2012年03月31日

細菌学会2

 さて、細菌学会総会本番の初日。目覚めたら眠くてちょっと頭が痛かった。寝不足のうえに少しお酒が残っていたようだ。朝食にホテルのレストランに出向くと、目加田先生がいらした。偶然にも同じホテルだったようだ。目加田先生だけではない。北里のアベッチ&くわエッチ、東大医科研のミムミム&カワムラさん、学会理事長の神谷先生、法政大の川岸さん、京都薬科大の後藤さん、それからご挨拶いただいたものの、どなたか分からなかった先生数名、、。同じホテルにたくさんの学会参加者が宿泊しているようだった。みそ汁をゆっくりいただいて眠気と酒気を覚まして、目加田先生と一緒に路面電車で会場へ赴く。

 国際シンポジウムのセッションでは、アメリカNIHの Dr. Joel Moss, ドイツ Albert-Ludwigs Univ. の Dr. Klaus Aktories, アメリカ Northwestern Univ. の Dr. Karla Satchell の招待講演と、目加田先生、千葉大学の野田先生と私の日本側からの講演があった。私の講演は、体調不良でテンション低くて、英語がうまく口から出てこなかったので65点。破綻せずに済んだのでよしとした。ただ、いくつか話をすっ飛ばしてしまったので予定よりも2−3分早く口演が終わってしまって、残った時間でたっぷり(英語で)質問されて閉口した。ウーとかアーとか言いながら適当に時間を稼いで、回答するための英語を頭の中で紡ぎだす。この時間稼ぎはそれなりに役に立ったが、「なんて説明したらいいんでしょ?」とか「英語の説明は難しいなー」とか、「ちょっと考えさせて」とか、いらんことを(英語で)口走ってしまってちょっと反省。外国人のいる会場で、あんまり云うべきセリフじゃない。

 続いて、午後最後に「目指せPI ー成功する科研費申請・プレゼン・論文執筆」というセッションでプレゼンテーションのコツについての口演もした。一日のあいだに英語と日本語で続けて口演してみると、日本語の有り難さが身にしみる。このセッション、廊下まで立ち見が出るほどの盛況だったのだけど、フロアからの質問がちょっと少なかったかも、、。テーマがテーマだけに、質問しにくかったのか、、。

 夜には、稲佐山にあるホテルで、東大医科研の笹川千尋先生の定年退職記念祝賀パーティーに出席。心温まる、よく企画された良いパーティーだった。そのあと思案橋に戻って、アベッチと桑エッチ、国立感染研のモリタトモコの4人でしんみりほのぼのと馬鹿話をして午前1時頃まで飲んだ。楽しかったが、実は何を話したのかちっとも覚えていない。

 ということで、寝不足のまま2日目に突入することになった。口唇ヘルペスは、進行は治まったが水泡のあとが赤くなって目立ってきた。

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2012年03月30日

細菌学会1

 学会前日の26日。午後1時頃、伊丹発長崎行きのANA 161便、長崎空港リムジンバスと経由して長崎市内に入った。長崎は多分5−6度目の訪問になる。毎回、長崎大学近辺で宿泊していたので、今回はあえて繁華街の真ん中のホテルをとった。ホテルのフロントで紹介してもらった台湾料理屋さんで長崎チャンポンを食べたあと、夕方に予定されている会議までまだ1時間以上あるので、ホテルの部屋で仕事をすることにした。が、終わってみると何のことはない、この日のうちに溜まったメールの処理をするだけで精一杯で、本来の仕事などちっともできなかった。

 んで、夕方4時からは学会評議員会があった。本当はブッチしようと思っていた(こらこら)のだが、〇〇委員長としての報告職務があったので仕方なく出席する。

 この会議のあとに、北海道大学の東さんと浦上で飲んだ。以前からの約束である。東さんは長崎大学薬学部出身だ。学生時代にバイトをしていたという焼き鳥屋さんで、おいしい焼き鳥とお酒を楽しむ。途中から東大医科研のミムミム、サナダくん、フクマツくんと、東京医科歯科大のマルヤマさんが合流し、さらに長崎大学で教員をしているという東さんの後輩(すまん、名前を失念しました)が加わってワイワイと11時まで。

 長崎の路面電車は午後10時のうちに最終が出てしまう。やっぱ早いなー、と思ったけれどよく考えたら大阪市内だって路線バスの最終は早い。タクシーに分乗してホテルに戻る。

 実は、この前の週末に連続して飲んだのが祟ったのか、口唇ヘルペスが2日ほど前から出ていた。あーやだなーと思いながらも、そこは学会である。安静になどできるはずもない。酒も飲む。先が思いやられる学会前日であった。その次の日には朝から座長を務める(だけではなく自分も講演する)国際セッションがある。早く寝なきゃと思いながらも、風呂に入ってベッドについたときには午前1時になっていた。

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2012年03月29日

帰阪報告

 3月27日から29日までの日程で、長崎で開催された日本細菌学会に参加してきた。先ほど戻ってきて、お風呂入って夕食をとったところ。

 ビールを飲んでいる。

 盟友アベッチと国立感染研のトモコさんと。
CIMG3399.JPG 今回もいろいろあって楽しかった。ほぼ全てのプログラムが終わって帰路についた時に「細菌学会総会って、こんなにおもしろかったっけ?」とふと思った。確かに少し前まで、細菌学会総会はこれほど面白くなかった。10年近く前に「プログラム企画調整委員会」の立ち上げを企画し、数年後に実際に統一フォーマットによるプログラム作成をスタートして6−7年。ようやく、その成果が現れてきた様に思う。

 細菌学会総会は面白いぞ。 今ならそう言って宣伝できるかも。 この調子が続きますように、、。

 ということで、今日は疲れたのでもう一本ビールを飲んだら寝ることにする。学会の様子は、明日からぼちぼちと報告するつもり、、。


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posted by Yas at 21:57| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

お祝いラッシュ 

 木曜日、兵庫医大で開催される寄生虫学会に参加するためにシンザーくんが来阪した。(シンザーくんについてはこことかここを見てちょ)。シンザーくんは先日結婚(入籍)したばかりである。これはお祝いせねばならんと、この夜は名店「よしむら」で飲むことにした。微研きってのコワモテ准教授のテルテルと、シンザーくんと、私の三人である。

IMG_1268.JPG 久しぶりの「よしむら」だ。相変わらずどれもこれも美味い。身近で最高の酒肴を味わえる最高の飲み屋である。「大阪らしいところに連れてってください」と言っていたシンザーくんも満足の様子だ。お客さんの出入りがひと回りして、店内が少し落ち着いたとき、シンザーくんが新婚であることが居合わせたお客さんのあいだで話題になった。

 んで、見ず知らずのお客さんみんなで、シンザーくんお祝いの記念写真を撮ることになった。おめでとー、シンザーくん。見ず知らずの人たちと盛り上がって、写真を一緒に撮る。、、、大阪らしいやろ?

IMG_1276.jpg
 金曜日、この日は、トッシーが産休に入る前の最後の出勤日というので、お昼に激励会をした。お寿司をとってケーキを食べて、、、。ともすれば実験でギスギスしそうになる研究室だが、そんなときにトッシーのスマイルで何度救われたか、、お産はたいへんだと思うが、がんばってね、、。





IMG_1277.JPG
 この日はそれだけでは終わらない。この春で栄転して微研を去る竹内さんと星野さんをお祝いして、壮行タコ焼きパーティーを開催した。ときどき研究室で企画した、誰でも参加できる微研フルオープンのパーティーだ。今回はあまり宣伝していなかったので参加人数が心配されたが、フタを開けて見るとたくさんの参加者で賑わった。
IMG_1282.JPG

 この週末は、様々な人々の色んなお祝いの連続だった。んで、来週は長崎で、第85回日本細菌学会総会が開催される。私は明日のお昼前に長崎に入る予定である。
 



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2012年03月21日

まとまりのない読書報告/吉村昭作品

 吉村昭さんの小説「暁の旅人」と「逃亡」を読んだ。

 吉村昭さんは史伝作家である。歴史を題材にした小説は、時代小説と歴史小説に大別できるという。歴史のコンテクストのなかにフィクションを織り込むのが時代小説で、史料にもとづいて歴史を語るのが歴史小説である。さらに史実に忠実に歴史を伝えるのが史伝であるという。歴史小説が史料にもとづいていると云っても、史料のない空白を埋めたり読者を引き込んだりするためにフィクションをはさみ込む余地を残すのに対して、史伝は一切のフィクションを排する。その史伝作家の第一人者に挙げられるのが吉村昭さんである。

「暁の旅人」は幕末の奥医師にして蘭方医の松本良順が松本家の養嗣子となってから生涯を閉じるまでの人生をたどった史伝である。仲野徹先生が、同じ松本良順を主人公にした司馬遼太郎さんの小説「胡蝶の夢」を読んだ私に本書を紹介してくださった。ということで、本書を、歴史小説である「胡蝶の夢」と対比しながら読むのはなかなか面白い。私の感覚では、エンターテインメントとしては「胡蝶の夢」に軍配が上がるが、「暁の旅人」には、ホントの人生ってこんな感じで過ぎて行くもんやろな、と妙に納得させられる史伝ならではの迫力がある。

 一方の「逃亡」は、霞ヶ浦航空隊で整備兵だった少年が、隊に配備されていた九七式艦上攻撃機に放火して逃亡するというストーリーである。この紹介記事をどこかで読んだだけで興味を掻き立てられて迷わず購入した。こちらの方は「暁の旅人」に比べると、かなりハラハラドキドキでエンターテインメントとしても楽しめるし、史実(この場合は事実というべきか)であるという迫力が一層興趣をそそる。
 
 この、「暁の旅人」と「逃亡」の違いは、多分、文献となる史料の質や量の違いから来るのではないかと思う。とくに「逃亡」の場合は、主人公の少年兵本人から吉村さんが聴取したことが元になっているので、時代をさらに遡ることになる「暁の旅人」の史料とは、質も量もさらには密度もずいぶん違うのだろう。史伝が緻密なストーリーで埋まるかどうかは、史料の良否による。だから「逃亡」の方が、はっきり云って面白い(いや、もちろん、どちらも面白いんですけど、どちらかというと、です)。そういえば、吉村さんの「生麦事件」も、歴史の授業で習った時の生麦事件とは全く違う生々しさで事件の顛末が描かれていて、とても面白かった。

 「生麦事件」は別にして、一般に史料の良否ということになると、やっぱり時代の近い方がいいのかもしれない。ということは、吉村作品はひょっとすると近代史の史実に関するものの方が、一般的に面白いのかもしれない、、。

 と、勝手な法則を考えて、今度は吉村作品で名作と名高い「戦艦武蔵」を読んでみることにする。

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2012年03月20日

春になれば

 本日は溜まった雑用を少しでも減らすために出勤。自転車(プロントくん)だ。年末に整備と調整をしてからプロントくんはすこぶる調子がよろしい。静かに、滑るように走る。休日なので街を歩く人もまばらである。気持ちよく研究所に到着した。

 研究室には大学院生のオカケーがいた。今日は夕方まで実験をするという。頑張ってね。頑張る人には実験の神様がきっと微笑んでくれるよ、と言おうとしたがやめた。実験の神様はそんなにあまくない。

 お昼ご飯は「曽呂利」のせいろ蕎麦にした。「曽呂利」は堺で有名な名店「ちく満」の流れを汲む温かいせいろ蕎麦を出してくれる。オカケーは「曽呂利」が初めてだったようだ。美味しそうに食べる。箸の持ち方もなかなか落ち着いて堂に入っている。ふむふむ、オカケーはこの1年で成長した(かもしれない)。

 自転車行の途中に早咲きの桜をいくつも見た。季節は春だ。たいていの大学の研究室は毎年春になると少しだけリニューアルする。人数の少ない我が研究室だが、それでも何人かのメンバーが入れ替わる。そうだ。春だから、研究室の模様替えをしよう、と思ったのは先週のことだった。なんかとにかくなんでもいいが、春だ。模様替えだ 模様替えだ。メンバーが使う事務用チェアをいくつか買い替えて、机の配置も変えることにした。

 春になってもなんにも変わらんかもしれんが、新調のチェアと机の配置換えで無理やり気分を変えてやろ。変えるチャンスは春しかない。

 帰りは、箕面の山沿いを池田に向かう私のお気に入りのコースをとった。大阪青山大学の南側を走る府道9号線の、そのまた南側の旧道を通る。今日初めて知ったのだが、この旧道を「西国巡礼街道」と呼ぶらしい。
 そこでも桜が咲いていた。

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2012年03月18日

無為な休日を過ごす

 昨日の土曜日は家庭の都合で一日中留守番だった。んで本日、日曜日も、熱帯魚水槽の掃除をしたあとは家でダラダラ、、。私は基本的にグウタラでズボラである。まぁグウタラやズボラに基本的も原則的もない。ただひたすらグウタラでズボラである。

 ダラダラと寝そべりながら MacBook Air を弄くって、ネットでニュースやブログを拾い読みしたり、Facebook で知り合いの様子を探ったり、、。そうそう、Facebook と云えば、先日、月間のログインユーザーが 1,000 万人を越えたそうだ。実名登録が必要な Facebook は日本では定着しないと云われていたが、(私の見るところ)東日本大震災を契機に状況は変わったようだ。私自身、大震災の前日に中学校同窓会の運営の都合でFacebook に登録したのだが、それが震災後の関東以北の知り合いの消息確認に十二分に役立った。

 それ以来、友達は136人に増えて、mixi や twitter の苦手な私のなかでも Facebookは定着したようだ。Facebook のニュースフィードを眺めていると、知り合いたちが実に種々様々な趣味や活動を楽しんでいるのがわかる。毎晩のようにあちらこちらの名店で夕食を楽しんでる奴。毎週のようにゴルフを楽しんでる奴。趣味のいい生活小物などを紹介してくれる奴。映画やコンサートに頻繁に足を運ぶ奴。この国の行く末を思って東奔西走する憂国の士。好き好んで誰もいない雪山にハイキングに行く奴。美味そうな酒ばっかり飲んでる奴(私と違いますよー)。それに引き比べて、私はなんと無為な休日を送っていることかと、ちょっとだけ反省する。

IMG_1470.JPG

 ということで、賑やかしに今日掃除した水槽の写真をアップしとく。

 、、、明日は自転車通勤しよっと。





 本日のBGM。Corinne Bailey Rae/Corinne Bailey Rae



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2012年03月14日

電子メールに気合いを込めて

 今日夕方、ある先生から電話をいただいた。「今日、〇〇委員会があったんだけど、、」
あ、忘れてました、というか、そもそもその連絡メールをちゃんと見てませんでした。すんませんすんません。別の会議にはちゃんと出席したんだけど、、今日参加予定の会議がふたつもあるなんて、ちっとも気づかなかった。

 このごろ、こういうことが多い。最近、信じられないくらい多数のメールが私のメールボックスで着信する。先月だったか、あまりに多いので数えてみたらジャンクメールを含めて一日あたり100通近くあったことがある。もちろん、迷惑メールのフィルターを通しての数字である。今はそれほどではないが、それでも時に50通近いメールが一日に届く。これは問題だ。ちゃんと見ているつもりでも、どうしても読飛ばしてしまうメールが出てきているようだ、。

 私の処理能力を超える仕事が舞い込んできて、それで会議や依頼仕事に穴をあけてしまうのは、私の能力の欠如が原因なので仕方ないが(、、仕方なくはないか、、)、試薬の売り込み、私の研究に関係ない領域の学会からの招待状(のような宣伝メール)、雑誌への論文投稿の勧誘メールが大量に届くのは、どうだかなぁと思う。最近、そんなメール、異常に多くありません? みなさん。

 あかん。このまま色んな仕事や会議で周囲に迷惑をかけていたら、信用をなくしてしまう、。なんとかしなくては、、。

 あ、、信用がなくなって、仕事が減った方がいいかも、、、、、いやいや、、、いかんいかんっ、、。

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2012年03月12日

学会に なだれ込んだら もう4月

 あーじゃこーじゃとウダウダ言っているあいだに、3月中旬になった。この月末には我が研究グループの主戦場である日本細菌学会が開催される。私はなぜか、初日の最初の国際シンポジウムセッションと最後のワークショップで演者になっている。同一人が学会総会で2回も演者になるのは異例のことである。しかも一日のあいだに2回。なんか差し出がましいが、プログラム企画の成り行きでこういうことになった。

 問題は、ふたつのプレゼンテーションの準備をしなきゃならんということだ。「あんた教授やし、プレゼンテーションなんて慣れてるでしょ?」というのは間違いだ。時間の決められた学会の発表は、幾つになってもちゃんと準備しなければならない。とくに、ふたつ目のプレゼンテーションは若手研究者向けのセッションで「プレゼンテーションのやり方」について話をする予定なのだ。プレゼンテーションのやり方についてのプレゼンテーションがだらしなかったら、全く説得力のないプレゼンテーションになってしまう。イヤなもんだ。

 というわけで、セッセセッセと今から準備を始める。

 午後は、トッシーに、実験ノートの確認とデータの申し送りをしてもらった。トッシーは今月末から長期休暇に入る。その仕事を論文化するためのデータは8割方揃っている。しかし、論文化のためにそれらのデータが図表化されているわけではない。これは問題である。私は、論文を書こうとする時にデータが図表化されていないのは我慢できないタイプだ。図表は、チャンピオンデータが取れた時にすぐさま作成しておくべきである。、、、と、ブツブツいいながら、トッシーに教育的指導を与える。

 依頼原稿(100,000字の、例のやつ)の執筆は細々と進めているが、目標のボリュームにはまだまだほど遠い。明日は東京出張だ。その新幹線車中で10,000字は書きたい(書けるかっ)。でないと予定の締め切りに間に合わん怖れもあり、、、。

 昨日、梅が咲いているのは街中を自転車で走って確認した。

  、、、桜はまだかいな。

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2012年03月11日

3月11日、日曜日

 3月11日。アヤッチの動物感染実験の手伝いに、昼前に自転車で研究所へ向かう。
久しぶりの自転車通勤である。春を感じさせる日差しのなかを走る。自転車乗りとしてもよく知られている俳優の鶴見辰吾さんの言葉だったと思うが、自転車は、乗った瞬間に『自転車の世界』に入り込むことができるのでいい、。まさしくその通りだと思う。

 感染動物舎、午後2時46分。安全キャビネットの中で20匹のラットを相手に麻酔をし、実験に必要な処置をしていた。先週あたりから目にするようになった、3月11日を語るテレビ番組はあまり観る気がしない。しかしテレビをつけると当時の映像が流れているのでしばらく眺めるが、コメンテーターがいらんコメントを始めるとチャンネルを変える。あのとき、たくさんの人々にそれぞれの出来事があったことは間違いないが、それを感傷的にドラマチックにどこかの誰かが語るのは願い下げだ。

午後4時半頃、動物舎でのすべての作業を終える。研究室に戻り、あとの作業はアヤッチとトッシーに任せ、私はここで帰宅。動物舎にいるあいだに雨が降ったらしい、湿った道路を自転車(プロントくん)で行く。梅の花が咲いていた。

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2012年03月10日

来年度のことを考える


 今週、研究室のスタッフひとりひとりと面談をした。それぞれが抱える問題やプロジェクトの進捗状況を聞いて、来年度の研究室の運営方針を決めるためだ。ウチの研究室は人数が少ない。強烈に少ない。一方で、少人数でもスタッフが頑張ってくれているので、研究はそれなりに進んでいる。PIとしては、メンバーそれぞれの持つ情報を聞いて研究室の現状をつぶさに把握して、効率よく仕事を進めるための方針を立てねばならない。と言っても大したことができるわけではないのだけれど、、人数少ないし。それでも、おかげで来年度に向けて、どうすれば良いか、だいたい見当をつけることができた。

 今回、とくに私が神経質になっているのには理由がある。実は、来年度中に、メンバー二人がそれぞれの事情でほぼ同時期に長期休暇に入るのだ。二人が関わっているプロジェクトは、今のところウチの研究室では最も進んでいるのだが、やむなく長期停滞することになる。そればかりか、ただでさえ少ない研究室のメンバーがさらに減る。いつぞや書いたように思うが、まさに限界集落になろうとしている、、。

 幸い、研究は進んでいるし、研究費も「有り余る」ほどはないが、不如意で困るほど少ないわけでもない。来年度は、如何に仕事の効率を維持し、効果的に成果をアウトプットできるのか、それはPIたる私の考え方にかかっていると思う、、。

どうなりまっしゃろか? 、、、来年(度)のことを言うと鬼が笑うというけれど、。、、なぜ鬼が笑う? と調べてみると、その解説のひとつにこうあった。「今年のことも満足にできない未熟者が来年のことを言うのを見て、鬼(超常的、万能的なもの)が笑うということである」

へいへい、もちろん未熟者だす。

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posted by Yas at 21:27| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

iPad の重量

 新型 iPad が発表された。それから、iOS5.1 に Siri の日本語版も実装されたようだ。Siri とは音声認識機能を備えた人工知能の一種で、操作者の音声に反応して、iPhone の操作のアシスタントをしてくれる機能である。巷では、Siri に向かって「愛してる」と云ってみたり、自分のことを「ご主人様」と呼ばせたり、無理難題をふっかけたりする iPhone ユーザーが続出しているようだ。大阪では、濃い大阪弁で Siri に話しかけている奴もきっと居る。Siri が理解できないと「なんや、大阪弁もわからんのか。あかんがな。役に立たんな、Siri は、、」とか云ってる奴が、きっといるに違いない。

 ところで今回の iPad。このブログでは何度も書いているが、私は自他ともに認めるアップルのイヌである。新製品が出ると、そわそわして居ても立ってもいられなくなるタイプだ。現行の小型軽量の MacBook Air は、その登場を10年ほど待ち続けて、発表されたと同時に注文した。iPhone は必ずソフトバンクから発売されると、Vodafone 以前の時代からサービスの決して良くない通信事業者を変えずに頑張ったりした。

 そして iPad の三代目が発表された。初代 iPad が発表されたとき、私は「iPad は買いません」と宣言した(こことかここをみてちょ)。そして二代目もやりすごし、さらにこの三代目、、、、どうしようかとちょっと考えてみた。

 私が iPad を買わなかった理由はいろいろあるが、日本国内での電子書籍事情が落ち着いて、Keynote と iPad の組み合わせによるプレゼンテーションの使い勝手が MacBook のそれと変わらないようになれば、買ってもいいと思っている。他にも、文字入力がキーボードに比べるとやはり面倒とかいうこともあるが、それはそういう使い方はそもそも iPad の設計思想では重要視されていないので横に置く。しかし残念ながら電子書籍も普及していないし、まだ iPad によるプレゼンテーションも学会などでは一般化していない。ということで、やっぱり購入意欲はイマイチわかない。

 ただもうひとつ、学会で重い抄録冊子を持たずに、その代わりに抄録の PDFファイルを格納した iPad をもって会場を颯爽と歩きたい、という欲望が出てきた。同業者の方ならよくご存知のように、学会の抄録集は重い。分子生物学会や生化学会の抄録集など分冊されて配布されるが、その全てを持って会場を歩くのは(ウェイトトレーニングが趣味のような人以外は)絶対イヤだ。これを iPad に代えることができるのなら、それはそれでかなりのメリットになる。iPad の重量は 650-660 g ほどである。分子生物学会などの抄録は 1 kg を越える。これはいいかも、、、、、

 そう思って、私の主戦場である細菌学会総会の抄録集の重さを量ってみたら、680 g だった、、、。

 うぅむ、。微妙、、。

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posted by Yas at 22:44| Comment(1) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月07日

「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」を読む


513KzMftO7L._SS500_.jpg さてこの本。買って読んだからには、私としては何かを書かねばならないだろう。

「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む/仲野徹」学研メディカル秀潤社 1900円(税別)

 大阪大学大学院医学系研究科教授の仲野先生の手による、伝記の読み方指南の書である。本書の内容は、国内の生命科学雑誌「細胞工学」に連載された。仲野先生は無類の本好き伝記好きで、その異常な読書量には恐怖さえ覚える。そんな仲野先生が生命科学者向けに、生命科学史上で重要な役割を果たした(野口英世はちょっと評価が難しいが)偉人の伝記を解説するというのであるから面白くないわけはない。実は私は、連載を全て読んだので単行本の購入はパスしようと思っていたのだが、仲野先生自らの売り込みに遭ってしまったので仕方なく(あ、いや、新たに興味を呼び起こして、、)購入、あらためて全編を通して読むことになった。

 本書では、野口英世から始まる18人の生命科学者が取り上げられている。最後の北里柴三郎の話題は前編と後編の2部に別れていて、さらに最後に番外として、分子生物学を志した者なら必ず一度は読んだと云われる「分子生物学の夜明け」(本書は伝記ではない)にも解説が及ぶ。この全編を通じて、仲野節が満開である。仲野先生ご本人をご存知の方にはわかっていただけることと思うが、本書を読んでいると、まるであの機関銃のような口調で仲野先生が自分に向かって喋りまくり、まくし立てられているようで、ちょっと座りの悪さをどこかに感じてしまう。実際に話しているのなら、ツッコミもチャチャも入れられるのだが、書籍相手だとそれもかなわないのでちょっとストレスも感じる。しかしそれはご愛嬌と考えるべきだろう。むしろ、仲野先生その人を感じさせる演出として楽しめるかもしれない。そしてその内容は無論、ただの伝記紹介文ではない。

 人に読ませる文章とはどんなものか?本題の内容が確かであることは最低条件として、それに加えて周辺を彩るエピソードや書き手のコメントが適度な距離を持って本題を際立たせる、そんな文章が人を引きつける文章だと私は思う。仲野先生は本書で、この点において強烈なテクニックを披露してくれている。

 例えば、医学、物理学、言語学で大活躍を果たしたトーマス・ヤングの天分を語るのに、仲野先生はその前に「アホはうつる」と「賢さは有限だが、アホは無限だ」という、ナカノの法則を面白おかしく披露する。あるいは、北里柴三郎の事跡を語るために志賀潔の紹介をするのだが、その志賀潔の人柄を語るのに、さらに間接的に土門拳の写真集から話題が始まったりする。また、柴三郎のスキャンダルを語るのに「蓄妾」という言葉の解説から、高橋是清が妻と妾を同居させていたというエピソードが紹介される。こうした周辺エピソードが読者を飽きさせないばかりか、適度な距離を置いて本題に結びついていく縦横無尽の展開に、きっと大抵の読者は「にやり」とするはずだ。仲野先生の博識ぶりは万人の認めるところだが、その広範な知識(ウンチクと人は云う)がこうしたことを可能にしているのだと思う。随所にちりばめられた、「研究者ナカノ」を垣間みることのできる仲野先生の研究観も本書の読みどころである。

 繰り返すが、本書はただの伝記紹介本ではない。伝記とそこに取り上げられた生命科学的偉人というフィルターを通して、仲野徹というキャラクターを楽しむ本である。実は、同じような構図のテレビ番組を私たちは知っている(すいませんねぇ、本の紹介にテレビ番組なんぞを引き合いに出して)。「徹子の部屋」だ。ホスト(あ、ホステスか)の黒柳徹子さんが、日替わりのゲストを相手にトークを繰り広げる、あの番組である。そこで視聴者は日替わりゲストだけではなく、そのゲストを通して様々な側面を見せる黒柳徹子さんを楽しむ。まさに本書と同じ構図ではないか、、。

 結論。「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」は「徹子の部屋」である。、、、、あ、、「さんまのまんま」かも、、。

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posted by Yas at 23:59| Comment(2) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

乙女の祈り


 さて、さらに前回の続き。
 新山口駅から新幹線に乗って新大阪、さらに伊丹駅まで戻り、家族と義兄夫婦と落ち合って、そのまま西宮に向かった。

 例年の、娘のピアノ発表会である。発表会の会場が、不況のせいか、昨年から伊丹市のホールから西宮北口駅前の楽器ショップの3階になった。市民ホールに比べるとかなり貧相だが、娘が楽しみにしている発表会だ。今年も参加で、親族一同が見守った。


 ノー編集でアップしたかったのですが、重すぎたのでトリムしました。

 支援学校を卒業し、今の事業所で働きだしてもう4年になる。すっかり大人になってワガママは出るし、意地は張るしで、母親の手を焼かしてばかりのこの頃だ。朗らかに楽しく過ごしたいと云う両親の思いをよそに、自由勝手に振る舞うバカ娘である。まぁ両親が元気なうちはそれでいいんだけど、、。

「乙女の祈り」、、障害を抱えて育って22歳、、、いま何を祈る。


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posted by Yas at 23:14| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

山口大学へ 2

 山口大学でのハナシの続き。

 私の講演の直前、学生時代に私の所属した大阪府大で助手でいらしたキソ先生(現在はもちろん山口大の教授)が会場に来てくださった。お互い思わず抱き合って15−6年振りの再会を喜んだ。シンポジウム後には、やはり10年ほど前に微研で大学院生として在学していた(ただし私の研究室ではない)ワタナベリエさん(現在は山口大准教授)とも会った。ワタナベさんはとても大人になっていた(素面のあいだは、、、)。

IMG_1254.JPG オレがキソだぁー。

 懇親会後、山口大学キャンパスの正門前にある焼き鳥屋さんで、キソ先生、ワタナベリエさん、山口大学の関係スタッフさんと学生さんたちとさらに飲む。なんだか久々に、ボケて、突っ込んで、大笑いした。
「キソ先生とホリグチさんは仲が良かったんですね」と誰かに云われたが、別に仲が良かったわけではない。研究室も違った。何かの飲み会でよく一緒になっただけだ。「ワタナベさんともよく飲んだんですか?」とも聞かれたが、別によく飲んだわけではない。私の研究室で主催するタコ焼きパーティーに彼女がよく参加したくらいだ。

 波長が合うといえば月並みか、思えば若くてエネルギーが有り余っていた頃に何の気兼ねもなくハナシをできた相手がキソ先生やワタナベリエさんだったということだ。その延長でこの夜もボケて、突っ込んで、笑っていたにすぎない。こんな交友関係はいい歳になった今ではきっともうできない。

 大学院の研究科長でもあるキソ先生は「おめぇー、思う存分研究しただろうから、もうそろそろ阪大を辞めて獣医の発展に力を貸せ」といって、私の首を絞める。黒木瞳さんのように幸せな結婚をして出産することを夢に持つワタナベさんは、他人にはわけのわからん将来設計を語る。できれば私の好きな黒木瞳さんに自分の将来をなぞらえるのはやめていただきたかったが、久しぶりの再会なので黙って聞いてやった。「じゃぁな、また会おう」とまた抱き合ってキソ先生と別れ、「丈夫な赤ん坊を生みなさい」と、まだ独身のワタナベリエさんに声をかけて別れた。

 翌日、お昼の新幹線で帰阪する私を、度会さんと准教授の清水さん、ポスドクのタチバナさんが、午前中の間に山口市内を観光案内してくれた。国宝の瑠璃光寺五重塔の威容はなかなかの圧巻であった。しかも、拝観料というのがない。一帯の史跡の拝観、入場が全てタダである。しかも、これほどの名刹なのに訪れる観光客は多くない。だからどこまでもゆったりとしている。京都だとちょっと考えられないことだ。

 山口はいいところであった。再訪を度会さんたちと約束し、12時6分の新幹線で帰途についた。

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posted by Yas at 22:53| Comment(4) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月04日

山口大学へ

 この金曜日と土曜日、山口大学農学部高中温微生物研究センターが主催するシンポジウムでの講演のために山口に出張した。

 山口大学は初めての訪問である。私の受験生時代、大学受験では共通の試験はなくて、受験日時の異なる一期校と二期校の少なくとも二つの受験校を選ぶことができた。受験生の私は二期校に山口大学農学部獣医学科を選んだのだが、幸いにも一期校に合格し、願書を出して受験票を取り、宿も予約した山口大学の受験を取りやめた。しかしその時、山口大学が湯田温泉という温泉街近くにあることを知った。宿泊予約した旅館も、温泉宿を連想させるような名前だったように思う。当時高校生だった私は温泉街に立つパラダイスのような(イメージ的には「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の油屋みたいなかんじかな)大学のイメージがもわもわと広がっていたものだ。

 もちろん実際に見た山口大学は、そんな奇妙なことはない立派なキャンパスを有する標準的な大学だった。当たり前だがちょっと安心した。午後から始まったシンポジウムでの私の出番は3番目。チョイ準備不足で説明がくどくなったのか、時間を超過した。日頃、ホリプレで時間厳守を唱えていても、このていたらくである。皆様も気をつけましょう、、。会場の参加者の大部分は、学生さんとお見受けした。今回の私の講演は、昨年の京都大学ウイルス研究所でのものとほぼ同じ内容で、ガッツリ専門家向けの構成であった。通常、学生さん相手にこの手のハナシをすると、かなりの割合で居眠りを始める人たちが出始めるのだが、今回はほとんどそういう人はいなかった。それどころか熱心に聞き入ってくださっている様子で、私は話しながらとっても感心させられた。山口大学の学生の皆さん、しっかり聞いてくれてありがとう。

 今回の訪問では、私にとって懐かしい人々と再会することができた。その辺りのことは次回に、、ちょっと疲れてきた。すまん。

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posted by Yas at 22:06| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

冬の札幌

 昨日午前10時発の飛行機に乗って伊丹空港を出発した。

 札幌への一泊二日の弾丸出張である。急に決まった出張なので、直行便を予約することができず、羽田経由になった。直行便なら2時間足らずで千歳空港に到着できるのだが、羽田経由では3時間30分かかる。おまけに昨日の東京の雪で、羽田からの出発が遅れて千歳到着は午後2時半をまわっていた。

 途中、昼食を取れなかったので、札幌に着いたらそのまますすき野へ。北里研あべっちお薦めのラーメン信月を目指したが閉まっていた(みたい)なので、訪問先の助教の大西さんお薦めの白樺山荘に変更した。塩ラーメン、美味しゅうございました。このお店ではゆで卵が無料である。私は二ついただいた。ひとつはそのまま食べて、もうひとつはラーメンに入れた。

 さて、すすき野から地下鉄に乗って北18条駅まで行き、タクシーをしばし待ったがなかなか掴まらない。しかたないので、訪問先まで雪道を歩くことにした。踏み固められた雪道をスニーカーで歩く。雪の札幌は初めてだ。転ばないように気をつけて、そろそろ歩く私の脇を自転車が走っていく。あれは、特別なタイヤを履いてるのか、それとも雪国の生活に慣れると雪で半凍結した道でも自転車で走ることのできる技を体得できるのか?

 今回の訪問先は、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの感染・免疫部門、東秀明教授の率いる研究室である。共同研究を展開している間柄で、来年度の打ち合わせを今年度中にしないといけないということと、それから小さなクローズドセミナーを開いてもらって、我々の最近の研究の進捗をお知らせすることが今回の用務になる。打ち合わせもそこそこに始めたセミナーはだいたい50分くらい。小さなセミナーなので、普通なら話さないデータも盛り込んで話をさせていただいた。まだまだ途中で未発表の四苦八苦の仕事だけれど、東研の皆さんには興味を持っていただけたようで嬉しかった。

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 同じセンターの教授で以前に微研に在籍していた鈴木定彦教授と合流して、夜は懐かしのサッポロビール園で乾杯。ジンギスカン、美味しゅうございました。ビール園でしか飲むことのできないファイブスターを含む、全てのサッポロ系のビールが飲めるのも楽しかった。

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 鈴木さんと東さん、それから東研の助教の大西さんと、ポスドクの藤倉さん。藤倉さんは私と同じ獣医出身で、スマイルを絶やさぬナイスガイである。大西さんは、ハキハキと思ったことをしゃべり、グイグイと生ビールを飲む。
 みなさん、楽しいハナシをありがとう。


IMG_1253.JPG その後、鈴木さん行きつけの、狸小路にあるロシア料理店「コーシカ」で、ロシアビールとズブロッカと70年代に流行したフォークソングの BGM で午前1時まで飲んだ。鈴木さんは相変わらずである。「コーシカ」の雰囲気は、微研時代に鈴木さんがお気に入りで足繁く通ったお初天神の「サボ」によく似ている。「コーシカ」のマスターも面白い酔っぱらいである。「次に札幌に来た時も、かならず立ち寄ります」とマスターと約束して辞す。

 朝、9時前にホテルを出て、そのまま千歳空港に向かう。時間に余裕を見たつもりだったのだけれど、実際には空港で朝食を食べるほどの時間はなくそのまま飛行機に乗る。帰りも羽田経由である。疲れた身体にはちょっとキツかったが、羽田から伊丹の便がANA 自慢の新鋭機ボーイング 787 ドリームラインだったのは私にとってはちょっとしたオマケだった。この機体、ANA が自慢するだけあってなかなか快適である。機内は広くて明るい。シートも少しサイズが大きいように感じた。

 明日は山口である。そうそう、サッポロビール園で飲んでいる時に、佐賀大の吉田先生から「セミナーにちょっと来ない?」と facebook のコメントでお誘いを受けた、、。セミナー口演依頼を facebook のコメントで貰うというのは、いかにも吉田先生らしい。

 ということで、いずれ佐賀にも行くぞっ!


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posted by Yas at 22:05| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする