2017年03月29日

丹生都比売神社とあまの凡愚

 先週の土曜日、和歌山県の橋本近辺に出かけた。同行者は菊谷先生、目加田先生と菊谷先生の研究室の方々(ブログにお名前を書く許可をもらってないので匿名)である。どちらかというと、私は菊谷先生と目加田先生のお供をさせてもらったというのが実際のところかもしれない。

 行き先は丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)とその近くにある蕎麦屋「あまの凡愚」である。どうやら、菊谷先生と目加田先生(と私)が、いつぞやにどこかで飲んでいたときに、以前は大正区にあった蕎麦屋「凡愚」が和歌山県かつらぎ町の天野というところに移転したらしいこと、その天野は菊谷先生のご実家ゆかりの地であることなどが話題になって盛り上がり、ハイキングがてらにそばを食べに行こうということになったらしい(「らしい」というのは、つまり、私はそのことをよく覚えていない。まぁ、お酒を飲んでればよくあることである)。

 北摂からは新今宮か天下茶屋から南海高野線に乗って橋本まで行って JR 和歌山線に乗り換えて4-5駅先の笠田というところで降りる。そこからコミュニティーバスに乗って30分ほど揺られて天野に到着する。結構な距離である。私の住む伊丹からだと朝の7時過ぎのバスに乗って、10時半過ぎに丹生都比売神社に到着する、という案配だ。

IMG_2737.jpg  丹生都比売神社は1700年前の創建。応神天皇が社殿や社領を寄進したと由緒書にある。弘法大師の高野山開山にも関与したという、まさに由緒正しき神社である。菊谷先生はその社家の47代目に当たるということだ。これまた由緒正しい家柄である。神社で、菊谷先生の親類筋に当たる宮司さんから神社の由緒についてお話をしていただき、いい頃合いになったので「あまの凡愚」に向かう。丹生都比売神社からは歩いて5-6分ほどであった。

 IMG_2742.jpg あまの凡愚は蕎麦屋と言うよりも、山小屋でお蕎麦を出しているような風情と佇まいである。間仕切りのない広いフロアには暖炉と石油ストーブが焚かれている。季節の野菜から始まって、太切そば、手挽きそば、変わりそば、そばがき、かも汁そばと続いてデザートとコーヒーで締める。これを3時間ほどかけてゆっくりといただく。まことに贅沢な時間を過ごさせていただいた。


IMG_2743.jpg 腹ごなしに周囲を散策して午後4時半のコミュニティーバスで笠田駅に戻り、往路をそのまま辿って天下茶屋に着く頃にはすっかり夜になった。非常にゆったりとした休日だったのだが、地下鉄堺筋線に乗ったところで「夕飯、食べに行く?」ということで菊谷/目加田先生と私は南森町で下車、そのあとは毎度変わらぬウダウダ言い合うただの飲み会になった。

 せっかくゆっくりした時間を過ごしたのに、、そのまま終われずに最後にウダウダガサガサと飲むのは、きっと自分の落ち着きのない性分のせいである、と思ってワインをたくさんいただいた。

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posted by Yas at 18:02| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

確定申告の季節に

 確定申告の季節である。ことしも取っておいた源泉徴収票を引っ張り出して、e-taxのWebサイトで申告書を作成した。昨年から出張依頼をお断りすることが多くなったので、それほどの手間は掛からない。昨年に比べれば随分と簡単だった。この確定申告の作業、今年は”ある事”を思い出しながらの作業になった。きっと、このあと毎年確定申告のたびに同じように思い出すことになると思う。”その事”とは友人の急逝である。その友人は、昨年のこのブログでの確定申告の話題のFaceBookリンクにコメントを付けてくれた。

「すごい量の源泉徴収票!こんなにあるのに返ってこなくて逆に納税?ややこしいね。私はパソコンから送信するのはカードリーダーがいるとかで、あきらめて、プリントアウトして送りました。混雑した税務署に並ぶ体力がなかったから助かりました。」

 このコメントのあと、4ヶ月と少しで彼女は卵巣癌で亡くなった。何度か私のブログ記事にコメントしてくれていた彼女だが、これが最後のコメントになった。彼女(仮にシオと呼ぶ)は高校の同級生で、やはり同じ同級生で私の親友のバンちゃんの奧さんになった。シオは3年生時のクラスメートで、バンちゃんは同じバスケットボール部のチームメートだった。卒業後もほかの仲間達と一緒によく飲みにいった。バンちゃんは大学卒業後は大手百貨店に就職し、シオは趣味と仕事と主婦業をバランス良くこなす良妻になった。笑顔が無敵の八頭身美人で、私はシオがまゆを引きつらせて怒ったような姿を見た事がない。ひょうきんなところもあって、高校3年生の時、文化祭にクラスで製作した映画(私が脚本・監督を務めた)では女性としては恥ずかしい(と思う)ギャグ連発の脇役を喜んで引き受けてくれた。そんな女性だった。

 これほど親しい友人を失ったのは、わたしにとっては初めてのことである。彼女が亡くなったあと何ヶ月もしてから、例えば夜遅くまで飲み歩いて帰る時、ふと彼女の生前を思い出して涙が出そうになったりする。あるいは何かの事あるごとに「こんなええ加減な事してたら、シオに叱られるな〜」と考えたりする。親しい友人を亡くすというのはそういうことだと思い知った。

 シオの人柄を示すエピソードがある。ある日バンちゃんとシオが、何かの事で言い争いになった。シオにとってはバンちゃんに非があるのに、夫であるバンちゃんは決して頭を下げて謝らない。腹に据えかねたシオは一計を案じた。後日、朝に何気なくバンちゃんの出勤を見送った彼女は、そのあと追うようにしてバンちゃんの勤める百貨店に向かい、開店と同時に入店した。当時、店頭に立つバンちゃんは当然百貨店の玄関で開店直後の来客に頭を下げる。そのバンちゃんの前にニコニコと立ち、見事「いらっしゃいませ」と頭を下げさせて溜飲を下げたそうだ。

 このエピソード、友人の間ではまことにシオらしいと評判なのだが、バンちゃんは「そんな出来事はなかった」と今でも言い張っている。


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posted by Yas at 18:50| Comment(2) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

旧堺燈台とせいろ蕎麦「ちく満」

昨日の日曜日、久しぶりに自転車で出かけた。

ここのところ忙しい(という言い訳で)あまり自転車に乗っていなかった。すると、人間ドックの結果がすこぶるよろしくなくなった。「運動しないと、このままじゃまずいですよ」とお医者さんに言われたので、少し心を入れ替えて時間を作ってでも自転車に乗るようにしようと思った。しかし自転車を続けるのには「運動しないと、このままじゃまずいですよ」の医者の言葉だけでは力が弱い。そこで、自転車用iPhoneホルダー、新しいテールランプ、新しいビンディングシューズ、新しい自転車用ポロシャツ、ウインドブレーカー等々の自転車グッズを今年に入ってからやたらめったら買ってみた。お金を出して買ったからには、使わないと損をする。自転車グッズを使うには自転車に乗らなければならない。、、、というわけだ。、、、、私は自分を限界まで追い込むタイプである。

この日は久しぶりの長距離行なので平坦なコースで、しかも今まであまり足を向けたことのない南の方角に行ってみることにした。取りあえずの目的地は堺市大浜にある旧堺燈台である。ついでにお昼に堺のせいろ蕎麦で有名な「ちく満」に立ち寄ることにした。



こんな感じ。「ちく満」からは環濠に囲まれた旧堺地区を少しだけポタリングして、紀州街道・国道2号・山陽新幹線沿いをたどって伊丹に帰った。61 km 。 これから少しずつ身体を長距離行に慣らして、来年あたりには小学生の頃からの夢だった旧東海道の自転車走破を達成しようかなと思っている。しかしそのためには、もう少し力が必要だ。

ということで旧東海道走破用に、それなりの新しい自転車を買おうかなと思っている。、、、、、私は自分を追い込むタイプである。


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posted by Yas at 22:07| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする