2015年12月27日

年末の反省

 一昨日の土曜日のこと。前日の金曜日にクルマで出勤してそのまま市内に飲みに出かけたので、この日は自転車で大学に向かった。実は、2ヶ月以上前にタイヤとチューブとブレーキワイヤー・バッドを交換してから、自転車には一度も乗っていなかったのだが、。

 天気は上々。気温も高い。タイヤを28C から 25Cに細くしたので走りは軽快だし、ブレーキも静かによく効く。しかしあいにく身体は全然軽快ではなかった。運動不足。前傾姿勢を維持できず首が痛くなる。これはもう全然だめな状態である。17-18 km ほどの平坦な道のりなのに、息が上がるしやたらと時間もかかるし、、。

 運動不足。これは今年の課題だ。明日は仕事納め。来年はなんとかしなくちゃ。


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posted by Yas at 22:17| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日

早石修先生・ジフテリア毒素・ADPリボース転移反応

前回、岡本おさみさんが亡くなったことを書いたが、実はその日、新聞では早石修先生が亡くなられたことが報道されていた。

私などがご経歴を紹介するのは畏れ多いのだが、、、早石先生は大阪帝国大学医学部を卒業されて留学後、京都大学医学部教授、大阪大学医学部教授、東京大学医学部教授を併任も含めて歴任され、私などが研究者として物心ついた頃には財団法人大阪バイオサイエンス研究所長を務められていた。世界が認める偉大な生化学者である。

早石先生のご業績を数え上げるとキリがないが、細菌毒素屋である私が取り上げるとすればやはり、本庶佑・西塚泰美・早石修(いずれも恐れ入りまくってしまうような偉大な研究者である)の名前で発表された、ジフテリア毒素が ADP リボース転移反応を触媒する酵素であることを示した研究になる。私が調べたところでは、この研究に関する最初の論文は1968年の J. Biol. Chem.に掲載されている。ウィキペディアによると本庶先生はこの研究で博士号を取られている。この仕事は、単にジフテリア毒素の作用を解明したということにとどまらない。私の知識では、この研究は酵素活性を持つ細菌毒素を初めて示した研究であるし、NAD の ADP リボース部分が酵素によって転移されうる事を初めて示した研究でもある。

その後、コレラ毒素や百日咳毒素が三量体 GTP結合タンパク質を ADP リボシル化する同様の酵素毒素であることが明らかになり(百日咳毒素の作用は当時北海道大学の宇井理生先生の手によって明らかにされた)、いまではたくさんの細菌毒素が ADPリボース転移酵素であることがわかっている。こうした知見に先鞭をつけたのが早石先生のグループなのである。なぜ多数多種類の細菌毒素が揃いも揃って特殊な ADP リボース転移酵素活性を持っているのか、科学的な理由はわかっていない。あるいは、二匹目三匹目(十匹目とか二十匹目かもしれん)のドジョウを狙った細菌学者がこぞって ADP リボース転移反応を目印に毒素機能の解析をした結果なのかも知れない。

最近はさすがに、新しい ADPリボース転移酵素毒素の発見ラッシュは止んでいるが、それにしても生化学者であり分子生物学者であった本庶先生・早石先生のご研究は、多大な影響を細菌学研究にも与えたのだと言っていいと思う。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


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posted by Yas at 17:42| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月19日

岡本おさみさん

 岡本おさみさんが亡くなった。
 加藤和彦さんが亡くなった時もそうだったが、この喪失感はやはりとてつもなく大きい。

 「りんご」「おきざりにした悲しみは」「旅の宿」「制服」「こっちを向いてくれ」「祭りのあと」「地下鉄に乗って」「ひらひら」「落陽」「いつか夜の雨が」「都万の秋」「君去りし後」、、、いくらでも思い出の唄を数え上げることができるが、、、、

「病んだ街を 見下ろしながら
 野ウサギが 吹き鳴らす
 草笛のように 笑う
 そんな壊れやすい 午後に
 君が好きだ」

 と吉田拓郎さんが唄う「君が好き」がとても好きだった。

「退屈が 誘う夕暮れに
 ワインを 飲みながら
 退屈さを 潤している
 こんな暇つぶしの 夜に
 君が好きだ」

 あかんあかん。思い出すだけで泣いてしまいそう、、。

 冥福をお祈りします。

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posted by Yas at 21:20| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月17日

格安SIMに移行した

前回の記事でも書いたように怒濤の過密スケジュールが先々週にひと段落して、先週からはペースを守った仕事ができているので少し調子がよい。スケジュール過多のときは仕事以外のことは何もする気が起きずに何だか後ろ向きに過ごしていたが、今はいい方向に向いているのだろう、すこしはブログを更新する気にもなってきた。

さてそれで、、、総務省の有識者会議が通信各社に携帯電話料金の値下げを提言したとかいうニュースが先日来流れていたが、それとは全く無関係に、最近、アップルストアからSIMフリーの iPhone 6s を購入して通信会社もソフトバンクからMVNOの格安通信会社に替えた。これまで使っていた iPhone 5 は3年と3ヶ月使った。2年を過ぎた時に端末代金の月払いが終わったにもかかわらず、月々の携帯料金はほとんど下がらないのに愕然として、それ以来格安SIMのことを少しずつ調べて今回ついに通信会社の切り替えに踏み切ったというわけだ。

私が選んだ(といっても大して検討したわけではない)のは IIJmio という通信会社である。この会社は Docomo の通信網を使った格安SIMを提供している。アップルから iPhone 6s が届いてから、ソフトバンクに電話をして MNP 予約番号というのを発行してもらう。これはソフトバンクとの解約を意味するので、電話の相手は「解約を考え直していただければ、新しい iPhone 6s が実質無料で、さらに30,000円分のクーポンが付きますが如何でしょう?」と(多分マニュアル通りの)引き留め工作にかかるが、生憎こちらの意志は堅い。「海外出張のときに SIMフリーの iPhone を使いたいんですよ(ホントはそれほどでもないが)」と丁重にお断りして電話を切る。

それからアマゾンで IIJmio SIM音声通話パックを490円で購入。届いた説明書に従って IIJmio の Web サイトから契約申込みをする。このサイトから直接契約申込みをすると3,000円かかるのだが、あらかじめ音声通話パックを別途購入しておくと490円ですむ。摩訶不思議な仕組みである。申込自体は、免許証などの本人確認書類のアップロードを含めても数十分で終わる。次の日に本人確認完了の連絡が入り、その2日後にはSIMカードが届いた。同梱されている案内に従って電話で開通手続き(これも数分で終わる)をすませると、小1時間ほどで今まで使っていた iPhone 5 の通信状態が「圏外」になり、それからしばらくして新しい SIM カードを装着した iPhone 6s の画面に docomo のサインが点灯した。それから IIJmio のサイトの案内通りに設定ファイルやユーティリティーファイルをインストールして、終わり。そのあと、 iPhone 5 の環境を iPhone 6s に移すのに時間がかかったが(母艦のMacと有線で繋がっていて、かつ iPhone の容量が64GBしかないのに3-4時間かかった)、それから3日間、、快適に使用できている。IIJmio、格安SIM、問題なしである。IIJmio は高速通信のパケット容量を「クーポン」という名前で扱っている。私は 3GB クーポン/月のプランを取りあえず選んだが、低速(最大200kbps)ならクーポンを消費せずに通信を楽しめる。メールチェック程度の使用なら低速でも充分なようだが、Podcast を低速で聴くのはどうやら無理だ。

ちなみに、iPhone 6s - IIJmio の組み合わせで初めてチャットした相手は盟友あべっち。音声通話を初めて着信したのは、たまたま来阪した藤田保健衛生大のツカモトくんからの電話だった。いちおう記念なので、、記録記録、、。


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posted by Yas at 19:32| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月05日

11月は、、、んで、来年は、、、、


 先月はブログ更新が一度だけ。ついに更新回数の最低記録を作ってしまった。こういう事は気にしても仕方ないのだけれど、やっぱり健全じゃない余裕のない生活を送っているのかも、と反省してしまうこの頃である。

 振り返ってみると、先月からこっちにかけて、準備に時間のかかる会議がふたつ。京産大での講演、阪大での講義、宮崎大での講義、若手コロッセウム鹿児島への出席、細菌学会理事会、細菌学会関西支部会、とある研究費の報告会、BMB2015 での講演、、、大切なグラントの申請書作成、、と息つく間もなく時が過ぎ、気がつくと12月になっていた。BMB2015の講演が終わる頃には、「先生、もうこれで少しスケジュールに余裕ができるんですよね、、?」と何人ものラボのメンバーに言われる(慰められる?)ほどであった。

 「師走」に入るたびに毎年同じようなことを書いているけれど、やはり来年こそは仕事のやり方を整理しないと「あぁ忙しい、忙しい、、」とか言っているあいだにやがて定年がやってきておしまい、、みたいなことになりそうである。これはあんまりよろしくない。第一、楽しくない。

 んで、たった今、溜まっていた仕事が一応すべて捌けたのでこれを書いている。ラボには誰もいない。とても静かな環境のなかで、一人静かに反省をしたところである。

 来年はやりますよ、、私は、、、。何をどうするかはとりあえず置いといて、、やりますよぉ、、きっと、。

 と、、今年もまだ一ヶ月あるというのに、勝手に新たな決意をしてみた。
、、、どうするかは知らんが、、とにかくやりますよぉ、、、。


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posted by Yas at 12:11| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする