2012年10月30日

朝一番に寝ぼけ眼で読んだ論説のこと

 今朝、産經新聞に掲載された、曾野綾子さんの論説を iPhone の電子版で読んだ。大阪市長の橋下さんの話題である。ここのところ、週刊朝日の問題外の記事の例を挙げるまでもなく、アンチ橋下の方々の感情的で毒のある、しかし中身の乏しい批判に辟易していたところだった。

 私は別に橋下さんのファンではないが、問題に明快な解決を見いだそうとして展開する彼の論理はキライではない。ただ、不要に周囲に喧嘩を売ったり意識して煽るような刺激的な言葉を使ったりすることで、自らアンチ橋下の芽を育てている。だからそういったアンチ橋下の人たちに相応の批判をされてもしかるべきだとも思う。けれど、感情的に口汚く罵るかのような批判はいただけない。

 その点で、曾野さんの論説は丁寧でシンプルで、読んでいて気持ちがよかった。
 冒頭で「品性の卑しい記事というものは他にもたくさんあるが、これほどのものは珍しかった」と週刊朝日のくだんの記事をバッサリと切り捨て、「橋下氏には会ったこともないので、報道によって氏自身の言葉として述べられたもの」によって論評する姿勢を明確にしている。橋下さんの「独裁者」発言を受けて「良い独裁者」があり得ることを認めながら、しかし橋下さんが「良い独裁者」になるという期待はできない。橋下さんの云う「チャーミングな独裁者」でもないと言う。その理由は「恐れを知らないからであり、謙虚さともほど遠い」からだと言う。そして「恐れを知らないというのは、つまり弱さであり、才能の限界なのである」ことを例を挙げて説明されている。

 この「恐れを知らないのは、才能の限界である」という表現は、私の感覚にぴったりハマった。同じことを言ってやりたい奴は私の周囲にもたくさんいる。「橋下氏に対立する勢力と橋下氏の、どちらの味方でもないから、氏の生き方を楽しみに眺めるつもりだ」という結びも好きだ。

 アンチ橋下のみなさん、。これくらい対象から距離を置いて冷静に論評してくれた方が、きっと賛同者は増えると思います、、、、。

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posted by Yas at 22:52| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする