2011年12月31日

来年のために

 大晦日である。みなさま、来年の抱負を胸に、今年のフィナーレを迎えられていることか思います。
 これを書きはじめた今、紅白では AKB48 が歌っている。

 ここ数年、来年は少し上向く、来年は良くなる、来年は楽しみだと云ってきた大晦日、、。まったく、、「あすなろ物語」か? しかし、こんなふうに思うことは年末を楽しく過ごす秘訣でもあるかもしれない。、、ということで、来年はきっと面白いことが起こるだろう、、と思って来年に向けて購ったもの、数点。

IMG_1182.JPG ひとつは万年筆。へいへいすいません。また万年筆を買いました。一昨年から数えて5本目の万年筆である。いままでの万年筆(ラミー/アルスター、セーラー/プロフィット、プラチナ/プレジール)もそれぞれ味わいがあるのだが、いずれもインクフローが良くて、ペン幅がそこそこあるので、画数の多い漢字だと線が滲むのでなんだか眠い筆跡になるし、細かい字をたくさん書くのには向いていなかった。そこで、国産で定評のある極細ペン先の万年筆が欲しかったのだ。ただ、こればっかりは書いてみないとわからないので、ネットで検索して通販サイトでポチッとするのには抵抗があった。そこである日、市内に出る用事ができたのでそのついでに阪神百貨店に立ち寄って、実物を手に取ってみることにした。かちっとした書き味で定評があるのはプラチナ万年筆である。そのカウンターに行ってみると、ネットで一応チェックしていた#3776シリーズが並んで展示されていた。#3776とは、日本最高峰を目指したプラチナが自信のペン先に与えた製品名(3776メートルは富士山の標高)である。
 控えめに「これ、#3776ですね、。試し書きできますか?」と店員さんに尋ねると、次から次へと#3776シリーズの万年筆を出してくれた。こちらの狙いが極細系だと知ると、「新製品もありますが試されますか?」と、試し書き用ではない製品を出して、ペン先をインクにつけて差し出してくれる、、。ここまでされるとあとには引けん。覚悟を決めてじっくりとペン選びをすることにした。それで、決めたのがニューセンチュリー#3776超極細である。本当は書き味を確認したら、安く購入できるネットでポチッとするつもりだったのだけれど、あれだけサービスよく試し書きさせてくれたらしかたない。その場で購入。それから2週間ほど経つ。国産技術の高いレベルを示すかのような、カチッとした硬質な書き味はちょっと外国製では経験できない。来年は、この万年筆を使い込んで自分の書き味を育てたいな。その頃には、「面白いこと」が実現してますように、、。

IMG_1185.png
 それと、来年に向けてモレスキンノートも新たに2冊購入した。1冊は黒カバーのスクエアード(方眼)で、もう1冊は赤カバーのプレーン。用途によって使い分けるつもりだが、まだ具体的にどう使い分けるかは決めていない。でも「来年のため」とりあえず買った


 とか書いている間に、テレビではレディー・ガガがいま歌い終えたところ、、、AKB48とレディー・ガガって、、、、 紅白歌合戦って超定番だが、、冷静になってみるとわけのわからん歌番組だ、、、、あ、小林幸子、、。、、それではよいお年を、お迎えくださいませ。

:実はこの年末年始に読むために、-JIN- 仁 コミックス全巻もネット通販でポチッとしたのだけれど年末に間に合わず、、。

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posted by Yas at 22:13| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月29日

また来年ね


 本年の仕事最終日。なんとか総説の粗原稿を書き終えたいと朝から大学へ、、。公式には昨日が仕事納めなので、今日は雑用も何も無い。ということで、楽な気分で自転車通勤した。んで、今年最後の自転車通勤を記念して、久しぶりに everytrail でトラックログをとることにした。

2011/12/29-1


EveryTrail - Find the best hikes in California and beyond

 朝は気持ちよく余裕を持って池田方面に大回り。18 km ほどの道のりなり、、。学校は冬期休業に入っているので、無謀自転車運転の中学生も高校生もいない。気分よく研究室に到着した。

 さて、いま執筆しているのは、研究成果を報告する論文ではなくて総説だ。総説というのはテーマに関する研究論文(自分のも他人のも)をストーリーに沿ってまとめたものだ。そのために論文を整理して、それから話題にあった論文を適所で引用してと、文章を書くよりも論文の確認と整理に時間をとられる。この整理と確認には昨日も書いた Papers を使う。しかし、これも昨日書いたように、Papers だけで論文を引用文献として執筆中の原稿に挿入するのには無理がある。そこで、Papers で確認した論文の情報を EndNote に移してから総説に貼付けるという作業を続ける。これがかなり手間がかかる。そんなことをしているうちに、ろくに書き進めることのできないまま夕方になった

 だめだー。今年はゲームセットだ、、。でもせっかく論文を整理してストーリーを固めたので、忘れないうちに日本語でメモを取っておく。引用するべき論文も話題ごとにまとめた。、、、、また来年ね、、。ボクは必ず戻ってくるから、、、、(あたりまえですけど)。

2011/12/29-2


EveryTrail - Find the best hikes in California and beyond

 帰りは小野原豊中線を緑丘に出て、千里川沿いを伊丹空港に向けて走る。比較的直線コースで17 km。年末の夕方で、クルマの多い道を走る。これで本年の仕事も自転車行もおしまい、、。、、、

、、、また来年ね。


:去年の年末は何をしていたのかな、、と思ってブログを調べてみると、なんかほとんど同じことをしていたようだ、、。まぁ、仕事なんてそんなもんだ。


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posted by Yas at 21:28| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月28日

がんばれ Papers !

 本日12月28日は、仕事の最終日。国立大学時代に云うところの「御用納め」である。しかし私の仕事は終わらない。目処がつくまで終われない。例の、あんまり興味もないのに引き受けてしまった総説の執筆である。少なくとも年内に粗原稿だけでも書き上げてしまいたい。それで朝から iMac に向かう。

 総説執筆を私に依頼した出版社は MS Word による原稿作成を指定している。MS Word ! なぜこんなに使いにくいワープロソフトが defacto standard になっているのか、私には全くわからない。やれやれ、と思いながらパラグラフを仕上げたあと試しに引用文献のフォーマットをしようとすると、そのコマンドが見当たらない、、。もしかして、と調べてみると、いま使っている Word 2011 が、いま使っている文献データベースソフトの EndNote に適合していないことがわかった。EndNote !  これほどコストパフォーマンスの悪いソフトはない。文献データベースソフトとしての機能は、とっくに陳腐になって使い物になっていない。EndNote で重宝されているのは、雑誌社の指定通りに引用文献を論文の末尾に自動的にフォーマットしてリスト化する機能だけだ。その機能の対価と考えるには、この製品の価格は高すぎる。

papers-drawn.jpg Word の代替はある。問題は EndNote の文献フォーマット機能だ。どこかに同じような機能を持った軽快アプリはないのか?と思ってたら、愛用の Papers version 2 になってその機能を装備した。このソフトは単品購入で7千円足らずだ。

 これはうれしい知らせだ。 と、早速、チュートリアルビデオを参考にしながら文献フォーマット機能を使ってみた。、、が、だめだ。まだ使い物にならない。このプログラムを組んだ人はきっと論文を書いたことがないと思う。データベース全体からキーワードで文献を検索し、ヒットした文献を選んで論文内の引用文献とする方式だが、数多いデータ(現在の私の MacBook Air では1000編ほどの文献が登録されている) から目的の引用文献を探し出すなんてできない。文献の内容を確認しながらデータベースを整理できる Papers の利点が全く生かされていない。惜しいなぁ、、。

 Papers !  次のバージョンアップを待ってるぞっ!

 ということで、私は明日もシコシコと総説執筆にいそしむ予定である。

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posted by Yas at 23:23| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

日本酒系ガールズ居酒屋と呼ぶ人もいる

 大阪市内、本町に「かんのみほ」という飲み屋さんがある。「菅野美穂」ではなくて「燗の美穂」と書く。先日、ある先生の慰労会を兼ねた忘年会のあと、毎度お馴染み、飲み屋巡りの達人であるメカダ先生に連れられて、この店に初めて立ち寄った。

 このお店は、日本酒好きのあいだでは知る人ぞ知る名店とのこと。「日本酒のお店です」と看板に掲げられているが、そのイメージに反して若い女性が二人で切り盛りされている。取り揃えられた日本酒は、名店「よしむら」や「かむなび」と同様にマニアックなものが豊富に並んでいて、大手酒造会社のものはない。ペンキ塗りされたチープな(すまん)木片をタイルのように貼って飾られた壁を背に、これまた無造作に作り付けられたカウンターの内側で肴を作っている女性が店主だと思う。名前は美穂さんかも知れない、、。んで、燗の美穂か、、、とか想像しながら、いただくおつまみは極上だ。もう一人のお酒を準備してくれる人も女性らしい物腰と話し振りで、なかなかオッサンがホッとする雰囲気を醸し出している。

 この日は、メカダ先生と二人で燗を4−5合ほど楽しんだ(と思う)。肴は、むかご、焼きウニ、漬け物、クワイなど、、。喫茶店のあとに開店されたらしい洋風の内装に似合わぬ、純和風オッサン垂涎の居酒屋である。見回すと確かに、メカダ先生や私のようなオッサン客が多数いらっしゃる。BGM には新旧取り混ぜられたいわゆる J-POP のカバー曲が流れる。んで、曲が変わる度に「これ、誰が歌ってるんや?」と気になって仕方ない。カウンターにいる、推定「美穂」さんに尋ねると、お気に入りの CD の曲を店の BGM 用に順番を替えて流しているそうだ。なかなか、意表をつかれる選曲だが気持ちいい。ここでは、いつもこんな感じの曲が流れているらしい。

 美味しい酒肴と、女性スタッフの優しい雰囲気と、ちょっとそこらでは聴けない BGM と。

 本町の「燗の美穂」  なかなかよろしい。さすが、メカダ先生、、。

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posted by Yas at 22:26| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

飲み会2題

 忘年会の季節である。

 私も、今月初めからあっちこっちの飲み会に出かけている。今週はわがラボの忘年会と、それからちょっと変わった飲み会に参加したのでそのことを書く。

 ラボの忘年会は火曜日だった。大掃除の日の夜だ。JR 茨木駅近くにある中華料理屋が会場になった。忘年会と云ってもうちのラボは少人数なので、忘年会の参加者も10人足らず。こじんまりとしたものである。今回は個室を予約したわけでもないので、店内の喧噪にまぎれた普通の食事会のような格好になった。ただ今回、現役メンバーとは別に、すでにラボを去った大西サンゴウガチャピンが幹事のオカケーの誘いに応じて参加してくれた。

 サンゴウは博士課程を中途退学してまで目指した教員試験に合格し、来年度にどこかの公立高校に着任する。ガチャピンは京都の企業に就職した。サンゴウはこの日、忘年会の時間よりもずっと早くに、挨拶がてらに研究室を訪れてくれた。ガチャピンは仕事のために早く出られないにもかかわらず、9時半頃に茨木までやってきて二次会に顔を出してくれた。ラボを主宰するようになって初めてわかることのように思うが、こんな風に修了した学生さんが社会人になっても訪ねてくれるのは嬉しいものだ。

IMG_1172.jpg
 ガチャピン。

 京都に戻るのに反対方向のプラットホームに立つ彼女に、「写真を撮るから踊って」と頼んだらホントに踊ってくれた、、。、、いつまでもそんな元気なガチャピンでいてね。また会おうね。





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 サンゴウ。

 もう高校教師になったのだから、Vサインはやめなさい、、。そのサンゴウスマイルがあったら、やんちゃな高校生もキミには一目置かざるを得んやろ、、。赴任先が決まったらまた教えてくれ。






IMG_1174.JPG 明けて水曜日の夜は、天下茶屋の「山女庵」で、謎の結社「飲酒系おもろい研究者無限連鎖講 平成仲野組」の飲み会があった。阪大の仲野徹先生(最近、『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』を刊行された)が、知り合いの「おもろい」先生方に声をかけられて実現した宴会だ。参加者はいずれも名の通った、ハイブロウでビビッドな先生方ばかりである。内訳は(順不同・敬称略)、高橋淑子、中島欽一(奈良先端大)、渡邊利雄(奈良女子大)、吉森保、岩井一宏、菊池章、仲野 徹、堀口安彦(大阪大)、篠原隆司(京都大)、南康博(神戸大)、八木田和弘(京都府立医大)、高森茂雄(同志社大)。文部科学省の科学研究費補助金新学術領域の領域代表が3人もいらっしゃる。考えようによっては怖い会である。

IMG_1175.JPG 私はこう見えても実は人見知りをするタイプである。おまけに宴会のメンバーで感染症もしくは細菌学関連の研究者は私だけだ。ちょっとしたアウェイ感があって、最初は少し戸惑ったが、気さくな先生方の馬鹿話とおいしい酒肴に助けられて楽しく過ごすことができた。いや、ちょっといらんことを喋りすぎたかも、、。しかし楽しくなってくると初めての先生方としっかりお話をするのにはいかにも時間が短かかった。、、ということで、仲野先生は来夏にもビールで暑気払い会を企画してくれるとか、、。また仲間に入れてください。ご連絡待ってます。、、

 来週にも飲み会の予定がある。日々の酒量を抑えて年始までなんとか乗り切るつもりでいる。

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posted by Yas at 22:58| Comment(2) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

雑用処理に、、、

 本日、研究室は冷凍庫整理と一部エリアの片付けが始まって、一気に師走モードに入った。明日は大掃除の予定である。ただし、毎回書いているように、当研究室の大掃除は掃除よりも不用物の廃棄に重点が置かれる。掃除は日々の仕事のなかでその都度行なっているので、年末だからとあえて頑張ってする必要はない、というのが私の考えだ。ウチのスタッフはみんな働き者なので、少ない人数で効率よく片付けをこなしてくれている。

 さてそれで、研究室が師走モードになっても、雑用はいつも突然にやってくる。手間がかかるしイヤだなぁ、、と思いながら、なぜ手間がかかるのか考えてみた。

 例えば、研究所内の運営業務に関わる雑用などは、以前に開催された会議での取り決めや、以前に配布された資料をもとに処理しなければならないことが多い。そこで雑用に取りかかるには、「えっと、、前の◯◯はどうだっけ?」と記憶を呼び起こすことから始めなければならなくなる。ここに、どうやら時間をとられているようだ。

 そこで、少し前から、いままでよりも少し詳しく会議のメモをとるようににしてみた。雑用が来た時は、それに関係するメモを見て以前の取り決めをすぐに思い出せるようにするわけだ。これがどうやら具合が良さそうで、雑用の処理にかかる時間が少し短くなったように思う。

 こうなると、会議メモ用に専用のノートが欲しくなる。ノートと云えばモレスキンだ。そこでネットを探して、新たにモレスキンノートをポチッとする。ふっふっふ。ついでに会議メモ用に万年筆をもうひとつ買おうかと物色中である。モレスキンノートは、研究関係メモ用にすでに活用している。それにレミー・アルスター万年筆を2本、パイロット・プレジールを1本、セーラー・長刀研ぎを1本持っているのだけど、、会議メモ用にもう1本、、。それから、専用のインクも買っちゃおうかな?

 、、、私はカタチから入るオトコである、、、あ、ご存知でしたか、? そりゃどーも、。

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posted by Yas at 22:02| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月17日

今年の締めくくりに、、、飲み会だー

 ただいま新幹線車中。今年最後(になるはず)の東京出張帰りである。

 品川近傍の某所にて所用あり。非公式の相談のカタチで有志が集まったのだが、会合の参加者にとっては面白い話ができた。チョイ充実感があって、なかなかよろし。新幹線では iTunes でダウンロードしたレンタル映画を観るつもりだったが、チョイ充実感とチョイ疲労感があるので中止。車窓の眺めを楽しみながら、なんだか気持ちが今年の締めくくりに入って、この1年の仕事の出来具合を振り返って反省して、ひとり勝手に来年の目標を立てたい気分になった。今年はまだ2週間残っているのにね、、。

 んで、結論。、、、、来年は面白いことが起こりそうだ。起こらなかったらそれは私の責任だ。、、楽しみである。

 その来年の楽しみの前に、今夜は幼馴染みで飲み会だ(へい、またです。すいませんね、しょっちゅう飲み会で、、)。飲み会だー。飲み会だー。

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posted by Yas at 17:54| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月14日

分子生物学会@パシフィコ横浜

 分子生物学会に行ってきた。

 今年はパシフィコ横浜で13日から16日まで。私は昨晩に横浜に入った。パシフィコ横浜で学会がある時は、いつも東横イン桜木町に泊まる。朝食がタダだし、会場までは徒歩の距離だ。ホテルを出て、大岡川沿いを日本丸まで歩き、その横をすり抜けて Queen's Square 脇の歩道を歩いてパシフィコに到着する。

 今日は午前中のセッションで座長のお勤めがある。しかし担当のセッションの発表演題を少しもチェックしていなかったので、早々に会場で演題抄録を読んで予習する。担当したのは「疾患生物学(感染)」 というセッションだが、ポスター発表も含めて、ほとんどがウイルス感染である。細菌・真菌・寄生虫はごくわずか。それぞれの研究者人口比で考えると、細菌学からの参加が最も少ないのではないだろうか、。そう思うとちょっとさみしい。

 セッションで座長を務めていると、腰の iPhone がメールを受け取る度にバイブレーションでブルブルと知らせてくれる。まぁ放っておいてもいいのだが、何度もブルブルするのでつい画面を見るといくつか届いていたメールに混じって、嘉糠さんが Facebook に「立ち見で会場はぎゅーぎゅー」とか書き込みしているのを見つけた。座長席から顔を上げると会場の後方で立っている嘉糠さんの顔が見えた。学会の会場で FB にコメントアップするカヌカっちもカヌカっちだが、座長席でそれを読む私も私だ、、、。いやいや、、ちゃんと勉強はしてましたですけどね、、。

 そのカヌカッチと、セッションで口頭発表したシショーと一緒に三人で昼食をとる。パシフィコ会議での昼食はやはりいつも同じ Queen's Square にある焼き肉屋さんだ。この焼き肉屋さん、割高なわけでも不味いわけでもないのに何故かお客が少なくて、いつもすぐに入れるので便利なのである。

 午後、ポスター会場をぶらぶらと歩きながらポスター発表を物色する。その間に懐かしい人と出会ったりする。これも、参加人数の多い巨大な分子生物学会の魅力だ。それにいわゆる生命科学領域のほとんどの分野を網羅しているので、勉強にもなる。できれば全日程を参加したいのだが、いまの私には余裕がない。3時前に会場を離れて4時前の新幹線に乗って帰阪した。

 明日からまた、シコシコと総説を書かないと、、、、。(この総説の後の原稿を待っていただいている◯◯社の担当の◯◯さん。すんません。今日も、セッション前にご挨拶に来ていただいて恐縮です。、、、ペコペコ)

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2011年12月12日

村田兆治さんの話

 先週の毎日新聞スポーツ欄で、元プロ野球選手の村田兆治さんの引退後の活動が連載で紹介されていた。そのなかの、あるエピソードを引用したい。

(以下一部省略して引用:毎日新聞12月7日朝刊)ーーーーーーーーーーーーーーー
 20年前、村田は粟島浦小学校で講演するため、粟島に渡った。ひとしきり話し終えた後、スーツを脱いでワイシャツ姿でピッチングを披露した。子供たちにいい思い出をつくってあげるためだけなら、軽いキャッチボールですますこともできた。
 だが村田は全員を打席に立たせ、本気でボールを投げ込んだ。引退したとはいえ、前年には10勝を挙げただけに、ボールはプロの迫力に満ちていた。村田は「島の子供に本物のすごさを見せることで『本気でやっていると、いつかきっといいことがあるよ』と伝えたかった」と振り返る。
 東京に戻った後、子供たちから届いたお礼の手紙には、それぞれの「夢」がしたためられていた。「立派な漁師になります」「看護婦になりたいです」。村田は「生きる力を与えたい」という自分の思いが届いていたことがうれしかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今でも村田さんは、野球教室などのエキジビションで小学生バッターを相手に本気で勝負するらしい。

 村田さんのこの話に激しく共感した。んで、以前に書いたことを思い出した。

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posted by Yas at 22:39| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

年賀状にPixelmator

 先週の中盤から、少し体調がよろしくなくなった。水曜日は疲れを感じて集中ができなくて仕事の効率がひどく悪く、木曜日はどうしようもない身体のだるさを感じてしまって丸一日休んでしまった。明くる金曜日は微研の業績報告会・学術講演会・忘年会である。その忘年会で、早めに退散するつもりだったのだがついつい話が弾んで、目加田研、岡田研、三木研のみなさんと、うちのラボで続きを長々とやってしまった。私のウダウダに付き合ってくださったみなさん、ありがとう、、、、。んで、せっかく回復基調だったのに、また体調を崩すはめになった。

 とまぁ、それはさておき、、。年賀状の季節である。毎年、手書きのヘタヘタイラストを取り込んで Photoshop で彩色して印刷するのが私の年賀状だ。しかしこれまで使っていた Photoshopはバージョンが古くて、いまの OSX Lion の MacBook Air では使えない。だからといって高価な Photoshop をホイホイ買い替えるわけにはいかない。

pixelmator.png
 そこで、代わりの画像編集ソフトに巷で評判の Pixelmator を試すことにした。App Store で2,600円。その印象を少し書く。

 素人が書いた、なんちゃってイラストを彩色しただけなので大した機能を使ったわけではないが、とりあえず Photoshop を使ったことのある人なら、ほぼ同じようにメニューが並んでいるので直感的に使用方法は理解できる。それから、起動や画像処理のスピードが驚くほど速い。色分解して個別に編集したりはできないようだが、photoshop elements くらいの機能は揃っているのではないだろうか? ちょっとしたスライド作成に画像処理をするくらいならこれで充分かも、。なにより、Mac っぽい操作性がいい。 それと、とにかく安いのが魅力だ。私のアプリケーション紹介ではいつものことだが、このアプリの Windows 版があるのかないのかはよくわからない、、。

;北里の阿部ちゃんのお薦めでもある。

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posted by Yas at 21:56| Comment(0) | コンピュータ & ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

不機嫌な、、、

 今年のはじめのこと。自分の仕事には関係あるけれど、私自身はさして興味のないテーマでの総説の執筆を依頼された。締め切りまでの期間はかなりあったし、このテーマで書いてみたいこともあったし、一度このテーマについての全体像を勉強してみてもいいかと思って、ぼんやりと引き受けた。んで、、、、その締め切りが迫っているのに執筆がはかどらず、実は激しく後悔している。

 他にも執筆を引き受けた原稿もあるが、そちらの方にはほとんど手がつけられていない。(◯◯社の担当の方、すいません、。全然書けてません。許してチョ) そもそも、研究やら調べ物やら論文執筆に使える時間が圧倒的に足りないのだ。

 今日も朝から、なんとか総説執筆の目処をつけようとデスクに向かう。そこに別件の仕事ですぐに処理しないといけない案件がメールで数件矢継ぎ早に届いた。さらに失念していた委員会の会議から出席催促の電話を受けた。くそーっ。忙しいのに、、。と、不機嫌な顔をして会議室に出向く。「なんや? ホリグチ、不機嫌な顔をして?」と出席されている他の先生から不審がられたような気もするが、仕方ない。不機嫌なんだから、、。

 会議の合間にも、自分の仕事の時間をどうやって捻出すればいいのか思いを巡らせる(いやー、委員長の◯◯せんせ、会議に集中してなくてすいませんでしたー)。考えれば考えるほど絶望して、機嫌はますます悪くなる、、。

 午後、朝に届いた案件を片付けて一息ついたら夕方になった。それからようやく総説のための調べ物を始める。んで2時間半。やっと自分の書く総説の全体像が描ける程度の調べ物ができて、すこし機嫌が直った。、、

 いやしかし、今日は機嫌が良くなかったな。、、、仕事さえさせていれば、愉快でお茶目なご機嫌野郎なのにね、、、。

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2011年12月05日

まだアンチペーパーレス

「世はペーパーレス時代」とか、世間が言い出したのはいつ頃のことだったろうか?

 紙の消費量は激減するとか印刷業は廃業だとか、勝手な想像が一人歩きしていたが、そういうことは決して起こらず、紙の消費量は却って増加したとか、、。

 しかしPDFファイルの登場で、確かに私らの仕事でも参考文献をコピーすることはなくなり、コンピュータ上で読んだりマークしたり注釈をつけたりすることが可能になった。おまけに、ファイルの情報はデータベース化して文献の分類やら検索も自由自在(Mac 用の文献整理ソフトの Papers は秀逸) だ。ようやく本当のペーパーレス時代に近づきつつあるのかもしれない。

 んで、、、ついにわが微研の教授会にもペーパーレスの波がやってきた。今後、教授会資料は本学のポータルサイトにアップされ、各教授はそのサイトにアクセスして資料をコンピュータ上で閲覧しながら会議をするようにしてください、、とか、、、。会議室には無線LAN が完備されているが、しかし自分の研究室ならいざ知らず、個人 ID やパスワードを入力してわざわざ共通の無線LAN ネットにアクセスする教授などほとんどいない。、、ということで、会議前にはコンピュータの設定にオロオロする教授が続出。会議が始まっても何か落ち着かない。電源を求めてコンセントに走りよる教授、、うつろな目でディスプレイを眺める教授、、内職してるんちゃうん?と怪しんでしまうほどキーボードを叩き続ける教授、、、会議室では、いつもと違った風景が繰り広げられた。、、私の場合、会議のメモを資料にバシバシ書きなぐっていたのに、ペーパーレスだとそういうことができなくなって困っている。PDF ファイルに注釈をつけることは出来るけど、自由度がなくてどうもそれじゃぁ調子が出ない。

 先に書いた PDF ファイルの文献も実は不便に感じている。コンピュータ上で PDF ファイルの文献を読んで、キーボードを叩いて注釈を入れて、文献ソフトで分類してそれで論文をワープロで作成して、、、ということをやっていると、キーボードとマウス(私の場合はトラックパッド)を使ってディスプレイを睨んでと、、全ての作業を同じ姿勢でしないといけない、、。そうじゃなくて、そもそも集中力のない私は、コピーした文献を、目を凝らしてあちこちに注釈を入れたり、折り目を入れたり色を塗ったりバンバン叩いたり、ふんぞり返ったりして読みたいのだ。でないとどうも臨場感がなくてアタマで整理ができない、、。

 ペーパーレス時代と云われて久しいんですけどね、、、、。今のところ私には無理、、。ということで、私のデスクの上には今日もコピーした文献の束が積まれている。

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posted by Yas at 22:20| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

イヤな奴

 先日の大阪 W 選挙は維新の会の圧勝に終わった。府知事は維新の会幹事長の松井一郎氏、大阪市長は橋下徹氏が当選した。投票締め切り数分前に、テレビ局がニュース速報で当選確実を出すというオマケ付きだ。圧勝と云っていい。選挙後の毎日新聞の記事の書き振りだと、投票1週間前にほとんど趨勢は決まっていたように読める。

 二人の当選に対する世間の反応は様々だ。歓迎するむきもある(「みんなの党」の渡辺さん、とりあえず関係ないのに喜びすぎだ)が、橋下さんのスタンドプレーを警戒する論調がやはり多い。選挙前の橋下さんの「独裁」の言葉が一人歩きした面もあるし、強権的なモノの言い方を問題視する人もいるだろう。維新の会が提出した教育基本条例案や職員基本条例案に拒否反応を示す人も多い(わかりますけど)。今回の維新の会の圧勝は、既存政党に対する批判票が集積した結果だとも批判派は云う。

 けれど、選挙前の候補者達の主張を思い返してみると、具体性がないと云われながらも「大阪都」を柱にした政策を前面に出した維新の会に比べて、対立候補達は感情的に「反独裁」を叫ぶばかりで、前向きになにをしたいのかちっともわからなかった。平松さんと橋下さんの討論を見ていても、平松さんの話に具体性がなくて討論が噛み合ない場面を何度も見た。そもそも、平松さんは大阪府と大阪市の二重行政をどう思っているのかちっともわからなかった。部外者の私(私は兵庫県民なので選挙権はない)から見て、今回の選挙結果は、具体性がないと批判されても政策を明確に打ち出した側が感情的に対立候補を批判する側よりも多くの支持を得た、と云う以外の何ものでもないように思う。

 先の教育基本条例案や職員基本条例案、あるいは当選後に市役所を敵視したかのような橋下氏の発言は反対派の批判の的になっているが、しかし大阪市や大阪府の現場の状況を少しでも聞いたことのある人間なら、橋下氏のターゲットが府庁や市役所の全職員や全教職員ではなくて、特定の勢力やグループにあることはそれなりに想像できる。無闇に強権的に教育や庁舎の現場に政治介入しようとしているのではないと私は思う。

 それと、長年赤字続きだった大阪府の財政を黒字転換させた(今年度、黒字化する予定とか)橋下氏の実績を誰も評価しないのが不思議で仕方ない。府の財政を立て直すために、様々な方面で大鉈を振るったのは、彼の行動力の結果ではないのか。

 政治のことを詳しく知らないくせに少し話が長くなった。しかし、上に書いたことは私の率直な思いというか、疑問である。私は橋下氏は知事として仕事をしたと思う。ただ、強権的な発言したり、ときに発言を翻したり、エキセントリックに白黒の決着をつけたがったりというところが鼻につくだけだ。、、、つまり、「仕事はできるけどイヤな奴」みたいな感じか、、。

 そこで思い出したのが、スティーブ・ジョブスのことだ。スティーブが「イヤな奴」だったらしいのは、彼の伝記を読んだり関係者の証言を聞いたりすれば容易に想像できる。ビル・ゲイツはステーブのことを「人間として致命的な欠点がある」と云ったそうな、、。でも仕事はした。そう考えてみると「いやな奴だけど結果として仕事はとてもできる」ような人は周囲に結構いる。、、、いるでしょ? そういう人、、。

 実績も立場も違う橋下氏をいきなりスティーブと比べたりすると違和感があるけれど、強権的で周囲との軋轢を厭わずに自分の信念を貫こうとする姿勢は少なくとも似ていると思う。、、、ということで、橋下氏のことはしばらく温かい目で見るというわけにはいかないだろうか? 大阪の有権者のみなさん、、。

 少なくとも、マスコミの、「当選したけどなんか気に喰わんからケチをつけてやれ」みたいな橋下氏の取り上げ方を見苦しいと感じるのは私だけではないと思うのだけど、、。

:「いい人に思われたい」なんてスケベ根性のある私なんぞ、まだまだである。、、、。

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posted by Yas at 21:32| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする