2011年01月31日

ホリプレ論文篇9「論文を書けない人/机の前に座ろう」

 この仕事を長くしていると、大学や研究所の研究員や教員など、およそ科学者の看板を掲げて生活をしている人の中に、実は論文を書けない人がたくさんいることに気づく。私の実感では半数以上の「研究者」が論文を書けない。

 ここでいう論文を書けない人とは、研究をしないので実験データがなくて論文を書けない、という人のことではない。実験はできる。論文も読める。データもまとめることができる。でも論文を書くことはできない。そんな人たちのことだ。なぜ実験を組み立ててデータをまとめることができるのに、論文が書けないのか? そんなことを考えてみた。

 文章を書くのが苦手なので論文が書けない、という人はいるかもしれない。しかし、作文能力などというのは経験を積めば養われる。とくに科学論文の文章は単純(であるべき)なので、それほど高い作文能力が要求されるわけではない。私は、そうではなくて、論文を書くための時間をしっかりと作らないことに原因があるのではないかと思う。

 劇画の原作者で優れた作品をいくつも生み出した小池一夫さんは、自身が設立した「劇画村塾」という作家養成塾で、「原作を書くのに最も大切なことは、机の前に座ることですよ」と盛んに塾生にアドバイスをしていたという。このことを、塾の1期生だった高橋留美子さんが何かの記事で回想していた。最初は「なに云ってんだろ、このひと?」と思ったそうだが、実際に仕事を始めると「机の前に座る」ことがとてもたいへんなことだということがわかったらしい。その後、高橋留美子さんが「うる星奴ら」「めぞん一刻」「犬夜叉」などの名作を世に出したのは皆様ご存知の通りである。

 論文の結論を強化する実験をやっておきたい。細胞を飼ってるので継代をしないとだめだ。次の実験のためのサンプルを今のうちにとっとかないと、、。などと、机の前に座らない言い訳はいくらでも並べ立てることができる。しかし、机の前に座らないと絶対に論文は書けない。もしあなたが論文を書くのは苦手だと感じているのなら、なおさら無理してでも机に向かって、じっくり時間を使って論文を書いてみるべきだ。たとえ拙い文章でも書かないと論文はできない。論文ができないと経験を積むことができない。経験を積まないと文章は上手くならず、論文を書くことの敷居は高いままだ。

 研究者は論文業績で評価されるのだから、机の前に座って論文を書くことはベンチで実験をするよりも研究者にとっては大事なことだ。このことをよく心に留めて、じっくり机の前に座って、さぁ論文を書こう。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


2011年01月30日

お祝いにたこ焼きとシャンパン

 しばらく更新が滞った。すまん。

 先週末も色々とあった。水曜日の夜に東京に移動、木曜日の午前と午後に別件の用務をすまして夜に帰阪する。このことについてはまたいつか書きたい。んで、金曜日は微研の中堅どころが中心になって、他大学に教授として栄転が決まった朝長准教授(ともさん)と菱田准教授(ひっしー)のお祝い会を執り行った。メインディッシュはもちろんたこ焼きである。大阪人は嬉しいにつけ悲しいにつけ、人生の節目節目でたこ焼きを食べるのである。

IMG_0844.JPG うちのラボを会場に提供し、微研のコワモテ顔役である安居准教授(てるてる)と阿部助教(あべちゃん)と藤永准教授(ふじながさん)が準備をしてくれた。そこに、目加田教授、吉森教授(医学部から駆けつけてくれた)、荒瀬教授、竹内准教授、(ここから肩書き略)桜木さん、谷さん、上田さん、森部っち、水島さん、船越さん、イトーちゃん、、その他たくさんの学生さんや研究員さん。それと、偶然、荒瀬さんのところに研究打ち合わせで来所していた東大医科研の川口さんも乱入。、、、みなさん、参加ありがとう、、。

 シャンパンを開けて、クラッカーをならして、「おめでとー」と祝福すること三度。たこ焼きとステーキと寿司と、ビールとワインと吟醸酒と焼酎と、第二のビールと第三のビールと第四のビールと、チューハイと麦茶と、、、。午後6時過ぎから始めて、日付が変わってやっとお開きになった。その時に素面だった学生さんにあとで聞いたところによると、その場にいる全員がベロベロのだらしない酔っぱらい状態だったとか、、。

IMG_0857.JPG そして次の日、研究室に出てみるとこれこのとおり。
 たくさんの人がいたとはいえ、これを全部一晩で飲んだのだ。

 微研にはまだまだエネルギーがあるのかも、、。朝長くん、菱田くん、おめでとー。これからもよろしく。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく





posted by Yas at 18:45| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

もう1月が終わる

 キタドコロさんとの共同研究の論文がやっと脱稿し、午前中に英文校正を依頼した。本当はもう少し書き足したいこともあるし、推敲もしたいのだけれど急がねばならない理由もあったので、そそくさと校正業者さんに原稿を送信した。いくら文章やストーリーを練ったところで他人に出し抜かれては元も子もない。実はこの論文の図表はまだ完成していない。英文校正の間に仕上げて、校正稿が戻ってきたらすぐに投稿する予定である。それくらい時間に余裕がない。

 思えば年明けから、なんだか忙しかった。今月に入ってから急に期限付きの仕事がたくさん入ってきたのだ。そんなときは心も落ち着かない。おかげで自転車通勤の機会も激減した。いやだなぁ、、。でもそれも明後日の厚生科研の班会議が終わると一段落する、、。そうすれば少しゆっくりできる。

 と思ったが、ガチャピンの修士論文があった、。忘れてた。すまんガチャピン。

 提出日は今月31日だったっけ、、、ということでもう少しバタバタするかも、、。

 あ、もうひとつ。外部審査員を引き受けた学位論文があった。◯◯大学の◯◯くん。忘れてた。すまん。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 23:36| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

ホリプレ論文篇8「ホリグチの場合6」

 さて大学院を修了し、英語論文を見ていただくメンターをなくした私は、ひたすら大学院時代のやり方を繰り返して論文を書き続けた。その間にコンピュータが発達して他人の論文の検索や閲覧が簡単にできるようになった。さらに電子辞書や Google のようなネット検索が発達して、文書や単語の検索も容易になった。そのような周辺環境の変化を論文作成スタイルに取り入れながら、四苦八苦してここまでやってきた。

 ということで、これまでの「ホリプレ論文篇・ホリグチの場合」特集はおしまい。次回からは、そうして経験した苦労や、私なりに考えてた工夫などを紹介したい。それでは、、、これからもホリプレ論文篇をよろしく。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく

2011年01月21日

今日は色々と

 本日は微研恒例の業績発表会。最優秀賞は審良研の佐藤くん。いい仕事でした。「審良研はビッグラボだからシステム化されていて仕事が進みやすい」として、点数が渋くなりがちなムードもあるが、研究目標に対する高い到達度は研究者本人の努力の結果だと評価してもいいと思う。優秀賞は岡田研の小根山さんと岡部研の磯谷さん。実は私は午前中1番に博士課程論文の審査にでていて、小根山さんと磯谷さんの発表は聞けなかった。それに、そういう事情で全プログラムを聞くことができなかったので投票権も放棄した。ということで、ちょっと私にとっては残念な業績発表会だったけど、、まぁ皆様、ご苦労様でした。

 今日は、それだけではない。寛平ちゃんが 20,000 km のランニング(とほぼ同距離のヨット航海)を終えてアースマラソンから大阪に帰ってくるし、サッカーアジアカップのカタール戦はあるし(さっき日本が香川のゴールで1対1の同点にしたところ)、、いろいろ目白押しだ。でも、こうしちゃいられない、早く寝ないと明日もやらないといけないことがてんこ盛り。

 あー、せかせか、あせあせ、、。

*山麓エクスプレス様、昨日のエントリにご賛同くださりありがとうございます。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 23:14| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

ちょっと気に障る

 最近、テレビで流れているカップヌードルのコマーシャルが気になる。いまは亡き Queen のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーが「I was born to love you」を歌っている、あのコマーシャルだ。気になるというのは、好きだという意味ではない。途中でフレディに合成音声で「カップヌードル」と歌わせているのが気に障るのだ。なんでそんなことさせる? フレディファンはそんなところを決して見たくないと思うのだが、、、少なくとも私はあまり見たくない。気に障る。おなじように、少し前にタマホームの宣伝で、ディープパープルの「Burn」のサビを「タマホ〜ム」と歌わせていた、キムタク主演のコマーシャルがあったがあれも気に喰わない。歴史的名曲を替え歌にするな、と思う。

 一方で、、関西電力の最近のCMでは(関西地方の人しか知らないと思うけど)、中島みゆきの「糸」を本人や手嶌葵が歌っていてハッとさせられる。少し前だと、旭化成のCMで山口百恵の「さよならの向こう側」を歌っていたTeNも良かった。どちらも名曲を真面目に扱っていて好感が持てる。

 楽曲で人を引きつけるという意味ではカップヌードルもタマホームも関西電力も旭化成も成功しているということかもしれないけれど、前二者は名曲を台無しにしていて、私のような人間には失敗にみえる。さわって欲しくない、生半可なパロディなんてもってのほか、という大切なものは必ずあると思うのは私だけだろうか?

 まぁ、気に障る、気に喰わないと言ったって、腹が減っていて目の前にカップヌードルがあったら食べてしまうし、タマホームを買う気遣いは最初から無いので別にたいしたこっちゃないんですけど、。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 22:11| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月19日

選択と集中と


 先日書いたように、文部科学省科研費特定領域「感染マトリックス」の期間が今年度で終わる。ずいぶんと研究予算面で助けていただいたが、それもなくなってしまう。このままだと来年度の研究費申請が採択されたとしても、研究室の総予算は今年度の半分程度になってしまう。採択されなければ、ほとんどゼロに近くなる。

 普通の業界ではまずこういうことはないと思うのだが、どうだろう? どんな業種でも、業績が悪くなって売り上げや収入が漸減しても急にゼロになることはない。もしあったとしても、それに備えてあらかじめ蓄えをとっておくことができるはずだ。私たちの業界では、前年度に何千万円の研究費で潤っていても次年度にゼロになることが普通にあり得る。蓄えはできない。そんなことをしたら不正経理である。この制度はホントになんとかして欲しい。

 まぁ、しかし、そんな愚痴を言っていても仕方ない、ということでそれなりに対策を立てることにした。ウチの研究室は幸い(?)にして構成員の人数が少ないので、乏しい研究費で乗り切るためには研究テーマの「選択と集中」が効果的なはずだ。進捗のはかばかしくないテーマをストップさせ、それにかかる人的リソースと予算を将来性のあるテーマに振り分けるのだ。今日はそんなことを考えながら、研究室の定期報告会(リサーチプログレスセミナー)に臨んだ。

 うーむ、どうやってテーマを仕分けしようか? と思案する私をよそに、みんななかなか面白い報告をする。以前までの経過では中止対象に考えていたテーマにも新しい発展があった。あかん、、これは切れんな、、。面白くなってきた研究テーマを予算の都合で切るなんて、そんなものは研究ではない。研究は面白いことが第一なのだから、、。

 だめだ、、もうっ、みんな、自分のテーマをやっちまえ、、それで研究費がなくなったらしゃぁない、、、、あとは根性だ。根性しかないっ、、。

 ということで、今年の私の研究室のスローガンは「選択と集中と根性」になった。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
決死の覚悟の私たちに応援のクリックをよろしく

posted by Yas at 22:59| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

この日も東京出張だった

 昨日のこと、、。新幹線に乗っていただけなんですけどね。やはり伝えたい。このギャップ。先週末の東京での班会議の興奮からまだ冷めやらぬうちから、、、また東京出張だった。。

 この日は霞ヶ関某所で会議の予定。何やら天気予報で不安な様相が伝えられていたが、とりあえず予約もしていたことだし、午前10時の東京行きののぞみに乗り込む。いえね、東京着は90分程度の遅延になるということは一応聞いていたんですよ、、、、、。んでやっぱり、徐々に新幹線はスピードを落としはじめて、、関ヶ原では、


 このていたらく、、。すっかり雪国を旅行している気分になった。スキーに行きたいなぁ、、行きたいよぉ、、、と思いながらしばし数十分、、するとにわかに晴れはじめ、、静岡をすぎてすっかり晴天になった。



IMG_0838.JPG 富士山はこれこの通り。日本一のお姿を現している。日本は広い。

 あらかじめ1時間ほど早く着くように新幹線を予約していて、1時間ほどの遅延で東京に到着したので、結局委員会には間に合った。でも疲れた。

 会議は2時間半の予定でキッチリと終了した。ネットで確認してみると、新幹線の運行はまだ遅延している様子だ。このまま、また3時間半かけて大阪に帰るのはどうも納得いかん。ということで、同じ会議に出席していた桑エッチと東京駅の八重洲ー丸の内通路途中にある某店で少し飲むことにした。最初は時間を気にしながらちょぼちょぼと飲んでいたのだが、喋って飲んでしているとだんだん調子が良くなってきた。私は新幹線のネット予約会員(EX-IC)である。だから iPhone でちょこちょこっと予約を変更できる。「もうちょっといいでしょ」「もうちょっと飲んじゃう?」みたいに次々と予約を遅い時間に変更して飲み続ける。んで、結局、最初の予定よりも2時間遅い新幹線に乗って帰った。

 いや桑エッチ、楽しかったよ。それに桑エッチで良かった。相手が群馬大の富田さんだときっと終電まで飲んでいたのに違いない。、、

 新大阪に到着すると、朝のようなキビシい空気の冷たさはなくなっていた。

 家に着くとアジアカップの日本 VS サウジアラビアが3対0で前半を終わったところだった。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく



posted by Yas at 21:55| Comment(2) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

「感染マトリックス」にありがとう

 朝8時半。どよんとした重い身体を感じながら目が覚めた。ふにー。

 昨日、一昨日と文科省科研費特定領域研究「感染マトリックス」の班会議があった。5年間続いた研究班もこの3月で終了する。今回が最後の集会だ。いわば日本国内のウイルス、細菌、寄生虫の最先端研究者が集まる研究班だ。報告される研究内容も秀逸なものばかり、、。みなさま、5年間刺激を与えてくださり、ありがとうございました。

 九州大の柳先生、昨年の阿蘇シンポのシンポジストにお誘いくださりありがとうございました。柳先生はお話しすると真面目なお人柄のよくわかる、本当に丁寧な先生だった。それから京大ウイルス研の小柳先生は、この研究班がスタートした当初からとても気さくに話しかけてくださった。柳先生も小柳先生もウイルス学の重鎮なのに、とても気さくな先生方だ。それから、寄生虫学では、東大の北先生、国立感染研の野崎先生、色々と刺激を与えてくださりありがとうございました。

 一昨日の夜は会場である東大/鉄門講堂階下のイタリアンレストラン、カポ・ペリカーノで懇親会があった。そこでも様々な面々が、、、
IMG_0824.jpg
 僕たちノダ・タケシでーす。と、阪大の野田さんと東大医科研の野田さん。おたがい、同姓同名でデータベースの検索にかかるために知っていたが、この研究班ではじめて本当の知り合いになったとか、、。

 お酒を飲んでいて楽しい仲間には、寄生虫学者が多い。国立感染研のキサちゃんは腰が低い、というかいつもヘコヘコしてる印象がある。「もうそれなりの地位で研究する立場なのだから、ヘコヘコするのはやめなさい」と注意してもどうも直らない。性分なのか、、。長崎大学熱帯病研のハマノさんは、日本の寄生虫学者随一の巨乳の持ち主と呼ばれている、オトコだけど、、、。ハマノさんもこの研究班がきっかけでお話をさせていただくようになった。これからもよろしく。懇親会が佳境の頃、領域代表の野本先生とお話しさせていただいた。先生はお酒が程よく入って上機嫌だ。こんな時の野本先生の笑顔が私は好きだ。教授というものの研究室での役割のハナシ、研究や研究室の好不調のナミのハナシ。エラい先生なのに自分のハナシをされるばかりではなく、「ふうん?ホリグチもそんなに不調を悩んでいたのか? どうして?」とこちらの話を聞いてくださる。野本先生、たいへん楽しかったです。5年間お世話になりました。ありがとうございました。

 懇親会のあとは赤門から本郷三丁目交差点寄りにあるチムニーという居酒屋さんで二次会。ここは毎年、北先生がセットしてくださる。このチムニーでの飲み会ももう最後になるだろう。ここで同席した北大の東さんと微研のトモさんは今年に栄転して教授になる(あるいはなった)。それをお祝いして、みんなで乾杯。東さんもトモさんも良かったな。

IMG_0827.jpg
 佐賀大の吉田さんと東大医科研の川口さん。吉田さんとは今回はじめてゆっくり(でもないか、、)お話しさせていただいた。Twitter で機関銃のようにコメントするので有名な方だ。Twitter のコメントと同じく愉快な方だった。川口さんとも、この研究班で一緒になってからやたらと飲むようになった。


 
彼は、酔ってウダウダと言う、私とよく似たタイプの酒飲みである。すっかり酔っぱらって、「微研のソフトボール大会に参加するぅ」と言う、、。それに応えて「ぢゃぁ、その時にはウチの研究室でたこ焼きを喰わしてやるっ」と云ったような記憶がかすかにあるが、どうだったやら、、。どうも川口さんと飲むと、酩酊が深くなるような気がする。さらに、東さん、川口さん、医科研のミムミム、北里大の桑エッチ、群馬大の富田さんで白糸というお店で三次会(この店は素面で入ったことがない)。その頃にはフラフラで、何を話してどうしてどうなったのかよく覚えてない。

 次の日、ヘロヘロで研究発表をすませ、そして午前中で全プログラムが終了した。お昼をあべっちや琉球大の鈴木さんやらの細菌学の仲間でラーメンを食べて解散。みんなありがとうございました。帰りの新幹線ではほとんど眠っていたが、身体がだるくて家に帰っても早くにベッドについた。お酒が入っていたこともあるけれど、それよりもなんだかエネルギーを発散した、みたいな消耗感があった。

 ほんとうにみなさま、ありがとうございました。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく




posted by Yas at 21:48| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月12日

ホリプレ論文篇7「ホリグチの場合5」


 大学院生時代に、論文執筆に関して影響を受けたことがもうひとつあった。Editor's Manual という指南書を読んだことだ。

 学生時代、「外書講読」という、配属された研究室ごとで行われる必修科目講義があった。洋書を輪読する、というだけの講義なのだが、研究室ごとの講義であるからして講師はやはり阪口先生である。その阪口先生が選ばれた教材が、 Editor's Manual だった。教材は毎回コピーされて渡されていたので、もとの本がどういうものだったか実はよく知らない。ただ、国際誌の編集者たるもの、これだけは知っときなさい、という類いのマニュアル本で、学術雑誌社のコンソーシアムのようなところが出版していたように覚えている。この本は、論文の構成はこうあるべきだっ、Abstract にはこんなことを書くべきだっ、Introduction の精神はこうだっ、Materials and Methods はこう書けっ、Results と Discussion はこう書き分けろっ、引用論文雑誌の正しい略号はここで調べろっ、みたいなことがてんこ盛りである。大学院生(あるいは学部生だったかもしれない)にそんなマニュアルを読ませてどうする?という疑問を持ちつつ、それでも目の前の英語の解釈に四苦八苦してこの講義に臨んだ(ときどきサボったけど)ものだ。

 ホリプレや実験医学の連載で書いた図の書き方や表の行列の選び方などは、この「外書講読」で学んだことが元になっている。さらに論文のタイトルや Introduction, Materials and Methods, Results, Discussion, Figure legend, をどう書くか、という基礎もこの Manual から習った。けれど、Editor's Manual というものが存在するほど科学論文の書き方というのは厳格なものなのだ、あるいは厳格であるべきだという共通認識がある、ということを印象づけられたことがもっとも大きかった。

 そうだ、科学論文の書き方には厳格なルールがあるのだ。というので、「いい加減に論文は書けない」と、いつも意識しながら論文作成に向かうようになった。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


2011年01月11日

いつもの愚痴

 もう3年ほどスキーに行っていない。さみしいなぁ、いきたいなぁ、と思うばかりで、腰が重くてスキー旅行の予定を立てるわけでもないので、きっと今年も行かないことになるだろう。この正月に信州のスキー場に行った知り合いによると、雪は軽く風もなくいいコンディションだったようだ。何度滑っても降り積もる雪がゲレンデをふかふかの新雪状態に保っていたらしい。

 くそーっ。こっちは降り積もる仕事で足元をとられそうやというのに、、、。ふと気がつくと、今月はかなり仕事が詰まっている。まさにしんしんと降り積もる仕事、、、。1月から2月は大学院生の論文審査の季節というのもあるのだろうが、それにしてもいきなり積もったもんだ。

 とりあえず、明後日から特定科研費「感染マトリックス」の班会議がある。来週も東京出張があって再来週も東京出張があって、そのあいだにあれもやってこれもやっての1ヶ月になりそうだ。

 まぁ、いまに始まったことではないけど、、。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 23:17| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

寒い日はスキーウェア、、そろそろ冬用自転車ジャージが欲しい

 今日はさむーいさむーい成人の日。でも、プロント君(自転車)で出勤だ。でないと仕事が終わらない。

 このブログでは何度も書いているが、寒い日の自転車行はそれほどつらくない。それなりの格好をすれば大丈夫だ。走ってれば暖かくなる。ただ、それなりに着込むので、出発するまで用意に時間がかかってしまうのがちょっとイヤ。研究室に到着してからも上から下まで服を着替えるのでまた時間がかかる。

 ところで、今年になって防寒用に自転車用のレッグウォーマーを購入した。
31bgfe2tVoL._SL500_AA300_.jpg これ。メーカーによってはずいぶん高価なものなのだが、ウィザードさんはしっかりした製品をなかなか安価に提供してくれる、良心的なメーカーさんだ(と勝手に思い込んでる)。これで大腿の付け根から足首まですっぽりと覆うと、予想外に温めてくれる。そのうえに自転車用のパンツを履けば万全だ。

 午後、日没のころに仕事を終了。夜に自転車で帰るが、大学をでたところで雪が降ってきた。伊丹の手前の猪名川を渡る橋の上では、凍結防止剤が撒かれていた。その上を走る。凍結防止剤って、塩化カルシウムとか塩化ナトリウムやろ、自転車に悪いがな、、、。

 やっぱり、あんまり寒い日の自転車行はよくないかも、、。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 20:41| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月07日

一番大切な仕事

 いま書きかかっていた論文だが、京都工繊大のキタドコロさんとメールのやり取りで細かい作業をしていると、どうもなかなか進まない。ひとつひとつは的確に対処してくれて確実に片付いているのだが、いかんせん隔靴掻痒のごとし。さらに仕事の関係で1週間に1−2日ほどしか論文作成に時間をあけることができないので、最終脱稿予定が大幅に遅れている。

 そこで、キタドコロさんに無理をお願いしてラボに来ていただいた。昼から少し休憩をはさんで5時間ほどで全ての問題点が片付いて一挙に論文作成が終盤にまでたどり着いた。めでたい。

 お祝いに、目加田先生もお誘いして阪急茨木駅近くの串揚げ屋さんの「くしうま」で乾杯。この「くしうま」さん。なかなか美味な串揚げを出してくれて、しかもリーゾナブルなお値段で、いいお店だった。気を良くして帰宅。

 だけど、この後の私の予定を見てみると、次にこの論文に向かうことができるのは再来週のようだ。それで最終手直しをするとしても英文校閲の時間を入れると投稿は来月になる。最初は早くすませられるんじゃないかと期待した論文だったけれど、やはりそんなに甘くないようだ。

 これから先、論文作成のための時間確保が私にとって大事なことになるかもしれないと、阪急電車の十三駅で考えた。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく



posted by Yas at 23:56| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

睡眠時間を考えた


 このごろちょっと眠れない。

 そもそも私は、1日に8時間くらい眠らないと昼間の活動が極端に鈍くなるタイプだ。Wikipedia によると人間の平均睡眠時間は7時間で、それより睡眠時間の短い人をショートスリーパー、長い人をロングスリーパーと呼ぶらしい。それなら私はロングスリーパーということになる。

 最近、仕事が詰まってしまうことが多いので、朝早くから仕事を始めたい。けど就寝時間を早くするのは難しい。だから睡眠時間を短くして早く目覚めるようにしたい。ロングスリーパーからショートスリーパーへの転向だ。そんなことを考えて、ペースを乱してしまったのが眠れなくなった原因のように思う。

 夜、寝具に入って目を閉じても眠れない。安らかに眠れそうな体勢を探して何度も寝返りをうつ。深呼吸する。数を数える。うーむ、どうすれば眠れるだろうか?と、上手く眠れる方法を色々と考えているうちに頭が冴えてさらに眠れなくなる。なんとか眠れても、何度も何度も色んな夢を見たりして、われながら眠りの浅いことこの上ない。朝になってふにゃふにゃと目覚めて仕事に向かうと昼過ぎに居眠りしてしまう。最悪だ。

 夜に眠っている様子がない野口英世博士のことを、周囲は「人間ダイナモ」と呼んだらしい。、、、、私も「人間ダイナモ」と呼ばれてピシパシ仕事がしたい(ほんとか?)。と考えてさっきの Wikipedia をもう一度読むとこうあった。

「後天的に睡眠時間を縮めてコンディションを維持することについて、多くの睡眠専門医は不可能だと述べている。」

、、、、、もう寝よっと。

、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 22:33| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

ホリプレ論文篇6「ホリグチの場合4」

  大学院生のときに、阪口先生から英語論文作成の厳しい指導を受けたことは前回に書いた。この経験で、英作文を文法から徹底的に考えるという姿勢を学んだように思う。 しかし実は、最初の頃に阪口先生に見ていただいた原稿のほとんどは私のオリジナルではなくて、直近の指導教員であった小崎先生に手を入れていただいたあとのモノだった。前回書いたように阪口先生に3時間ほどの指導を受けていても、その添削していただいた原稿は私のナマの文章のものではなかった。

 それであるとき、「小崎・阪口の両先生に同時に自分のナマの原稿を見ていただいたらどうなるだろう?」と、不遜なことを思った。思いついたら、それをやらないですますことなどできない性分である。で、実際にある論文のときに、両先生に黙って自分の生原稿をそれぞれの先生に同時に見ていただいてもらうことにした(両先生を試すようなこの所業は、云うまでもなく大変失礼なことである。厳しいお叱りを受けても仕方のないところだ。良い子のみなさんはキケンなので決してまねをしないように、、)。するとどうなったか? 

 経験や個性の違う先生方に添削していただいたのだから、その結果に色々と違うところがあるのは当然だ。だが、まるで示し合わされたかのように同じ箇所で同じように添削がはいっている。それが論文の至る所に複数箇所あった。
 それと、それまでに阪口先生に添削していただいた原稿も残していたのだが、それと見比べてみても、やはり同じような言い回しのところで同じように添削されているところが何ヶ所もあった。

 同じような表現で同じように添削されているのは、実は基本的にやってはいけない(あるいは全然ダメダメの)間違いのある箇所だった。それで、慣れない英語で論文を書くときには、上手い書き方を覚えることよりも基本的な間違いを犯さない方が大切だということを知った。

 やってはいけないことを先に覚えるのは、論文に限らず新しい技術を習得する時の基本だ。ということもほぼ同じ頃に悟った。


、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


2011年01月04日

初日から教授会がありましたけど、、

 仕事初日。

 しかしなんですなぁ。年末は大掃除やら買い出し(私はいつも適当にさぼってますけど)やら。年始はこっちの実家あっちの実家を移動、。

 もちろん、そういうのは年末年始の大切な行事だ、それで心身ともに新たにすることができるのだ、というのはその通りだと思う。年末年始の休暇は必ず毎年同じことをすると思うが、、、、休暇としてはいかがなものか? 仕事の疲れを休めるという意味で、休暇になっていないことは確かである。それに、やたらと暴飲暴食の機会が多くて体調を崩しやすいのもこの時期だ。

 ということで私は疲れている。昨日、ビールを飲みながらライスボウルをテレビ観戦したのは確かに休暇やった(立命館、ディフェンスよう頑張った。オフェンスはランプレイをもっと見たかった)が、、それもつかの間、あれよあれよという間に年末年始は終わって、もうデスクに向かっている。

 んで実は、昨年暮れの仕事の仕舞いに、年明けにデスクに座ったらするべきことをすぐにできるように、初日の仕事の手順を箇条書きにメモしておいたのだ。

● ◯◯さん、メール返事
● ◯◯の件、事務手続き
● ◯◯の添付書類チェック(要返事)
● ◯◯と××、論文チェック(引用に加える)、、、


 今朝はそれを見てその通りに仕事をした。おかげで休暇ボケもなく、スムーズに仕事に入り込めた、、、、。

 だけど、休暇ボケにもなれない休暇になってしまったので後悔もしている。

 
、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 21:44| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

なに見て跳ねる?

moonground (SS).tif
 あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。ちなみに、今年のキーワードは「選択と集中」です。、、選択と集中ということは、選択しない(捨てる)ということもあるわけで、、、。あ、まぁいいや、新春早々から理屈臭いことはやめとく。

 これから、大阪市内の実家に出向きます。では、、。



、、人気ブログランキング参加中です、、
人気ブログランキングへ
今年も応援のクリックをよろしく


posted by Yas at 11:01| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする