2011年10月18日

訃報 ー 阪口玄二先生

 今朝、私の恩師である阪口玄二先生が亡くなられた。ご冥福をお祈り申し上げます。

 阪口先生は私の大学院時代の研究室の教授でいらした。阪口先生の研究室は、実験に関わる多くのことがシステム化されていて、誠に合理的で効率の良い研究室だった。その精神はそのまま私の研究室運営の精神になっている。英語へのこだわり(阪口先生のそれとは比べ物にならないが)も、間違いなく先生の影響を受けてのものだと思う。それと、30年近く前に、いまのコンピュータでは一般的になっているGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)や、WYSIWYG (What you see is what you get) を具現化した富士ゼロックス製のワープロを初めて見せていただいたのも、阪口先生の教授室だった。私がスライドの構図やテキストのフォントに凝るのは、この時の印象が強かったからかもしれない。

 今日の昼頃、このブログを運営していてアドレスを公開している関係からか、直接ご家族からお知らせをいただいた。ご家族・ご親族の皆様には、謹んでお悔やみ申し上げます。

 数年前から、何度か体調を崩されているとは聞いていたが、そんなに深刻だとは思っていなかった。ここ数年は、先生がお住まいの宮崎に仕事で何度か出かけていたのに、お宅までお訪ねしなかったのが悔やまれる。いずれまた、あらためてお会いすることが必ずあると思っていただけに、実に残念でならない。
 
 阪口先生、本当にありがとうございました。


*:関係の先生方へ。 葬儀はご親族のみで執り行われるとのことでした。当ページでの、ご連絡先等のお知らせは控えさせていただきます。

posted by Yas at 21:43| Comment(2) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
阪口先生の訃報は新聞で知りました。
この夏のお中元に贈った「アイスクリーム」のお礼の電話が最後となってしまいました。具合が良くないとはその時から聞いていましたが・・・・ご冥福をお祈りします。
私は平成2年卒で堀口先生のずいぶん後輩です。退官される阪口先生の最後の学生で先生と奥さんにご迷惑ばかりかけていました。
堀口先生を含め研究者の道に進んでいく公衆衛生研究室において、動物病院の道に進んでしまい、ボツリヌス菌やタンパク毒素の精製と関係のない仕事となってしまいましたが、阪口先生の「どっちにしようか迷ったときは面倒くさい方を選べ。まず間違いない」という教えは今も日常の動物診療に生かされています。阪口先生、本当にありがとうございました。
Posted by 安井久尚 at 2011年10月21日 10:54

 安井君ですね。大学前の飲み屋で飲んだことありましたよね。覚えてます。

 阪口研での経験は、そのあとどんな道に進んでも役に立つものだと思います。何かの機会に、旧阪口研の卒業生で同窓会ができればいいですね、。

Posted by Yas at 2011年10月23日 18:55
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