2013年03月31日

また一週間遅れくらいの報告

 3月31日。年度の最後の日。だからなんか気の効いたことを書きたいのだけれど、だめだ。細菌学会の最終日の報告をしたのが前々回のエントリだった。そのあとも、バタバタとしていて心にあんまり余裕がない。余裕がないから気の効いたことを書けない(余裕があっても書けないかもしれないけれどね、、)。

 3月23日土曜日。恩師の大阪府立大学大学院生命環境科学研究科の小崎俊司先生の最終講義と定年退職記念パーティーが執り行われた。私も退職記念事業の発起人に名を連ねていて、退職記念誌の編集には少し関係しているが、この日の催事の運営には携わっていない。しかし最終講義は小崎先生らしい非常に真面目な講義で、パーティーは実に盛大であった。聞くところによるとパーティーには160名が参加されたそうだ。やはり日頃から人間関係を大切にされていた小崎先生の退職パーティーならではの参加者数である。懐かしい人にもたくさん会った。小崎先生のことはまたいずれゆっくりと書きたいなと思っている。

IMG_1680.jpg 3月24日。愚息が10ヶ月のトロント留学を終えて帰ってきた。彼は東京大学大学院の博士後期課程の1年生である。恵まれた環境と理解のある周囲の方々のおかげで実現した留学のようだ。博士課程の1年生の間に留学させてもらえるなんて、私の大学院生時代と比べてみるとうらやましい限りである。学振の特別研究員にも採択されたとのこと。これ以上ないくらいの順風満帆ぶりである。こんなに順調でええんか? なんかきっと落とし穴があるで、、、と思ったが、よく考えてみると私が大学院生の頃にも同じようなことを周囲から言われていたのを思い出した。、、そうか、じゃぁ順調でいいや。その調子で頑張って欲しい。

 それから、3月28日の夕方に東京に移動、、29日の朝一番のセッションで講演をした。場所は東大駒場キャンパス。日本獣医学会である。15年ぶりくらいの獣医学会の参加になる。懐かしい顔がちらほらと見える会場で気持ちよく楽しく講演させていただいた。朝一番のセッションでの講演に備えて、徒歩で駒場キャンパスにアクセスできる渋谷道玄坂にホテルをとった。道玄坂って、若い頃は原宿表参道と並んで憧れの場所だったが、いまや人ごみ人ごみの喧噪ぶりで、50歳を過ぎたオッサンにはちょっとしんどい街になってしまっている。いまは田町や品川の方がずっといい。

 獣医学会の関係で、クルマを吹田キャンパスに置いたままにしていたので、今日は朝から自転車でクルマをとりに行く。んで、せっかくの桜の季節だ。のんびりと猪名川沿いを北上して、池田から五月山を抜けて山沿いをゆっくり走ってたくさんの桜を楽しんだ。桜満開の下を自転車で走るのは本当に気持ちいい。見事な桜並木がたくさんあったのだけれど、自転車を止めるのがイヤだったので、、
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 結局、大学に到着してからパチリ。

 吹田キャンパスは桜満開だ。でも、今日は学内に入ってすぐにクルマに自転車を積んで家に帰る。そのあとは、ゆっくり寝そべりながらテレビを見て休息を取らせていただいた。、、、



 明日から新年度、、。ゆっくり休ませていただいたし、、、頑張っていきまっしょい。


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2013年03月27日

本日発売!

 長い間かかって原稿を書き上げたホリプレの本が、ようやく本日発売になった。

51PjQWShhwL._SL500_AA300_.jpg「発表が楽しくなる! 研究者の劇的プレゼン術」というタイトルである。この「発表が楽しくなる!」のフレーズはアヤッチが考えてくれた。羊土社から出版。同じ羊土社さんが出版する雑誌「実験医学」での連載を依頼されたのが3年前の2月、単行本化のお話を頂いたのが2年前の5月。いやそれよりも、もっと遡ればこのブログでプレゼンの方法論を初めて書いて、それを「ホリプレ(ホリグチのプレゼン)」と名付けて続き物にしたのが4年前の2月だった。その頃には夢にも思わなかった単行本化、、。ご興味をお持ちの方はみなさま是非ご購入くださいませ。

 内容は研究発表の方法論だけれど、スライドやポスター作成のテクニックよりも研究発表に対する考え方を中心に書いて、いわゆる単なるハウツーものにならないように気をつけたつもりだ。ある意味、読み物として楽しんでいただくこともできるのではないかな、、と欲張っている。

 編集部の方のお話だと、先週に開催された日本再生医療学会では、会場の展示発売ブースで本書がすでに売れていたとか、、。本当にありがたいことである。んで、本当に嬉しい。

「爆発的に売れたりすると、映画化されるかもしれませんね」ナカピョンが言う。
ほんとほんと、、可能性あるな、、あるある、、。
「主役は誰がいいでしょね?」
サーヤがハナシを拡げる拡げる、、。
、、、、そやな、妻夫木くんはちょっとイメージが違うし、、そういえばオレは若い頃は反町隆史に似ていると言われたことがあるけど、、 その前は新沼謙治、、その前は草川祐馬、、。
「、、、反町隆史以外は知りません」
、、、、、、、大泉洋なんかどう?
「どっちかというと明石家さんまじゃないですか?」
いや、さんまちゃんは好きやけど、ちょっとちがうやろ、、。どっちかというと今田耕司かもしれん、、。サバンナの八木なんかも好きやけど、、、

 本の出版とは関係なく、馬鹿話に走ってしまう、、。大阪人の悲しい性である。

 みなさま、、よろしければ書店で実際に手を取っていただき、さらによろしければご購入くださいませ。よろしく、、。

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posted by Yas at 23:07| Comment(2) | ホリプレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

「忙しい3月」の、第86回日本細菌学会

 さて一週間遅れの報告は続く。

 3月18日から20日まで、第86回日本細菌学会が開催された。昨年は国際シンポジウムの座長やら2セッションでの演者やらと割と忙しかった私も、今回はお役目なしということで気楽に学会を楽しませていただいた。この10年間ほどでこの学術総会は随分と様変わりした。その間にプログラム企画の主体が総会長から学会選出の企画委員会に移り、バランスの取れた興味深いテーマでシンポジウムやワークショップのセッションが組まれるようになった。もう少しはっきり言うと「なんでこの人がシンポジウムで演者になってんの?」とか「なんでこんなテーマでセッションが組まれてんの?」と思うことがなくなった。全一般演題の口頭発表がなくなって、密度の濃い口演とディスカッションがなされるようになった。これが実に楽しい。
 
 若手の研究者が総会で目立つようになったのも最近のことだ。初日の「めざせ!細菌学の星☆」というワークショップは、若手(基準は知らない)演者の口演のみで構成されていた。演題の中身は種々雑多で、まぁ学問的にまとまりはないのだが、大学院生を含む若手研究者達があれやこれやとディスカッションする姿はとても楽しかったし頼もしかった。細菌学・若手コロッセウムの運営やらなんやらで関係してきた私も、もう若手のコミュニティーによけいな顔を出す必要はないんじゃないだろうか、、。
 ポスターセッションの討論時間がプログラムの最後に設定されている初日は、ポスター討論時間後に飲み会が自然発生する。、、ということで
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 こんな人たちやら





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 こんな人たちと飲んだ。





IMG_1673.JPG 2日目の懇親会のあとは、若手研究者企画の懇親会。参加者は100名弱。とっても賑やかで熱気むんむんだ。この若手懇親会で元気のある若手研究者をたくさん見て、とっても嬉しくなった。若手の皆さん、微力ながら応援しますから頑張ってください、、。しかし、と思う。 若手が目立って活気があるからといって、彼らの将来に一点の不安もないというわけではない。医学・生命科学の分野全体から見ると、細菌学分野はやはり縮小していると考えざるを得ない。これを抑えるためには、良質の研究を発信し続けるしかないのだろうと思う。あ、それから、大きなグループグラントを細菌学関連分野で採れるようにすることだ、。なんとかしないとね。元気な若手に対して、いくらかでも馬齢を重ねた人間としては真面目に考える。

 3日目。この日まで6連夜で飲み続けていた私はフラフラである。それでもワークショップでは面白い演題が続く。昼からはまたもやポスター討論。会場をブラブラ歩いては声をかけられたり声をかけたりして、ポスター発表の話を聴く。いやー、酒を飲み続けてフラフラやけど面白いど、、。会場に常備された無料のヤクルトを飲みながら、ポスターを見ているとそのうちシャキッとしてきた、、とか思っているうちに総会の一般プログラムが全て終了した。帰りには、眞実ちゃん、安木さん、ナカピョン、サーヤと一緒に新幹線に乗る。このシチュエーションだと、やっぱりビールだ、、、。ということで、結局7夜連続で飲むことになった、、。



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posted by Yas at 23:19| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日

「忙しい3月」の、ある1週間 その2

 この一週間の報告の続き。

 3月16日。前日の飲み会のために、クルマをキャンパス内に置いていったのでこの日は自転車で出勤だ。少しお酒が残っていたが、天気がよくて気持ちがよい。桜にはまだ早いけれど。あ、しまった。毎年楽しんでいた早咲きの桜の樹のあるコースを選べば良かったな、、。とか思いながら愛車のプロントくんを走らせて研究所に到着した。仕事もあるが、次の日から東京出張&学会である。だらしなく伸びた髪の毛が気になったので、早めに切り上げて散髪屋さんに出向いてさっぱりした。夜は、仲野徹せんせ呼びかけの飲み会に参加。出席者は(順不同・敬称略)、中島欽一(奈良先端大)、渡邊利雄(奈良女子大)、仲野 徹、堀口安彦(大阪大)、藤原俊伸(微化研)杉浦麗子(近畿大)、八木田和弘(京都府立医大)、高森茂雄(同志社大)、近藤豊(愛知がんセンター)、山田源(和歌山医大)。みなさん揃って強烈な個性派でハイブロウ、、。たくさんの刺激をもらった。宴会終了後、なじみの寿司職人、谷さんが去年開店した店「鮨/谷燦」がすぐ近くだったので立ち寄った。んで、小一時間ほど、谷さんと相変わらずの馬鹿話をしながら少しだけ寿司をつまんで帰る。

 3月17日。この日は朝から娘のピアノ発表会があった。毎年見にきてくれる義兄夫婦をお迎えして、演奏するはYou Raise Me Up 。わずか6分間の演奏のために滋賀県草津から来てくださって申し訳がない。とか思いながらも、演奏が終わって自宅で昼食をとったあと、飛行機の時間が近づいてきたので私だけ失礼して空港に向かう。



 そこでナカピョンとサーヤと落ち合って、午後3時発のフライトで羽田空港に午後4時10分着。この出張は、日本細菌学会に参加するための出張である。会場は幕張メッセ。そこにすぐに向かうのかというとさにあらず。実は前日に群馬大学の富田教授から電話をもらって、「学会期間中は時間が取れないので、前日に東京近郊で飲みませんか?」とお誘いをいただたのだった。べつに学会期間中に時間が取れなくて富田さんと飲めなくたって構わないのだけれど、、、そんなことを言い出せるはずもなく(ブログに書いてますけど)、彼の指定した錦糸町駅で途中下車。近くの炉ばた焼屋さんで飲むことにした。富田、ナカピョン、サーヤ、ホリグチと、富田研のアムロ・レイことクルリンの5人のメンバーである。

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 富田さんは飲ませ上手というか、まぁ自分でも飲むし、、要するに酒飲みである。たらふく飲んで錦糸町駅に帰る途中で撮ったのが左の写真。これ、Facebookにもアップしたんですけど、その時にコメントしてくださった諸先生・先輩方、返事をしなくてすいませんでした。

 実は、この次の日から、Facebookをチェックする余裕もないほどの嵐のような学会に突入したのだった、、。(つづく)




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posted by Yas at 22:46| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月21日

「忙しい3月」の、ある1週間

 みなさま、一週間のご無沙汰です。

 前回「3月は忙しい」と書いたけれど、ホントに色々とあって更新する時間を全然とることができなかった。書くことは色々あったんですけどね、、色々あると、それを書く時間がなくなるみたいな、、。んで、この一週間の出来事、、、何から書けばいいのやら、、。

 3月14日は、神谷助教をはじめ秘書の鈴木さん、後方支援の金地さんが今春に当研究室を去るのでその送別会をもった。ただし鈴木さんと金地さんはすぐに戻ってきてくれる予定である。この馬鹿げたハナシについてはまたいずれ書くが、とりあえず送別会。メインディッシュは久しぶりのタコ焼きである。セミオープンのパーティーで他の研究室からも続々と参加者がやってきて、カミちゃんの9年間の当ラボでの苦労をねぎらう。この日のタコ焼きももちろんいつも通り絶品であった。あ、そうそう、この日は新人ナカピョンの歓迎会も兼ねていたのだった。ナカピョンはパーティーに自慢の手料理(ブタの角煮)を持ってきてくれた。ナカピョン、これからよろしく。私はこの日はしかし、このあと数日間のスケジュールを慮って、ビールも控えめに午後10時頃に失礼した。

 3月15日。この日は本年度で定年退職される当研究所の岡部勝教授の最終講演&記念パーティーが開催された。この、岡部先生の最終講演は素晴らしかった。ちょうど来週に発行される拙著「研究者の劇的プレゼン術」の執筆時期と重なっていたら、この最終講演のこともきっと書いただろう。先生は、研究の内容や、ご自身の科学への興味を、わかりやすい例え話やスライドに描いた図画を用いて説明された。ときに、感極まられたのか、涙ぐんだように言葉に詰まられたこと数度。自分が最終講演をする時、はたして岡部先生のように自分の研究についてあれほど愛おしそうに話をすることができるだろうか? あれほど名残惜しそうにこれまでの研究の話をすることができるだろうか? 講演を拝聴しながら何度も考えた。会場の谷口ホールは満員で立ち見が出ていた。講演を終えられたあとの拍手は長い間、鳴り止むことはなかった。全てにおいて完璧な最終講演だったと思う。きっと私にはマネができない。
 講演後のパーティーで「岡部先生、定年退職おめでとうございます」と言うとまた少し涙目になって、そのまま私の馬鹿話を聞いてくださった。岡部先生、ご苦労様でした。ところで、先生は定年退職後には1ポスドク(有給研究員)として研究室に残って実験を楽しまれるらしい。ラット/マウスのキメラ動物の解析を楽しみにしているということだ。「そのキメラ動物、うちの研究にも使わせていただいていいですか?」と、少しだけ研究の話。このときはもういつもの岡部先生になっていた。定年退職してもこれほど研究に情熱を持ち続けるって、自分にもできるだろうか? そんなことも考えた。

 この日はそれだけでは終わらない。以前から約束していた「よしむら」での飲みだ。目加田先生と吉森先生と。二日連続で飲んでるので少しだけですよと参加した。「よしむら」のご夫婦に「今日の先生方、今までで最高にテンション低いですよ」と言われるほど、緩やかなスタートだったのだが、いつのまにやら盛り上がり続けて、結局お開きは午前2時だった。

 こうして、怒濤の一週間は幕を開けた。(つづく)


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2013年03月13日

3月は忙しい

 世間では12月を師走と云うが、この商売にとって年度末の3月も結構忙しい。3月には、私にとって主戦場である細菌学会がある。それ以外にも、年度の〆になるミーティングがいくつか。それ以外にもいくつかの研究予算の成果報告書も作成しなければならない。次年度の講義や行事の調整が必要になるのもこの時期だ。これにその他の出張が加わったりすると、もうたいへん。それから年度末の慰労会やら歓送迎会やら、、あぁ忙しい忙しい、、。
 
 それと確定申告、、。大学の先生方、皆さんどうしてらっしゃるでしょうか? 同業者でない方から見ると、なぜ大学の教職員が確定申告? と不思議に思われるかもしれない。給与所得者に確定申告が必要になるのは、年間の給与所得が2000万円以上になる場合か、2ヶ所以上から給与をもらっている場合(みたい)だ。一介の国立大学教授の年収が2000万円になることは普通はない。私立大学は知りませんけど、、、。実は国立大学が法人化してから、色んな大学から講義や講演に呼ばれるとその謝礼が(大学によっては)給与として支払われるようになった。給与という名目がついていなくても、それは雑所得だ。それらの総額が20万円を超えると確定申告が必要になる、というわけだ。私はこの方面のことはきわめて弱いのだけれど、実は恥ずかしながら昨年度に税務署さんに呼び出されて指摘され、そのことを知った。いつの間にかそういう所得が20万円を超えていたのだ。それと、研究で生まれたいわゆる成果有体物を企業などに譲った時に生ずる対価の何割かが発明者である私の銀行口座に振り込まれる。これも所得になる(考えればあたりまえのことですけれど)。でも最初は、自分の所得になるなんて全く思わずに、全て研究室の教室費(コーヒー代とかカップ麺代とか)に入れていたのだった。
「コンピュータを使われるんでしたら、今は確定申告も簡単になりましたから」と税務署員さんに優しく言われたのが去年のこと。んで、やっと先日、確定申告書を作って提出したところである。この時には、微研のとある先生(この先生、確定申告にムチャクチャ詳しい、、)にご指南を頂いた。いやー、初めてのことを経験するといろいろ勉強になりますな、、。おかげで、節税の方法もよくわかった。んで、今から来年度に向けて、節税の作戦を色々と考えている今日この頃である。

、、あぁ、、忙しい忙しい、、。


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posted by Yas at 23:29| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月07日

むにゃむにゃと電子書籍を考える

 3月5日の深夜だったか、、ついに iBookstore の日本店が開店した。

 深夜、iBooks のアップデート通知が来た。説明を見ると「日本語の書籍が購入できるようになりました」とある。そこで早速 iBookstore に行ってみたが、以前通りの相変わらずの洋書専門店のままだった。しかし、iBooks アップデートの説明には「日本語書籍が買える」とある。念のため、検索で適当な作家名を入れてみると、日本語書籍がヒットした。うひゃっ、と、思わず3冊も買ってしまった。iTunes store でおなじみの Apple ID を使って買えるので、とっても簡単だ。翌日になると、日本語版の iBookstore がちゃんと登場していた。

IMG_0027.PNG とまぁそういうことで、 iPadmini を買った当初に期待した環境がついに整ったわけだ。そんな私の iPadmini の電子書籍環境がこれ。書籍購入/閲覧ソフトは iBooks、Kinoppy、e-hon、Kindle、BookLive!、i文庫HDなどのモロモロ、、Cell とか手塚治虫さんとかの専用閲覧ソフトなどなど、、。
 このうち、著作権の消失した作品(青空文庫に収められている)用の i文庫HD は別にして、 e-hon はどちらかというと雑誌の購入閲覧に便利なように思う。BookLive! は少しだけ(私の趣味のジャンルだけかもしれないけれど)品揃えが充実しているみたい。しかし、どちらも iPad アプリケーションから本を購入できない(ホリグチ調べ)のが難点だ。あ、Kindle もそう。アプリから直接電子書籍を購入できない。天下の Amazon にしては、えらい失敗だと思うのだけれど、、。
 対して Kinoppy とiBooks は、Web ブラウザを開かずにそのまま書籍を検索して購入できる。この差は大きい。ということで、いままでは Kinoppy 経由で蔵書が順調に増えつつあった。んで、これから iBooks 書籍が増えるのかどうか、。あ、多分、増えるな。なぜなら私は Apple のイヌですから。

 しかし、上に挙げた特徴は、あくまで電子書籍アプリのハナシだ。その利用先になる電子書籍屋さんの品揃えは、雑誌を別にすればほぼ同じようで代わり映えしない。ここはなんとかしてほしいなぁ、、。電子書籍屋さんの本を閲覧していても、楽しくないし。ちょっと適当な大きさの本屋さんを見つけて足を踏み入れるときのワクワク感とは比べるべくもない。

 きっと、本というのは、ネット配信の楽曲を前にしたレコードやCDのような運命にはならないと思う。レコードもCDもネット楽曲も、再生するにはそれぞれにプレーヤーが必要だ。なら、ネット配信の方が便利だから、それなりにレコードとCDが廃れていくのは仕方ない。でも、本と電子書籍の場合は、「読む」ための敷居は圧倒的に電子書籍の方が高い。本の方がはるかに簡単に売りやすいし、、、もうひとつかふたつ、breakthrough がないと、電子書籍の普及はきっと難しい。と思う。

 でも、便利ですけどね。電子書籍。、、、実際、私の iPadmini にはすでに数十冊分の書籍が格納されている。んで、何冊まで増やそうと重さは 300 g のままだ。これはリアルな本では無理だ。


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posted by Yas at 23:05| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

予感

 昨年12月に突然行方不明になった腕時計が見つかった。

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 ほらこの通り、、。
 先日、ある事務的な調べ物で秘書の鈴木さんが書類棚のファイルを取り出そうとしたら、そのファイルの中からコロコロとこぼれ落ちてきたのだ。3ヶ月前、確かにそのファイルが必要な用事があった。その時にどうにかして、私が仕事の時によく外す腕時計をはさみ込んでそのまましまい込んだのだろう。

 とっても調子乗りな発想だけど、この春は何かいいことでもありそうな気がする。わっはっは。われながら単純だと思いますけどね。調子に乗って能天気に上機嫌で前向きに一生懸命やれば、きっとたくさんいいことがある。腕時計ひとつで、そんな気になった。

 頑張っていきまっしょい。でも、ひとつ悩みができた。せっかく新しい腕時計を買おうと盛り上がってた気分が宙に浮いてしまうことになったのだ。どうしよ、、。どうせだからちょっと高いのを買おうかなと思ってたのに、、、、、。きっとこの悩み、早めに解決する気がする(って、もう買う気なのだ)。

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posted by Yas at 22:47| Comment(2) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

「箕面」と書いて「みのお」と読む

 2月26日はボルデテラ懇話会。

 百日咳菌に代表されるボルデテラ属の細菌は、上部気道に感染する病原細菌である。これらボルデテラ属細菌の感染メカニズムを解析するのが、当研究室のメジャーなプロジェクトなのだが、いかんせん腸管感染細菌に比べて、気道感染する細菌を研究するグループは国内には少ない。そこで、ボルデテラ研究会というのを開催して、少ない研究グループだが密なディスカッションと情報交換をすることでこれを補おうというのだ。それでも毎年、研究会をするのは苦しい。そこで、共同研究を続けている北里生命研究所の阿部教授グループとの間だけでも、毎年この時期に情報交換会をすることにして、これを「ボルデテラ懇話会」と呼ぶようにした。

 当研究室に阿部章夫教授と桑江朝臣講師を迎えて、午後1時半からみっちり4時間。その後も場所を変えて飲みながら、あれやこれやとディスカッション(ときどき馬鹿話)をする。出来上がりの仕事ではない、ナマの話を交えながらするディスカッションはなかなかスリリングで楽しいばかりではなく、勉強にもなる。

 翌日、阿部・桑江の両先生を千里中央駅まで送るついでに、箕面の滝のある箕面公園周辺を少し探索する。ご存知の方も多いと思うが、大阪の箕面公園というのは細菌学者・野口英世博士ゆかりの地でもある。以下はホリグチのうろ覚えのハナシ、、、、。ロックフェラー研究所での細菌学研究で名を成した野口博士は凱旋帰国を果たし、老母を伴って慰労と講演のために全国を巡った。その時に立ち寄ったのが箕面公園である。箕面公園内にある「栞の家」で、母親に丁寧に料理の説明をしながら食事の世話をする野口博士を見て、居合わせた仲居さんが「世界的な科学者が、あれほど親孝行に母親に優しく接しているとは」と感激し、これを朝日新聞が記事にした。これが評判となって、野口博士は我が国の偉人伝記ものの常連になったともいえる。、、、

CIMG5117.jpg ということで、その「栞の家(いまは企業の保養所になっているみたい)」に向かって立つ野口英世像の前で記念のスナップを撮る(撮影:桑江朝臣)。
 野口博士の業績については、まぁ色々と云われているが、しかし「志を得ざれば、再び此の地を踏まず」と故郷を離れ、人間ダイナモといわれるほど仕事をし続けて成果を上げたこの人はやはり偉人である。

 「私らも頑張りまっしょい!」と誓い合い、滝道を降りる三人であった。くわえっちは、帰り際、箕面名物「もみじの天ぷら」を二袋と、なぜかゴボウの漬け物を買っていった。


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posted by Yas at 21:15| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする