2012年11月07日

研究者のための iPad 談義 3

iPad miniはモレスキンノート(ラージ)とほぼ同じ大きさである。一緒に持ち歩くことの多いMacBook Air 11インチと比べると、そのコンパクトさが際立つ。背面のアルミは高級感を漂わせている。ただ、MacBook と違ってゴム足がなく、テーブルに置いたりすると直接アルミが当たるので傷がつきはしないかと心配になる。iPhone にはカバーをしない私でも、さすがに iPad mini には何か適当なカバーをした方がいいかしらんと思う。

やっぱり Papers
 さて、研究者としては電子書籍以外でどのようにこの愛らしい iPad mini を使いましょうかい? まず挙げたいのが、このブログで何度も取り上げている Papers である。Papers には iPad/iPhone 版も用意されているのでこれをインストールする。このアプリにはMacと iPad/iPhone 間でライブラリを同期できる機能がある。iPad (mini) で入れた注釈なども同期されるので、Mac で論文を閲覧するのと全く同じように iPad でも同じ論文を読むことができる。iPad 版ではライブラリのリストが少し見にくいが、検索機能があるのでなんとかなる(「なんとかなる」レベルかもしれんが)。Mac を複数所有している方は、Papers のライブラリをDropboxに入れて、共有するのがよいと思う(ただし、Papers では正式にDropboxでのライブラリの使用を保証していない)。そして、所有する Mac の一台とiPad を同期させる。これで、いつでもどこでも収集したPDF論文を読むことができる。もちろん iPad (mini) で論文を収録することもできる。
  iPad mini で見るPDF論文はやはり少し小さい。スキャンデータをPDF化したような古い論文だと画像が粗いので、ちょっと集中して読むのは辛いかもしれない。一方、新しい論文の表示はクリアで美しい。どちらにしても、ピンチアウトで拡大する機能をフルに利用すれば、充分に読むことができる。

Keynote はちょっときつい
 Mac ユーザーなら一度は夢を見るのが、iPad のKeynote を使って颯爽と講演をする自分の姿である。ということで、早速 iPad 版の Keynote をインストールして使ってみた。自分で作製したスライドを iPad mini で再生してみて驚いたのだが、どういうわけか Mac で再生するよりもとても美しく見える。なぜだろう? こりゃ、Keynote スライドをiPad で学生さんに見せて仕事の内容を説明したりしたら、むちゃ印象ええんちゃうか?と思ったが、だめだ。まず、以前から心配していたように、iPad 版では(というか iPad 本体が)対応するフォントの種類が少なくてすぐに代替フォントを使ってしまうので、Mac で作った微妙なニュアンスが失われる。外部アプリから直接貼付けた画像は読んでくれない。それと、実際の講演で使うとすれば、iPad では別に専用のリモコンを買わないと、Mac 用の汎用性のあるリモコンレーザーポインターを使えない。
 けれど、データの図表を iPad (mini) に格納しておいて、ディスカッションが必要な時に、ラボ内外のどこでもその場で相手とデータをはさんで話ができるのはいいかも。わざわざ MacBook を持っていくと大袈裟だが、iPad (mini) なら気軽だ。

所有してみて初めてわかったこと
 iPad (mini) は、入力システムであるソフトウェアキーボードがリアルなキーボードよりも不便なので、文書や図表の作成、データの整理などでアクティブに使おうとするとストレスがたまる。どうしてもWeb やメッセージ、電子書籍の閲覧等の受け身的な使用が主になると思っていたが、日本語フリック入力なら、我慢できる程度にテキストを入力することができそうだと言うことに気がついた。しっかりとした仕事関係の文書は無理だと思うが、例えばこのブログのような駄文なら iPad (mini) でも作成できるかも。ということで、iPad 用のテキストエディタを物色中である。

 そうだ、それから iPhone 5。購入直後は、猛烈にバッテリーが消耗するので閉口したが、使用して2−3週間経った頃から急にバッテリーの消費度が減って、いまでは以前の iPhone 4 と同程度になった。100%充電で2日間。LTEは速いし。そうそう、iPhone 4 のときは WiFi につながると「やれやれ、これで速くなるわい」とホッとしたものだが、今は WiFi につながると「なんや、遅なるやんけっ」と悪態をついて(なにも悪態をつかんでもええんやけど)しまうようになった。iPhone 5 と LTE の組み合わせは最強である。iPad mini を使いだしてからよく思うようになったのだが、iPhone 5 の機能の集積度はすごい。この小さい画面で、よくもまぁこれほど多彩な機能を詰め込んどるわ、と iPad mini とは別に感心しきりの今日この頃である。

 とまぁ、そういうことで、iPad (mini) 談義はこれで一旦おしまい。また何か感じたら書きます。では、ごきげんよう、、、。


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posted by Yas at 23:38| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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