2009年11月29日

Bike Friday "Just the Tikit" 2010年モデル(2)

 先月下旬に納車されたJust the tikit 2010年モデル。1ヶ月ほど経ったので、そろそろ使用感などをレポートしたい。

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 え〜と。ひとことで云って、この Just the Tikit は街乗り用である。ハードなロングツーリングには向かない、というのが私の判断だ。この自転車で30km/h の巡航は軽い、と言われる強者のブロガーもいらっしゃるが、私には到底無理。街乗りだ。Bike Friday のメーカーサイトにも Just the tikit は commuter と明記されている。その通りだと思う。

 乗り味は非常に柔らかい。クロモリ製のフレームのおかげか、フレーム構造がそうなっているのか、とにかく柔らかい。坂道をグイグイ上ろうとしてハンドルバーを引きつけるとハンドルバーポストがしなるほどである。これは云うまでもなくパワーロスにつながる。つまり、グイグイ走るようにはできていないということだ。前1枚 X 後8枚(カタログによると11-28t)のギヤもスピードを出すようにはできていない。私のもう一つの愛車であるビアンキ・プロント君のように国道で飛ばそうとして、バリバリペダルを回すと簡単に足があまってしまう。走る、というよりもゆっくり楽しんで流すのがこの自転車にはピッタリくる。とはいうものの、ゆっくり走るのなら50−60 km は楽に走ることができる。決して航続距離を延ばせないタイプの自転車ではない。ただ、朝の時間に余裕のない通勤に毎日使えと云われると、ちょっといや、かな。やっぱ、プロント君の方が速くて楽だ。

 決して安価ではない工業製品という観点から見ると、残念ながら作り込みのいい自転車とは言えない。ハンドルに組み込まれた「Incredibell」というベルは、意図しないときに路面の段差のショックで勝手にチンチンと鳴ってしまう。それに、私の tikit だけなのかも知れないが、ギヤをトップに入れるとチェーンホイールのチェーンガードとチェーンが当たってガラガラと音が鳴る。さらに、これは他のユーザも書かれていることだが、ギヤシフトのたびにチェーンが跳ねるというのか踊るというのか、ピタッと決まらないことが多い。納車後1週間で、このあたりの症状はすぐにわかったので、イトーサイクルに相談に行くと、親父さんは即座にチェーンをシマノの新品に無償で交換してくれた。さすが、あっちこっちのブログで「親切」と有名なイトーサイクルの親父さんである。チェーンを交換してもらったおかげで、チェーンの跳ねはかなり解消したが、相変わらずトップギアにするとガラガラと音がする。16万円以上もする高価な製品がこれではいただけない。はっきり言って不愉快だ。イトーサイクルの親父さんによると、これは微調整によってなんとかなるようなものではないようだ。同じような現象を改善できたという方がいらっしゃったら教えていただきたい。

 ということで、tikit のいちばんのアドバンテージである折り畳み機能を充分に生かす、というのがこの自転車の正しい楽しみ方だ、と私は思う。折り畳みに10秒とかからないのが tikit だ。

bike friday folded.jpg

 これ。ところが折り畳んだ状態で立てておくには少々不安定である。そこで、こういうことをやってみた。



あし.jpg
 折り畳むときに外れる、シートポストを留めるフックに当たるこの部分に、適当な長さの内径10 mm と内径8 mm X 肉厚2 mm のビニールチューブをそれぞれ差し込んで写真のように脚にしてやるとずっと安定して立つようになった。同じようにお悩みの tikit ユーザの方、一度お試しあれ。

 これで、折り畳んだときの不安は全くなくなった。いままでは北千里から天神橋筋六丁目まで、一度だけ tikit を電車で運んでプチ輪行をしただけだったが、いずれ遠乗り輪行をしてみることにする。 そのときにまた、レポートしまっす。


 
posted by Yas at 21:44| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする