2010年10月01日

「曼珠沙華」という山口百恵の唄があった

 曼珠沙華は不思議な花である。夏の暑いあいだはその気配を全く見せず、涼しくなると突然に周囲を圧倒するように鮮やかな花を咲かせる。この花がそういう花であることに気がついたのは、自転車通勤のおかげだ。

 この時期は、毎年いきなり曼珠沙華が紅い花を咲かせて、自転車通勤でいつも見慣れた景色を一変させる。毎年、本当にびっくりさせられる。それが不思議で去年は少し観察した。すると、ちょうど涼しくなって夏の雑草が勢いをなくした頃に、曼珠沙華が茎を急速に伸ばして花を咲かせるので、鮮やかに景色を一変させるように見えるのだ。見事な咲きっぷりである。

 ところが今年は少し様子が違った。
IMG_0719.JPG 今年の猛暑の影響か、周囲の雑草がまだ元気なのだ。んで、残念ながらさすがの曼珠沙華もあまり目立たない、、。

、、、曼珠沙華は毒草である。毒の本体は植物アルカロイドのリコリンである。毒性は自然毒にしてはあまり高くない。青酸カリの1/4-1/5くらいの致死活性である、、、。あ、青酸カリは細菌毒素の代表格であるボツリヌス毒素の1/1,000,000 - 1/5,000,000 くらいの毒力である。、、、、、一応、細菌毒素が専門ですので、、、、、。なぜそんなに高い毒力を細菌毒素が持ち得るのか? が疑問で研究しております。興味のある方は一度研究室に来てみてくださいませ、、、、、、、、、、、、、、、学生募集!




追記:このエントリを書いたあと、気になって調べてみたら、曼珠沙華には周囲の雑草の生育抑制作用があるという文献を見つけた。んでその、植物抑制作用の本体がリコリンだという、、、。もしそれが正しいのなら、いきなり周囲を圧倒するほど鮮やかに花を咲かせる理屈は科学的に説明ができるわけだ、、。ふうん、、。


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posted by Yas at 23:20| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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