2009年12月31日

だいすきっ

 あ、もうすぐ紅白終わります。

 年末三日間は、お休みをいいことに実はテレビ三昧して遊んでいた。映画放映「容疑者xの献身」堤真一よかった、昨日今日と深夜に再放送していたNHKドラマ「行列48時間」國村隼よかった、昼間にはNHKの「女自転車二人旅」、長澤まさみさんと水川あさみさんの自転車、危なっかしかった。ほんで、その合間にレンタルDVDで昨日は「突入せよ、あさま山荘事件」、今日は「実録、連合赤軍あさま山荘への道程」を見た。どっちもよかった。さながらイーストウッドの「硫黄島」二部作のようだった。 

 わたしゃ、このブログで何度も書いているがテレビ野郎である。リビング・ダイニングには 5.1 ch サラウンドステレオ完備、46インチ液晶テレビを置いている。いやーテレビ三昧でよかったー。癒された−。

 でも、いちばん癒されたのは、サントリービール金麦のコマーシャルで、檀れいさんが「だいすきっ」と言ったときだったりする。むふっ、思わずニコッとしてしまう、、、、、。でもこのCMは内容からして2009年バージョン。来年は見ることができん。残念、、、あ、紅白終わった。

 今年は色々とお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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2009年12月29日

願わくは、、また願わくは、、

 今日は仕事の最終日。

 去年の今頃は何をしていたのかしら?とブログを調べてみると、きむじゅんの博士論文の添削というか、書き直しをしていたようだ。今年はアヤッチの論文は投稿したし、カミちゃんの論文は英文校閲に回ってるし、、喫緊の仕事は済ましてしまっている。来年は、アヤッチのもう一つの論文とカミちゃんのもう一つの論文が待っている(はず)。それを仕上げれば、研究室の全体的な仕事のターニングポイントを迎える(はず)。んで、来年末には、ひとつかふたつ、いままでとはちょいと違う研究成果が出ている(はず)。きっと楽しい1年になる(はず)。

 そんでもって来年は雑用も少なくなって研究に専念できるはずで、改修後に戻る研究室は最高にイカしてるはずで、来年度申請の研究費はガンガン採択されるはずで、優秀な大学院生ががっぽがっぽと入学してくるはずで、、、、、、、、、、、、、

 、、、来年のワタシ担当の神さま、、、、よろしくお願いしまっす。

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2009年12月27日

「全てを忘れて馬鹿騒ぎ」と書いて「忘年会」と読むのだ。

 昨日、一昨日と、濃厚な週末を過ごした。何が濃厚って、、この季節は忘年会でしょ。

 一昨日は、「大プログレス大会」のあとの研究室の忘年会。研究室員の毎月千円の積み立てを資金にするわが研究室の忘年会はちょっとだけ豪華である。今年は「すっぽん」。場所は東淀川・上新庄から少し歩いたところにある「得月」という割烹屋さん。コストパフォーマンス抜群で(とは云ってもスッポンですから、それなりに値は張りますが)とっても良かった。サンゴウの企画である。そのあと、南方(地名です。ミナミカタと読みます)のスペインバルで二次会。ここもよかった。みんなで色んなアヒージョを頼みまくって、ワインを飲みまくり、、、。ラボの体制の話、PI(つまり私のことね)の性格の話、研究の話。、、研究室の状況が非常に良いことを再確認できるような話題満載で楽しかった。でもあんなにアヒージョばっかり食べることはなかったかな、、、。おかげで、家に帰ると身体がとってもニンニク臭かった。

IMG_9442.JPG

 分子細菌学分野の精鋭だっ。いい顔してるでしょ? 来年はやりまっせ。
今年の忘年会はタイ拠点の谷口さんも一緒だった。



 んで、昨日は、毎度お馴染み中学時代の友人達との飲み会があった。心斎橋で総勢20名。飲みまくり、話しまくりで、帰ったのは午前3時すぎ、、。

 あーよかった。

 おかげでリフレッシュでけた。スッポン食べながら来年の研究への決意を新たにできて、心斎橋では掛け値なしの馬鹿話ができて、。まさに「全てを忘れるために飲みまくる」忘年会だった。

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2009年12月24日

プログレス・イヴ

 師走である。いつもならそろそろ大掃除、、んで、忘年会となる。しかし、今年は11月に別館の仮住まいに引っ越したばかり。不要品は始末してきたし、一年間のホコリが溜まっているわけでもないので大掃除はなし。そのかわりに、研究室員みんなの研究の進捗具合を1日かけて報告してもらうことにした。題して、「大プログレス大会」。明日の予定である。

 大学院生のサンゴウにプログラム編成やら時間割やら場所の確保(仮住まいの研究室の居室は狭くて全員そろってのセミナーには使えない)を任せ、全員それぞれに発表タイトルを決めてもらい、持ち時間を決めて、プログラムも作ってもらって、、、、こんな感じになった。

Progress.png サンゴウが作ってくれたプログラム。クローズドの研究室内ミーティングなので、一応キモになる部分にはすまんがボカシを入れさせていただいた。みんなには自由にスライドを作ってもらって自由な構成で好きなように持ち時間を使って喋ってもらう。ただし、持ち時間が終わってからは時間制限なし、容赦なしのディスカッションが待っている。(それにしても、アヤッチの 「Mission impossible」って?)

 うぅ〜。楽しみじゃ。、、とはいうものの、、楽しんでいるのは PI の私だけ。みんなは「あ〜っ、もうっ。めんどくさいっ」と言って憚らない。
 
 いやいや、しかしみんな、明日の自分の発表のために考えながら苦しんでいる。いいよいいよ〜っ、、こういうのは自分の仕事に向き合ういい機会になるのだよ、、、。う〜む、、これはいい考えじゃ。毎年クリスマスにはプログレス大会をすることにしようかなっ? と言ってると、遠くで、「いや〜っ!」というトッシーの叫び声が聞こえた、ような、、。むふっ、気にしない気にしない。

 そうじゃっ! 明日の大プログレス大会はクリスマスのプログレスデーとして恒例化しよっ! だから今夜は「プログレス・イヴ」黒ハート黒ハート黒ハート! ふんふん、みんな頑張りたまえっ、、、と、一人ほくそ笑む。、、
 
 こういうことできっと 研究室のスタッフの心は PI から離れていって、PI の孤独というのは始まるんやろな、、とふと思ったが、いやー、もう止まらん。

 明日はみんなで祝おう、「メリー・プログレス!」

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2009年12月22日

Tikit で試してみた

 いままでに何度か書いているが、最近購入した折り畳み自転車の BikeFriday Just the Tikit はスピードが出ないぶん気楽に走れる。乗り味は柔らかいので歩道の段差も苦にならない。

 というので、ロードバイクのように速くないけれど軽快な程度のコンスタントなスピードで歩道(自転車通行可のところね)を走ることができるというのに気がついた。それで先日、実験をしてみた。職場の吹田キャンパスから伊丹の自宅までを最短で結ぶ道路は中央環状線とそれに接続する171号線である。普段のシクロクロス・プロント君を使った自転車通勤では、車道を走るので中央環状は怖くて(残念ながら)走れない。けれど、Tikit なら歩道を走ることができる。そこでTikit で、最短コースである中央環状と171号線の歩道を基本的に(歩道を走れない、あるいは歩道がないところは車道を)走って自宅まで帰ってみた。これが早かった。ゆっくり走っているのに1時間以内に帰ることが出来たのだ。これはプロント君でいつものコースを一生懸命走って帰るときの所要時間とほぼ同じだ。

 そこで今日は、大学までの往路に Tikit でその最短コースを性根を入れて走ってみた。すると所要時間は50分と少しだった。とってもはやーい。繰り返すが Tikit なのでそんなにスピードは出ないし、歩道を基本的に走るので飛ばすことなんてできない。でも早い。

 171号線と中央環状線に左右路肩を含めて1.5メートルくらいの自転車レーンを作ってくれんかね、、(これって、どこに頼むんやろ? 国土交通省? 警察?) そうすると、プロント君だと40分で通勤できると思うんやけどな、、、、。

 尼崎の自転車専用レーンみたいに、、、ねぇ、だれか、作ってよ。ねぇ、、

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2009年12月20日

「見てくれスライド論7 ーひたすら見やすくを考えるー」 ホリプレ20

How to present.047-001.jpg

 さて、前回のスライドである。このスライドのどこがいけないのか? 


 ざっと挙げてみるとこれくらいある。このスライドについて、私の気に入らないところ、、、。
How to present.048.jpg 
○まず、左右に無駄なスペース。余白を憎めっ! それからグラフの上部にも無駄なスペース。
○タイトルもダメ。大事なタイトルなのに、なぜ黒字に見にくい暗い紫の背景なのか?
○このタイトル自身にも問題がある。大事なタイトルなのに、HisDNTの部分、わざわざ見にくい幅の狭いフォントにされている。βの字はβではなくて、ドイツ語の esszett が代用されている。これはいただけない。(そんなのいいじゃんと思うなかれ、少なくともドイツの人にとってはこの字は明らかな誤用だ。例えばハリウッド映画で変な日本語の掛け軸なんか見たりすると寂しいでしょ?)
○日本語のタイトルなのにβーlactamase となぜ英語でスペルアウトされてるのか?このような混用は、作成者の気配りの無さがあらわれる。
○グラフの中身に目を向ける。XY軸とプロット軸が同様に細いラインである。白い背景にただでさえ痩せて見えるラインが細いと見にくい。プロットも小さくて、存在する意味があるのかどうか疑問だ。
○軸のラベルが小さすぎる。いったい見せる気があるのか?と思うほどだ。
○凡例がうるさいしわかりにくい。buffer とか control とか、実験者の都合でつける実験群の名前をそのまま見せてもわからないし、HisDNTβlac や control といった用語が上下で繰り返されてるのもうるさい。
○前回と同様、意味不明のテキストが左上にある。

 これをえいやっと、書き直す。

 余白をなくして、プロット軸を太くはっきりと。ラベルは大きく。意味不明のコントロール群は意味するところが同じなのでひとつにする。その他いろいろ、、、ということで、こんな感じになった。
How to present.049.jpg
 ずいぶん見やすくなったと思うけれど、どうでしょうか?

 こうしたスライドの作製や改善は、いままで書いてきたような大枠のキマリはあるものの、細かなルールブックのようなものに基づいてするものではない。「ひたすら見やすく」を考えればだいたい同じ結論になるものなのだ。

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2009年12月17日

どーですか?

 まだちょいと身体がだるい。けど、昨日書いたように、ウカウカしてると雑用・仕事に埋もれてしまう。仕方ないのでテキパキとまだ動けない身体で、1時間ほど遅れて研究室に出勤。

 出てきてみると、私の休んでいるあいだに何人かの方からお歳暮を研究室にいただいたようだった。そのうちのひとつはこの研究室に在籍した大西二号からのハム・ソーセージだった。オニピン、元気してるか? ありがとー。でも毎年気を遣ってくれなくて良いよー。今日のお昼はそのハム・ソーセージを使って再びサンドイッチパーティーだ。

 身体はだるいが、食欲はなくはない。もそもそと食べてると、「せんせー、元気ないですねー」とみんなから云われる。
「かぜですかー?」
「そーかな、ほら、年に1, 2 回、『身体だるいー』って休むやん?おれって。その症状が出たみたい」
「そんなこと言って休まれてましたっけー? みんなあれは二日酔いだと思ってましたー」

 し、失礼なっ! ヒトを酒飲みみたいに!

「まぁまぁ、先生、それよりもこれどうです?」と、見せられたのがこれ。
IMG_0473.JPG
 贈られてきたお歳暮のリボンを頭につけてご満悦。

 そ、そうですか。、、、、で、でも、「どうです?」といわれてもなー。

 とか言いながら、私の病欠の話はどこへやら、、、

「こ、こらっ。今までの休みも二日酔いと違うからなー」

 と、脳天気な研究室の1日は過ぎていった。 あぁ、まだちょっとしんどいですけど、、。



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2009年12月16日

お休みいただきましたが、、

 本日、体調を崩して仕事を休ませていただいている。胃腸がなんだか重くて、それが原因で身体に倦怠感がでている感じ。昨日の昼頃から予兆があったし、今までもときどき同じような症状が出て休んだり午後出勤したことが何度かあったので、まぁ、疲れじゃないかなと思ってる。

 それで、朝からベッドで横になって、昼ご飯にちょっと起きて(食欲は普通なのだ)、また寝て、さっき起きたところ。身体のだるいのはずいぶん楽になったような気がする。

 寝ているあいだじゅうずっと、ベッドサイドに置いたサイレントモードの iPhone が、ブルンっ ブルンっ とメールの着信を知らせる。午前中にメールを覗くと、12通のメールが届いている。半分は宣伝メールで残りの半分が仕事や雑用関係の依頼メールである。午後には19通。同じような割合で仕事関係メール。

 普段、仕事をしながらメールを受けているとそんなにたくさんの仕事依頼が来ているなんて意識しなかったけど、かたや自分がベッドで寝ていてメールを受け取ると、こりゃすごい迫力である。数十分に一回ずつくらいの割合でブルンっブルンっと、、どんどんやってくる。たまらず起き出して、いくらかのメール主にとりあえずの返事を送った。

 ふひー。休んでられん。明日仕事に出ないと、,。

 晩ご飯食べたらさっさと寝まっす。

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2009年12月15日

手書きの味

 年賀状の季節である。ワタクシはもう20年間、自筆のイラストを昔はプリントゴッコ、今はフォトショップ+マックで印刷して年賀状を作製している。

 いやね、そんなにヒマなわけではないんですよ。でも、なんか出来合いはイヤ。ひょっとしたら表現したいとか作りたいとかいう欲が少しはあるのかもしれない。毎年11月になるとデザインを考え、デジタルカメラで素材を集め、鉛筆でスケッチしてペンでトレースして、、、スキャンしてフォトショップで色をつけてレイヤーを重ねて、、、んで印刷。結構手間をかけてるのだ。、、たいしたイラストとちゃいますけどね。、、

 たとえば、このブログのプロフィールの欄にあるイラストは2年前の年賀状に使ったものだ。ええ加減なイラストでしょ?

 20年ほど前、ふと、「イラストをちょっとこだわって描いてみたいな」と思ってこういうことを始めだした。イラストが好きだったわけではない。得意でもない。どっちかというと下手だ。ただ、イラストを描くためにモノを見るとか色彩を意識するとかいう、初めての経験をしてみたかったのかもしれない。実際、毎年毎年イラストを描くたびに新しい発見や経験があって結構楽しい。日頃、何でもコンピュータで済ましてしまう毎日を送っているので、鉛筆やペンを持つことが楽しいのかもしれない。

 こうした気持ちの延長線で、近頃は字を手書きすることが気になりだした。私は字が上手くない。私の字を見た人は例外なく「見かけによらず可愛い字を書かれるんですね」と言う。つまり、拙い字だ、ということだ。それにここ何年もまともにペンで字を書かなくなっているので上手くなるはずもない。でも、字が下手なまま60歳になって70歳になっておじいさんになるのはいやだ、と思うようになった。達筆にならなくて良いので、佳筆くらいで、、ちょっとは小マシな字が書きたいな。ペン習字かなんか習うかな、、。

 ということで、最近は生協のマーケットに出かけるたびに色んなボールペンを吟味している。この頃のボールペンはとっても書きやすいのだ。PILOTのHI-TECH C とか、三菱のSigno とか。PILOTフリクションボールなんか、消しゴム(のようなプラスチックラバー)で消せるんですぜっ。

 、、、いやいや、まぁつまり、私はカタチから入るタイプなのだ。


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2009年12月13日

甲子園ボウルを観ながらぜんぜん違うことを考えた。

 今日のお昼。久しぶりに甲子園ボウルをテレビで見た。私の思い違いでなければ、甲子園ボウルがテレビ放映されるのは3−4年ぶりだ。

 関西大学 VS 法政大学。とってもいい試合だった。とくに関西大学 QB の原口くん、RB の藤森くん。ナイスプレーをありがとう。両チームのそれ以外のプレーヤー達もそうだが、彼らは好きなアメリカンフットボールを一生懸命やっている。良いプレーをしてチームを勝利に導くことだけを考えているのだと思う。けれど、そのプレーを観ている人達を知らないうちに感動させたり喜ばせたりしている。それがちょっと羨ましい。

 私は研究という仕事を好きだからやっている。だけど、研究者相手ならいざ知らず、自分の研究の面白さや素晴らしさを一般の人々に伝えるのは容易ではない。感動させるなんて無理だ。しかしそんな研究の意味や価値を一般の人に理解できるように説明しろ、と最近の世間は云う。そんな風に云われ続けて、この研究はこんなことに役に立つからと無理矢理に話を作って、それで予算をくれと研究者も云うようになってしまった。

「その研究はどのような役に立つのでしょうか?」と聞かれて、
「役になんか立たんっ。『あ、そういうことなのか』と知的好奇心が満たされるだけじゃ」とノーベル賞学者の小柴先生はインタビューに答えられたらしい。

 小柴先生に賛成。私は基本的に科学者は世間の穀潰しだと思っている。そんな簡単に役になんか立つもんか。

 原口くんと藤森くんの感動的なラッシュを観ながらそう考えた。

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2009年12月11日

トッシーと20年も歳の差があるなんて、,,

 明日はトッシーの誕生日である。1日早いけれど、当研究室の恒例プチ誕生会でお祝いした。 ほんの少し前にお祝いしたばかりだと思ってたのにもう1年経ってしまった。ということで、若手コロッセウムでは色んな方から「大学院の何年生なの?」と尋ねられて悦に入っていたトッシーも、めでたく大台の○○歳になった。

IMG_0471.JPG
 このケーキは何とトッシー本人が作った(なんでやねんっ)。それに眞実ちゃんが送ってくれたハムやベーコンを使ってサンドイッチを作ってお祝いだ。眞実ちゃんとっても美味かったよ。

 昨日はあーじゃこーじゃとワイワイやった末にアヤッチの論文を無事投稿することができた。んで、少し前にはみんなでピクニック&BBQもやった。

 こうして、とっても大人なラボのみんなのおかげで、仕事や遊びで楽しく過ごせるのはとても幸せなことだ。もっともっと楽しく過ごせますように。

 みんなできっちり仕事をしようね。


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2009年12月10日

「見てくれスライド論6 ー聴衆に考えさせるな−」ホリプレ19

 前回と前々回で「余白を憎め!」の精神を訴えてきた。今回のスライド例はこれだ。
How to present.044.jpg

 ほら、「なんじゃ? これは〜っ!」とムラムラとしてきたでしょ。
 もしそうなら、あなたにも「余白を憎め!」の精神が宿った証拠だ。



How to present.043.jpg
 今回はこのスライドの改善を考えてみる。最初に目につくのは左側と右上側の大きな余白だ。「余白を憎めっ!」、、、さらに考えてみる。左側のグラフは必要だろうか?どの培養時間でもどちらの実験群でもポジティブな値が出ていない。しかもグラフの領域のほとんどが無駄なスペースと言える。これをスライドにするのかどうか再考の余地がある。が、まぁ今回はこのグラフは残しておくとしよう。

How to present.045-001.jpg
 とりあえず、前回に紹介した縦横比 3:4 の法則を頭に入れて、憎い余白を駆逐すると、こうなる。まだグラフの縦軸とか横軸とかのラベルが小さいが、これはフォントを大きくするだけでよい。



How to present.045-002.jpg それよりも問題は左上にある意味不明のテキストだ。なんじゃこれは? どうやら実験方法を書きたかったようだ。Trypsin て、、、なんで英語? 「Trypsin で遊離」って、何を遊離? HBSSって何?(まぁ研究者ならHanks' Balanced Salt Solution であることは想像できるが、、、しかし、定義せずして略称を使うべからず!)CCF2-FAってなんや?
 こんな風に聴者に考えさせてしまうと、それだけでスライドは失敗である。このテキストは意味不明、、しかも、以前に指摘した「不必要な情報」が満載だ。「Trypsinで遊離」も「HBSS」も「凍結融解」も「遠心分離」も「上清」も「CCF2-FA」も、、、だぁっ! しぇからしかっ! となってしまう。
 私ならこのテキストは全て削除するのだが、、中にはどうしても方法を書きたい人もいるだろう。それなら、このような細かい情報の代わりに、グラフを読み取るのに必要な最小限の情報だけを書くようにする。

How to present.046.jpg
 そうすると左図のようなことになる。以前に「文章による表現は避けよう」と書いたが、この場合は短い文章の方が簡単に必要な情報を伝えることができる。改良前の意味不明のフローチャートとも単語の羅列とも判然としないテキストよりは断然マシである。読んでそのまま、聴者が考えることもない。聴者に考えさせてはいけないのだ。


How to present.047-001.jpg

 さて、次回は「ひたすら見やすくを考える」である。お題はこのスライド。このスライドのどこがいけないのか、、? どこが不親切でどこが見にくいのか? それは次回。
 次回までに、このスライドのいけないところ、あなたはいくつ考えつくだろう?


 
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2009年12月09日

病気のバイオサイエンス2009

 今日は本学の共通教育機構(昔の教養部)の講義を受け持った。「病気のバイオサイエンス」。微研の教員が総出で担当するオムニバス形式の科目である。対象は主に一年生。学部に制限はない。
 最近の私の講義タイトルは「細菌感染の舞台裏」としている。ウイルス、寄生虫、細菌、の寄生体の違いによってあらわれる感染症の特徴の違いを細菌の病原性の機能に結びつけて説明する、とまぁ小難しく云えばそういう内容だ。

 オムニバス形式の講義はどっちかというとやりにくい。オムニバスなので毎回講師が変わる。だから講義の形式は様々だし、講義の流れをコントロールする責任者はいない。それで学生側が「そんなもんだ」とタカをくくって寄席か劇場のような気分で教室に座っている。講義が始まっても教室を出入りする者が絶えない。(こういうとき、私は「講義中に出て行くつもりの奴は今のうちにとっとと出てけ、(以後の退席はするな)」と言っている。その方が、講義をする側にとっても真面目に講義を受けたい学生にとっても有益だ。もちろん、科目全体を考えたときにそれがベストの対応だとは思っていない)あまり愉快に講義ができるわけではない。

 ただし阪大の学生さんの名誉のために云っておくが、熱心な者もたくさんいる。講義が終わると、一人の女子学生が、片付けをしている私にたくさんの質問をしてきた。私の答えで彼女の疑問が解けたり、別の興味と繋がったりすると目が輝いてとっても嬉しそうだ。「生物学がだいすきなんです〜」と言う。

「へぇ、学部はどこなの?」
「外国語学部、アラビア語学科です」
「???」

 あらびあご? あらびあごって、アラビア語やわなぁ、やっぱりなぁ。

「はい。イスラム世界の宗教に興味があるんです」
「いすらむせかいのしゅうきょぉ?」

 ま、まぁ知的好奇心が旺盛ということやろ。こういう若い人を見ると嬉しくなる。そんなに好きなら研究室においで。実験のまねごとくらいはさせたるでという私の言葉に、また目を輝かせる。

 そういえば、少し前の基礎セミナーでも「生物学が好きなんです」と外国語学部の学生さんが私の前に現れたっけ。外国語学部は、少し前に大阪外国語大学が大阪大学と合併して生まれた学部だ。そこに生物学や細菌学に興味を持っている学生さんがいるということか。多分、大阪外大の時代は一般教養でもそれほど充実した生命科学系の講義を受けることができなかっただろう。目の前にいる彼女や基礎セミナーにやってきた彼女(どちらも女子学生だったなー)は合併の恩恵を受けたということか。

 それにしても、私の講義が彼女たちの好奇心を刺激するのに少しでも役に立ったのならこれほど嬉しいことはない。講義中に教室を出て行く奴が10人いても(今日はそんなにいませんでしたけど)、それに対して彼女たちのような嬉しい学生が1人いれば講義を準備した時間や労力が報われる。講義が終わって研究室に戻っても、なんだか嬉しい疲れを楽しむことができた。

「病気のバイオサイエンス」 やっぱ意義のある講義なのかもしれん。
 

 
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2009年12月08日

じゃぁくさい仕事

「じゃまくさい」の関西弁になる「じゃぁくさい」というのが私の口癖である。

 何かやるごとに「じゃぁくさい」
 コーヒーを飲みに部員室に行っては「あーぁじゃぁくさい」
 秘書のスズキさんと書類のやりとりしては「じゃぁーくさい、じゃぁーくさい」

「もうっ。PI (研究グループのリーダーという意味ね)たる者がそう『ジャマくさい、ジャマくさい』と云っていて、示しがつきますか?」とシショーが説教クサいことを云う。
 なに言っとる。ジャマくさいジャマくさいと云いながらも仕事をちゃんとやっている。こんな人間くさい PI はなかなかおらんやろ。それとも、「さぁっ! きみたちっ! 何をしてるんだっ。元気を出して共に手を取り合って戦っていこー!」とか毎日云いながら張り切ってるような PI がいいのか? そんなの鬱陶しいやろ、、、。

「たとえば○○先生は『研究する上で最も重要なのは集中力である』とか、ためになる言葉を研究室員に掲げたりされてるのに、先生は『ジャマくさい、ジャマくさい』と、、ぜんぜん建設的じゃないじゃないですか」、、、、、、あー、じゃぁーくさい奴じゃ。集中力なんか、研究に限らんでも何においても必要やがな。そんな当たり前のことをわざわざ云うなんてじゃぁくさい。

 かの宮崎駿先生も、仕事が詰まってくると「じゃまくさい、じゃまくさい」とぼやきながらアニメ原画を描かれるという。それでナウシカやらトトロやらラピュタやらブタやらポニョやら、素晴らしい作品を製作されている。「じゃまくさい」は決してネガティブな言葉ではないのだ。、、とまぁ、それはさておき、、、、

 いったい何がジャマくさいのか? 私は、研究室ではだいたい1日9-10時間(あいだにお昼ご飯ありね)、あまり休みを取ることなく仕事をするタイプである。基本的に仕事量はコンスタントなはずだ。それに研究に関わることはぜんぜんジャマくさく思わない。書類作成もそれほど苦にはならない。じゃ、なにがジャマくさいのか? 自問自答してみた。まず細かいメールの返事を沢山書いたり、急かされるような仕事(それがたとえ些細な仕事でも)は苦手だ。それから、意図(意義、意味?)のわからん仕事を依頼されるのもイヤ。それと、デッドライン指定の急な仕事はキライ。、、あ、なるほどわかった。自分で優先順位をつけることのできない仕事がジャマくさいのだ。

 ふむ。なるほどわかった。、、、、、わかっても、なにも解決にはならんのですけど、,,。


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2009年12月06日

新三田へプチ輪行

 週末に東京出張があったので、今日はゆっくりしよう。と思っていたのだが、目覚めると窓からの風景がやたらと天気よさげ。つい、Tikit で家を出て、かねてからの計画だったプチ輪行をやってみた。

 目的地は新三田の先にある千丈寺湖。いちどドライブで出かけたことのあるところだ。今回は伊丹駅から JR に乗って新三田駅までプチ輪行。そこから千丈寺湖を目指し、湖を一周してさらに近くの三田ウッディタウンにある有名なケーキ店「パティシエ エス コヤマ」で「小山ロール」を買う(家内の希望)という予定で出発した。

 伊丹の駅に着いて、改札への階段下で Tikit を折り畳みはじめると、「まもなく新三田行き普通が到着しますー」というアナウンスが聞こえた。それからさっさと折り畳んで、付属の輪行カバーをかぶせて階段をタッタと走ると余裕で電車に間に合った。こういうことは普通の輪行ではできないことだ。10秒ほどで畳むことのできる Tikit ならではである。
 新三田駅から千丈寺湖の入り口に当たる青野ダムにはすぐに到着。

IMG_0463.JPG 前にも書いたが、千丈寺湖というのは派手な観光地化はされていないものの、駐車場や小さい公園の散策路が数多くあって落ち着きのある佇まいで楽しませてくれる。湖はバス釣りのメッカらしく、たくさんのボートが湖上に出て釣り糸を垂らしている。

IMG_0465.JPG
 この写真ではボートが見にくいかな。でも沢山出てました。
 湖一周は12−13 km ほどで 1 時間足らず。自分の自転車の音以外、何も聞こえない静かな道を走る。こういう経験、琵琶湖一周したときに北湖で経験したっけ。でも、あそこまで行かなくてもこんなに近くで同じような経験ができるのだ。嬉しい発見である。

 それから JR 福知山線を渡ってウッディタウンに到着したが、「パティシエ エス コヤマ」をみて驚き、,。長蛇の列。一角にはケーキ店だけではなくて、「コヤマ」関連の建物(何やってんのか知らんけど)が沢山あって周囲はガードマンが出ていて混雑を整理している。これはアカン。「小山ロール」を買ってたら(買えるかどうかもわからんがな)日が暮れてしまう。早々にその場を立ち去り、伊丹に帰る。三田から伊丹は国道176号線をひたすら下る。道は狭い。脇道はない。自動車の傍若無人な走りにムカムカしながら宝塚歌劇場の横を抜けて伊丹に入って帰宅。Tikit (+私の、というべきか)の走行性能では、都市間を結ぶ幹線道路をバシバシ走ろうとするとやっぱりストレスが溜まる。

せんじょうじこ


Map your trip with EveryTrail
 本日の行程。途中で iPhone の電池がなくなりかけたので、西宮北インター入り口を過ぎたところで Every Trail をオフにした。おそらく全行程で60 km ほど。午前9時15分くらいの電車に乗って、家についたのは午後1時45分。自転車で走っている時間は3時間半ほどのプチ輪行ポタリングであった。

posted by Yas at 18:30| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

人類の進歩と調和

 だいたい、住まいというのは引っ越ししてしばらくはあっちこっちで不具合があるものだ。わが分子細菌学分野もご多分に漏れず、色々と不具合を見つけてはあーじゃこーじゃと直しを入れる毎日である。

 今日は研究室の一角で無線LANの電波が届かなくなった。テクニシャンの小林さんが「メールが送信できないんですぅ」と困っている。確かに引っ越してから AirMac Express の調子がいまいちである。しかし、無線LAN の電波は素人には調整できん。急ぐ小林さんのために、昔使っていたハブを持ってきてLANケーブルを適当な長さに切って端子を作って有線でつなぐことにした。このときに摩訶不思議なことが起こった。

 研究室の倉庫にころがっているLANケーブルは例外なく長い。まず、ハブがちゃんと機能するのかどうか長いケーブルで確かめてから、適当な長さに切って端子を作って再度コンピュータとつないだ。すると、長いケーブルだと繋がっていたのに、短いケーブルにすると繋がらない。端子を作るときにミスったかな?と思って私のMacBookにそのケーブルを接続すると、ちゃんとネットに繋がる。

 何かようわからん。こういうときはコンピュータに強い安倍シショーにお願いするに限る。

「なにやってんすか、、」と安倍シショーは余裕を見せながら小林さんの旧PowerBook に向かう。
「このDHCPで割り当てられるIPアドレスがですね、、○○の時にですね、こっちのEthernetボードのMACアドレスが××になっているということはですね、、」と蘊蓄を傾けながらあっちこっちを触っている。

 しまった。シショーは理学部出身じゃった。だいたい理学部出身のやつは講釈が長い。あいにく私は農学部出身である。理学部の人間の小理屈を聞く耳は持たん。生真面目な顔をしてシショーの云うことを聞いているふりをするが、そんなモノは聞いちゃいない。「もうっ。理屈はええがな。『つながれ、つながれっ』と念じながらコンピュータを再起動したらつながるんちゃうんか」と思っている。

「この繋がらないという現象には3つのファクターが関係しています。堀口さんが作ったケーブルと、倉庫から引っ張り出してきたハブと、このコンピュータです、,」
「、、、、、、、(再起動したらええんちゃうん?)」

「有線でつなぐ以上はポートの数だけ端末を繋げることができますからですね、、、」
「、、、、、、、(つながれっ、という気合いが大事ちゃうか?)」

「ところが、堀口さんのMacBookにつなげると、ここのアドレスが□□だからですね、」
「、、、、、、、、、とりあえず、気合いを入れて再起動してみたら、,?」
「僕もそう思います」

 おぉ。はからずも唐突に結論が一致した、,,ということで、旧PowerBook を再起動。あっさり繋がった。

 理学部の小理屈と農学部の横着が調和した一瞬であった。


posted by Yas at 22:22| Comment(2) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

事業仕分けのことで、ごめんなすっておくんなせぃ

 事業仕分けの影響で、研究者の世界ではまだまだ混乱が続いている。学会や大学や個々の予算プロジェクトや大学部局など、様々な研究者コミュニティーでそれぞれの事業仕分けに対して意見書を文科省に提出しましょうという呼びかけが飛び交っている。まさしく、「飛び交っている」だ。なかには、半ば強制的に意見書の提出を要求するような内容のメールもある。GXロケットやスパコン開発予算の廃止・凍結という衝撃からか、科学技術予算の見直しや縮減という事業仕分けの結論に対する研究界からの過剰な反応が目立つ。

 しかし、事業仕分けの様子をよく聞けばわかるのだが、(もちろん例外はあるが)事業仕分けでは、それぞれの科学技術を否定するような議論はされていない。縮減や見直しという結論に到った理由にはいくつかあって、プロジェクトの意義やその予算規模の適正性を事業担当側が充分説明できなかったり、意義は認められるものの執行方法が拙くて費用対効果が薄いと判断されたり、重複や細分化が甚だしいなど予算配分の方法が問題であったり、そもそもの省庁縦割りの予算立てが無駄と判断されたりなどで、予算措置の本来の目的が否定されて縮減や見直しの結論になった事業は(科学分野では)それほど多くない。(なかには感染症の議論のように、仕分け側の誤解が多分に入っていると思われる議論があったとしても)
 例の蓮舫さんの「なぜ、1位なのですか? 2位ではだめなんでしょうか?」という発言に対しても、研究者たちは「全く科学というモノをわかっていない」と目くじらを立てる。TVニュースで流された部分だけを見ると、蓮舫さんは科学がわかってない風に見えるが、前後の文脈を知ると、あのセリフは、世界1位でなくてはならないからスパコンに700億円を支出する(事実はもっと低額なようだが)という文科省の主張に対して、そのコストパフォーマンスの良否や世界1位になることを失敗したときのセーフティーネットを想起した質問であることがわかる。政治家としては誠に真っ当な視点だと思う。国内の科学・技術の育成は否定されていないのだ。

 こうした議論に対して、研究者の世界のヒステリックな反応はどうだ? われわれ研究者は知性的に物事を考えることができるはずなのではなかったのか? もうちょっと客観的なスタンスに立ってはどうか? 科学技術は大切だから今まで通り予算をよこせ、というのでは既得権益を守るために第三者にはわかりにくい正当性を声高にただひたすら主張するようなどこかの業界と同じだ。

 現行のプロジェクトの予算が縮減されたり見送られたりすれば、たちまち生活に困る研究者は確かにいると思う。生活権を脅かされるような動きに対しては、自分を守るためにはっきり主張することは必要だが、一方でいま動いている予算は、すべて当初の目的にかなって執行され、本当に効果を上げているのか? 予算獲得のためだけの本末転倒のプロジェクトを提案してしまって身動きが取れなくなっているようなことはないのか? 立ち止まって考えてはどうか。

 たいした予算も取ってませんけど、、すいませんけど、私はそう思う。

posted by Yas at 22:50| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする