2011年02月03日

西川禎一先生

 先週の木曜日は、東京出張。ある研究費の班会議で世田谷は桜新町の、とある研究所に出向いた。桜新町駅周辺の町並みは落ち着いていて私のお気に入りだ。この街はサザエさんの故郷でもある。

 昼食を班員の方々と一緒にすませ、そのあと14−15人程度で成果を報告する。班員のなかには、私の学生時代の先輩である西川禎一さんがいらっしゃる。西川さんは大阪市立大学生活科学研究科の教授である。私が修士課程の学生だった頃、西川さんは博士課程だった。

 大学院生というのは生意気盛りなものだ。しかも、点数で自分たちの優劣を決められた高校・大学学部時代の軛(クビキ)から外れたこともあってか、点数評価ではない曖昧な根拠で、やたらと同級生や先輩の品定めするのが流行った。色んな研究室の仲間を見ては「あの人はサイエンスのセンスがある」とか「あいつはアタマが切れる」とか言い合ったものだ。まぁ、はっきり云って、だいたいみんな大したことはないのだが(すいません、生意気云いました)、、。

 そんななか、後輩達から「あの人はすごい」と慕われてきた西川さんは、四半世紀過ぎた今でも大学院生時代の輝きを放っていらっしゃる。いまでも「すごい」のだ。研究への情熱はどこまでも熱く、仕事は真面目でフットワークが軽い。表情はいつも明るく、あふれるバイタリティーで疲れなどとは無縁のようだ。

 いまの研究室は決してスタッフに恵まれているわけではない。というよりも、かなりたいへんな状況で、西川さん一人でたくさんの学生の面倒を見て、研究室の運営も一人でこなされているようだ。それでいて新しい技術や情報にも貪欲で、線虫を使ったりマイクロアレイを使ったり、一人で新しい勉強をして学生の尻を叩いて結果を出すのはたいへんなことだと思うのだが、それで毎回の学会で面白い成果を発表されている。しかも、ただ物珍しいネタということではなく論理的に堅実に実験を重ねられている。これには頭が下がるばかりである。

 西川さんはどこまでも明るい。この日も、大阪府立大学の星先生と私と三人で帰ったのだが、新幹線車中でもビールを飲みまくって喋りまくった。もう、いい歳になって新幹線でビールを飲みまくるなんてことは、この班会議で西川さんと帰阪するとき以外にはない。

 あのバイタリティー、あの明るさ、、。 見習いたい先輩である。

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posted by Yas at 23:08| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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