2010年09月22日

「若コロたん」、、真面目なお誘い

 色々な立場のそれぞれの先生方で意見は様々だと思うが、日本の医科系細菌学の研究領域は体質が古く、閉鎖的で、周囲の生命科学分野に比べて立ち遅れている点が目に付く、と私は感じている。研究領域のコミュニティーの性格は研究のクォリティーに少なからず反映される。真摯に研究に向きあって立派な成果を上げておられる先生がこの領域にもいらっしゃることは認めるが、残念ながら研究領域全体で見ると(私を含めて)外部にアピールできる力になるほどの研究レベルではない。自らの力不足も含めて、そんなことを考えているともどかしいばかりである。

 全体の研究レベルを上げるためには、良質なコミュニティーが必要だ。たとえ、われわれの世代が力及ばず息絶えても、次の世代がそれよりもハイレベルのパフォーマンスを示してくれるようになるのならそれでいい。そういう意味で私はコミュニティーの力を信じている。

 喫緊の問題は、若い世代の人材不足とそれに伴う重苦しい閉塞感だ。だが若手人材の発掘のために、そもそも若手の少ない医科系細菌学領域の内部で問題を云々していても解決の糸口は見つからない。生態系、環境系、生物系、植物系、医科系の細菌学研究者が「細菌」をキーワードに交流を広め、研究の裾野を広げることが細菌学研究領域全体の活性化に繋がると、私は考えている。

 さぁ、そこで、お立ち会い、、。

cover_crop.jpg 細菌学・若手コロッセウムだ。このキャラクターの名は「若コロたん」
第4回若手コロッセウムの世話人だった法政大・川岸さんが、お知り合いの生命科学系イラストレーターの太田寿さんにお願いして描いていただいたとのことだ。命名は北里・あべっちとか、、。

 細菌学・若手コロッセウムは細菌を扱うすべての研究領域を対象にする。「若手」とあるのでいちおう若手中心を目指すが年齢制限はない。自称若手でも切磋琢磨を旨とする者ならば誰でも参加 OK だ。

運営主体は以下の有志(敬称略)グループである。
京都薬科大   :皆川 周
法政大学    :西山 宗一郎
久留米大学   :清水 隆
鈴鹿医療科学大学:森田 鉄兵

 来年は高知大学の曳地さん・大西さんのお世話になって、8月8ー10日に開催される予定だ。われこそはと思う者は次のアナウンスメントを待て。

 集えっ、、「若コロたん」のもとに、、、、、



posted by Yas at 23:23| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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