2012年08月29日

帯広出張/途中報告

 一昨日から帯広に来ている。昨日今日と細菌学会北海道支部総会に出席するためで、明日からは続いて毒素シンポジウムがある。さきほど、北海道支部総会が終わったのでホテルに帰ってきたところだ。
 この北海道支部総会では初日に、慈恵医大の水之江義充教授と千葉大の山本友子教授とともに講演をさせていただいた。世話人は帯広畜産大学の倉園さんと川本さん。二人は私の学生時代の研究室のそれぞれ先輩と後輩にあたる。そんな関係もあるし、連続で開催される毒素シンポジウムのこともあるし、ということで倉園さんが呼んでくださったようだ。私の講演の内容は昨年に京大ウイルス研で話した内容の延長だが、、、講演後に「面白かった」といってくださった先生と、「先生の話は難しくてよくわからなかった」とおっしゃる先生の両方がいらしたので、出来ばえとしては50点。説明の難しい内容なんだけど、同じ細菌学者の先生方に理解していただけないようではまだまだだ。

 この総会の参加者は40−50人程度。一般演題の発表時間は10分。潔いほど短い発表時間で話題がそれぞれシンプルなので、ストレスを感じることはなかった。質疑も活発だったのでプログラムを充分に楽しませていただいた。一昨晩は倉園さんと川本さん、昨晩はさらに帯広大学の楠本さんや山崎さん、招待演者の水之江先生と山本先生とゆっくりお話をさせていただきながら飲んだ。海外の学会や、こうした地方の学会では参加者数が多くないので日頃は馴染みの少ない先生方と色々と話をさせていただくのが楽しみだ。とくに山本先生とこれほどたくさん話をさせていただいたことはなかった。山本先生、いろいろと面白い話をありがとうございました。

 昨日今日と良い天気だった帯広は暑かった。駅前広場の温度計は32℃を指していた。今日は雨模様で、ちょうど本州の梅雨時のような感じになっている。夜は涼しいが寒いというほどではない。倉園さんによると、帯広は近くに蕎麦の産地がひかえているので、蕎麦が美味しいとのことだ。んで、このお昼はネットで調べて評判のそば屋に行った。なかなか正当なせいろ蕎麦であった。

 明日の朝から毒素シンポジウムがはじまる。学会の切れ目で懇親会もなく、夜の時間が長いであろう私を気遣って、川本さんが今夜の食事に付き合ってくださるとのことだ。約束の時間を待ちながら、ホテルの部屋でゆっくりコーヒーを飲んでいる。帯広は市内近くに観光地や名所がない。せめて今日と明日の夜は、楽しく過ごしたいな。

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posted by Yas at 17:36| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

誰か私を慰めて 5

 2年ほど前に、「誰か私を慰めて」と腕時計を衝動買いした。実はそれ以前に、出張中で東京に向かう機内でANA限定のスウォッチの腕時計を買った。前者は自転車に乗っている時のタフなソーラー電波時計、後者はカジュアルなステッチの入った革バンドの時計だ。このスウォッチは何年か前から、その革バンドに亀裂がたくさん入って使えなくなっていた。いや、使えなくもないが、使うとちょっといつ切れるのか怖い、、。

IMG_1463.JPGこんな感じ。

 それに、自転車用の電波ソーラー時計のバンドもバックルの部分が破れてきて、使いにくくなってしまった。さらに、ずいぶん以前から、フォーマルな、例えば背広にも合うようなビジネス用の腕時計が欲しいと思っていた。

 そんなこんなが重なって、腕時計のバンドを二種類とバンド交換用工具、さらに新しい腕時計を一挙にネットサイトでポチッとしてしまった。それが全て届いたのが今日。


IMG_1468.jpg こんな感じ。右のふたつはバンドを交換した腕時計。左端が新しく買った腕時計。バンド交換や長さ調節の方法は、ネットを調べて知った。あぁなんて便利な世の中なんでしょう、、、。

 しかし、よく考えてみると左端のビジネス用に買ったはずの腕時計、、ちょっと色物すぎた。もっとまさしくそれらしいビジネス時計を買おうと思っていたのだけれど、だいたい人間が色物なので、すぐに色物系に食指が動く。ちょっと、これ、フォーマルにはキツいかも、、、、ということで、もうひとつ腕時計を物色ちうである。

 あぁ、誰か私を慰めて、、、。

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posted by Yas at 23:07| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

トッシーご苦労様

 今日の夜、トッシーが挨拶にきてくれた。トッシーは今年5月に出産。そして産休と有給を使いきった今月の末に退職する。産休に入る前の様子から、退職するであろうことは予想していたので取り立てて慌てることはないが、年度半ばで仲間がラボを去るのはやはり少し残念だ。

IMG_1428.JPG 大学院生のオカケーとサーヤと、。

 トッシーは2007年の春にうちのラボにやってきた。周囲への心配りを絶やさない、朗らか系あっけらかん研究員であった。最後に携わった大きな仕事は未完だが、アヤッチ(も出産で休んでいるけど)が途中から引き継いで仕事を進めている。きっと来年にはまとまるだろう。先々週に開催された若手コロッセウムには、当研究室の若手代表として3度も参加してくれていた。それを思えば、コロッセウムの研究室紹介のコーナーで、トッシーの退職を報告しておくべきだった。
 しばらくは、専業お母さんでやっていくらしい。愉快ないいお母さんになってくれ。5年間ご苦労様でした。

  先月に出産したアヤッチは2ヶ月後に復帰する予定だ。それにしても、、女性が出産後も研究の世界で生きていくのにはたいへんな苦労が強いられるのが現実だ。女性教職員の拡充を云々するのならば、さらに環境の整備をお願いしたいな、と思うんですけどね。

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posted by Yas at 22:57| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

五輪なら 失格ちゃうんか ドーピング

 最近、色んなことの行きがかりで大学院生さんの実験を直接面倒見ることが増えてきた。それで、しょっちゅう実験室に足を踏み入れて、あーでもないこーでもないと指示したり、一緒に調べ物をしたり、プロトコール作成を手伝ったり、器材をセットしたりしている。ここ数年、こういうことはまったくなかった。

 学内外の雑用をして、自分の仕事である原稿書きや講演準備をして、そして大ボケ小ボケの学生さんの実験を見る。そうやって性質の違う仕事をやってると結構疲れる。今日も「ふひー、疲れたばい」とドリンクを飲みにいく。しかし、私のお気に入りの「リアルゴールド」は、南館の新築工事が始まって自販機が撤去されてなくなってしまった、、、。と思っていたら、本館下の自販機で復活しているのを見つけた。

IMG_1427.jpg 嬉しさのあまり、iPhone でパチリ。んで、早速買って、ゴクゴクゴク、、、。うーむ、なんかやる気が出てきた、、みたいな、、。
 
 気分だけは、ほとんどポパイのほうれん草である。おかげでこのあとも、来週の講演のスライドを作ったり、雑用の事案をまとめたり、それなりに仕事をすることができた。ありがとう! リアルゴールド!

 帰宅するときに前を通りかかって気がついたのだが、リアルゴールドを売っている自販機は Edy が使用可能なのだ。Edy なら理由(わけ)あって、一万円分ほど持っている。リアルゴールドに換算すると 100 本分だ。、、
、、おぉっ、なんか俄然やる気が出てきた。

 ということで、リアルゴールドさん、、明日もお世話になるかもしれません、、、、、明後日も、、、。

よろしく、、。
 
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posted by Yas at 22:47| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月18日

夢のような時はすぎて

 盆休みの一週間が終わろうとしている。その間、私は人の出入りのほとんどない研究室で、ひたすら「ホリプレ」書籍化のための原稿を書いていた。仕事の手を停めさせる電話やメールのない環境は夢のようだった。それで、ようやく原稿書き上げの目処がついた。、、、あと少しです。〇〇社の△△さん、、。しかし金曜日の昨日は、事務方の一斉休業も終わってボチボチと雑用メールが飛び込んで、午前中はコマゴマとした仕事に阻まれて、原稿に手を入れることができなかった。夢のような時は過ぎ去ったのだ、、。

 んで、本日土曜日の午後。研究室は、私以外に、座敷童ことサーヤがドタバタとタンパク質の精製をしている。あと電気泳動して結果を見れば一応終わるようだ。ご苦労さん。がんばってね。

 今月からテレビのwowowチャンネルが企画するお得なキャンペーン期間とかいうものの尻馬に乗って、お試し受信の契約をした。ちょうど、このチャンネルでは「ウルトラマン」ハイビジョンリマスター版が放映されている。平日の午後に5話分が一挙に放送される。平日の午後にテレビなんて見られるわけがないが、そこは「ウルトラマン」だ。予約録画してヒマな時にでも見よう、とセットしたのが間違いだった。毎日5話、すなわち2時間半。録画用のハードディスクは(他の番組も録画していたりするので)、あっという間にいっぱいになった。これでは他の番組の予約録画ができなくなる、、、というので、このごろ、帰宅しては毎晩毎晩アホみたいにムキになって「ウルトラマン」を見ている。バルタン星人だのガマクジラだの、レッドキングだのラゴンだの、、、いやー、、実につまらんのだが、そこは「ウルトラマン」だ。ついつい見てしまう。というので、しばらくはウルトラマン地獄が続きそうである、、。Wowowの放送予定では、その次にはウルトラセブン地獄、さらにはウルトラQ 地獄が待っている、、。

 お盆も終わったので、涼しくなるまであとしばらくの辛抱だ。とくに今月末は帯広に出張なので、今年の夏ももうそろそろ終わりか、と思っていたら、昨晩、私の寝室のクーラーが壊れた。

 あぁ夢のような時はすぎる、、、、

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posted by Yas at 17:37| Comment(2) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月14日

静かな盆休み、、

IMG_1424.jpg 本日、午後6時の、われらが分子細菌学分野の名札ボードである。これを撮ったあとしばらくして、私ともうひとり残っていたアズサが帰宅したので、いまは私一人である。
 世間は盆休み。今朝、通勤途中に給油に立ち寄ったガソリンスタンドでも「お仕事ですか?盆休みなのにたいへんですね」と、馴染みの店員さんに声をかけられた。いえいえ、盆休みは来客もないし電話もかかってこないから仕事が捗るんですよ。
 そうだ私にはやらねばならぬことがある。このブログでもカテゴリを立てていて、実験医学でもその一部を連載した「ホリプレ」の書籍化のために原稿を仕上げねばならぬのだ。原稿執筆の依頼をいただいてからほぼ1年、チマチマと書き進めていたもののなかなか完成に至らなかったのだが、いよいよ仕上げねばならぬ、、、。
 ということで、昨日からずっと原稿を書いている。、、しずか〜な誰もいない研究室で、しずか〜に原稿執筆をしていたら、教授室の扉口から唐突に大学院生のサーヤが顔を出した。

 うわっ、びっくりさせるやんけっ。お前は座敷童かっ?!

 盆休みのあとに必要な種菌を植えにきたらしい、、私を驚かして菌を植えたらさっさと帰っていった。、、くそ、座敷童め、邪魔しくさって、、、。

 しずか〜に、しずか〜に、、今日のBGMは The Beatles / Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band で、、、、あんまり静かでもないか、、。 

 
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posted by Yas at 18:49| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月12日

第6回細菌学若手コロッセウム

 先週8日から10日まで、八王子セミナーハウスで開催された「細菌学若手コロッセウム」に出席してきた。第1回を神戸で開催してからもう5年も経った。思えば早いもんである。(以前の若手コロッセウムに関する記事はこちら、、第2回、第3回はここここ第4回第5回、です、)

 世話人の東京医科歯科大の中川一路さんの話によると、今回の参加者は80人以上、演題はランチョンセミナーや招待講演を含めて57題だったとか、、若手コロッセウム史上最大規模の会である。研究内容は多種多様な細菌学。これが若手コロッセウムの特徴でもある。今年は極限環境の微生物の研究発表が目立った。これは招待演者の海洋開発研究機構の出口茂先生の影響で関係分野の参加者が増えたためかもしれない。もう一人の招待演者は早稲田大学の岩崎秀雄先生。この方は理系科学の専門分野にシアノバクテリアを持ち、他方で芸術家としても活動されている。私の解釈では「科学を芸術的に表現する」ことに情熱を傾けられているようだ。出口先生の遊び心溢れる研究姿勢と岩崎先生の私的興味と美意識に支えられたユニークな研究(この方はヤフオクで手に入れた顕微鏡やベンチを自宅に置いてホームメード研究を実践されている)はかなりショッキングであった。

IMG_1412.JPG
 会場の八王子セミナーハウスは敷地の丘陵の起伏を上手く利用したユニークな建物が建ち、非日常的な風景が演出されていて面白い。勉強する環境としてはとてもいいと思う。なんかウルトラマンに出てきそうな建物ですね、、と参加者の人たちと喋っていたのだけれど、実際にウルトラマンのロケ地に使用されたことがあるらしい。



IMG_1417.JPG 2泊3日で60題近い演題をこなすために、今回のプログラムはかなり詰まっていた。本会の前日と前々日はオリンピックのサッカー観戦で夜更かしして、早朝に新幹線に乗って会場に到着し、そんで夜はまたみんなで飲んで、、、アルコールは残るわ寝不足は蓄積するわのアタマには少しツラかったが、いずれの演題も興味深い内容だったのでなんとか脱落せずに全演題を聴くことができた。質疑応答でも参加者がシュアな質問をたくさんしてくれていたので、ポイントのずれた議論にイライラさせられることもなかった。これなら私なんぞがしゃしゃり出なくても大丈夫だ。会の運営や盛り上げはワーキンググループのみなさんにお任せして、これからは私は宣伝活動の旗振りでもさせてもらおうかな、、。

 来年は、広島大学の菅井さんが世話人を担当してくれる予定である。菅井さん、よろしくお願いします。

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2012年08月08日

どうしたモレスキンノート

 明日から細菌学若手コロッセウムがはじまる。私もこれまでの本会の運営との関わり上、行かねばならない。「行かねばならない」って義務みたいに書いているが、行ってみると毎回いつも楽しくて勉強になる会である。このブログでは何度も書いていると思うが、細菌を扱う研究をやっているのなら誰でも参加OKの若手の会だ。

 この会で、メモをとるために持っていくのは毎度おなじみモレスキンノート。2年ほど前からこのノートで何でもメモをとる習慣をつけて、先日、3冊目に突入した。ところが、
IMG_1408.jpg 今度のノートは、ページに印刷された方眼の罫線がやたら濃い。なにを考えてるんや、こんなに濃いと書いた文字が見にくいがな、、。これまで使っていたノートの罫線はこんなに濃くなかった。仕様が変わったのか、個体差か(だとしたらひどい個体差だが)? いずれにしても使いにくい。
 実は、2年間使ってきてモレスキンノートにも不満が出てきていた。紙質が均一でなくて、ページによって万年筆の文字がやたら滲む時があるし、少し濃いインクを使うとわりと簡単に裏写りする。値段が高い。などなど、、。


 しかし代わりになるノートもないので仕方ない。ということで、今回の若手コロッセウムにはこのモレスキンノートと、今年に入って購入した万年筆カスタムヘリテイジ92と#3776センチュリーブルゴーニュを持っていく、、。ふっふっふ。、、何度も書いているけれど、私はカタチから入るオトコである、、。


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posted by Yas at 00:12| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

ホリプレ論文篇19「辞書2『電子辞典ロゴヴィスタシリーズ』」

 前回のホリプレ論文篇では、私が使っている(使っていた)冊子体のリアル辞書の紹介をした。今回は、コンピュータのストレージに入っている辞書について書く。

 コンピュータのドライブにCDを挿入して使用することのできる電子辞典は、コンピュータのテクノロジーが成熟しはじめた割合と早い時期から売り出されていた。しかし、機動性の高い電子辞典の利点を生かすためには、ハードディスク(いまならソリッドステートドライブ)に格納して使う方がいいに決まっている。そう考えて、その頃(今から16−17年前)からハードディスク格納型の電子辞典を探していたら、ロゴヴィスタ(当時はシステムソフト)の電子辞典シリーズというのを見つけた。「こりゃいいわい」と思ったが、それぞれの電子辞書の単価が高い。そこで、半年から1年に1冊ずつくらいの割合で買い増して、いま、私のコンピュータには以下のような5冊の辞典と1冊の文法書が入っている。

「American Heritage Dictionary 3rd edition」
 通称AHD。収録語数も例文数もそれほど多くないが、スタンダードに使える英英辞典だと思う。ただ、英語の得意でない日本人がこの辞書だけを使って論文を執筆するのは難しい。単語の説明はミニマムである。この辞書で私が気に入っているのは、単語の用法 (usage note) や同義単語(synonyms) の使い分けの解説である。例えば、「comprise」という単語を調べると、単語の意味に続いて以下のような用法に関するコメントが記載されている。
USAGE NOTE:
The traditional rule states that the whole comprises the parts; the parts compose the whole. In strict usage: The Union comprises 50 states. Fifty states compose (or constitute or make up) the Union. While this distinction is still maintained by many writers, comprise is increasingly used, especially in the passive, in place of compose: The Union is comprised of 50 states. In an earlier survey, a majority of the Usage Panel found this use of comprise unacceptable.
 こうした説明はほかの英英辞典でもあるが、私にはこのAHDの説明が最もわかりやすい。私は、もっぱらこの「USAGE NOTE」や「SYNONYMS」を読むために AHD を使っている。
 なお、このAHDには、AHD idioms と AHD Thesaurus が同梱されているが、あまり役には立っていない。

「リーダーズ英和辞典」
 あまり使わないけれど一冊は置いておきたいということで買ったロゴヴィスタシリーズの英和辞典。まことに普通の英和辞典である。最近は頭に浮かんだ英単語について「これを日本語でなんと云うんやっけ?」という時に使うことが多い。

「研究社 新編英和活用大辞典」
 単語の意味とともに、その単語と連携する単語や用例を調べることができるのが特徴である。たとえば「consider」と引いてみると、

consider v. →#
考える, 考察する; 考慮に入れる; 見なす.
→【副詞1】
→【+前置詞】
→【+to do】
→【+doing】
→【+that節】
→【+wh.】
→【+-self】
→【+補】
→【雑】

のような、consider につながる品詞のインデックスが現れる。これらのインデックスの下層、たとえば【+前置詞】の下には consider のあとに取りうる種々の前置詞を使った文例が現れる。つまり、目的の単語を中心にした構文がわかる、という辞典である。私は、英語論文作成の時に補助的によく使う。

「斎藤和英大辞典」
 和英辞典の超定番という評判を聞いて購入した。しかし、このブログの辞典シリーズの前回にも書いたが、私にはどうも和英辞典というものの使い方が分からない、、。ただ、この辞典は昭和3年に発刊されたものが元になっているだけに、用例の日本語の言い回しには趣があって読んでいると面白い。例えば「容赦」で調べると、
◆平にご容赦を I humbly beg your pardon.
◆その罪容赦し難し Your offence is not to be pardoned―unpardonable.
◆英語の拙いところはご容赦を願います I beg you will excuse my poor English―I hope you will be charitable towards my poor English.
◆今後こんなことがあったら断じて容赦しませんよ I will not put up with this sort of thing in future.
◆もう容赦はできぬ I can't stand it any longer.

と、いう感じ。しかし調べ物をするにはどうだろう?、、少なくとも英語論文作成で大いに役に立つとは残念ながら思えない。


「広辞苑 第5版」
 ロゴヴィスタシリーズでも一冊は国語辞典が欲しいと思って購入した。普通の国語辞典である。 iPhone のアプリである「大辞林」が調べる楽しみを引き出してくれるのに比べると、かなり物足りない。


「ロイヤル英文法改訂新版」
 英語解説に関して私が信奉するマーク・ピーターセン先生が英文を監修しているという理由だけで購入した。リアル本の方も持っている。電子辞書形式で閲覧できる方が見やすいかなと思ったが、文法書の場合はリアル本の方が短時間でたくさんの情報を収集することができるようだ。ということで、電子版はあまり使っていない。


 これらの電子辞典はロゴヴィスタから配布されている閲覧ソフトを通じて使用できるようになっている。しかし、私は前回のホリプレ論文篇で書いたように、OALD や Cobuild 等のリアル辞書に付属するCDのデータもストレージに格納して使っている。そのことについては次回書く。

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2012年08月05日

明るく楽しく元気よく、、

 この金曜日、高知大学の曳地さんが研究室を訪問してくれた。京都で植物病理関係の国際会議があったらしい。それでは、というので微研では珍しい植物病原細菌関連の講演をしていただくことにした。馴染みのないテーマであるだけに、ひょっとしたら閑古鳥が鳴くかも?と心配したが、60席ほどの微研ホールが8割ほど詰まって安心した。微研の皆さんはさすがに好奇心旺盛である。

 植物の病気は、個体レベルでみても社会レベルでみても、ヒトや動物の病気とは異なる感染経路や伝播様式を示す。曳地さんの仕事は、植物の育成や種子の流通の過程にスポットを当てながら、病気の発症機構や農薬への耐性機構を解析する。ヒトの病気でいえば臨床から基礎までをカバーするような、広範で細密な研究である。「微研での講演なのに、分子レベルの話題をあまり盛り込まなくてごめんなさい」と曳地さんは講演後に言ったが、そんなこと気にする必要はない。とっても興味深い話でしたよ、曳地さん。

 その後は、曳地さんと、曳地さんの研究室の学生さん達と夕食を楽しんだ。「何が食べたい?」と尋ねると「お肉っ」と屈託なく答える明るい学生さん達だった。では鶴橋へ、、とも思ったがそれほど時間に余裕があるわけではない、、ということで天神橋筋6丁目で適当なお店に行こう、、と決めたけれど曳地さんとワイワイ喋っているうちに阪急淡路駅で電車を乗り換え損ねて十三へ、、、。

IMG_1407.JPG 十三界隈で最初に見つけた焼肉屋さんに入ってお腹を満たしたあと、さらに居酒屋さんでかんぱーい。
 話は弾む。学生生活の話、映画の話、音楽の話、、。曳地研の学生さんは物怖じすることなく、思い通りのことを好きなように話す。大学院生のユカさんと、ユキノさんだったっけ、たくさん笑わしてもらいました。彼女達の立ち位置と曳地教授との距離は本当に近い。こんなに親密な師弟の付き合いにはあこがれを感じるが、あんまり微研では見かけないように思う。

 高知大農学部の特徴なのかもしれないし、学部を担当する部局のいいところなのかもしれない。どうなのかわからないが、それにしても微研ではこんなに自由奔放に教授の前でも楽しそうにしている学生さんを見ることは少ない。どちらかというと萎縮している学生さんならよく見るんだけど、、。なんでもかんでも無闇に明るければなんでもいいやというつもりはないが、微研でも学生さんには楽しく研究してくれた方が、指導する側も嬉しいのは間違いない。でもそれができているかどうか、、?

 研究成果を求めるあまり、学生が萎縮するような窮屈な環境しか与えられないとしたら、大学院教育にかかわる者としてはあまり褒められたものではない。あるいは、指導する立場の人間ばかりが悦に入って、学生のそれぞれの事情を慮ることなく彼らをただ研究の労働力に使っているようでは、コミュニティーとしては全くバランスを欠いている。、、、、、とか、、、ややこしいことを考えながら、この日はお酒を飲んだ。

 研究は本来楽しいものだ。そんなことで学生さん達から研究を楽しむ心が削がれるとしたら、それは残念なことである。

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posted by Yas at 22:18| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月02日

おっさん老い易く

 昨日、微研で、慶応大学/理研の小安重夫先生のセミナーがあった。小安先生の専門である免疫学は、細菌学をゴソゴソとやっている私なんぞにとっては近そうでムチャクチャ遠い学問である。しかし、宿主の免疫応答に目を向けなければ、感染の全体像に近づくことなどできない。ということで、微研で免疫関連の先生のセミナーがあるたびに、ノートを取って免疫学的アプローチと免疫学的常識を勉強している今日この頃である。

Koyasu.png とくにこの日の演者は小安先生だ、話題は先生のグループが最近発見されたナチュラルヘルパー細胞である。充分に気合いを入れて聴かせていただいた。小安先生の話はいつも非常に整理されているので、実にわかりやすい。たくさんの細胞マーカーや産生されるサイトカイン(これがいつも、非免疫学者のまえに高い壁となって立ちはだかる)の意味も相互関係もよく理解できた。私にとって免疫学関連の講演は最新トピックスに感嘆することももちろんあるが、さらにこの領域の考え方を知ることが大切なのだ。この日の小安先生の講演は私にとって贅沢でありがたい免疫学講義になった。

 その後、世話人のK谷先生(まいどおなじみ、この方は本ブログでの実名公表を拒まれている)のお誘いで、感染病態分野の山本雅裕特任准教授と私とで、小安先生との夕食のご相伴に預かった。
微研や iFReC の並み居る免疫学者を差し置いてなぜに私が?という戸惑いも少しあったが、「ホリグチと飲むのは久しぶりだな〜」と、小安先生は嬉しいことをおっしゃってくださる。いつもながら、きくたいやいやK谷先生の食事処のチョイスは最高だ。そこで素晴らしい和の酒肴を楽しみながら色々と話をさせていただいた。私よりも年上のK谷先生や小安先生の話のみならず、ずっと年下の山本くんの話も私の知らないことが多くておもしろい。山本くんはそれほど酒に強くない、、「いざというとき、こいつを倒すのなら飲ませるに限るな、、、」と弱点をチェックしながら(なんでやねん)も、、、彼の説得力のある話にしきりに感心してしまう。

 免疫学のことに限らず、この歳になっても、知らないことがたくさんある。いや、知らないことばかりだ、と本当に思う。自分の知っていることはつまらないことばかりで、他人の知っていることは貴重なことばかりのようにも思う、、。

 人生、勉強ですわ、、。ほんと、、。

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posted by Yas at 22:57| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする