2009年04月06日

「説明はマクロからミクロへ」 ホリプレ7

 プレゼンの時の説明は、まず大枠を説明してそれから細部の説明をする。解剖学や組織学の常道で、まずマクロを観察しそれからミクロを観察する、というのと同じ。前々回あたりで説明した「マップを示せ」というのと精神は同じである。

 さて、架空口演「自転車通勤の効果」

スライド.002.jpg
 すでにアジェンタは見せた。これで聴衆は自分が何を話すつもりなのかわかってくれているはずだ。「通勤距離と時間」「経済効果」「運動不足解消と健康維持」である。


 このストーリーにおけるマクロとはなんだろう? まず、自分のやっている自転車通勤の実際を示すことだ。どんなコースで、どんな自転車に乗って通勤しているのか、,。自転車通勤の実際を知ってもらうことが、この話では大きな枠組み(マクロ)となる。

 ということで、こんなスライドを作ってみる。

スライド.004.jpg 私は伊丹市内から吹田市内にある阪大吹田キャンパスに通勤しています。現在、よく利用するコースはこの地図に赤線で書かれたコースになります。このコースは約15 km、高低差約81 m です。これを、わたしは自転車で走ります。



 ここまでがマクロの説明ということになる。説明はつづく。

スライド.005.jpg このコースを自転車で走った場合、どれくらい時間がかかるのか? それは、自転車の種類によっても違ってきます。皆さんご存じのように、自転車には用途によっていくつかの種類があります。ここには、大雑把ですが目的別の自転車とその走行能力をまとめてあります。ロードバイク、シクロクロス、クロスバイクから、ママチャリ、電動自転車まで示してあります。

 ここで、初めて前回に削除した「シクロクロス」や「クロスバイク」という言葉が出てくる。次の展開のために、ここから必要な説明が始まる。ホリプレ6で書いた、「聴衆と同じステージに立て」である。

 ママチャリと電動自転車は説明不要かも知れません。みなさんが「ちゃりんこ」と呼んでる、あの、いわゆる普通の自転車です。そこからもっとも離れた、スポーツタイプの走行性能に優れた自転車が「ロードバイク」あるいは「ロードレーサー」と呼ばれる自転車です。そしてスポーツタイプのなかでも走行性能よりも機動性や堅牢性に特化した、つまり未舗装路や山道の走行に適した自転車が「マウンテンバイク」です。「クロスバイク」は「ロードバイク」と「マウンテンバイク」のあいだの「マウンテンバイク」寄り、「シクロクロス」は「ロードバイク」寄りのスポーツ車ということができます。

 と、必要な説明を行う。しかし、研究や発表に対して思い入れが強いと、時々やり過ぎてしまうことがある。



posted by Yas at 21:55| Comment(0) | ホリプレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする