2008年11月09日

充実の週末

 「生体分子による生物間の攻撃と防御」シンポジウム。雨模様の東京で午前10時前から始まった。4−5年前に東京海洋大の永井さんと飲みながら話し合ったことが(まだほんの端緒とはいえ)やっと実際のカタチになって始まったのだ。

 一応、私の専門は細菌毒素である。だからその領域の先生方のことはよく知っているが、同じ毒性生理活性物質でもカビ毒や海洋毒などの他の分野のこととなるととんと知らない。いったいどんな先生のどんな話が聞けるのやら、、と期待たっぷりで会場に向かう。ところがあいにく私は二日酔いだ(ってエラそうにきっぱり書くことでもないけど、、、前夜、つい飲み過ぎたのよ)。ある意味ではせっかくのハレの日なのに、、(だから前夜に飲み過ぎたと言い訳をしておく)。正木春彦先生の研究室でご用意いただいた演者用の水を分けてもらってなんとか身体の不調をしのぐ。私の講演は午前11時頃。コップを脇に置いて水を飲み飲み、持ち時間をしのぐ。
 きっとミムミムがこの場にいたら「お酒のニオイのする講演でした」とまた言われたかもな、、と思っていたら昼食前にロビーに出ると「酒クサ〜イィ」とアヤッチに怒られた。やっぱそうですか、すいません。でも、講演はちゃんとできたと思うんですけど、、、。

 研究材料も立場も違う先生方の講演はホントに種々多彩で面白かった。私は本会をきっかけに、社会的に刺激のある用語である「毒」という名で毒性生理活性物質を呼ばずに、それに代えた「Biological Impact Molecules」という新用語のもとで新たなコミュニティーを作りましょうと提案している。これを先生方に受け入れていただけるか? 今後の会の運営をどうするのか? まぁいろいろと未解決の問題もあるが、ご出席の先生方には概ね好評だったのではないかと思っている。

 懇親会でたくさんの先生から名刺をいただき(この日は、人生で最もたくさん名刺を他人にお渡しした日だった)、んでご挨拶をいただき、少々人酔い気味で東大をあとにした。午後9時前の新幹線に乗り、JR伊丹駅に戻ってきたのは午後11時45分。長い一日だった。

 明けて今日。日曜日だが、火曜日からの宮崎出張に向けての用意のために出勤する。午前中こそ一人だったが、午後からまずタイからの研修生のチュティマさん、続いてカミちゃんがやってきた。そのあとも続々とみんなが顔をだし、、夕方にはほぼ全員が仕事をしていた(言っとくが、私がみんなに休日の仕事を強制しているわけではない)。研究室はホントにようやく長い低迷をすぎて、普通のレベルで仕事が回転するところまで回復してきたようだ。夕方、ホッとした気分で研究室を出て帰宅。

 充実の土曜日・日曜日だった。、、、ちょっとしんどいけれど、、。
posted by Yas at 21:27| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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