

若手コロッセウムのことをまじめに考えてみた

 先週はじめに日本海に海水浴に行ったかと思うとそのあと一日おいて、休むまもなく「細菌学・若手コロッセウム」に参加するために広島に向かった。会場は広島エアポートホテルと、ホテルに隣接するフォレストヒルズガーデン。第7回目の、「若手コロッセウム(通称;若コロ」である(若手コロッセウムの変遷についてはこちらの方をつまみ読みしてチョ)。

 若手コロッセウムは、たくさんのやる気のある学生さんを歓迎する合宿型のミーティングである。今回は前回と同様に、会の運営を担当する有志からなるワーキンググループの努力で、学生の参加費が無料になった。、、、とはいっても本会の参加者や演題登録に年齢制限はない。テーマとなる研究領域は「細菌をあつかった研究」ならなんでもいい、ということになっている。医学細菌学でも植物細菌学でも、有用細菌の基礎・応用研究、生物モデルとして細菌を扱う研究、分類学やらゲノム解析やら、、今回もいろんな細菌研究が揃った。これが本当に興味深く、また勉強にもなる。いや、勉強と云うよりも「発見」と言ったほうがいいかもしれない。「ふうん、細菌を使ったそんな研究領域もあるんや」といったような発見だ。

 実は、第一回の若コロの世話人は私だった。その当時、たくさんの細菌学仲間の先生方と相談して、若コロの開催を決めたのだった。そのとき、開催は決めたけれど、会の方向性をしっかりと決めていたわけではなかった。ただ、「細菌を扱う研究」のすべての領域を対象にした研究会にしようということだけは決めていた。それが、第4回あたりから発足したワーキンググループの努力でいろんなアイデアが加えられ、良い方向に拡張され、そして現在のように充実した会に作り上がった。今回のプログラムは一般には公開されていないようだが、それを見れば、このミーティングが仲良しクラブの集まりではない、朝から夜遅くまでしっかり勉強するための会であることがわかる。

 ところで話は変わるが、実はワタクシ、人物名でネット百科辞典の Wikipedia に掲載されている。どうして掲載されたのか、誰がアップロードしてくれたのか、全く私の知るところではない。それに、そこにある私についての解説は簡潔で質素で、そのこと自体は(光栄ですけど)大したことではないのだが、、、略歴の最後の箇所に「『細菌学・若手コロッセウム』第一回世話人」と紹介されているのが、実はとても嬉しかったりしている。これも、若コロをとても良質な学術ミーティングに仕上げてくれたワーキンググループの皆さんのおかげである。

 バクテリアは一個の細胞で外部環境の変化を感知して応答(を完結)することができる。もちろん集団で行動もする。その細胞は丈夫で増殖が速い。だからモデル生物として有用だ。そして、たくさんの代謝産物を産生し、その代謝産物を通じて動物に病気を起こすし、有用化合物も生成する。そんなバクテリアを研究する研究者がバクテリアの話をするためだけに集まるようなコミュニティーが日本に存在しないのが惜しい。動物細胞や酵母を対象にした細胞生物学会のような存在が細菌研究にも必要だと思う。しかし、学会レベルの組織をすぐに作り上げるというのは非現実的だ。何らかの形でこの若コロが起爆剤になって、そのキッカケが出来上がればいいな、と夢想している。

 ワーキンググループの皆さん。これからもよろしくね、。あ、それと、これを読んで興味を持たれた方は、来年、是非参加してくださいな。来年は北海道のニセコで開催される予定です、、。開催日はいつだったっけ?


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2013年07月20日

「第60回毒素シンポジウム」終わりました

 大学に仕事に出ていた今日の昼前。研究所の前で出会った審良先生に「あっちこっち出かけて楽しそうやん?」と言われた。フェイスブックやブログでの私の書き込みを読んでいらしたんだと思う。確かにワタクシ、先月から沖縄に行って、ドイツに行って、そして今週は兵庫県宍粟市の山中にいた。私が世話人を担当する「第60回毒素シンポジウム」のためだった。

DSC00161.JPG 毒素シンポジウムは合宿形式の学会だ。最近はよくあるが、本会はこれを60年前から続けている。私は、実は、第32回から参加している。途中2,3回不参加でしたけどね、、。そんな老舗合宿型ミーティングだが、いろいろな事情で前の2回は合宿形式にはならなかったので今回は3年ぶりの合宿型の開催となった。二泊三日。合宿形式の学会は費用がかさむ。そこで、今回のテーマは「手作りで安く仕上げて勉強する」ということにした。

 それで、選んだ会場は兵庫県宍粟市の山中にある「楓香荘」であった。この宿舎はいわゆる半官半民の運営で、宿泊料金も会場ホールの使用料も格安である。さらに、シチュエーションも規模も設備も、毒素シンポジウムにお誂え向きな宿泊施設だ。参加者は70名に及んで貸切にしてもらったので、少しくらいなら無理もきく(ということを期待した)。んで、実際、かなり無理を聞いてもらった。今回は、ふと思いついて、一般演題の質疑応答時間を無制限にして、質問が途切れるまで続けることにした。おかげで議論は深まったものの、プログラムで予定した時間は遅れに遅れた。そのためにレストランでの夕食を普段のラストオーダーの時間よりも遅い時間に始めるのを許していただいたり、飲食物の持ち込み不可の原則のところ、宴会場費を支払うことで、夜の飲み会のための飲み物持ち込みをすべて黙認していただいたり、、。「楓香荘」のみなさま、ありがとうございました。

 シンポジウム特別講演の演者には、いつも親しく付き合っていただいている生命機能研究科の吉森保先生と、ある飲み会で知り合った九州大学大学院の中島欽一先生。お二人とも素晴らしい講演で参加者を魅了してくださった。ありがとうございました。個人的に講演を楽しませていただいただけではなく、世話人としても面目がたちました。

 プログラムは午前8時40分に始まって午後7時ころに終わり、さらに夜の懇話会は翌日の午前2時ー3時まで続いたらしい(私は早めに失礼した)。その間ずっと研究室のメンバーは世話人側の人間として立ち働いてくれた。さらにこうした形式の学会では、何事も予定通りに行かないことが多い。そんな時も冷静に明るく対応して動いてくれた。研究室のみなさん、ありがとう、、。

 次回は徳島大学の長宗先生が世話人をされる。細菌毒素を中心に運営されてきた毒素シンポジウムはもはや限界で、ヘビ毒や昆虫毒や海洋毒などいわゆる天然有機化合物(天然毒)の研究をする方々に参加を呼びかけて方向転換を図らねばならないのは明らかだ。んで、そんな転換期にある毒素シンポジウムのアカデミックミーティングとしての問題点は、今回運営に携わった私の中ではっきりしたように思う。その中身は、もちろんこのブログで書くことではないが、長宗先生には伝えたいかな、、、。

 学会っていうのは、始めるのは容易だけど終わらせるのは難しい。それで終われずに続けるのなら、時代にあった方向転換が必要だ。以前からの私の思いだが、「第60回毒素シンポジウム」の運営を終えてもやはり同じ事を考えた。


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posted by Yas at 22:14| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月11日

夢の扉

 「夢の扉+」というテレビ番組がある。番組のWebサイトを見ると「日本を覆う閉塞感を打ち破ろうと頑張っている人たちがいる。熱い志と深いビジョンを持って社会を切り開く彼らを追う」という煽り文句が掲げられている。その「彼ら」とは、ほとんどの場合、科学者だ。番組の中で彼らは、新産業分野を開拓するかもしれない研究成果やそれを生み出す苦労などを披露し、最後に番組のパターンである「I have a dream」の決めゼリフを口にしてエンディングを迎える。

「番組をご覧頂いた視聴者の心に「月曜日からまた頑張ろう」と思える高揚感・明日の活力を生み出し、自信を失いつつある日本人が「もう一度挽回しよう!」と奮起できる番組を目指していく」と、この番組の Web サイトは云う。その謳い文句も結構だし、番組も確かに面白い。けれど、研究者としては少しだけ寂しさも感じずにいられない。この番組で取り上げられる研究者たちのプロジェクトは、実用化されたときの「夢」が容易に思い描くことのできるような、いわゆる実学に近い領域ばかりで、もっともっと地味な(本当は地味でもないのだけれど)基礎研究の成果や夢がこの番組で語られることは決してない。

 基礎研究者も、実学的な応用研究の研究者と同じくらい「I have a dream」と胸を張っていえるだけの情熱はあるはずなのに、その夢で「日本を覆う閉塞感を打ち破る」とは思われないし、「視聴者に高揚感・明日の活力」を生み出しもしないとまるで言われているかのようだ。科学者ではない人にとって、実学はわかりやすく、基礎研究(虚学と呼ぶ人もいる)はわかりにくい。、、、、、そんなふうに言われているかのようだ。それが少し寂しい。

 一方、ドイツ出張の時のこと。フランクフルト空港内でこんなものを見つけた。

IMG_1809.jpg
「Science in seconds」

 この本は土産物屋のワゴンに平積みしてあった。表紙の折込部分には「Simple and accessible, ”Science in Seconds” is a visually led introduction to all the scientific concepts that really matter」とある。物理学、化学、生物学、生態学、生物工学、解剖学・生理学、医学、地学、Energy generation、天文学、Spaceflight、情報工学における種々のキーワードを、イラストとともに平易な200単語の文章で解説している。キーワードは「特殊相対性理論」やら「幹細胞治療」やら、200種類におよぶ、、、。
 
 この本は土産物屋のワゴンにあった。間違いなく一般人向けだ。そして説明はシンプルだが手は抜いていない。専門家でなくとも、それぞれのキーワードの概念を十分に理解できるようになっている。よく耳にしていたことだが、欧米では科学が社会の身近に存在する、ということを実感した。私はこの本を手にとって、パラパラっと見て、嬉しくなって思わず買った。基礎科学が身近な社会なら、「夢の扉+ 基礎科学編」のテレビ番組も成立するかもしれない、、。いや、別にテレビに出たいとかそういうことではなくてね、、、、周囲の社会があまりに基礎研究に関心を払ってくれないのが残念なのだ。

 この本の前文は云う。「a scientist’s real job is to find out things we don't already know」、、実用化への方向がわかりやすい研究はもちろんそうだが、何かわからんことがわかるようになるというだけの基礎研究も同じくらい大切だ。言うまでもないことだけれど、、。

私の知っている優れた基礎研究者はみんな「I have a dream」なのだ。恥ずかしいから誰もそんなことは言わないけれど、、。

「Science in seconds」を見てそんなことを改めて思った。


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posted by Yas at 23:27| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

健全なフニャララ、、、

 先週の金曜日、ちょうどドイツ出張帰りの時差ボケが解消されつつある頃、大阪市立大学に特別講義に伺った。私の大学時代の先輩である西川禎一教授からお誘いを受けてのことである。同じ講義枠で相前後して当研究所の松浦教授も西川教授の招待で講義をされた。松浦教授は西川教授と大学院時代の仲間である。この辺りちょいとややこしいが、西川教授は大阪府立大学で学部(当時の獣医学科は4年制だった)を終えると、修士課程を北海道大学で過ごされ、また博士課程に大阪府立大学に戻ってこられたという経歴を持つ。だから、西川教授と松浦教授は北海道大学大学院時代の仲間ということになる。

 ウイルス学の講義を以前から聴きたかった私は、私の講義の前に予定されていた松浦さんの講義に合わせて大市大に到着した。松浦さんの講義は、わかりやすく、学生さんのみならず私にとっても非常に興味深いものだった。おかげでウイルス学もプレゼンのやり方も、とっても勉強になった。松浦せんせ、ありがとうございました。
 それに比べて私の講義は、学生さんには悪いが、やっつけ仕事の講義になってしまって荒くてイマイチだった。少し前の琉球大学の時もそうだったが、どうも最近はアウトプット過多でダメだ。受講生のレベルに応じて内容を変えるようにしているのだが、それも持ち合わせの話題の組み合わせを変えているにすぎない。マンネリだ。、、、と、、大いに反省した。

 この商売をやっていると、インプットが乏しい(まとまった勉強ができない)とストレスが溜まる。しかしまた、勉強ばかりしてキャッキャ、キャッキャと喜んでいるだけでは、ただのアホである。勉強(インプット)したらクリエイト(アウトプット)する。それが健全な学者の姿だと私は思う。まぁ要するに時間の配分だ、ということになるのだろう。しかし、スケジュールの組み方が悪いのか自分が未熟なのか、理想的なカタチにはなかなかならない。

 あきませんな、。まだまだ、、。

 先日、羊土社さんの上半期売れ筋ランキングというのが発表された。それによると、拙著「発表者の劇的プレゼン術」は実用書部門で1位だったそうだ。ありがたいことである。ありがたいし嬉しいが、、あきませんな、、。まだまだ不健全な未熟者です、、。


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posted by Yas at 23:03| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月03日

ドイツ3

 4日目の私達の講演が終わったあと、午後からは今回唯一の娯楽である「Black Forest 散策」が企画されていた。予定時間は5時間である。「5時間も『黒い森』を散策するなんて、なんちゅうハードな企画や? さすがドイツじゃ」とわけのわからん感心をしたが、実際にはバスで30分ほど走って森の入口の駐車場で降り、30分ほどIMG_1792.jpg森の中を歩いて山小屋風のレストランに到着すると、そこでビール飲んで夕食をとって、また30分ほどかけてホテルに戻ってくるという、とってもお手軽なコースであった。

 写真は、その山小屋風レストランのお姉さん。山娘風の衣装で雰囲気を盛り上げる。

 学会の期間中に会場のホテルが出してくれる食事は、肉、ハム、肉。肉、ハム、ソーセージに、肉、ハム、肉である。いわゆる日本風の生野菜もあるが、さすがに胃が疲れる。

 私は、ほんとに欧米の本格的洋食に弱いので、いつの頃からか海外出張には胃腸薬とインスタント味噌汁を持っていく習慣が身についた。それから、出張の目的地に到着するとすぐに近くの店屋で4−5リットルのミネラルウォーターを買い込んで体調管理に備える。これでだいたい、つつがなく海外出張を過ごせるはずなのだが、問題は味噌汁だ。カップを用意し、熱湯を手に入れ、周囲の外国人に気づかれることなく作って、そしていただかなくてはならない。でなければ「なんか変な匂いのするドロドロした茶色い液体を、日本人は嬉しそうに飲んでいる」と誤解されかねない(誤解でもないんですけどね)。

 そこで今回、私が目をつけたのは朝食時に用意されていた、ヨーロッパらしい装飾のついた金属製の保温サーバーに入っていた熱湯である。紅茶カップにこの熱湯を注ぎ入れ、テーブルに戻って身体で隠しながらインスタント味噌汁を混ぜる。「何やってまんねん、そんなん誰も気にしてまへんがな」と岩城さんや山崎さんは言うが、変な日本人と思われるのはイヤだ。そそくさと飲み干し、そのあと何くわぬ顔で朝食を済ませる。するとあら不思議、ぱぁっと汗が出て、あっという間にスッキリした気分になった。ほとんど味噌汁ドーピングである。しかしそのおかげで、今回の海外出張も大きく体調を崩すことなく終盤を迎えることができた。

IMG_1807.JPG 学会最終日、全てのセッションが終わって閉会したあと、世話人の Dr. Aktories のホームパーティーに招かれた。フライブルク近郊のバド・クロージンゲンという閑静な住宅地に彼の自宅はあった。100坪ほどの敷地。地上二階地下一階の建物。自宅の庭に総勢30人ほどの参加者を入れて豪勢なバーベキュー・パーティーである。ガレージの冷蔵庫にはビールが満載されていて、それを参加者たちが勝手に取り出して飲む。エレキピアノ演奏付きの歌手が呼ばれて、庭で歌ってパーティーを盛り上げる。なんて優雅なことでありましょうか、、、。日本の教授は(私は)完全に負けている。日本では、こんな生活は帯広とか宮崎とかに行かないと望めない、、、。

 パーティーではもうひとつ、Klaus による企画が用意されていた。パーティーの最初に、ドイツゆかりの世界的科学者のカードが参加者に一枚ずつ手渡される。そして同じ人物のカードを渡された参加者が組になって、その科学者に関する絵を板切れに描いて披露し、その絵の意味を解説するというものだ。私はコペルニクスのカードを渡され、そのパートナーは Joe Barbieri と Blenda Wilson だった。Joe はウィスコンシン大学の教授。非常に人柄の良い人で、私自身、二度彼を日本の学会に招いたことがある。Blenda は一時期、私と同じ毒素を研究していた競争相手である。まぁ、それは別にして、明るいアメリカのお姉さんというか、おばさんというか、、。
IMG_1805.jpg その三人で描いたのがこれ。もちろん、この絵の解説は英語の達者な(当たり前ですけど)Joe におまかせした。Klaus は、描き終わった絵に作者それぞれがサインしろという。Blendaのサイン、 J.T.B (Joseph Theodor Barbieri)の下に、「Chinese character で書いたら?」と言われて最後に私がサインした。カッコよく書きたかったのだけれど、筆が太すぎて、どうも締まりのない字になってしまった。、、もともと、字は下手ですけどね、、。
 
 翌日、また往路と同じ三人組で早朝にフライブルクを出てICEでフランクフルト空港に着いた。ここで、肉・ハム・肉の食事に疲れていた三人は、全員一致で寿司・和食を楽しむことにした。腹も減っていたし、最後やし、ちょっとしっかり食べるかと、うどんと寿司8貫を頼んだら、33ユーロ(4,300円くらい)もした。寿司は、期待していなかった割に、日本の回転寿司くらいの美味しさはあった。

 「くら寿司」なら600円くらいの寿司だった。


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posted by Yas at 22:58| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月01日

ドイツ2

IMG_1789.JPG フライブルクは人口約20万人の街である。櫻井先生、藤永さんと私の、国内でたぶんなかなか見ることのない組み合わせの三人組がフライブルク駅に到着したのは午後4時ころだった。そこからトラムとバスを乗り継いで郊外にある会場のホテルに行けるのだが、三人一緒だしタクシーで行っても料金を割れば大したことなかろ、とタクシーに乗り込んで20分。会場の SCHLOSS REiNACH ホテルに着いた。プログラムは午後6時から始まる。

 ETOX とは(具体的な呼称は毎回微妙に変わるが)、European Workshop on Bacterial Protein Toxins の略称である。2年毎に開催されて、今年で16回目になるので ETOX16 ということになる。私は ETOX9 から参加していた。その辺りの様子はこことかここあたりで見てくださいな。しかし実は、私はETOX14とETOX15の最近の2回は欠席し、そして今回も欠席するつもりでいた。研究テーマが細菌毒素そのものから離れてきていたし、海外に長期出張するよりも研究室で仕事をしたい思いもあるし、、、。ところが、世話人の Dr. Klaus Aktories から「来ない? お金出すから、、」と招待のメールを頂いた。プログラムを見ると、招待演者は錚々たるメンバーだし、その一人として講演をするのはまた名誉なことでもあるし、、ということで、少し考えてからやっぱり出席することにしたのだった。

 何せ、6年ぶりの参加だ。会場に入るとあちらこちらに親しい顔がある。「うわっは、Yasu、久しぶりやんけ、今まで何しとったんや?」と、いろんな人から(もちろん英語で)声をかけられた。みなさん、覚えていてくれてありがとう、、。とは言うものの、人付き合いに気まぐれでそのうえ英語の苦手な私には、そんなに彼らと長く話すほどの話題も根気もない。適当に済まして(こらこら)着席するとやがてプログラムが始まった。これからこの日を入れて5日間、初日は午後6時から、二日目からは午前9時から午後9時ころまで、ポスターセッションを含むプログラムはみっちり続く。櫻井先生と私は招待講演、藤永さんは一般演題からピックアップされたショートトークでの講演で、このプログラムに参加している。

 John Mekalanos や Pascale Cossart による特別講演をはじめ、Kim Orth、Jorge Galan、Craig Roy、Feng Shao(ビザの不備で来独できず欠席)などビッグネームの続くプログラムだが、しかし、はっきり言って全てが全て素晴らしい研究発表であるわけではなかった。ロジックのおかしい発表やら、持ち時間を2倍ほど超過して喋りまくってフロアの顰蹙を買う奴やら、、「お前、それ、ただの宣伝やんけ」と言いたくなるような科学的チェックの不能なダイジェスト版のトークをする奴やら、、。いつも思うことだが、このレベルのワークショップに限って言えば、海外の研究者の発表は、(ビッグネームたちのような)優れた発表は突出して優れているが、全体的な研究発表の平均的な質はもしかすると日本国内の研究者に軍配が上がるかもしれない。あるいは、日本人は生真面目で、皆さん無難な研究発表をするのでそう見えるのかもしれないけれど、。
 
 日本からは私達以外に、国立感染研の岩城さんと大阪府立大の山崎さんが参加されていた。今回は公式に設定されたパーティーがなかったので、毎夜、フリータイム(結構夜遅い)になると日本人同士でホテルの部屋で飲むことになった。そこで講演の内容の話になるのだが、悲しいかな日本人である。どうも講演の細部に及ぶと充分に話が聞き取れていないことがままあって、「あそこは、こういう意味やろ?」「私はこう言ってると思いましたけど?」と仲野徹先生が何処かで書かれていたように、雁首揃えて蘭学事始状態になってしまう。なかなか結論が出なくてもどかしい思いをするが、これも毎回の風景だ。

 んで、2日目に藤永さん、4日目に櫻井先生と私の講演が終わった。私の講演は、、まぁ無難にできたと思う。講演後「よかったよ」とわざわざ言いに来てくれた人が数名(こういうのは、だいたい愛想だと思うけどね。だいたい「よかったよ」と上から目線で言われているようではまだまだだ。)、「うちの研究室で、同じ毒素の研究をやってる奴がいるので、あんたのスライドを見せてやりたい。ファイルをくれないか?」という人が1名。すでに論文にした内容なので、PDF ファイルにしてお渡しした。ということで、概ね、講演の評判は悪くなかったと思う。

(つづく)

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posted by Yas at 21:14| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月29日

ドイツ1

 前エントリの沖縄出張の三日後。今度はドイツ出張に出発した。6月22日から26日まで、ドイツのフライブルク近郊で開催される Europe Toxin Symposium (ETOX) に参加するためである。

 21日に関西国際空港を発って、同日午後2時ころフランクフルトに着いた。同行は徳島文理大学を定年退職された櫻井純先生と微研感染症国際研究センターの藤永さんである。フライブルクにはフランクフルト中央駅からICE(InterCity Express)で行く。が、それは翌日の午後のことだ。それまでフランクフルトを観光することにした。駅前のカフェでビールを飲んで、それからフランクフルト市内を散策する。

IMG_1782.jpg 写真はフランクフルト旧庁舎広場の近くにある教会(名前忘れた)。

 夕食は300年以上続くという老舗のレストランで、白アスパラガスをはじめなんやらかんやら(何を食べたか忘れた)をいただいた。ソーセージも、ポテトもおいしゅうございました。櫻井先生とは随分と昔から懇意にしていただいているが、この夕食の時ほどゆっくりと話しをさせていただいたことはない。海外での国際会議では、外国研究者との交流もそうだが、日本人同士の交流も深まる。これも海外出張のいいところだ。レストランの屋外テラスで食事をしていたが、フランクフルトは緯度が高いので日没が遅い。午後10時になっても暗くならないので、随分とゆっくりとすることができた。

 翌日、午前中はまだ時間がある。ここで三人が時間を潰すべく決めた行く先は、美術館だった。

 IMG_1787.jpgこれ、、。

 フェルメールの地理学者である。シュテーデル美術館に収蔵されている。なんかミーハーですいません。このシュテーデル美術館にはレンブラントもルノワールもピカソもございます。

 ゆっくりと絵画鑑賞を済ませたあと、少し歩いてラーメン屋、、、そう、海外に行ったらラーメン屋だ。これを外すことはできない。私は、海外で食べる本格洋食に弱い。コテコテの肉やハムに簡単に胃腸をやられてしまうし、イノシン酸やグルタミン酸を含んだ出汁の味がないと、体調が悪くなる。、、ということで、ETOXのような合宿形式の海外の学会に参加するときは、その前後の日には必ずラーメンやうどんやそばを食べる。、、ということで入ったのはフランクフルト中央駅北側にある「夢谷」さん。いただいた塩ラーメンはなかなかよろしかった。半ば無理やり私に連れて行かれた櫻井先生も藤永さんもご満足の様子であった。

 そのあと、午後2時ころにICEに乗り込んだ。フライブルクまでは2時間ほどの行程だ。
(つづく、、、と思います)


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2013年06月03日

やるしかありません


IMG_0045.JPG 本日、当分子細菌学分野の新任助教として、新澤くんがやって来た。
 写真は、教授会での着任挨拶を前に、会議室で控えるしんざーくんの姿である。

 彼は、大学院で、感染生命科学/ベクターバイオロジーのイガグリ伝道師と呼ばれるカヌカ先生の薫陶を受けて一級の生命科学を学び、大学院修了後は愛媛大学大学院医学系研究科の鳥居先生のもとでマラリア感染機構の研究に携わった。つまり、寄生虫学をホームグラウンドとしていた。それだけではなく寄生虫学領域でその研究成果を評価され、若いながら充分にその存在感を示していたのである。その彼が、私の誘いに応じて、細菌学を研究領域にする我が研究室にやってきてくれたのである。

 実はそれで、「細菌毒素のホリグチが、シンザーを採ってなにをするつもりや?」という、暗黙の圧力を(勝手に)感じている。このブログで彼の異動を初めて知った同業者の方々も同じように思われたのではなかろうか?、、まぁしかし、一方で研究室の体制が再び整ったことで安堵もしている。当研究室の現有メンバーは、分子細菌学分野で現在考えうる最良の布陣だと私は思っている。

 やるしかありません。みなさま。頑張っていきまっしょい。



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posted by Yas at 23:11| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

正しくは「最先端感染症研究棟」です

 昨年から新改築中の微研南館(先端感染なんたら棟)の防護シートが取り払われて、先日、その姿が現れた。

IMG_1752.JPG じゃじゃ〜ん。これ(写真手前)が新南館である。9階建て。隣の10階建ての融合棟(融合型生命科学総合研究棟というらしい)によく似た外見だ。最近の吹田キャンパスでは、建物の外壁に組織の名前を標示するのが流行っている。この新館に見えるのは「RIMD」の4文字だ。これは微生物病研究所の英語名(Research Institute for Microbial Diseases)の頭文字をとったものである。研究所の名前を掲げた建物だ。誇らしげに見えるが、世間的によくない不祥事でも所内で起これば(そんなことはないと思いますけどね)、みっともないかも、、。そんな余計なことは考えなくてもいいんですけどね,。

 この「RIMD」のフォントというかロゴというのか、とにかくそのデザインはまだ研究所で統一したものが決まっていない。目加田所長がロゴマークを定めようとされたのだが,実は紛糾して頓挫してしまっている。教授会の全員が納得するようなデザイン案がこれまで出なかったためである。このデザイン選定には私も関わったのだけれど、確かに万人ウケするデザインにはなかなか巡り会うことができなかった。お隣の iFReC(免疫学フロンティア研究センター)には上品なデザインのロゴマークがあるのだが、センター長の審良先生によるとこのデザインは、1件◯百万円ほどの料金をとる高名なデザイン会社の手によるもので、「定期的に公益事業に無償でデザインを提供する」という取り決めだかルールだかに則って、無償でデザインしてくれたものらしい。それを聞いて妙に納得した。やはり高額の料金をとるだけのことはあるのだ。んで、以前、調子に乗って、審良先生に「無償でロゴを作ってもらった誼(ヨシミ)で、微研にもお求めやすい価格でロゴを作ってもらうように頼んでくださいな」と言ったら、一言で「むりっ」と断られた。というわけで、微研のロゴはまだ決まっていない。

 そもそも微研の呼称に「RIMD」を使うようになったのはごく最近のことだ。10年以上前に微研のウェブサイトができた時に、表紙のタイトルに使われたのが「RIMD」だったのだが、このときはまだ正式な呼称ではなかった。それが最近の教授会で、公式に「RIMD」を微研の呼称(略称)とすることに決めたのだ。私などは、ワクチン製品で世界に知られている「BIKEN」の名前を捨てるのは勿体ない気がしているのだけれど、、。とにかく、これからは「RIMD」である。どぞよろしく、、。

 ところで、この「RIMD」をなんと読むのか、なのだが、、。どうも、英語的に発音してもらうには「りむでぃー」と読んでもらうのがいいらしい。しかし、私は確信する。ハンバーガーのマクドナルドを「マクド」と呼ぶ大阪を地元にする微研である。

 「RIMD」は「リムド」と呼ばれるに決まっとる。

 
:BIKEN の呼称はワクチンを製造している財団法人「阪大微生物病研究会」が使われているが、大学組織の「大阪大学微生物病研究所」が使用したとしても、問題はない(あるいは財団から許可を頂いているのか?)ということだ。



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posted by Yas at 21:58| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月26日

先週の出張

 この木曜日と金曜日、埼玉・東京方面に出張でござんした。

 木曜日は飛行機に乗って伊丹から羽田に向かう。伊丹発は12時だけれど、朝のうちに空港に入ってフリーラウンジでひと仕事した。この無料ラウンジは、航空会社のラウンジを使えないような一般出張人が、待ち合いに仕事をするのにありがたいスペースだ。しかし、今回はちょっと様子がおかしかった。デスクには、「勉強などで長時間の占有はおやめください」と、今まで見かけなかった但し書きがあった。んで、いつもはほとんどのデスクが空いていたのに、この日は逆にほとんどのデスクが先客で埋まっていた。ふうん? 10席中、埋まっていたのは7席。そのうち4人がどうも受験生だ。お昼前になって、昼食だろうか席を外した彼らのデスクを見ると、受験対策問題集が置いてあった。なるほどな、空調が効いていて、コーヒー・ジュースの自動販売機があって、食事をするところもあって、WiFi 完備で、、、。図書館ほど窮屈じゃないし、、。よろしいな。今の受験生は(か、ただの定期試験勉強をしている高校生か、、)。でも「勉強するな、長時間占有するな」と書いてあるところで、平気で長時間占有して勉強するとは、、根性あるやんけ、、。でも、ルールは守らんかい、若人よ。

 この日の用務先は埼玉県北本市にある北里メディカルセンターだ。ここで、「プレゼンテーションを考える」と題して、プレゼンのやり方についての話をする。ブログでホリプレを書いて、雑誌「実験医学」で連載を書いて、単行本まで上梓して、、ということで、このような講演依頼が私のところに舞い込むようになって久しい。でもな、、本業の研究でないテーマでの講演はそろそろ控えたいな、と考えているところである。とは言っても、今年は同じテーマですでに講演を引き受けたところが他に数件あるけれど、、、。本の宣伝になるとはいえ、、ちょっとなぁ、、、、と思っている。

 講演会場は北里大学北本キャンパスの大村記念講堂というところだった。北里研究所の抗生剤研究で高名な大村智先生の名を冠した講堂だ。実は、私は大学院を修了して学位を取得したあとの3年間、北里研究所に研究員として所属していた。3年目、種々の事情で私が退職を決意した時に、それを引き止める研究所本部との綱の引き合いで、当時研究所長だった大村先生と私とのあいだで会談が設定されたのだが、私は「大村先生とハナシなんかしたら、辞められんようになる」と、会談のスケジュール調整をお断りしてスタコラサッサと有給休暇を利用してそのまま退職したのだった。その大村先生の名前のついた講堂で自分が講演をするようになるとは、、当たり前だが20年以上前のその時には思いもよらなかった。講演前にしばし感慨に耽る。

 講演後の夜は、ご招待いただいた北里メディカルセンターの植松先生の呼びかけで開催された懇談会に出席し、そのまま大宮駅前のホテルに泊まった。

 次の日の金曜日。ちょっとした用務&お食事をしに、大宮を発って東京大学医科学研究所のミムミム先生の研究室に立ち寄った。昼食に出た時にあまりに天気がよかったので、医科研横のプラチナ通りの様子を写真に撮って(迂闊にも) FaceBook にアップしたら、「近くまで来とるんやったら、挨拶に来んかい」と盟友のアベッチから連絡が入った。そう言われながら、アベッチに背を向けて帰るわけにもいかないので立ち寄ることにした。それにしても、医科研でも、コンピュータを前にゴソゴソ作業する私に「ビール飲まれます?」とミムミム先生は盛んに勧めるし(オレは酒を飲まな仕事のでけんアル中か?)、近くにいることが知られたらすぐに「飲みに行こ」とお誘いされるし、また、ノコノコ出て行くし、、、。、、酒飲みの連鎖からなかなか抜けられないとは、、、。これは前世の業かもしれん、。

 ミムミム先生の研究室でビールを一本だけ飲んで(飲んどるんかい!)、医科研を出る。キャンパスの裏口を出て、聖心女子学院高校の横を抜けて蜀江坂を下ると、そこは北里研究所の正門だ。北里研究所のすぐそばの飲み屋さん「鳥平」で、アベッチとアベッチ研の大番頭クワエッチといつものように馬鹿話で酒を飲んで、最終の新幹線で帰阪。実は、先週も東京出張で新幹線で帰阪した。そのとき新幹線車内でゴッドファーザー Part1 を iPad で鑑賞したら、この映画は2時間50分ほどあって東京ー新大阪間の車内で見切ることができず、在来線のなかでも見続けて伊丹駅に着いた頃にやっと見終えることができた。んで、この日はゴッドファーザー Part2 を見た。今度は3時間20分の長尺で、在来線のなかでも終わらず、結局帰宅して風呂に入ったあとベッドでも観続けて、エンディングを迎えたときは午前2時過ぎになっていた。


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