2009年01月29日

パリ 1日目

 パリ出張、初日。

 12時35分に、Air France/JAL の共同運航便で関西空港を出発する。搭乗口で待っていると、宮崎大学の林さんが現れた。これから長い道のりですねぇ、と言いながら飛行機に乗り込んでパリ時間16時半についた。予定よりも小一時間ほど早い。こりゃいいわい、と思っていたらボーディングデッキの故障とかでいつまでたっても降りることができない。飛行機の扉が開くまで小一時間かかって、結局ほとんど予定の時刻に空港に降り立つことになった。
 シャルルドゴール空港はばかでかい。歩いて、動く歩道に乗って、また歩いて、んでさらにシャトルトランスポーターに乗ってまた歩いて、、でやっと入国カウンターにたどり着く。この途中に微研からのもうひとりの講演者である永井さんと出会う。これで大阪から出発の三人が一緒になったわけだ。JSPS(日本学術振興会)から交通費を出していただけるというので、タクシーでパリのホテルに向かう。その前に、パスツール研に留学中の石野智子さんに電話する。実は、「パリに出張」という出発前のこのブログの前エントリを見た嘉糠さんから、「せっかくパリに行くのだったら石野さんに会ったらいかが?」というナイスな提案をいただいたのだった。

 石野さんは現在は三重大学医学部所属。んで、やっぱりJSPSから奨学金をもらって大学を休職してパリに来ている。寄生虫学者である。私は、マラリア原虫の宿主細胞認識機構に関わる遺伝子探索の彼女の仕事がとても好きで、昨年の細菌学会総会のシンポジウムの演者に推薦し、またその縁でお友達にしてもらった(実はその前に「淡路フォーラム」で飲んでいたのだが、そのときはたまたま居合わせただけというような感じだった)。よくわからんが、大仏フェチである。大仏さんに恋してるらしい、、、。

 彼女と電話で約束して、午後7時半頃にホテルに迎えにきてもらって、林、永井、阿部、堀口の4人(オッサンばっかりですいませんねぇ、石野さん)と一緒に、近くのカフェで夕食をとる。パリではカフェで充分な食事ができるのだ。食事のお供はもちろん赤ワイン。
 石野さんは、チャキチャキとしたしゃべりが気持ちのよい才女である。きれいな東京弁なので東京の出身かと思ったがそうではなくて、天王寺生まれの堺・河内長野の育ちらしい。ふうん。んで、パリではフランス語をしゃべる。かっちょい〜、、、と思ってると途中から英語になる。「じつはフランス語はあんまりわかりませ〜ん」とのこと。でもそれだけしゃべれれば充分じゃん。なんでも、パスツール研は世界に名だたる国際的研究所のくせに英語はあまり通用しないらしい。そういえば同じパスツール研で留学経験を積んだ感染研の岩城さんも流暢にフランス語を操ってたっけ、、。パスツール研では必須なのかも、、。 店の黒板にあるフランス語のメニューを彼女が全部読んでくれたので、滞りなく注文できた。

 石野さんにとって、このパリ留学は「楽しくて仕方ない」らしい。フランス人のおおらかさに最初はイラッとしたらしいが、慣れてしまうととても心地よいという。ただ、残念ながら2年8ヶ月の留学期間を終えて、2月末には帰国することになっているとのこと。

 いや〜、、石野さん。今度は日本で会いましょう。また面白い仕事の話を聞かせてくれっ。
posted by Yas at 16:45| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする