2013年01月31日

大型新人!?

 今朝はノッケから研究室が盛り上がった。

 以前から、うちの研究室は細菌毒素の機能や構造を研究テーマのひとつにしている。そのうちのひとつの細菌毒素を使って、われわれにとって有用なプローブを作製するアイデアを思いついたのは、およそ10年ほど前。それから今まで、ちょこちょこっと実験をしては上手くいかないなぁ、ちょこちょこっとプローブのデザインを変えたりして、、、やっぱり上手いこといかんなぁ、、。と、あまりに上手くいかないので、「上手くいけば儲け物」程度で、細々と時々思い出したようにプロジェクトを再開してはまたやめる、というようなことを繰り返していた。

 このプローブ、もし出来ればわれわれの仕事にとっては画期的なことになるんですけどね、、、。どうも上手くいく見込みが薄いなぁ、ということで、今では、人間科学部からちょこちょこっとやって来るテルテル・チョコチップスの見習い用のテーマになっていた。でも繰り返すが、これができれば、われわれにとってはとっても有力なプローブになるのだ。

 そしてチョコチップスが何度も失敗をしながら、少しずつ遺伝子の構築をして発現ベクターを完成させ、プローブとなるタンパク質を得たのがつい最近のことである。今日は、プローブの成否のわかる、昨日から仕込んでいた実験の結果が判明する日であった。んで、教授の特権で、誰よりも先に私が結果を見ることにした。

 顕微鏡をのぞいて仕込んだ細胞の様子を見るのだが、、、一目で、上手くいっているのが分かった。各種のネガティブコントロールと様々な角度で比較しても、間違いなく上手くいっている、、、。チョコチップスを指導しているアヤッチにも顕微鏡を見せて、まずは二人で盛り上がった。久しぶりのヒットやなー、、。久しぶりの明るい話題じゃ、。このあとはあーしてこーして、、と、顕微鏡の見方がわからなくてオロオロしているチョコチップス当人を差し置いて盛り上がる。

 この実験はチョコチップスの初めてのプロジェクトで、最初に試しに作ったプローブでの初めての実験である。それで、10年来ダメだったプロジェクトがいきなり前に進んだ。チョコチップスはモグリ(いや、ちゃんと許可は取ってますよ)で人間科学部から当研究室で実験をしている、まだ学部3年次の学生である。初めての仕事にしては、むちゃくちゃジャストミートやがな、、。

 チョコチップス、、。大型新人の出現かっ? はたまたタダのビギナーズラックか? 今日はちょっと理由(わけ)あってお酒が残ってて寝不足のアタマだったのだが、この仕事の関連情報を調べてさらに一人で盛り上がった。チョコチップス、、、。これからやることは山ほどあるぞ、、、、、


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posted by Yas at 22:12| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

ハードル上げて行こう

 ほんの先日、お正月を迎えたばかりなのに、気がつけばもう1月の下旬。今年に入ってしばらくはわりと時間に余裕があったので、調べ物をしたりして研究者らしく「きゃっきゃ」と楽しんでいたのだが、昨日は今年初の出張で日帰りで東京に行ってきた。これを皮切りに来月・再来月と予定が詰まりはじめている。いよいよですわ。

 大学の教員なんかしていると、よくわからない雑用とか色んな出張で忙しいのは仕方がない。「忙しい」と言うのにも飽きた。前向き、まえむき、、マエムキに全ての仕事をこなすのだ、、、。

IMG_1595.jpg ところで先々週から、当研究室に新しいポスドクがやってきた。名前はナカムラくんという。大阪府立大学の獣医学科出身で、私と同じボツリヌス毒素研究の阪口玄二先生/小崎俊司先生の門下筋である。ということで、私に期待されるところ大である。早速、着任間もないにも関わらず、私に色んな事を言いつけられている。

 ナカムラくん、、、ハードル上げて行こう、、、。私もそうだが、自分のペースでやってる場合ではない。お互い二人とも、そういう時期だ、、。


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posted by Yas at 23:23| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

誰やっ?

 今日の午前中、突然、卒業生のキャッシーことカシモトが研究室を訪ねてくれた。

 現れた時、ふらっと研究室に入ってきて、案内も請わずに黙って教授室の扉の前に立った姿は不審者そのものだった。誰や?こいつ?、、。次に、松浦研を出た谷くんか?(微研の人しかわからんネタです)と勘違いした。、、それからしばらくして、ようやくそこにいるのがキャッシーであることがわかった。

DSC00529.JPG キャッシー、久しぶり。
 学生時代と全然変わってないな、、、、、、。、、、、、、(すいません、ウソついてます。)

 キャッシーが学生で研究室にいた頃、私は30代半ば。バリバリのプリプリだった。確か、私が張り出し研究室の特別プロジェクトで PI になったときもまだ研究室に居たと思う。今から考えると、かなり厳しく接していたかもしれない。それで私のプレッシャーにフラフラになりながら、一生懸命実験をしていたように思う。その頃にいた学生さんはいま、大学の教員になっているのが3人。国立の研究所の室長が1人。キャッシーもいまでは、立派になって北里大学獣医学部で講師を務めている。大学の状況、日本の細菌学会の話、研究の話。思えば、お互い大人な話ができるようになったものだ。つまり、それだけお互い歳をとった。

 細菌学に携わっている者同士。これからも気軽に付き合いましょうや。また遊びに来てちょうだいな。

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posted by Yas at 22:30| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

根腐れかもしれない

 最近、巷では様々な事件が報道されているが、その中でバスケットボール部の体罰と部員の自殺に端を発する大阪市立桜宮高校体育科の入試中止の件が、ちょっと気に留まった。橋下市長が予算の執行停止をちらつかせてまでこだわり、市教委は従前の体育科と同じ入試内容で新たに普通科生徒を募集するという折衷案で結論した、という件である。

 言い出したのがあの橋下さんだけあって、批判の声も多い。曰く、生徒の声を聞いていない(確かにどうも聞いていないみたい)。生徒の気持ちがわかっていない。市長はこの事件をプロパガンダに利用した云々。最後の批判は別にして、この件は行政による高次な判断に基づくものであるからして、生徒の気持ちを判断基準に加えていいかどうかは微妙なところだ(そんなものを斟酌する必要はないと言ってるわけではない。念のため)。

 今朝の毎日新聞には、識者の意見が載っている。そこに教育評論家の尾木直樹さん(あの尾木ママである)の談話があった。「、、、混乱を生んだのは市教委の対応で、市教委と高校の隠蔽体質にけじめをつけた橋本市長の姿勢には全面的に賛成する、、、」という箇所に目を引かれた。はからずも尾木さんは、自身が調査委員を務めている、以前に起こった大津市の中学校のいじめ自殺の件で、昨日のTVニュース番組でインタビューに答えて「教育委員会や学校はすぐに事実を隠蔽しようとする、、、」と、切実な面持ちで話していた。つまり大津の事件でも桜宮の事件でも、この人は教育委員会や学校の運営側に深い不信感を抱いているということだ。そう感じる経験をきっと何度もしたのだろう。

 私はこの件での橋下さんの強硬な姿勢をテレビや新聞で知ってから、ひょっとしたら彼は事件の調査段階で、どうにも動かない因循姑息な高校首脳陣の姿を目の当たりにしたのではないか、とずっと想像していた。それは記者会見で「体罰をおこなった教師の将来を心配した」と繰り返すばかりで自殺した生徒の事に言及せず、そのことを記者に指摘されて絶句した桜宮高校の校長の姿に重なった。学校のあり方としておかしい、と強く感じて、橋下氏特有の強引さが発揮されて入試中止・教員総入替え、クラブ活動休止、の宣言に至ったのではないだろうか。

 鈍重で根腐れしたような組織を見て絶望した覚えは私にもある。こんなの根こそぎ変えないと、どうにもならん。そう思った事は何度もある。

 もうひとつ。市役所では桜宮高校運動部の元主将などの生徒8人が、市長を批判する記者会見をしたというのも同じ記事に出ていたが、、、これを生徒にやらせたのは誰だ?この生徒達の陰に隠れていないで、自分でモノを言いなさい。
 
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posted by Yas at 23:30| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

第60回毒素シンポジウム、やります。

 実は、今年の夏、第60回毒素シンポジウムの世話人を仰せつかっている。開催に向けてまず、開催地と日時のアナウンス、それから演題募集を始めたところである。そのために web site も開設した。どうぞおいでなさいませ。

 この開催地を決めるのには、随分と頭を悩ませた。一昨年から、このシンポジウムの例年の参加人数に当たる60人前後を収容できるホールがあって宿泊できて、割と自由にお酒を飲んだり、夜遅くまで騒ぎ合って(専門用語ではこれを「ディスカッション」という)も許されるという施設を探して、あそこもダメここもダメといくつもの開催地が浮上しては消えていった。

img_450803_4267983_0.jpeg 私の頭の中にあったのはゴードンカンファレンスで会場によく使われていたプロクター・アカデミーである。確かボストンからバスで2時間ほど走ったところにあっただろうか? 周りには何も無い。ほんとに人家さえも見当たらず、正門を出て正面の道筋を辿ると、映画「未知との遭遇」のポスターのように道が真っ直ぐと見えなくなっていくような、、、そんな感じだった。そんな雰囲気のロケーションで、合宿型ミーティングとして歴史の長い毒素シンポジウムを主催したい。それが私の思いだった。

 んで、2年前。夏休みに家族で旅行した時に立ち寄った施設に、私は激しく魅了された。兵庫県宍粟(しそう)市の山中にある楓香荘という宿泊入浴施設である。毒素シンポジウムの重鎮の先生からは「何があっても温泉のある施設にしてくれ」と厳命されていたその条件も満たしている。収容人数は75名だから、シンポジウムだけで貸し切りも可能だ。思わずフロントカウンターに行って、様子を色々と尋ねることにした。

「あのー、もし可能なら2年後に、ここで学会を開催したいのですが、中を見せてもらえませんか?」
相手は怪訝な顔である。
「学会って、、、、、どういった学会ですか?」
いきなり詰問口調だ。どうやら、新興宗教なんかでときどき耳にする「〇〇学会」とかの集まりと勘違いされたらしい。思わず名刺を探ったが、プライベートな旅行で持ち歩いているはずもない。
「いやいや、えっと『毒素シンポジウム』という学会でですね、、」
「ど、毒素っ? こ、ここは、そういった会には会場をお貸しすることは難しいんですが、、」

 おっさん、なに言うとんねん、、暴れたろか、、、、と思ったが、ここで暴れては、ハナシが一層ややこしくなる。困っていると責任者らしい方がやってきて、代わって丁寧に応対してくれて事なきを得た。案内された施設を見ると、きれいに手入れされているし、コンパクトだし、温泉はあるし、ホール形式の会議場もあるし、、。完璧である。そこで連絡先氏名のメモを残し、後日改めて見積もりを頼んだら、またお手軽な値段である。その後もいくつかの候補地を調べたが、この楓香荘が私のイメージに最も合っていた。

poster.jpg
 本会の特別講演その1の演者は、本学医学研究科の「闇雲に走り続けるオートファジー学者」の異名を持つ吉森保先生にお願いした。さらに企画を検討中である。


 動物、植物、海洋生物、細菌、真菌、その他の生物が産生する、異種生物に作用する天然分子を研究されている方、、、どうぞいらっしゃいませ。

 しかし、ちょっと不便にもほどがあるかも、、。路線バスだとJR姫路駅から乗り継いで、2時間以上。一日に2便程度しかない(先月調べ)。、、、シンポジウム開催時には、送迎バスを用意しますっ。安心して、お出でなさいませ。



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posted by Yas at 21:42| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

Mac・Mail 強制終了の衝撃

 昨日の夜、自宅で使っている MacBook Air のメールソフトの「Mail」が起動しなくなった。正確には、一旦は起動するんだけどメッセージビューアが開くとすぐに強制終了してしまう。そして、「『Mail』は予期しない理由で強制終了しました」とか云うメッセージが出てそれっきりである。その後は何度起動しようとしても同じように強制終了してしまう。

 困ってしまって、ネットで対処法を色々と検索すると「ユーザー>ライブラリ>Mailフォルダ を削除すると起動する」ということがわかった。たしかにMailフォルダをデスクトップに移動させて再起動すると、Mail は起動する。でも、それではこれまでの受信/送信履歴が全てなくなってしまう。、、、それは困るけど、とりあえず MacBook Air はそのままにしておいた。とりあえず、研究室の iMac で大切なメールのやり取りをすれば急場はしのげるだろう、、、。

 ところが、今朝、研究室に出てみて驚いた。教授室の母艦である iMac の Mail も、MacBook Air のMail と同じように正常に起動しない。一旦起動するが強制終了するという、全く同じ症状である、、、。どひゃー、、どうする? Mail の履歴が全て消えてしまうがな、、。仕事を済ませるのに必要な先方のメールがたくさんあるのに、、。このときは激しくアセった。

 そこで考えた。ほぼ同時に同じ症状で iMac と MacBook Air の Mail が起動しなくなったということは、同じアカウントで使っているサーバーか、同じアカウントで受信したメールに原因があるはずだ。コンピュータのことをよく知らない私が、メールサーバーをなんとかするのは難しい。そこで、さきほどのMail フォルダの中身を、作成日順に並べ替えて昨日の間に受信したメールのデータをひとつずつ消していくことにした。すると、昨日の間に所長から届いた雑用依頼のメールを消去したあとに、Mail が復帰して正常に起動するようになった。

 このあと丸一日 Mail を使ったが、不具合は起こらなかった。ひゃー。危ないところだった。短気を起こして、Mail データを全て捨てなくてよかった、、、、それにしても、所長の雑用メールを消すとコンピュータが正常に戻るなんて、、、、なんか気分がいい連休明けだった**、、、。

 ライブラリフォルダーは普段は不可視フォルダーだが、Finder でoption キーを押しながら移動コマンドを押すとライブラリーフォルダが移動先に現れる。

** 世の中そんなに甘くない。午後に所長からUSBメモリーでデータを渡されて、やっぱり雑用をするはめになった、、、というか、まぁやらねばならん雑用だったんですけど、、、。
無論、所長のメールを削除してMailが復帰したのは、多分そのメールを受信した時に何かが起こったらしいのであって、所長がウイルスを撒いたとかそういうことではない。念のため。

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posted by Yas at 22:50| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

普通にしていては勝てない

 昨日、午前中にコマゴマとした仕事を自宅で済ませ、午後からはテレビでスポーツ観戦三昧だった。体育会系テレビ野郎の私としては誠に至福の時間であった。

 午後1時からはラグビー。全国大学選手権大会/決勝。帝京大学 vs 筑波大学である。筑波大学は国立大学としては史上初の、決勝戦に挑む。下馬評では帝京大有利と唱われていたようだ。そしてやはり、試合が始まってすぐにフォワードの力では帝京大に分のあることがわかった。対して筑波大はバックスが速くてセンスがいい。ど素人ラグビー好きおっさん(私のことです)の予想としては、筑波大は地域を獲得するのにディフェンスの裏にパントを蹴ってバックスを走らしたりするんじゃないか、と思っていたのだが、どうも観るところ普通に攻めて相手ディフェンスのプレッシャーに怯んで大切なところでミスを繰り返し、頻繁にターンオーバーされた。そして残念ながら、後半最後に連続でトライをした時にはすでに勝負はついていた。ど素人ラグビー好きおっさんとしては、「なんで普通に攻め続けたんやろ?」と腑に落ちない思いだった。あ、でも、帝京大と筑波大のみなさん、いい試合をありがとう。ど素人がエラそうなこと書いてすいません。

 そのあとの午後3時からは全日本総合バスケットボール選手権/女子決勝である。トヨタ自動車アンテロープス vs JXサンフラワーズ である。JXはここ4年間連続で優勝をしている。対してトヨタ自動車は優勝経験がない。JXは今シーズン負けなし。つまりトヨタはJXに一度も勝っていないということで、圧倒的にJXが有利と思われた。
 しかしこの試合、(トヨタのヘッドコーチによると)トヨタは今シーズンの大切なJX戦に備えて新しいディフェンスシステムを用意していたらしい。これを最終戦まで隠し、この日はじめて試合で使ったという、、。バスケットを少しだけ知ってるおっさん(私のことね)がちょっと見ても、(これまでのトヨタの試合を知らないので)よくわからないのだけれども、多分、早めにボールにプレッシャーを加えて(これムチャムチャしんどいんですけど)、ガードとフォワード・センターのあいだを分断して、シュートチャンスを与えるようなパスを許さない工夫をしていたようだ。それと、JXセンターの渡嘉敷にゴール近くでボールを持たせないというチームコンセンサスもあったようだ。身長の高い渡嘉敷のアドバンテージはゴール近くでボールを持った時にこそ生かされる。それでJXは得点に苦しみ(渡嘉敷さんはそれでも29得点したようだけど)、それに対してトヨタは3点シュートを連発して得点差を維持し、終わってみると90 - 69でトヨタの圧勝に終わった。試合後、テレビに映し出された泣きじゃくる渡嘉敷選手の姿が、トヨタの戦術が図に当たったことを示していた。JXとトヨタのみなさん。いい試合でした。トヨタのみなさん、初優勝おめでとうございます。
 そういえば、1月3日のライスボウルでも、スペシャルプレイを連発して強者オービックシーガルズを苦しめたのは関学ファイターズだった。困難な目的を達成するために戦略や戦術を練ることは大切なのだ。

 さてそこで、日頃から研究室の運営に腐心するおっさん(、、、私のことです)は考える。研究費が潤沢なわけでもなく、メンバーがたくさんいるわけでもない当研究室は弱小チームだ。でも、大それた目的に向かって研究を進めていて、大切なヒントをいくつか掴んでいるところである。その大それた目的を達成するためには、いま、十年一日のごとく普通に仕事をしていてはあかんと思う。んで、実際どう戦略を立てるのか、というのが問題なんだけど、PIとしてはいろいろ考える。

 とりあえず、わかっているのは「普通にしていては勝てない」ということだ。

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posted by Yas at 13:05| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

「マイコプラズマ」と「のどぐろ」と「グジ」

 昨日、山口大学の清水隆准教授が微研にやってきた。目加田先生に招待されてのことである。
 
 清水さんの研究対象はマイコプラズマだ。様々な角度から HB-EGF の機能解析を展開されている目加田先生とは接点がないように見えるのだが、科学の織りなす綾というべきか、思わぬところでつながっているらしい。、、、まぁ部外者がブログで他人の未発表の研究内容を詳しく書くのもなんですから、、、書きませんが、、面白いみたい。

 マイコプラズマの感染とそれに対する炎症反応を、菌体成分レベルではなくて生菌を使った感染レベルで調べている研究者は少ない。清水さんはその中の1人だと言える。意欲的にマイコプラズマ感染によって起こる炎症反応のパターンを解析されている。期待を抱かせられる講演だった。清水さん、、、、、今後も是非頑張ってね。また面白い話を聴かせてくださいな。

 講演後に、目加田先生からお誘いいただいて、清水さんと三人で夕食をご一緒させていただいた。急なことなので「よしむら」には行けない。いや正確には、急に行ったところで満席で入れるわけがない。ということで、最近、目加田先生が新しくレパートリーに加えられたというお店に行った。場所は「よしむら」に近い、大阪天満宮横にある、「彩肴(さいじ)鮮々」というお店である。

 日本の細菌学の現状、科学の世界の現状について、あーでもないこーでもないと言い合いながら、日本酒を飲む。肴には「タラの白子」や「てっさ」、「のどぐろ」や「グジ(甘鯛)」の塩焼きが並ぶ、。日本酒の品揃えも良い。何より、カウンターの中にいるご主人と(多分若い)おかみさんが、お客さんに楽しく飲んでもらうことに心配りされているのがよくわかるので、客にとってはとても心地がよいのがいい。

 「『のどぐろ』ってサカナ、知りませんでした、もちろん食べんのは初めてです」「甘鯛ってこんなにおいしいんですか、、」、、清水さんが言う。

 清水さん、、、。仕事もいいけど、たまには美味しいお魚を食べにいった方がいいかも、、。


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posted by Yas at 22:07| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

ティコティコシャカシャカ その後

 突発性難聴に気がついてから、2ヶ月が経った。症状のある左耳は相変わらずである。相変わらずどころか、最近は毎日耳鳴りがするので、もしかすると悪化しているのかもしれない。
 特に正月の三箇日はひどかった。三日の夜は、寝ていて突然「キュイーン」と大きな耳鳴りがして飛び起きたほどだ。この土曜日(5日)などは左耳の聴力がほとんどなくなった。

 どひゃー、、。このまま耳が聞こえなくなっていくのかしらん? と覚悟を決めたりしたのだが、今朝、目が覚めてみるとすっかり耳鳴りが治まっている。トイレの中でも、一人でエレベーターに居ても、教授室で静かにしていても、耳鳴りは聴こえない。

 難聴がひどくなった時も耳鳴りが止んだ時も、しかしその原因はよくわからない。普通に食べて、いつも通りに寝て。少し前は症状がひどくて、今朝は耳鳴りが止んで、、。耳鳴りが止んでいるあいだは、気のせいかもしれないが比較的良く音が聴こえるように感じる。ほんと、気のせいかもしれないけれど。

 そのままいい感じで、仕事に出る。私は先週末から仕事を始めているが、研究室としては今日が仕事始めのようなものだ。みんなは新年の挨拶をしようとするが、こちらはそんな気分は先週の間になくなってしまっている。朝からフルスロットルで仕事に取りかかる。午前中に予定の仕事をして、午後は教授会で、そのあとまた仕事して、、、。
 んで、夕方に気がつくと再び耳鳴りがしていた、、。

 やっぱ、仕事のし過ぎやな。、、、、、、、、仕事のし過ぎや、、、、、ふむふむ。

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posted by Yas at 22:28| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月04日

仕事始めに雑用退治

 本日、仕事始め。

 今年最初のBGMにはエリック・クラプトンを選んだ。iTunes に収録している「Clapton Chronicles」「Reptile」と「461 Ocean Boulevard」を順に再生しながら、取りかかるのはもちろん雑用である。Associate Editor を務めている雑誌の投稿論文の処理やら、数々のメールの返事やら、大学の委員会関係の書類の処理やら、、、、。以前から薄々感づいてはいたのだが、自分の研究に関係しない作業のことを「雑用」と呼ぶのは、空しい抵抗なのではなかろうか? もう、「これも大切な仕事さぁ」「これでお給料もらってるのさぁ」と諦めた方が気分がすっきりするのかも、、とか思いながら Mac に向かう。けれどどんなに雑用をこなしたところで、研究者としては評価されないし研究費も獲れないし。でも雑用もせずに自分の研究のことばかりをしていては人間を疑われるし、、、ぶつぶつぶつぶつ、、と Mac に向かう。

 研究室はまだお休みモードだ。出てきているのはシショーと私だけである。出勤予定だったアヤッチは風邪でお休み。どうも年末年始に風邪が流行っているようだ。来客もなく電話も鳴らない環境で、「461、、」のボーナスヴァージョンに収録されている「Leyla」を静かに聴きながら色んなことを考えた。

 実は、再来週に研究室に新しいメンバーがやって来る。この春には新しい学生さんも参加してきて少しメンバーも変わる。これを機会に、研究室の運営の仕組みを少し変えていもいいのかもしれない。それが吉と出れば良いし、凶と出ても私の責任だ。大したことはない、、、ぶつぶつぶつぶつ、、。

 お昼をはさんで、夕方4時頃までひたすら作業をしたおかげで、とりあえず潰すべき雑用は全て潰した。明日は「仕事」ができるはずだ。

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2013年01月01日

いい歳に なりますようにと 酒を飲み


書出し用.jpg あけましておめでとうございます。

 大晦日の昨晩は早々と11時過ぎに眠ってしまいました。昨年を振り返り今年に向けて決意を新たにすることもなく、なんか疲れて寝てしまいました。ですので年越し蕎麦も食べずじまいでした。

 これから、大阪市内の実家に出かけます。40分ほどで里帰りできるのは便利ですが情緒もへったくれもありません。

 それではみなさま、良いお正月をお迎えください。


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posted by Yas at 09:26| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする