2016年03月27日

第89回日本細菌学会、終了しました

前回のエントリで書いた日本細菌学会が無事終わった。

初日の23日は、受付開始前に会場を見廻りたいので早朝に家を出て午前6時半に会場に到着。早く着きすぎて、7時の会場までぼんやりと玄関前で待つというおまけつきで、初日を迎えることになった。

今回は、5会場でシンポジウム9題、ワークショップ23題の併せて32題を企画した。これだけのセッション数は近年最多である。「学会は勉強するところである」という意図もあって、意識して詰め込み気味のプログラムにしてみた。

IMG_2497.jpg

学会二日目。ノーベル賞を受賞された大村智先生をお迎えして市民公開講座も開催した。私の研究人生と全く無縁とは言えない大村先生のご講演の司会ができたのは、奇縁というか、、なんとも幸運だった。

たくさんのセッションを企画したおかげで、早朝からセッションが開始するプログラムになったけれど、プログラム自体は概ね好評だったようだ(もっとも、総会長に「こんなプログラムあかんがな」と直接言う人はなかなかいないと思うが、、)。ただ、たくさんの方から「今回の細菌学会は面白い」とお褒めの言葉を頂戴したのは確かだ。特に、私の尊敬する前山口大学教授の中澤晶子先生が「プログラムがいろいろ工夫されていて面白い学会ですね」と声をかけてくださったことが嬉しかった。中澤先生とお話をさせていただいたのはこれが初めてだった。最終日は午後5時までセッションがあった。通常、最終日のお昼頃にプログラムが終了する細菌学会ではこれも異例である。最後は閑古鳥が鳴くかと心配したが、各会場には100人程度(ホリグチ調べ)の参加者が残ってくださっていて杞憂にすんだ。

抄録の検索ができるスマホアプリを用意したのも、細菌学会では今回が初めてである。これも概ね好評でほっとした。私自身、総会長の立場でゆっくりとセッション会場に座っているわけにもいかず(何をするわけでもないんですけどね、、)、数える程度しか講演を聞けなかったのだが、それでもとても興味深い幾つかの演題に出会うことができた。しばらく低迷していたようにも見えていた日本の細菌学も、これからまた盛り返すかもしれない、。そんな期待を抱かせるような演題だった。

IMG_2501.jpg閉会後、会場を立ち去る前に研究室の面々と、。

疲れた顔をしているのが私。学会疲れなんだか、飲み疲れなんだか、、。

閉会後は何人かの方々が学会の感想をメールで伝えてきてくれた。新潟大の寺尾さん、留学中の日吉さん、鈴鹿医療科学大の中山さん、どうもありがとうございました。それから、精力的にプログラム企画をしてくれた、中川一路委員長をはじめシンポジウム企画調整委員の先生方、東京土産を持って本部を訪ねてくださった関矢加智子先生、それから各セッションのコンビーナと招待演者の先生方、学会の運営を担当してくれたエーイー企画の内田さん、今井さん、運営を支えてくださったスタッフ、バイトの皆さん、どうもありがとうございました。

自分の所属するメイン学会の総会長を経験できるのは滅多なことではないし、二度あることでもない。今回の経験はまとめて、次回の総会長である東北大学の赤池教授にはお伝えしたいと思っている。


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posted by Yas at 19:11| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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