2009年11月06日

オレには無理!

 昨今よく聞く、「褒めて育てる」という人材育成方法が私にはできない。

 いや、できなくても別にいいじゃんとは思っているのだが、あちこちで「褒めて育てる、褒めて育てる」と耳にすると、褒めて育てにゃいかんのかね、と思い直したりしてしまう。
 しかしなー、歯の浮くようなセリフは言えないタチだ。無理に褒めたところでどうせウソっぽくなるに決まってる。言われた方も気持ち悪いに違いない。

 いや、人を褒めることはできるんですよ、私も。ホントによくやったと思うときは、「よくやった」と褒めている(と思うんですけどラボの皆さんどうでしょう?)。でも、意識して褒めて育てるなんてことはとてもできない。やっぱ性分というものがあるし。私のような50歳前後の世代は、なんせ「巨人の星」や「あしたのジョー」で育ったのだ。星一徹が飛雄馬を褒めて育てたり、丹下段平がジョーを褒めて育てたりなんてありえない。想像するだけで気持ちが悪い。自分自身が「褒めて育てられた」という覚えもない。

 褒めて育てるって、小さい子供を育てる方法だったはず、いつから一般的な人材育成法になったのやら、、。でもなー。褒めて育てられた人間って、やっぱその下の人間も褒めて育てるんやろなー。褒めて褒められて、褒められて褒めて、何かそんな世界が行き着く先って、どんなものなんやろね。褒めて育てるって云うのは、潜在的に「褒めなきゃいけない」って言うウソがあるので胡散臭い。褒めて育てられた人間が本当に責任のあるポストに就いて、本当に乾坤一擲のシチュエーションで失敗したりして批判にさらされたりしたら、,それが初めての挫折だったりしたら、、どうなるんやろね?
 逆に、「育てるために、ここはあえて叱ってやろう」というのもキライ。ウソがある。

 思ったことを思ったように伝える。アカンときはアカンし、エエときはエエ。変な小細工は一切なし。、、、、わかりやすいと思うんですけど、,。オレって。PIとして、、。


posted by Yas at 23:48| Comment(2) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする