2008年11月07日

生物間の攻撃と防御

   新幹線で東京に向かっている。明日、東京大学の弥生講堂で開催されるシンポジウム「生体分子による生物間の攻撃と防御」に参加するためだ。このシンポジウムは構想4−5年(といってもその頃に酒を飲みながらワイワイと思いついただけ)。その間に明治薬科大学の森田先生、東京海洋大学の永井先生、東京大学の正木先生に相談に乗っていただき、ようやく実現までこぎ着けることができた。

 シンポジウムタイトルだけを見るとピンと来ないかもしれないが、要は地球上にあまた存在する毒物(あるいは毒物の材料になりそうなもの)研究のシンポジウムである。この分野の研究に関しては、国際的にはInternational Society of Toxinology というコミュニティーが存在するが、国内では会員制の「毒素シンポジウム」以外にこれに該当するようなものがない。そのためにそれぞれの研究者の方々は生化学会とか農芸化学会とか、細菌学会などの大きな学会の中でニッチを求めて研究をされているが、「毒」で大きな研究フィールドが形成されることはこれまでなかった。専門のコミュニティーがないと情報の流通量が限られるし、個々の研究のスタイルが内向きがちになる。規模の拡大を図るにも宣伝の場が少ないし、人材獲得のチャンスも乏しい。要するにあんまりいいことはない。そこで、「毒素シンポジウム」のご協力を得て、この分野の国内研究者のオープンな交流をはかるための会を企画したというわけだ。

 細菌毒素もヘビ毒もキノコ毒も昆虫毒もクラゲ毒も、み〜んな「生物間の攻撃と防御の分子(Biological Impact Molecules)」とひっくるめて考えて、一度研究成果をつき合わせてみませんか?というのがとりあえず一回目の狙いである。私自身、はじめてお会いする先生方がほとんどである。う〜、、楽しみ。

 今後、この会がどうなるのかは未定だ(一応、続けてみたいけどよくわからない)。これが最初で最後かもしれない。もし興味がおありなら、是非ご参加を、、、

11月8日(土曜日)、午前9時50分から〜午後6時頃まで、東京大学弥生キャンパス、弥生講堂/一条ホールで開催される。、、、、よろすく。
posted by Yas at 16:37| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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