2011年11月16日

三澤さん

 この月曜日と火曜日は宮崎出張だった。宮崎大学大学院の医学獣医学総合研究科の大学院セミナーで講演するためである。月曜日の昼過ぎに伊丹空港発の飛行機で宮崎に到着した。宮崎では毎度お馴染み、大学院時代の先輩の三澤さんが迎えにきてくださって、大学へ、、。

 講演は午後6時からで、時間に余裕がある。しかし、午後の6時から始まるという大学院セミナーのイメージが湧かない。どうも、生粋の(って変な言い方だけど)大学院生だけが聴講する集まりではなさそうだ。しかし、予定された時間は90分。これは講演というよりも講義のサイズである。そこで悩んだ末に、最初の3分の1で細菌感染の基礎的な講義をして、残り3分の2で我々の研究の話をがっつりする構成にした。、、けれど、どうやらあんまり上手くいかなかったみたい。聴講者の反応はいま一つ、、。会場には宮崎大医学部の林哲也教授がいてやたらとプレッシャーを感じるし、色んな年齢層の聴講者がいてまるで市民講座みたいな雰囲気だし、、。そもそも、私の気合いがちょっと足らんかった。やっぱりどういう状況でも対応できるように色んな講演パターンを持っとかないといけない。まだまだ修行が足らんと、先週のベルリンにつづいて反省する結果になった。ちょっとスランプかな、、どうも近頃、納得いくトークができないことが多い。

IMG_1125.png 講演が終わるともう午後の8時になっていた。夜は三澤さんのお宅でご馳走になる。私は三澤さんの奥さんとも旧知の仲である。美味しいものを頂きながら、やいのやいのとあんな話やこんな話で盛り上がる。宮崎名物のなんやらブタ(また名前忘れた)と宮崎牛(あ、これも名前忘れた)のしゃぶしゃぶとお刺身、美味しゅうございました。

 三澤さんは、学生の時代から、実直でひたすら真面目である。逆境にあっても折れない真面目さがある。宮崎大学に限らずいまの大学の教授は、私のような研究所に所属している教員とちがって、大学運営や教育研究その他の雑用で忙しい。三澤さんのように有能な人間はなおさらだ。それに研究室のスタッフも少ない。会う度に三澤さんは疲れた様子だが、しかし、研究の話をする時はきまって熱がこもる。もし私が同じような立場だったら、三澤さんほど一生懸命研究を続けているかどうかわからない、、。

 大学院生時代、三澤さんと私は同じ下宿に住んでいたが、学生として一緒に過ごしたのは1年間だけである。けれどその1年間、毎晩のように飲んでは、「いやー、これがね、面白いんだよ」と東京育ちのくせに宮崎なまりで研究の話をしていたものだ。

 その口調は、30年近く経った今も全く変わっていない。

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posted by Yas at 23:11| Comment(1) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あちらこちらへご出張ご苦労さまです。
三澤先生飲んでますね〜お顔真っ赤やし。
奥様は相変わらずお若い!
宮崎はまだ扇風機が必要なのですね〜
Posted by kazuseto21 at 2011年11月18日 00:35
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