2010年04月28日

「アニメーション? アニメーション! −1−」 ホリプレ25

 スライドに関して、もう一つ書いておかないといけない。PowerPoint や Keynote でスライドを作成していると、誰もがその機能に誘惑される、アニメーションである。

 研究発表にアニメーションを使用するというと、眉をひそめる人もいる。しかし気にすることはない。新しい技術が導入されたとき、それに拒絶反応を示す人は必ずいるものだ。無声映画 vs トーキー映画しかり、ラジオ vs テレビしかり、、。しかし、旧技術が新技術に取って代わられるのは歴史の必然である。昔の、基本的に写真だったスライドと違い、コンピュータから出力する映像に「動き」が加わることで表現力がアップするのは間違いのないことだ。アニメーション、使うべし。しかし、闇雲に使っていいわけでもない。変な使い方をしてしまうと、それこそ逆効果になって聴者の反感を買いかねない。

 アニメーションを使う場合に気をつけねばならないことはざっと以下の通り。

1)表現したい内容に合わないアニメーションは使わない。
2)話のテンポに合うスピードとタイミングを使う。
3)本番前に必ずリハーサルをする。

 次回から、それぞれの項目について書く。次回がいつになるか、、わかりませんけど、、。お楽しみに、。
 
posted by Yas at 21:39| Comment(0) | ホリプレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

幸せの黄色い靴下だっ

 今日も楽しく元気よく研究室でルンルン仕事をしていると、トッシーがケンカを売ってきた。
「先生の今日のファッション、おかしいですー」
「し、失礼なっ! なにがおかしいっ!」
「赤紫のネルシャツに茶色のベストに黄色い靴下なんて、色がバラバラじゃないですか」
「この茶色いベストはユニクロで500円で買うたんや」
「それは関係ありません!」

「トッシーのファッションこそ変やがな。その青いの(服の種類がわからん)の上にミドリのベストって、あわんやろ」
「これは母親から譲り受けたベストなんですっ」
「それは関係ないっ!」

 まったく失礼な奴である。まぁシャツやらベストはいいとして、私の自慢の黄色い靴下をけなすとは、センスのない奴じゃ。そういえば以前にも、アヤッチに靴下が黄色いのが変だと言われた覚えがある。よく見ると、彼女たちの靴下はどちらも暗い色である。それじゃ、私の黄色い靴下は理解してもらえないのも無理はないかも、、。だけどね、、。

 黄色は私のラッキーカラーだ。だから気持ちを盛り上げて仕事をしたいときには黄色の靴下を選んで履いたりする。私の折り畳み自転車の Tikit も黄色だし、、。私の好きな花のレンギョウも黄色いし、今を盛りに咲き誇っている菜の花も黄色い。世間は黄色いのだ。、、、い、いや、とにかく、カミちゃんの論文の改訂も終わったし、アヤッチのふたつめの論文も進みつつあるし、、、トッシーの節目の実験も上手くいったようだし、、、。

 いま、盛り上げねばどーするのだ、、。だから黄色い靴下なのだ。
 もうっ。わかっとらんな。

posted by Yas at 22:22| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

また同窓会

 先週の土曜日はこのブログでお馴染みの中学校の同窓会。この同窓会は3年前から毎年の恒例になった。毎年連絡を取って会を企画して実行する幹事さん達に本当に敬意を表したい。

 午後1時の一次会から、二次会、三次会、四次会と続いて午後11時過ぎまで、同窓会は延々と続いた。今回は奇跡的に終電時間までにお開きになったが、それでも10時間以上、ワイワイとやっていたことになる。そんなに長い間、何の話してるんですか? と、このブログをよく読まれる方から聞かれることがあるが、、ひたすら馬鹿話である。ほんとひたすら馬鹿話。掛け値なしの馬鹿話。いつかも書いたけれど、みんな仕事の関わりがあるわけではない。それに、どうせ幼い頃のみっともないところをお互い見ているのだ。いまさら不要な見栄や意地を張っても仕方ない。ということで、掛け値のない馬鹿話が続く。これが小学校や中学校の同窓会の魅力だと思う。それに、幼い頃に同じ街並みで同じ空気を吸って育った人間は根っこのところで同じ感性を共有しているように感じる。それがまた心地いいのだ。さらに、この数年のあいだに出来た新しい交流で、あらためて付き合いが始まったような関係もある。40年近くの時を経てまた友人関係を結ぶという快感、、。おもしろいぞー。そういうのって。

 本当に毎年の幹事さんの努力には頭が下がる、オレには出来ん、と思っていたら幹事の、お好み焼き屋の息子だったノダに肩をたたかれた。「幹事やってくれ、、、」、、、。

 ということで、来年は私が幹事になってもうた。オレって、幹事に向いてないと思うんですけど、、、、、、。

 
posted by Yas at 22:34| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

基礎セミナー、始まる。

 今年も、基礎セミナーが始まった。正確には先週の金曜日が第1回の講義日だったのだけど、その日は簡単なオリエンテーションだけ。今日から、この基礎セミナーのテーマである「分子細菌学の魅力!」についての講義が始まったのだ。

 今年の受講生は薬学部学生2人、人間科学部1人、医学部1人。んで、高校生2人の計6人である。例年に比べるとちょっと少ないか。でもみんな、なかなか積極的によく喋る。私の基礎セミナーのひとつのテーマ「Talking Bacteriology」はなんとかこなしてくれそうだ。半年間よろしくね。

 とはいうものの、毎週の講義はなかなかしんどいものである。これを始めた6ー7年前は、毎回色んな話題を取り込んで新しいスライドを作ってたんだけど、今の仕事の状況だと無理。忙しすぎる。以前は時間に余裕があったのだ。、、、それにしても、常時講義を担当しなければならない学部の先生は大変だ。ご苦労お察し申し上げます。

 この講義、「分子細菌学」というのが基本タイトルになるのだけれど、「分子細菌学」の範囲は広い。もう一度、教科書なんかの成書を何冊か通読して新しい視点を見つけたいと思っているのだが、それも今のところ叶いそうもない。とりあえず今までの資産を食いつぶしながら(言い方悪いけど)講義を進めることになってしまいそうだ。
 勉強をしたり情報を仕入れたりするインプットと、論文やレビューを書いたり講義や講演をしたりするアウトプット。アウトプット超過でウカウカしているとアホ教授路線まっしぐらになってしまう。インプット超過だと役立たず教授まっしぐらだ。そこに、障害物競走みたいにピョンピョン跳び越さねばならぬ雑用もやってくる。

 やれやれ。いやいや、、、、、、前向きに前向きに、、っと、、。

posted by Yas at 23:12| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

たこ焼きに想いを込めて

 昨晩は、引っ越し直前の吉森先生主催のたこ焼きパーティーに御招ばれした。吉森先生は4月1日付で本学の生命機能研究科に移籍されている。ただ、研究室の物理的な引っ越しはまだだった。その引っ越しを済まされる前に、たこ焼きで盛り上がろうというわけだ。いつの頃からか、微研では歓送迎や祝い事などの節目節目にたこ焼きパーティーで盛り上がるのが普通になった(ほんまか?)、、、。この日も、吉森研をはじめとして、岡田研、松浦研、審良研、飯田研、堀口研(あと誰がいたっけな?)のスタッフや学生さん達が集まってガヤガヤと盛り上がる。

 昨晩のたこ焼きの仕込みはワタクシめが執り行わせていただいた。しかし思うのだが、たこ焼きの生地を作ったり焼いたりするのは、大阪育ちでない人には結構難しいことらしい。具をたくさん入れすぎて、たこ焼きを丸められなくなった奴やら、丸く形ができたら中身が生焼けなのも構わず、すぐに鉄板から上げる奴やら、、。かえってこっちが勉強になった。「たこ焼きは難しく、奥が深い」、、。

 いやー、しかし吉森せんせ、短い間でしたが楽しかったっす。私が仲良くさせていただいている方は、同業者であるなしにかかわらず、酒飲んでウダウダとワケのわからんことを言う人が多い。その点では吉森せんせは目加田せんせと並ぶ「ウダウダ言い」だった。

「ウダウダ」言いたくなったら、いつでも呼んでくださいね。

posted by Yas at 22:21| Comment(2) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

細菌学会のこと 3

 多くの先生方の努力で、細菌学会活性化のための企画が進められ、その結果、総会のプログラムも見直されて広範なテーマを扱うようになった。そのおかげで、いわゆる医学細菌学研究者ではない、しかし細菌の研究されている先生方と私はお知り合いになれたという話のつづき、、。

 法政大学の川岸先生もその中のお一人だ(「先生」と呼ぶのは、多分本人がイヤがられると思うので、以後、川岸さんと呼ばせていただく)。川岸さんは大腸菌の走化性シグナルの研究をされている。私は川岸さんの精密な仕事が好きである(もちろん全ての研究を知っているわけではないけれどね)。物静かに論理的に話をする姿が印象的で、私と違って、まったく毒のない、誠意あふれる人柄である。んで、私と同じで、酒飲みのようだ。年齢も近い。そして生まれ育ったところが二人とも大阪市天王寺区で同じである。私は小学生の頃、川岸さんの実家の近くを自転車で何度も走っていたようだ。

P1000573.jpg 細菌学会会期中。横浜・馬車道にて、、。さして明るくない飲み屋の中で、怪しいムードの私と対照的に爽やかなスマイルの川岸さん。この日は確か午前2時頃まで飲んでたような気がする。散々ゆっくり飲んでたくせに、別れ際に「今度ゆっくり飲みましょう」と、お互い約束して別れた。

 その川岸さんが、今年、第4回の「若手コロッセウム」を開催してくださる。開催地は修善寺だったかな、、。開催時期は8月26ー28日のようだ(たしか、まだ参加募集ははじまってない)。第2回第3回の様子はリンクしたエントリをご覧くださいませ。この「若手コロッセウム」も、細菌学会活性化を模索する過程で企画されて続いてきたものだ。やる気のある若手細菌学者が集まって、温かくかつ厳しい環境で発表・討論する場を提供する。自分を楽しく磨きたい人、是非ご参加を、、。

posted by Yas at 21:22| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

断水で休んで、熱帯魚水槽掃除

 17日、18日は断水します。と、いきなりの通達があったので今日は休み。茶も飲めん、トイレも行けん、手も洗えんの三拍子では仕方ない。

 せっかくいただいたお休みなので何か有効に使いたい。ということで骨の折れる熱帯魚水槽の掃除をすることにした。これまで長い間、水槽で飼っていたカラシン系(ネオンテトラに代表される小型魚だ)からシクリッド系(大型魚が有名)のエンゼルフィッシュに切り替え始めたのが半年ほど前だ。そのエンゼルフィッシュは順調に育ち、、、いやいや予想よりも早く大きく育ちすぎてしまった。魚は生き物であるからして、えさを食べて糞尿を出す。それを物理・生物処理するためにフィルターに水を循環させるのだが、これまで買っていた小型魚と違って、エンゼル君達はたくさん食べてたくさんウンコをするので、濾過が追いつかなくてなってしまっていた。そうなると水槽内は富栄養化してしまい、コケだらけの惨めな姿になる。実際、うちの水槽もそうなっていた。

 これを根本的に改善するには、いまのフィルターを大型のものに換えるしかない。でもなぁ、、高いのだ。フィルターって。、、そこで、とりあえずコケの温床になる流木類を全て取りだし、弱った水草も全部処分して、こうなった。

web.jpg 

 今回の掃除のコンセプトは「今後も掃除しやすい水槽にする」こと。これで、少しまめに掃除して水替えもして富栄養化をなるべく防ぐ。、、それで夏まで持つかなぁ? というところで水槽の今後を思案中である。

posted by Yas at 19:07| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

就職の道筋のないことが問題だ

 本日、医学修士課程1年生の講義。朝っぱらから2時間半だ。タイトルは「細菌性病原因子と感染病態」。でも最近、私は忙しさにかまけて勉強ができていない。日頃勉強ができていない人間が講義をするというジレンマを感じながらの2時間半だった。あーやだやだ。勉強したいぞ。いま、気になっていることの調べ物もじっくりしたい。この状態が続くと、もう暴れるぞ。おれは、、。

 とまぁ、そんなこととは関係なく、とりあえず楽しく講義は終わった。そう、今日の講義は楽しかったのだ。なんといっても学生さん達の性質がよかった。ここで何度も書いていると思うが、私の講義は基本的に学生と私が問答を繰り返す、私が「Talking Bacteriology」と呼んでいる方式をとっている。このときの学生さんのレスポンスが極めてよかった。元気よく愛想よく応えてくれるだけではなくて、中には私の質問に的確な正解を返す学生までいた。

 毎年同じ学年を対象に講義をしているけれど、本当にその年その年で学生さんの質が違うのは驚くばかりだ。同じ大学院のコースで、同じような入学試験を受けて入ってくるのに、どうしてこんなに気質が違うのだろう? 結局、クラス内で相互に影響を与えあうんやろね。ある年はプラスに、ある年はマイナスに。それでクラスの全体像が年によってずいぶんと変わって見えてしまう、、。今年はプラスに働いているのかも。

 ただ、講義中に少し気になったのは、私の質問に対して「私は実験科学がわからないのですが」という前置きを何人かの学生から聞いたことだ。研究室に帰ってから同じ大学院生のサンゴウと話をしていると、「今年の修士1年生は、クラスの三分の一くらいが公衆衛生志望らしいですよ、、」という。ふうん。なるほど、公衆衛生志望なら「実験科学は知らん」という学生がいてもおかしくないか。、、、ふうん。、、公衆衛生学というのは大事な学問に違いないが、(かくいう私も「獣医公衆衛生学講座」の出身だし、、)そんなに学生さんの志望が偏っているのか、、。学生さん達の風聞のたぐいなので正確ではないのかもしれないが、さっきの講義の様子から見ても実験科学を必ずしも前提としない公衆衛生学や社会医学系の研究室志望者が少なからずいることは確かなようだ。その分、比率的に実験科学系の研究室志望者が少ない、ということになる。どんな社会でも、偏在分布があるということは、そこが必ずしも健全な状態ではないことを示すことが多い。私の周囲の生命科学系研究室のポスドク・大学院生さんの就職の状況が苦しそうな様子を見ると、それもむべなるかなと感じてはしまうけれど。ちょうど今日の講義中に「いまの日本の状況では、私は、研究で身を立てることをみなさんにお勧めできない」と言ったところだったし、。

 、ほんとに日本の自然科学分野の将来はどうなるんやろ? 真面目に心配になる。


 
posted by Yas at 22:29| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

井上ひさしさんの訃報を聞いて

 9日に井上ひさしさんが亡くなった。

 戯作者で小説家でもある。「ひょっこりひょうたん島」で有名な方だが、小説もおもしろい。むかし、少し凝って「手鎖心中」「吉里吉里人」「不忠臣蔵」などを読んだことがある。他にも読んだと思うけど、思い出せない。文章も好きだが、ストーリー展開の仕掛けが込み入っていて読んでいて楽しかった。語り口は軽妙なんだけど、作品の構成というか成り立ちというか、そういうところで重厚さを感じるような作品を書く人だったというのが私の印象だ。あういう作品は、何度も吟味して推敲しないとできないと思う。

 あたりまえだが、素人のブログ更新で四苦八苦している(なら、やらなきゃいいんだが)私には到底及ぶことのできない技である。あ、そうそう、私はといえば最近、研究テーマとは直接関係のない文章の執筆をいくつか依頼された。、それで一日の文章作成量が能力を超えかけていて、ブログの更新がチョイ苦しくなってきている。少し更新頻度が減るかも、、すまん。

 井上ひさしさんは遅筆で有名だった。自ら確か「遅筆堂」と名乗るほどだったとか。井上ひさしさんにしてそうであるのだから、私などが少々の文章執筆依頼で苦しむのは当然のことだ。と開き直っても仕方ないが、。

 それにしても、ツイッターでアホみたい(すまん、言い方が悪いが、、でもそう思う)に頻繁につぶやきを更新する人というのはまったく理解できない。それを逐一フォローして、日常的にコメントを返すなんて狂気の沙汰だ、、、と思ってしまう。(ツイッターを好きな人には悪いけどね、、)



 
posted by Yas at 20:55| Comment(5) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

細菌学会のこと 2

 細菌学会が学問的に面白いテーマを再び取り上げるようになり、若い人が多く参加するようになったのには理由がある。今から5-6年前、細菌学会の理事長をされていた内山竹彦先生が「細菌学会の活性化」を唱えられ、活性化小委員会を組織して活性化するための方策を若手研究者に諮られたのだ。いわば、学会改革の畑を耕されたと云ってもいい。次に理事長をされた笹川千尋先生がそれを具体化されて、いまの総会の形ができあがった。畑にタネをまいた、ということになるだろうか。そうして3ー4年経った。

 この一連の改革で、学会総会プログラムは総会長の意見と一般会員の提案とプログラム委員会の企画を併せ調整して組織されるようになった。そのおかげでプログラムを占めるかなりの数のシンポジウムやワークショップが時宜にかなったテーマのもとで企画されるようになった。取り上げるテーマの幅も広がった。

 研究のトレンドを探り、シンポジウムやワークショップのテーマに取り上げ、最新の研究成果を紹介し、そして議論する。研究者なら、そんな学会総会がありがたいと思うのは当然だと思うのだが、実際はそうでもなかった。「総会なんて、お祭りなんですよ。そんなに張り切って勉強づけのプログラムにしなくてもいいんですよ。仲間が集まってワイワイやるだけで充分です」と真顔で改革に反対する学会員もいた。細菌学会の学問レベルを上げるため走り回っている人間の努力をドブに放り込むような話だ。馬鹿いっちゃいけない。一万円ほどもする参加費を払って三日間も費やして、「ワイワイやる」だけというのは、志ある(なんて云うのは恥ずかしいから、「プロの」ということにしよう)研究者のすることではない。

 しかしとにかく計画的にプログラムが組まれるようになって、間違いなく細菌学会は広範な領域で学問する細菌学者の交流を促すようになった。私自身のことでいえば、学会のシンポジウムやワークショップを通じて、東大の難波成任先生や高知大の曳地康史先生をはじめとする多くの植物細菌研究者の先生や、大腸菌の環境応答メカニズムを研究テーマにされている川岸郁朗先生と話をさせていただけるようになった。

 つづくかも、、。

posted by Yas at 22:18| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

ババーン!

 改修中の本館を覆っていたシートの一部が取り払われて、化粧直しされた外観を見ることができるようになった。。

写真.jpg

 ババーン。

本館を西側から見たところ。西面の中心に通された赤い柱が目を引く。全体的に明るい色で塗装されているようだ。赤い柱の後ろに斜めに見えるのは耐震強度を増すために新たに設置された筋交いか? 七階建ての五階部分、こちらから見て右側が、われらが分子細菌学分野が入る予定の一角だ。あ、桜で見えないや。




main.jpg 改修前の本館。こちらは上とは反対側の東側からの写真。ホームページから拝借した。ちょっとちいさいけど、くすんでいた様子がわかる、かな。

 予定ではあと2ヶ月少しで竣工のはず。それからは新しい研究室だ。願わくば、その頃は研究の内容にも新展開、、、。


posted by Yas at 22:22| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

今年の細菌学会 1

 先日の細菌学会のことを書きたい。先月27ー29日、パシフィコ横浜で開催された。総会長は東大医科研の笹川千尋先生である。

 ずいぶん昔のある時期、私は独りで研究活動をしていたときがある。1人で実験し、1人でまとめて、1人で論文を書いて投稿したし、1人で色んな学会に参加していた。そんな頃、パシフィコ横浜で開催された生化学会や分子生物学会にも、もちろん1人で出向いていた。ほとんど誰も知り合いがなく、朝から晩までずっと1人、、。だからパシフィコ横浜というと無条件でその頃のことを思い出してしまう。とくに桜木町駅からパシフィコへの通り道になるQueen's Square は思い出深い。あの、モール内で流れている「キンコロコン、カンコロコン」というメロディを聴くと涙が出そうになるほどだ(すいません、ウソです)。

 いまでは私もこの世界で経験が長くなったので知り合いも増えた。それに、細菌学会はホームグランドだからひとりぽっちはあり得ない。会場を歩いていると、ありがたいことにあちらこちらから声をかけていただく今日この頃だ。でもそういった方達の3分の1くらいの方が、実はどこのどなただったのやら私には区別がついていなかったりする。えらいすまんこって。若い人が元気よく「ちわっす!」と挨拶してくれると、こちらも元気よく「うっす!」と応える。でも心の中では「どなたでしたっけねぇ」とジジ臭い独り言を云ってたりするのだ。ほんっとすまんこって。でも(なにが「でも」じゃ)、ここ10年くらいのあいだで、細菌学会では間違いなく若い人の割合が増えた。これは嬉しいかぎりである。

 若い人が増えたおかげで、学会でのディスカッションの雰囲気が柔らかくなった。ところによっては笑い声が何度も湧くようなディスカッションが楽しめるセッションさえあった。ディスカッションの中身は、だからといってふざけているわけではない。真面目な質疑応答だ。こういう雰囲気は以前の細菌学会にはなかった。

 ただ、そんな若い人も含めて、学会参加者のみんながみんなダークスーツで身を固めていたのには閉口した。スーツがダメというのではないけれど、会場に入って聴衆がみんなスーツを着ているのを見ると腰が引けてしまう。スーツを着るのもカジュアルな格好も、TPOを間違わなければお互い不快感を与えることはないと思うのだけれど、、。無言のプレッシャーがあるんやろね。若い人にも「スーツを着ないとイカン」と思わせるような。そういうプレッシャーを与える雰囲気が、ある意味で将来の細菌学会の行く手を阻むカベの本質なのかもしれない。

 つづく




posted by Yas at 22:50| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

自転車に乗って♪ 家を出よう♯

 あ〜しんどい、あ〜つらい、とのたうち回っていた昨日の今日、空模様を眺めて自転車で通勤っ! 頑張ってしっかり寝たので、だいじょぶだ。自転車乗りたいっ!

 ちょうど寒くもなく暑くもない、それなりに気持ちのいい日和になった。そこかしこで桜も咲いている。新年度に入ってすぐのせいか、自動車の交通量は少なく、なぜか自転車は新車が多い。集団で新車の自転車にまたがって目の前を走っていったのは、高校1年生かな? さらに今日見かけた、見知らぬ兄ちゃんが乗ってた真新しい折り畳み自転車には「アパマンショップ」というロゴが入っていた。ビアンキ社のフラットバーロードの名車、カメレオンテに乗っている人を二人も見た。そのうち一人は車道を右側通行していて、もう一人は信号無視!をしていた。
 勘弁してくれ。自転車通勤者が増えるのは嬉しいが、ちゃんと交通法規(を知らないのかもしれないけど)は守ってくれ。いい自転車に乗るなら、それなりに自転車通行の基本くらいは知っといてくれ。

 これも新年度に入ってすぐのせいか、帰り道、夜の街を歩いている人も極端に少なかった。そのなかを走るのは気持ちいいどー。

 どうですか? みなさま、、。 そろそろ自転車通勤をば、お始めになってみては、、、。

posted by Yas at 22:39| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月04日

おやすみ

 新年度そうそうだけど、なんだか私は疲れてるようだ。しんどいので昨晩は午後10時前に就寝し、今日はずっと身体がだるくて動けない。ダラダラと寝ては起きて1日過ごした。なんか、まだ疲れてるよう、。なんにもやる気が起こらん。2ー3ヶ月に1回くらい、こういうときがある。このブログをよくお読みの方には、お馴染みのことかもしれないけれど、、。

 あもうだめ、、。今日も早く寝ます。お休みやす。

posted by Yas at 21:16| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

!!!

 春は異動の季節ですが、、、

 実は私、親父の家業を継ぐことにして、昨日付で大学を退職いたしました。いままで秘密にしていてすいませんでした。在職中は本当にお世話になり感謝しております。別の世界に身を投じても、皆様のご厚情は決して忘れません。ありがとうございました。




 すいません。ウソです。
posted by Yas at 23:21| Comment(1) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする