2008年10月19日

韓国出張(回想)

韓国出張明けの今日は、昼過ぎまで愛犬ミュウと家で留守番だった。その間ゆっくりさせていただいた。そこで昨日までの韓国出張のダイジェスト報告。

 今回の韓国出張は韓日合同微生物シンポジウムに出席するためであった。まぁ、今回は講演のお仕事はなし。最後の2時間のセッションで座長(司会)をするだけだ。わりとお気楽なミッションだが、なんせ私はあんまり海外は好きではない。会場はソウル市内南部の江南(ガンナン)地域の公園内にある教育文化会館(音読みで、鼻から脱力するように発音すると韓国語っぽくなるみたい。この場合は、きょっよょくぅ、むんふぁ、ふぅゎいくゎん、と読めばいい。ただし、ほんとに韓国人の前でそんな発音をして怒られたとしても私は責任を取りません)仁川空港からそこにたどり着くまでに気がついたが、ソウル市内の標識はハングル文字ばかりで何がどこにあるのか全然見当がつかない。オリンピックもサッカーワールドカップも開催した街ならローマ字標記くらいあるだろうと思っていたが、ちょっと驚きである。ただ、親切な人が多いので道を尋ねればだいたい様子はわかる。ただし、英語をわかってくれる人はそれほど多くない。印象的にはフランスの田舎ににているか? まぁ日本もこんなもんかもしれない。

 ホテルのカウンターでは、日本語を話すスタッフがいた。でも申し訳ないが、わかりにくい日本語だ。でも「英語で話してもいいか?」と云うのは一生懸命日本語を話している相手に失礼かも、と思って我慢してなんとかやり取りする。普通、こういうホテルでかなり拙い会話能力で客とやり取りするかなぁ、とちょっと不安を感じたがこれが的中した。私は北里の阿部ちゃんとツインルームを予約したにもかかわらず、別々に来たわれわれに別々にツインルームを手配したり、さらに後に来た笹川研のミムミムとヨッシーはツインルームを予約していたのに、急ごしらえのダブル+エキストラベッドを手配されたり、、。おおらかと云うか、名のあるホテルらしいが、こういうのは日本では考えられない。でもさっきも書いたように街では基本的に親切な人たちが多い。阿部ちゃんと入ったあるレストランでは全然話が通じなかったが、ほかに誰も客がいなかったこともあって店員の賄いを分けてくれたりワインを飲ませてくれたり、帰りにバスターミナルの場所を尋ねた時は上品な女性が汗をかきながらあっちこっちを探しまわってくれたり。前回に光州に行った時は、いつも全南大学の先生のガイド付きだったので、こういう経験はしなかった。

 学会では微研で大学院を経験したホンさん(日本語ペラペラ)とチョイ先生に再会した。チョイ先生が学会パーティーのあとにビアカフェに誘ってくれたので、阿部ちゃんと久留米大のシミズさん、ミムミムとヨッシーと連れ立ってみんなでご相伴させていただいた。チョイ先生は相変わらずバクダンがお好きなようだ。んで、相変わらずパワフルである。チョイ先生に阿部ちゃんを紹介すると、二人は意気投合。やっぱ類は友を呼ぶというのか、エネルギーの発散度(そのベクトルは別にして)の似ている人間は息が合いやすいみたい。

 最終日。飛行機の便まで時間のある阿部ちゃんとミムミム、ヨッシーと私の4人でプチ観光を楽しんだ。目指すは蔘鷄湯(サムゲタン、鳥の煮込みスープ)で有名な、景福宮近くのお店。これはかなりいけた。今度も機会があったら行ってもいいかも。この店のことはヨッシーが綿密に調べてくれた。ヨッシーはハングル文字を勉強し、短期間で少なくとも字を見て発音ができるまでになったらしい。発音ができると日本語のカタカナと同じで外来語は理解できる。それ以外にも今回の出張に必要な情報をビッシリ書いたメモを見せてくれた。ヨッシーの学部時代の指導教員は私の教え子のキャッシーである。そのあと笹川先生の薫陶を受けてはいるが、ヨッシーは私の孫弟子と思わせていただいてもいいだろう。いやいや、孫弟子にこんなしっかりした学生がいるとは嬉しい限りである。ヨッシーから見れば私は何の関係もないオッサンですけどね。

 江南のバスターミナルでみんなと別れ、関空便で仁川空港を発ったのが午後7時半、関空から午後10時前にリムジンバスに乗る。それで iPhone でみなさんに帰国報告したのは前回のエントリどおり。今回の韓国出張、ほかにも色々とあったがとりあえずダイジェスト版報告、ということで。

 そうそう、この出張、現在進行中の「ローマ人の物語」読破作戦を一時中断し、道中の機内でいま話題の東野圭吾「容疑者Xの献身」を読んだ。これ、、直木賞作品だけど、以前の作品の「秘密」や「手紙」とストーリーの振り方(ストーリーそのものはもちろん全く別物ですけどね)が似ている感じがする。「白夜行」の緊迫感や読み進まずにはおれない嫌悪感(これは読まないとわからないかも)や迫力にはちょっとかなわない。私にとっては、まだいまのところ東野圭吾作品のナンバーワンはやっぱり「白夜行」だ。
posted by Yas at 00:00| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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