2007年09月04日

小安重夫


 小安先生はとってもアクティブである。

 いま出席している「あわじフォーラム(AIFII)」でも、「感染症沖縄フォーラム」でも、感染症・免疫関連の会議(ひょっとしたらそれ以外でも)では必ず前の席に陣取って、発表講演に鋭い目を向ける。そしてかなりの確率で質問する。その講演内容が、専門の免疫学であろうと、ウイルス学であろうと寄生虫学であろうと細菌学であろうと、質問する。
 学問をやっている方ならおわかりになると思うが、質問するためには、その領域に関してのそれなりの知識とトレンドの理解が必要である。小安先生は感染症学やあるいは生命科学全般に、ホントに幅広い知識を持ってられるのでこれが可能なのだ。
 それと科学に対する飽くなき好奇心。例えば大阪でいえば、「儲かりまっか?」くらいのノリで「III型分泌装置で分泌されるエフェクターと狭義の細菌毒素で同じ作用があるとして、どちらのほうが比活性が高いと考えられるの?」とすれ違いざまに尋ねられたりする。小安先生は好奇心のカタマリだ。私はそんな小安先生を尊敬してやまない。

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小安先生。かんぱ〜い、、。



 たまたま、昨晩の食事に「寿司を喰いたい」と、「あわじフォーラム」でお世話になっているホテルのフロントで寿司屋さんを紹介してもらい、小安・菊谷の両先生と私で少し離れた場所にある寿司屋にタクシーを飛ばして向かうことになった。この寿司屋さん、こう書いてはスマンが失敗だった。親父さんは気さくで話し好きで良い人のようなのだが、店が不潔。おまけに、3ヶ月前から「寿司だけでは食っていけん」と焼き鳥やら居酒屋風の一品やらをメニューに加え、要するに何屋さんやらわからん状態になっていた。客はいったい何を注文したらいいのやら、、メニューのどれを見ても美味そうには思えないのだ。
 私はすぐに食欲をなくしてギブアップ。生ビールをひたすら飲むモードに変更した。

 ところが、小安先生はやはり違う。まるで意地になったかのように、ショウケースに並ぶ数少ない寿司ネタの握りを全て注文しだしたのである。ん〜、さすがに素晴らしい探求心をお持ちである。
「申し訳ないですが、ハマチを握ってもらえますか?」「つぎは、イカをお願いします」、、、しかも腰が低い!! 

 「学識は高く、腰は低く」、、、私はここに小安重夫の秘密を見た気がした。 
 
posted by Yas at 18:19| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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