2009年03月06日

マップを示せ!(ホリプレ5)

 自転車通勤の話。ホリグチのプレゼン、ホリプレ5である。

 いま、世の中では自転車通勤が流行しています。私は7年前にクロスバイクを買って自転車通勤を始めました。そして昨年、シクロクロスに乗り換えたので、いっそう自転車通勤が快適になりました。今日はその効用についてお話ししたいと思います。

 という出だしでお話をする、「自転車通勤の効果」という架空口演。これをみんなで作り上げよう、,。

 この話の結論は、
● 自転車通勤は経済的で健康にもよくて、おまけに環境にも優しい。
 ということにする。このことを聴衆に実感していただくのだ。そのためにどう話を展開すればいいのだろう?

 いまから口演することについて全てを知っているあなたと違って、聴衆は何も知らない。だから、話の前提や必要な予備知識を説明して、聞き手と話し手はいつも情報を共有しなければならない。そのために最初に心がけねばならないのが、「口演のマップ(地図)を示す」ことだ。

 これから話す内容の全体像、つまりマップを示し、演者と聴衆がいまどこにいるのか確認しながら話を進める。これが「マップを示す」ことである。これをするためには色々なテクニックがあるが、最も簡単でよく皆さんが目にするのが、スライドに書かれたアジェンタである。

スライド.002.jpg こんな感じ。このスライドを見せて、
 本日は自転車通勤について、●その実際、ここでは通勤時間や距離のこと、●自転車通勤の経済効果、●自転車通勤の健康への効能、などをお話ししたいと思います。




 んで、次のスライドで、一部を反転。

 スライド.003.jpg最初に、私の自転車通勤の実際についてお話ししたいと思います。

 というやつである。
こんなに手の込んだ方法、しかもスライドの枚数の増えるような方法が15分の講演で必要なのか? あなたが口演に慣れていなくて、わかりやすく話す自信がないのなら躊躇なくこの方法を使うべきだ。なぜなら、そのほうがわかりやすいから。口演の準備では、「聴衆にとってわかりやすい」かどうかということが全てに優先されるべきなのだ。間違っても演者の都合で口演の流れを組んではいけない。

 必要ならば話の途中で「ここまでは○○の話でしたが、では、××について考えると、、、」のようなセリフを挿入する。とっても細かい例になってしまったが、ここで聴衆は話題が○○から××へと移ったことがはっきりとわかる。

 このような工夫が「口演のマップ(地図)を示す」ことである。

 さて、そこで前回から紹介している、口演冒頭の導入部。

 いま、世の中では自転車通勤が流行しています。私は7年前にクロスバイクを買って自転車通勤を始めました。そして昨年、シクロクロスに乗り換えたので、いっそう自転車通勤が快適になりました。今日はその効用についてお話ししたいと思います。

 実は、この導入部には問題がある。

、、、、(つづく)
posted by Yas at 23:05| Comment(0) | ホリプレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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