2006年11月15日

魅惑の韓国出張(3日目~)

 3日目。どうも韓国のビールとウイスキーと焼酎は「バクダン」を作ったときに飲みやすい味になるように調製されているようである。だからどれも単体で飲むと適当に軽い。そして、どこに行っても出てくるビールとウイスキーと焼酎の銘柄は同じなのだ。つまり、どこに行っても同じお酒の三点セット(厳密には食事するところではビールと焼酎、飲むところではビールとウイスキー)が出てくる。ん〜、バクダンを乾杯しあって飲みまくる習慣はそれほど韓国社会(ひょっとしたら光州周辺だけ?)に深く根付いているのかも知れない。朝から頭が痛いし眠たいし、二日酔い気味で会場に向かう。

 この調子だと最初のデリタ先生の基調講演の間にきっと眠ってしまうだろうと思っていたのだが、存外興味深い内容で、しかも話の途中で実験結果の解釈と論旨の展開方向が一致しないことに気がついた。う〜、こうなると身体的にも学問的にも気持ち悪い。たまらず質問した。ところが、そもそも英語が上手くないうえに二日酔いも手伝ってひどい英語で質問してしまい、満場に英語下手をさらす羽目になってしまった。かっちょ悪いが、それ以上に講演の論旨がおかしい方が気にかかる。結局、デリタ先生、私の質問には「いい質問だけど、そこのところは実験やってないのよ、ゴメンしてチョ」ということを大げさな表現で英語で喋りまくって応えてくれた。他人の質問を良いとか悪いとか言う前に(欧米人はこれをよく言うが)、ちゃんと実験しろよ、と心の中で日本語で思う。

 二日酔い駆逐のためには血糖値を上げるのが一番である。んで、会場に用意されたアメやチョコレートを食べまくり、お昼ご飯も過ぎた頃にやっと身体が落ち着いてきた。最後のセッションの座長を務め、予定のすべてが無事終了。韓国政府は実用面に還元できない基礎研究は原則として認めてくれないとか言うことで、韓国側の研究発表は応用研究を意識したものが多い、というかほとんど全てがそうであった。このあと、焼き肉でフェアウェルパーティー。肉は美味しかった。でもまたまたバクダンが登場。そこで、下手な英語での質問が良かったのか、座長を務めたときの何かが琴線にふれたのか、色んな人が私のところにやってきて「ホリグチ、また来年は大阪で会おうぜっ!」と、なにやら気に入ってくださった様子でバクダンを勧めまくる。乾杯する、飲む。こっちも嬉しくなって飲む、また飲む。パーティーの締めに挨拶をしろと韓国側の先生方に指名されるがここでもアホ英語を披露してしまい、おまけに韓国側の先生方に謝意を表すことなく終わってしまった。少したって気がついて後悔したがまさに後の祭りだった。二次会三次会とバクダン乾杯は延々と続き、最後は全南大学医学部微生物学教室の教授、チョイ先生とカラオケで五輪真弓の「恋人よ」を熱唱する。(前日は長渕剛の「とんぼ」をやはり二人で熱唱したのだった)。こうして、3日目の夜は更けていったのである。、、、次の日、光州から仁川空港に到着するまでのバスや飛行機の中でのたうち回ったのはゆーまでもない!(以上、韓国出張報告終わり、長い連載ですまん)

 追記:次の日、エクスカーションのバスの出発時間に寝過ごして、みなさんを25分ほど待たせてしまいました。すいませんでした。(でも本当はもっと前に起きていたのだけれど、体調超不良だったのでエクスカーションはパスして単独で直接空港に行こうと思っていたのです。そのことが、伝え方が悪くてみなさんに伝わっていなかったのよ、、、、、、、信じて!。)
posted by Yas at 17:38| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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