2009年11月30日

アホな問答

 少し前に大学時代の同窓の飲み会があった。集まったのは15名ほど。この日参加の同窓生の多くは開業獣医で、残りの数人は薬品メーカーや地方自治体ででそれなりの地位についている。大学や研究所で研究職についているのはほとんどいない。7時半頃から大阪梅田の某所で宴会は始まり、そのあと数人でソッタクでチビチビと飲んだ。

 そのときに、ある友人が「おまえ、阪大で教授なんかして、お前よりずっと賢いやつが学生やスタッフで来たら、イヤなことないんか?」というとってもナイーブな、まぁどっちかというとアホなことを私に尋ねた。そんなこと考えたこともなかったし、そもそも職階が違うのだから、友人の質問は見当外れだ。ただその時に、それよりも前に脊髄反射的に「アホなことを」という感想をすぐに持ったのだが、なぜそう感じたのかすぐにはわからなかった。

 んで、今日、自転車で家に帰りながら考えて、何となく答えにたどり着いた。

 科学上のわからないことを100として、私や周囲の人間の知識とか経験とかを定量するときっと 1 とか 2 という程度の数字だ。そう考えると、目の前の人間が賢いとか理解が足りないとかいうのは、人間の1.1 とか 1.3 とかの小数点以下の違いを指しているにすぎない、と思う。科学上のわからないことからすれば、くだらない程度の違いしかないのだ。そんな違いを気にするのは馬鹿げている。
 
 んで、何となく納得した。

 まぁこういうのも、たまにはええかな。

 
posted by Yas at 21:55| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする