2007年06月09日

バイオエタノールとケータイ

 バイオエタノールがわからん。

 トウモロコシやらの穀類の糖を発酵させてエタノールを作り、これをガソリンに混ぜて燃料とする。二酸化炭素を消費して成長する植物を原料にした燃料を燃焼させても、生じる二酸化炭素は消費された二酸化炭素と相殺される(カーボンニュートラルというそうな)ので環境に優しい、という。この理屈がわからん。カーボンニュートラルという理屈はひょっとして京都議定書の枠組みの中だけで成立する考え方ではないのか? そんなものは国のあいだの契約の問題であって、それ(カーボンニュートラルという考え方)が地球に優しいかどうかとは関係がない、と思うのは私だけだろうか?
 本来食糧として流通していたものに、「食糧である」ということ以外の変な価値をつけて経済市場にのせようとしているのもわからん。いずれ世界は食糧不足に見舞われるとかいう予測はどうなったのか? 何よりも気に入らないのは、そんなバイオエタノールが明るい未来を保証する希望の星のようなとらえられ方をしていること。そんなはずもなかろうに、、。あるバイオ燃料の宣伝文句によると、「政府は石油代替で環境に優しいバイオ燃料を推進する「バイオマス・ニッポン総合戦略」を策定、自動車用燃料としての利用を進めるためのバイオマス化研究が進められている」そうである、、。ん〜、、気に入らん。トウモロコシは食べて、化石燃料は燃やさない、のがベストではないのか? でないと実質的には二酸化炭素の排出量は減らない! 誰が考えてもわかるはずの理屈である。

 話は変わる。愚息は京都で下宿している。聞くところによると、アパートにはADSLを引き、どこどこ方面の電話には○○、だれだれ方面の電話には××携帯会社とふたつのモバイルフォンを持っていて、それで家計が苦しいと言っているそうだ。彼の言い分によるとどこどこ方面の電話には○○の方が安くつき、だれだれに電話するには××の何とかプランの方が圧倒的にお得らしい。(私はどう考えても○○で通話もデータ通信もできるようにして、ADSLと××を解約するのが経済的だと思うが、、)とにかく、彼はそれで節約をしている、と主張する。それで個人のIT通信費の総額が減少するのなら、携帯キャリア会社は全ての会社を併せての契約者数が増えれば増えるほど収益が減少する理屈になる。んなアホな、、どこかひとつの会社に決めないと、通信関連の支払総額は下がらんやろ、、。

 この愚息の理屈は先のバイオエタノールのカーボンニュートラルの理屈と同じで、似たような視点が欠けているように思うんだが、どうだろう?

  
posted by Yas at 19:17| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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