2010年11月15日

ホリプレ・論文篇 「はじめのはじめに」

 午前中にちょっとした雑用をすませたあと、北所さんとの共著になる論文の Discussion のパートを書く。タンパク質の構造の仕事なので、結果のパートは専門家である北所さんに基本的にお願いしている。それで、北所さんの構成した図表と結果の最終形を想像しながらDiscussion を書くことになる。原稿があがってくるまで待てばいいのだが、他の研究グループと競合しているようなので急がなければならない事情がある。

 ところで、「ホリプレ・論文篇を始めます」と書いてからしばらく経った。その間にもうすでに何人かの方から励ましのお言葉までいただいた。けれど実は、何をどう書きはじめたらよいのやら、本人は悩んでいる。例えば、結果の内容を見ずにとりあえず Discussion を書くような今回の論文の書き方は、もちろん私の普通の論文の書き方ではない。でも、おそらく今回はそうして論文を仕上げてしまう。その次に論文を書く時は、また違うやり方になるだろう。つまり、状況によって論文執筆の作法は違う。

 それに、論文作成の過程は他人からは見えにくい。だから、みんなが一体どんなやり方で論文を書いているのか、実はよくわからない。さらに論文の出来上がりまでには、共著者やレビューア、あるいは編集者などの手が入るのが普通なので、プレゼンのように演者のナマの作品に触れる機会も少ない。つまり、出来上がって雑誌に掲載されている論文を見ても、作成過程の瑕疵は見えにくいのだ(実験の手順や論理の展開が拙かったりすると、それはわかるけれどね)。

 ということで、「『ホリプレ・論文篇』で論文の書き方を順を追って説明するのは難しい」ということに思い至って少し悩んでいる。

 もうちょっと考えてみる。本編をはじめるまでちょいと時間がかかるかも、、でもみんな別に待ってないですよね、、。

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この記事へのコメント
ありがとうございます!!私は、阪口玄二の娘です。現在京都府宮津市に住んでいます。父は今、宮崎の大学病院でがんと闘っています。
父の性格も知っていただいて、研究も頑張っていらっしゃるほりさん、どうか父の為にも頑張ってください。大学院にいらっしゃった時、もしかしてうちにも来ていただきましたか?お会いしたことがあるかもしれません。小崎先生とは、よくお会いしましたが。では、続きも、期待しております。
Posted by 高橋(阪口)詞子 at 2011年10月07日 12:28
 コメントありがとうございます。その昔、博士学生時代に、研究室旅行で栗田湾に面したレストラン兼ペンションにお世話になったことを覚えております。あの時に、私は博士課程の1年だったと思います。

 そうですか、阪口先生がそのような状況とは全く知りませんでした。実はほとんど毎年、宮崎大学には講義やセミナーで出張に出向いております。そうと知っておりましたら、お見舞いさせていただきましたのに、、。今年も宮崎出張の予定はありますが、まだ日程が決まっておりませんが、、また個人的にできればご連絡させていただきます。

 本当にコメントをお寄せいただきありがとうございました。
Posted by Yas at 2011年10月08日 23:22
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