2006年12月06日

英文校閲

 年末年始に向けて、片付けないといけない仕事の目白押し。昨日と今日で論文の改訂は一応終了した。カバーレターを書いて再投稿といきたいが、わたしら日本人にとっては宿命の英文校閲を業者に依頼しないといけない。この英文校閲、みなさんどうされているだろうか?学生時代から色んな先生の仕事を勉強させてもらってきて感じてきたことだが、研究と論文発表を大事にされる先生ほど入念に英文校閲されるように思う。英文校閲業者もピンキリだと思うが、このような先生はこんなときオカネにイトメを付けない。大づかみに見てみると、確かに高額な料金を請求する業者はきめ細かく英文校閲してくれているように思う。

 むかしむかし、学生時代、研究室のボスで恩師であった阪口玄二先生は英語に堪能で、少し前なら研究室でよく見かけたベストセラー、「科学者のための英文手紙文例集(講談社サイエンティフィック)」を続刊をあわせて2冊も上梓されていた。論文を書いて見ていただくと、「おまえちょっとここに座れ」と言われて軽く3時間ほど英語について説教された。論文を書くたびにこの説教(講義というべきか)があったので、大学院を修了する頃には曲がりなりにも一応にもひとりで論文を書き上げるだけのことはできるようになった。やがて、「poor English」というコメントがついても最終的には論文が採択されるということに味を占め、英文校閲を外部委託することナシに論文を投稿してきた。英文校閲に出すようになったのは微研に移ってきてからである。

 助手になってしばらくした頃、実験の関係で木下タロウ先生の研究室に入り浸るような格好で実験をしていたある時期、英文校閲のハナシになった。タロウ先生は「自分がレフェリーを依頼されて無報酬にもかかわらず(大抵そうだが)引き受けて担当した論文の英語がひどいと頭に来る」という意味のこといわれた。なるほど、、と素直な私は納得し、ちょうど高いグレード(あんまり良い言い方ではないけど)の雑誌を目指して論文を投稿するようになってきたのも手伝ってそれから英文校閲を依頼するようになった。最初は安い料金設定の業者から、、やがてその校閲ぶりに不満が出るようになるとさらに高みを目指して質の高い添削をしてもらおうと考える。

 こうして、英文校閲業者に対する評価が厳しくなる。、、、自分の英語力が上達しないのを棚に上げながら、、、「なんやこの英文校閲は、、あかんのぅ、なっとらんがな」。
 
posted by Yas at 23:31| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もいろいろ校正会社を使いましたが、値段と質を考えるとおすすめは
http://www.uni-edit.net/です。

何回か再校閲もお願いしたのですが満足いくまで親身になってくれて気持ちよくやり取りができましたよ。
Posted by マリオ at 2010年06月08日 20:44
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]