2010年01月17日

アバターは箕面で観ろ。

 この週末は、科研費特定領域「感染マトリックス」の班会議。
班会議の度に書いているけれど、私の担当する「細菌毒素」研究の領域は「感染症」研究の守備範囲からどんどん乖離していっていると思う。この特定領域研究が始まって4年が経っているけれど、そのあいだにも両者の距離はどんどん広がっていていまや共通に語ることのできるキーワードさえ失われつつある。細菌毒素研究者(そんな専門分野がまだあるとすれば)はそのことを肝に銘じて、研究目的の再検討や新たな領域の開拓を考えないと将来はない。ちょっとエラそうだけれど、あえて(自分に対しても)言っておきたい。このことについてはいずれまた、どこかで書くとして、、、。

 ところで、。

 今回の東京出張では金曜日の夜に時間が空いた。私の場合、出張の合間に時間ができると映画館に向かうのが習わしである(といっても、この頃の出張はせわしなくて、もう10年以上そんなことはしていないけど)。それで、いま映画なら「アバター」だろう。ということで、錦糸町にあるシネコンで噂の3D映画を観た。
 が、前日の夜、班会議の懇親会+二次会でお酒を沢山いただいていたので、あいにく私は寝不足プラスちょっとアルコール残り気味という悪コンディションである。これが災いした。上映中に3D酔いして何度も目が疲れて3Dメガネを外し、少なくとも2回ほど吐き気がして、2回以上は目を閉じて(一瞬だけど)居眠りした。うぅ〜、気持ち悪い映画じゃ。そんなにまでして3Dにせんでもええやろ、というくらい。おかげで、スーツを着て一人で平日に映画を観ながら、ときおり嘔吐(えず)くという変なオッサンになってしまった。
 映画のストーリーは普通。すでに色んな映画で採用されてきたモチーフや仕掛けの継ぎ合わせのようにも見える。あくまで映像で見せる映画のように感じた。ジェームス・キャメロン監督作品なら、「タイタニック」の方が断然よろし。というのが私の感想である。あ、そうそう、シガニーウィーバー演じる研究者がエッペンドルフ製のマイクロピペットを使う場面があるんだけど、その時のピペットの持ち方が「それでは何もできんやろ」というくらい変だった。まぁ、そんなもんでしょうけどね。

 しかし気持ち悪かった。ほんとにこんなので、宣伝文句で云われるように、新しい映像の世界が拓けるのか? と思っていると、私のお気に入りブログのいくつかで「アバターはIMAX3Dで見ろ」という情報を目にした。なんでも、3D映像を実現化する現行の技術は4種類あって、そのうちのIMAX3Dで観ないとアバターの映像の素晴らしさはわからない、とか(方式の違いによる鑑賞具合の比較はこちらに詳しい)。そもそもジェームス・キャメロン監督はIMAX3Dを念頭にしてこの映画を撮影した、、とか。、、、しかも、IMAX3Dで上映できる映画館は国内に数カ所しかない、とか。、、しかもしかも、その数少ないIMAX3D上映館が箕面にあるとか、,,。

 あ、そうなのか。私が観た錦糸町の映画館は残念ながらIMAX3Dではなかった。別の方式の3D映像だから気持ち悪くなっても仕方なかったのかも(そんなこたぁないか?、、)。

 でも、大阪近郊にお住まいの皆さ〜ん。箕面に行けば「めちゃ素晴らしい」といわれるIMAX3Dのアバターが観られるらしいのだ。興味ある方は急げっ。、、全国に数カ所でしか経験できない映像を経験できるのだ、,。

 あ、オレはもういいです。

posted by Yas at 15:16| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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