2006年10月05日

SAVVY

 秋である。「あききぬと めにはさやかにみえねども かぜのおとにぞおどろかれぬる」。食欲の秋ともいう。おいしい魚でお酒を飲みたいな。イタリアンもええんちゃうん?とか思いながらマミちゃんの愛読する「大人のウォーカー」と「あまから手帖」をパラパラとながめる。そもそも阪大の吹田キャンパスは住宅街と万博公園に囲まれていて、ちょいとそこで一杯やりましょか、とはいかないところが味気ない。グルメ本でもながめて憂さを晴らす。だいたい私は「いい旅夢気分」や「ローカル線各駅停車の旅」みたいな旅行もののテレビ番組が大好きで、バーチャルでいい湯につかって新鮮な魚介類を楽しみながら家で安酒を飲んでいる。だから「あまから手帖」をながめても紹介されているその店に行くことはまずない。基本的に出不精の邪魔臭がりである。

 その点、目加田先生は違う。たいがい、言い方はわるいがあっちこっちをほっつき歩かれていて、例えば阪大キャンパス最寄りの阪急北千里駅から近場の盛り場である天神橋筋界隈(日本一長いアーケードがあったりする)や梅田の裏街などは妙に詳しい。おいしい餃子ならこの店、珍しい日本酒を飲むならここ、沖縄料理はこっちで鰻丼はあっち、と様々に興趣のあるお店に連れて行ってくださる。なんでも、ひとりで隠微な界隈をのぞき歩くのが好きらしい(注:これはご本人の言葉をほぼ忠実に再現したものです)。その徘徊は週末に限らず平日もお構いなしである。そんなことをしていてどうしてあんなに良い仕事ができるのか? 不思議でならないのだが、やはりそれは目加田先生の能力のなせる技なのだろう。

 少し前、細菌毒素仲間のJoe Barbieri とGiampietro Schiavo, と目加田先生と私で天神橋筋で食事やお酒を楽しんでいたとき、私と同じような感慨を持ったのだろうSchiavoが、「Prof. Mekada is savvy」と言った(と思う)。なるほどsavvyか、、。人生の達人みたいでかっちょいい〜。ここにも見習うべき点があるなぁ〜。しかし私は出不精だ。とりあえずおいしいものを食べに行きたいときは目加田先生にお願いすることにしよう。「先生、どっか新鮮な魚介類をふんだんに使った料理をリーズナブルな価格で出してくれるイタ飯屋ありませんか?連れてって。」
posted by Yas at 23:05| Comment(0) | 私的先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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