2008年04月13日

雪平夏見はいいですけど

 好きな女優さんの一人、篠原涼子さん主演の「アンフェア the movie」をテレビで見た。
まぁ、緊迫感のあるエンターテイメントものだ。篠原涼子さん演じる主人公「雪平夏見」のキャラクターがいい。事件に関わる人間の関係や思惑が錯綜しすぎていて、よくわからん部分もあるがそれもまぁいいかなと思う。ただひとつ、許せないというのか何といっていいのかわからないが苦言をひとつ。

 このドラマのキーポイントで登場するBSL4で保管されている病原細菌「黒色壊疽菌」だ。これは細菌学者であろうとなかろうと、誰がどう読んでも「こくしょくえそきん」と読むのが普通だ。ところがドラマではこれを「こくしょくかいそきん」と呼ばせていた。、、、完全な間違いやろ、、テレビドラマのスタッフには字を読めるやつがおらんのか? おかげで、出演者が「かいそきん」「かいそきん」と云うたびに、せっかくの緊迫ドラマがだいなしになって喜劇ドラマの一幕のようになってしまった。少なくとも私にはそう感じた。

 私の知識では、「黒色壊疽菌」と一般に呼ばれる細菌は実在しない。実在しない細菌を登場させるのは、いろんな方面への配慮という事でいいと思うし、その他の細々とした「科学的に?な部分」にも目をつぶってもいいが、「かいそきん」はあかんやろ「かいそきん」は、、。

 以前も、同じような思いで映画「アウトブレーク」を見た覚えがある。ここではウイルスの「host」あるいは「vehicle」を日本語吹き替えで「やどぬし」と云わせていた。「やどぬし」は確かに「宿主(普通は ”しゅくしゅ" と読む)」ですけどね、、。んで、たまに学会でも何らかの理由でわざわざ「やどぬし」と言い換える研究者もいますけどね、、。けど緊迫した場面で学者同士が「やどぬし」とは云わんし、、ということでこの映画(テレビで見てましたけど)も見ていて途中で醒めた。

 専門性を振り回して、ドラマや映画にいちゃもんをつける気はないが、、、「かいそきん」はあかんわ。

追記:ブログのスタイルを春仕様に模様替えした。これで四季仕様が一巡したことになる。

posted by Yas at 17:32| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする