2009年01月18日

東京、3泊4日

 先週水曜日から東京出張で3泊4日。土曜日に帰ってきた(なんかこのごろ、こういう出だしが多い気がするが、、、、)。

 水曜日は細菌学会の「シンポジウム企画調整委員長」の引き継ぎのため、北里大学の阿部ちゃんの研究室に出向く。「シンポジウム企画調整委員会」とは毎年春に開催される細菌学会総会で一般に発表される演題以外で、特定の話題で集中的に講演と議論を行うためのシンポジウムやワークショップとよばれる枠組みの内容を企画するための委員会である。これが結構忙しい。11月から翌2月までのあいだに、シンポジウム・ワークショップのタイトルとその詳細な内容を調整してくれるコンビーナを決める。だいたい全部で20企画くらい。3月の学会理事会でその内容の承認を受けて、各企画のコンビーナや講演者への講演依頼、内容を一般会員に知らせるための文書を作成する。それを学会の開催案内とともに一般会員にお知らせして、さらにシンポジウム・ワークショップの企画を募集する。応募してきた企画を審査して採択企画を決め、これを提案者に知らせて講演者に依頼してもらって、、、あぁ〜、たくさんありすぎて書ききれんっ。、、とにかく年がら年中、シンポジウムやワークショップのことばかり考えていなければならないし、発案のためにあちらこちらの研究動向や研究者を調べていなければならない。

 こういう話をあーだこーだと阿部ちゃんに伝える。1年の作業リストを見て「これはほんと、たいへんや」、、と福島系無国籍大阪弁で感嘆する阿部っち。
 そう、たいへんやぞ、、。頑張ってくれ。

 15日からは文部科学省科学研究費補助金特定領域「感染マトリックス」の全体班会議。朝から夕方まで1人5分間で約100人の班員が次から次へと自分の研究をしゃべりまくる、、。これを聴いていると、自分の知らないことがいかに多いか思い知らされる、、。ふわぁ〜、、みんないろいろやっとんなぁ〜、、、。
 会場は、東京大学本郷キャンパスの医学部研究棟最上階の「鉄門講堂」

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 鉄門講堂横の窓から上野方面を望む、、。左手の森は上野の森だ。関係ないが、幕末に大村益次郎がここ本郷台から上野寛永寺に向かってアームストロング砲をぶっ放したといわれる。ここから見ると近そうだが、アームストロング砲の弾道距離は当時は信じられないくらい長かったらしい。

 このプログラムの最後のセッションが「細菌毒素」だった、、。最後のセッションというのもあって、聴衆はかなり少ない。私が座長を務めたが、感染症という分野での細菌毒素研究は、間違いなく岐路にある、とやはり思った。、、ところで宣伝。科学雑誌「蛋白質核酸酵素」の春(3月か4月だと思うけど)の号で「生物がつくる攻撃的分子」という特集を組む。この編集を東大の正木先生と一緒に担当した。細菌毒素を含めた様々な自然毒を取り扱っているので興味のある人は読んでみてチョ。

 そして出張最終日の夕方からは、この特定領域研究に関係するカップルの結婚パーティーに参加した。新郎は特定領域「感染マトリックス」事務局をされている東大医学部の北潔教授の研究室のスタッフ。新婦は「感染マトリックス」領域代表の東大医学部野本明男教授の秘書さん(といっても以前は大学院生だった人ですでに学位を取得されている)。パーティー会場は渋谷。んでもってカップルがカップルだけに、全国の関連の名のある感染症学者が出席した。

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 本ブログでお馴染み、富田さんもカッチョよく決めて、、、。パーティーは、上品でコンパクトで、時に感動的な場面ありで上手くまとめられていて実に良かった。2次会のお誘いもあったが、さすがに時間の都合で失礼した。品川から新幹線で帰阪。




 さて再来週はフランス出張が控えている。その用意もせねばならんし、出張中に溜まった雑用もこなさねばならん。あ、その前にまた東京出張もある、、、。ということで本日日曜日は、ゆ〜〜〜〜っくりさせていただいた。、、、それにしても、、もうちょっと自分の研究のことを考えたし! 来月からはもう少しゆとりができるのを願って、とりあえずはまぁやることをやらねば、、、。

posted by Yas at 21:50| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする