2011年02月22日

Giampietro Schiavo

 先週来、ずっと苦しめられていた風邪からやっと解放されたかな、、というこの月曜日、ロンドンからGiampietro Schiavo が微研にやってきた。

 Prof. Schiavo は Cancer Research UK London Research Institute に研究室を持っている。イタリア人である。20年ほど前にボツリヌス毒素がシナプトブレビンを切断することを世界ではじめて解明した。さらに、ボツリヌス毒素や破傷風毒素などの細菌性神経毒素の利用を切り口にして、神経細胞の軸索輸送のメカニズムや意義を理解しようとしている。私との研究の接点は直接ないのだが、彼の奥さんが昔の私の論文を読んでいたり、本人が私の投稿論文を審査していたりということがあったようだ。そのことを、第二回のAIFII (Awaji International Forum on Infection and Immunity) で演者として彼を招待したとき、彼が私に話してくれた。それ以来、ロンドンや大阪で会っては楽しく話をさせてもらっている。

 紳士である。人を不快にしないようにいつも周囲に気をつかっている。研究の話も政治の話も、なんでもマジメに一生懸命話す。日本や日本人のメンタリティーが好きだと云う。日本の食べ物には目がない。ロンドンでも自分で魚を捌いて刺身を作るそうだ。うどんだってラーメンだって好きだというので、昨日の昼食には天下一品のラーメンをご馳走したけど、大丈夫だったかな、、。

 夕方に予定されたセミナーは、直接には感染症とは関係のないタイトルだっただけに聴衆の入りが気になったが心配することはなかった。ここでも彼は、気をつかってか、特に病原体や毒素の軸索輸送の話題を多く盛り込んでいたように思う。

 夜はミシュラン1つ星の「ながほり」で、目加田先生と藤永さんと4人で夕食を楽しむ。(この「ながほり」、以前は長堀橋近くにあったのに、私の実家の近くに移転していたので驚いた)
「ここの刺身は美味い」と彼が言う。ふむ。ほんとに刺身の味がわかるみたい。夕食後、藤永さんと吹田方面に戻る彼と別れて、なぜか目加田先生と一緒に「伝真田の抜け穴」などを見物しながら懐かしい道を玉造駅方面に帰る。

 彼は今朝、新幹線で東京に向かったはずである。日本を離れるのはこの週末と聞いた。Prof. Schiavo ( gipi というのが通称だそうだ)、また会いましょう。

 
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posted by Yas at 22:35| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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