2008年02月28日

February


 今週あたりから少し時間に余裕ができるようになった。そこで、たまっていた新着論文のチェックと、ちょっと気になっていたことについての調べ物をしている。そうやってると、研究を職業としている世界に「あぁ、参加してるなぁ」と感じてちょっとホッとする。私の時間の使い方が下手なのか、それとも頭が悪くて勉強の効率が悪いせいなのか、実はここのところ、まとまって調べ物をしたり論文を読んだりする時間がとれなくてアセっていたのだ。実験ができるほど時間をとれない今、調べ物や勉強もできなければ、私はタダのオッサンになってしまう(いや、勉強してもタダのオッサンか、、)。

 思えば、今月は時が経つのが速かった。COEの国際シンポジウムが3週間前にあって、そのあと沖縄フォーラム、、それから風邪を引いたり、休暇をいただいたり、、。この2月は大阪でもとても寒かったのだが、いつの間にやら日が長くなり、おまけに今日はかなり暖かい。んで、明後日にはもう3月になる。早いなぁ、、。

 中学生の時、英語の先生が授業で「2月は寒くて、屁ぇも凍ってブラリと垂れ下がるから、ヘェブラリィ〜、と覚えなさい」と言っていたのを毎年2月になると思い出す。、、、英語の中村先生、、今年の2月は寒かったです。まさしく「ヘェブラリィ〜」でした。明後日からはもう3月です。March はどうやって覚えるんでしたっけ? April は?、、、

すいません中村先生、ヘェブラリィ〜、しか覚えてません。



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2008年02月27日

恵比寿で


 昨日から東京出張。今日の昼に戻ってきた。

 会議は午後2時から午後5時まで。そのあと、学生時代の研究室(大阪府立大学・獣医公衆衛生学教室)でお世話になった鎌田洋一先生が国立医薬品食品衛生研究所に転出されたので、そのお祝いに恵比寿で乾杯。この先生は私よりもふたつ年上である。当時、先生が獣医外科学講座から助手として公衆衛生学講座に移ってこられたとき、私は修士課程の学生だったように思う。外科から公衆衛生学への転向ということでおそらくずいぶん苦労されたのではないだろうか。その時の先生の研究に取り組む生真面目な姿は、少なからず私の将来に対する考え方に影響を与えた。

 飲みながら、昔話に花が咲く。
 大阪府立大学農学部(現生命環境科学部)獣医学科というところは、たくさんの研究者を育てて輩出する、というような研究系大学・専攻課程ではない。そんな中で、私がいた頃の獣医公衆衛生学教室は特殊な環境をつくっていたかも知れない。他の研究室では見られないほどたくさんの博士課程の大学院生を抱え、獣医師になるための勉強よりも、いい研究をするということにみんな熱心だった。この鎌田先生、帯広畜産大の倉園先生、マミちゃん、府大・実験動物学の加藤啓子さんや私は(それ以外にも研究を職業にしている者がまだ数人いるが、事情により名を伏せる)、みんなこの時期にこの研究室にいた。みんなワイワイと冗談を言い合ったり罵り合ったりして実験してたっけ。それがまた楽しかった。それだけ濃密に研究者が育ったのはこの研究室でもこの時期だけだったのではないだろうか。

 なんだかんだと話をしながら、恵比寿の鳥料理屋さん(恵比寿は焼鳥屋や鶏鍋屋が多い。なんでだろ?)で結局0時過ぎまでビールやワインを飲んだ。鎌田先生、また飲みましょう。んで、またみんなで楽しく集まれればいいですよね、、、、。

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2008年02月24日

SKIJAM・SKIJAM


 ”ジャム勝”では天気もよく、体調もそれなりに回復して何とかスキーを楽しめた。昨年のようなこと もなかった。

PICT0035.JPG レストランから「イリュージョンサイト」を望む。

 ”ジャム勝”は今年で開設15周年になるらしい。まだ新しいが、関西ではかなり人気があると思う。大阪近郊からゲレンデまで3時間ほどで行けるし、そのゲレンデもこのあたりのスキー場としては広い。ただ、コースは短く、複数あるゲレンデ間のつながりもよくない。ゲレンデの各コースでは DJ 付きの音楽が流れ、それぞれレストラン完備、麓にはリゾートセンターと称するショップ、温泉、プール、更衣室、宅急便カウンターと何でもござれの施設があって、まるで街のスケートリンクのようである。それはそれで、便利でいいんですけどね、、。人気を博しているのも理解できるし。
 でもどちらかというと、私はやっぱり滑っていて景色が変わっていくような長いコースを持つ白馬や志賀高原や野沢が好きだ(遠いけどね)。あるいは、下界から隔絶されたような辺境の地にあるゲレンデも趣がある。

 スキーをしながら考える。自分はあと何年、スキーを楽しめるだろうか? 10年くらいか? 
だいたい実績からいってスキーに行くのは年に1度が普通、ラッキーでも年2回が限度だ。ということは、あと10数回くらいしかスキーが出来ないことになる。そう考えるとちょっとしたスキー休暇も大事に過ごしたくなってくる。
 ジャム勝のようなお手軽ゲレンデで技を磨くも良し、大阪から遠く離れた非日常的ひろ〜いゲレンデでゆっくりと休暇を取って過ごすも良し、、。きっと大切なのは自分が楽しめるのかどうか、自分を楽しませることができるかどうか、だろう。

 人生、無限に楽しめるわけではない。スキーをしながらそう考えた。 大袈裟と笑うなかれ。

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2008年02月21日

風邪引いてもジャム勝


 お休みをいただいて、スキー場に来ている。昨年と同じ、じゃむ勝こと「スキージャム勝山」である。

 だが実は、あいにく体調がよろしくない。この前の日曜日、大阪にしては異常に寒い底冷えのする1日だったのだが、特に暖を取るために何かをするわけでもなく、リビングで「寒いなぁ、寒いなぁ」と思いながらじっとソファに座っていたら翌日からコンコンと咳をし出し、さらに次の火曜日には発熱した。幸い微熱だったのでそのまま仕事に出て(ラボのメンバーからは冷たい目で見られたが、、)今週末が〆切のいくつかの仕事を済まし、さらにめずらしく早寝早起きを心がけて何とか今朝には持ち直してここまでこぎつけた。せっかくお休みをいただいたのだから、予定通りスキーをしたい! の一念である。本当なら早朝から出発して昼前から滑るつもりだったが、こういう事情なので1日がかりでゆっくり現地に到着。今日の滑走はパスすることとなった。そんな日に限って良い天気である。

 明日も、良い天気ですように、、。いやいや、それよりも前に体調を戻さねば、、。みなさん、、私が完全に復調するように、祈ってくださいませ。(なんで、他人のスキーのために祈らなあかんねん、というのはまぁ置いといて、、)

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2008年02月19日

前を向け


 先日のサッカー、日本ー北朝鮮戦。イライラしませんでした?

 私はサッカーはよく知らない。けどバスケットボールは社会人クラブチームを含めて10年以上プレイした。それで、競技の成り立ちからいってゴールにボールを放り込むゲームは、サッカーもバスケも、どれも基本的に似たような戦術が通用するのではないかと思っている。
 バスケットをやっていたときによく言われたのは、ゴールに向かって切れ込む、あるいはゴールに向けて縦にパスをする、ゴールの方を向いてプレイする、である。ディフェンスにとっては縦に下がる動きを強いられるのはつらいのだ。そしてディフェンスにスペースができ、得点チャンスが生まれる。

 先日の試合のみならず、サッカー日本代表の多くの試合はフラストレーションが残る。縦のパスが少ない、前線に早くボールを送れない、ゴールを向いてプレーする選手が少ない、のである。日本代表ともあろうものが、私のような超ど素人に指摘されるようなことを気づいていないはずはない。だから何らかの理由でそれが出来ないのだと思うが、その理由は私にはわからない。

 でも、いるよなぁ。ゴールの方を向いて実験しない奴。ボールラインが進まない横パスの実験で満足する奴。挙げ句に苦しまぎれにシュートを打つ奴。コート(サッカーではフィールドか)を縦に裂くボールの動きが一番効果的なのよ、、と指導する側はわかっていても、それができるように育てるのは結構むずかしい。それを知るためには実際に経験する必要があるからだ。そして経験しても、その成功の本質を嗅ぎとるセンスが必要だ。これは、残念だが教えることはできないのかも知れない。

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2008年02月17日

沖縄3〜4日目(沖縄編最終回)


 朝、明らかな二日酔い状態で目が覚めた。おかしいな。昨日はお酒を少なめにひかえて12時過ぎには寝たはずなのに、、。朝食をとることはおろか、起き上がることもできない。んで、少し遅れて会場に出たがなかなか調子が出ない。昼食をとったあと、部屋に帰ってしばらく横になっていると、そこへ同室の東大の松本靖彦君が戻ってきた。「いや〜、先生、昨晩はすごかったですね、、」と言う。

以下、松本君の証言。
「先生は遅くまで討論会場にいらっしゃいましたよ。えぇ、最後は小安先生と堀井先生と一緒に喋ってられました。それで、小安先生が何かおっしゃるたびに、先生(私のこと)が小安先生の首を絞めてました」

 ?、、本人には何のことやら、、。

「最後は小安先生が何も言わなくても10回くらい首を絞めてましたよ。『天下の小安重夫の首を絞められるだけでも沖縄フォーラムは値打ちがあるわい』とか言いながら、、」
 
 おもろいがな、、、。いやいや、面白いエピソードだが自分が当事者だとはとても思えない。

群馬大、富田さんの証言。
「いや〜、昨晩の先生はノリノリでしたね。最初は早く寝ると言ってたのに、後半は誰も勧めていないのにガバガバ泡盛を飲んで、、、楽しまれてるな〜と思ってスタッフとしては嬉しかったですよ。最後の方は金子さん(長崎大)に押し倒されたり、、、、それで、部屋に戻るのに足元が危うかったので金子さんが肩を貸そうとしたら、『大丈夫じゃっ!、、気持ち悪いわっ、さわるなっ』と言って金子さんを突き飛ばしてました」

 おもろいけどねぇ、、。金子さん、すまんかったねぇ。

堀井先生の証言。
「ん〜、、ボクもあんまり覚えてないねんけどね、、なんか、ボクが小安さんの頭を叩いてたような気がする」

小安先生の証言。
「あっ、言われて思い出したぞ。昨晩は堀井さんに頭を叩かれ、堀口に首を絞められていたような気がする。、、微研の研究者は全くとんでもない奴ばっかりだ」

 証言を総合すると、私は夜更けまで自分で泡盛をコップにドバドバ注ぎながら飲みまくり、小安、堀井の両先生とドタバタほたえまくった末に部屋に帰ったらしい。、、、、本人は全く覚えていない。すっかり討論会での記憶が途中から飛んでしまっているのだ。

 頭がくらくらとするまま後半の演題を聴き、夕方からのリクレーションのボウリング大会をアメやガムで血糖値を上げながら何とかこなし、そのまま懇親会へ、、。ボウリング大会のあいだに気分はだいぶ良くなったが、とてもアルコールを飲む気にはならん。適当にビールに口をつけて時間を過ごす。
 しかしこの日も「総合討論」がある。全く出席しないのも愛想がないので、小安先生が手ぐすねを引いて待っている『総合討論」会場へ、、。自分に分があるときは一気呵成に行くのが研究に限らず仕事で成功する鉄則だが、そこはさすがは小安先生である。私が弱っていると見ると面白がってお酒を勧める勧める。会場にいる若い人に手を回して私が帰らないように見張らせて泡盛を勧めさせる。あぁ〜、、このまま行くと小安先生にノックアウトされる〜、というときに、会場のみんなの注意が、あるおめでたい話題に集中してスキができた。このチャンスを利用して部屋を脱出し、今度こそ早めに本当に眠ることができた。

 次の日。フォーラム最終日、プログラムは午前中で終わりである。んで、会場のある美浜から那覇空港に向けて5kmほどの海岸沿いのコースを晴天のなかTシャツ一枚で自転車で疾走する。やっぱ自転車で来て良かったよ。1日目と2日目に雨に降られた影響で、チェーンの油が切れてキュルキュルと鳴き出した頃にちょうど空港に到着。天気がよいので飛行機の席を窓際に取って景色を眺めていると、離陸してすぐに青い珊瑚礁が見えた。思わず口ずさむ「あおい〜、、さんごしょう〜」ってそのままやがな、、、と、ベタなテイストを残しながら、沖縄をあとにした。

追記:ちょうど2日目の懇親会、エイサーの出し物で会場が賑やかになっている最中に二度、携帯に国際電話の不在着信があった。+46・・・とかの番号である。+46・・・ってどこの国や? と思って携帯をさぐっていると音声メッセージが残されている。
「え〜っと、桑江です。携帯電話で沖縄フォーラムに参加したということで、、、」
スエーデンはウプサラに留学中の桑エッチだ。そうか、彼は沖縄フォーラムは熱心に参加 していたもんな、、今回も参加したかったのかもな。
でも、桑エッチ、君がいなくて良かったよ。居たら、あの「総合討論」の修羅場がどうなっていたことやら、、、、。

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2008年02月16日

沖縄2日目 その2



 ただいま、那覇空港。すでに沖縄フォーラムは終わって帰路についているが、このブログでは、フォーラム1日目のプログラムがスタートしてからのハナシを報告する。

 沖縄フォーラムの特徴は、感染症関連の研究成果がまぜこぜに発表されるのと、発表時間の短さ、それと各セッションの合間にあるポスター討論である。なかなか上手いプログラムだと思う。発表者は若手なので、発表時間は短い方がよいのかも知れない。限られた時間内に自分の研究成果を効果的に話すことは重要だ、彼らは自分の発表を構成することでも工夫を強いられることになる。ただし、工夫しているように見えた発表はそれほど多くなかった、厳しいようだが率直な感想である。あらかじめ与えられた時間がわかっているのだから、時間超過は論外だ。発表者はそういう点でも評価されているのだが、、そのあたりの意識がちょっと乏しい人たちがいたのはちょっと残念。

 1日の全プログラムが終了すると、「総合討論」と称した飲み会がある。この「総合討論」は沖縄フォーラムの特色のひとつで、シニアな研究者と若手が車座になって気楽に会話やお酒を楽しみ、相互の交流を図る、というものである。私は2日間の自転車行でちょっと疲れている。「いやぁ、今日は早めに切り上げて寝ることにします」と言うと、「そんなぁ、ダメですよ」と群馬大の富田さんが応える。もちろん、お付き合いも大事、飲みながらのディスカッションも大事。と言うことでちょっとだけ参加することにした。
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 特定領域「感染マトリックス」代表の東大の野本明男先生、北潔先生、筑波大の永田恭介先生、慶応大の小安重夫先生、微研の堀井先生、といった迫力満点の方々と一献。

お酒を飲んでもピシッと、、、写真は野本先生。



 そのあと私は12時半頃に適当にお酒を切り上げ、明日のセッションに向けて大人しく眠りについた、、はずだった。



(つづく)
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2008年02月15日

沖縄2日目


 朝はいつものように目が覚めて、8時半頃にホテルを出る。鈴木さんに教えられたとおりの道順をたどって、首里城を経由して琉球大学を目指す。

PICT0017.JPG 首里城は地図で調べると標高約100メートルのところにある。観光名所として有名な国際通り(といっても朝早くてほとんどの店のシャッターは閉まっているが)から、徐々に坂道を上ることになる。坂道はキツくもなくゆるくもなく、長くもなく短くもなく、ちょうど自転車行には良い感じの坂道で、少しずつ眺めが良くなっていくのを楽しむことができた。

PICT0013.JPG 有名な守礼門を自転車でくぐると、警備員さんが少しあわてた感じで近づいてきて「駐輪場があるので、よかったら止めてくださいね」と穏やかに注意された。そこで自転車を駐めて少しだけ散策。平日の午前中のこと、観光客の少ない静かな城内を楽しむ。景色がよろしい。
40~50分ほど歩き回ってからいよいよ琉球大へ。


 沖縄は坂道が多い。たまの観光気分で自転車で行くのにはちょうど変化があって良い程度だが、これが日々の暮らしになったらたまらんだろう。沖縄の人は自転車に乗らない、とは事前に知った情報だったが確かにそのようだ。それに車道を走っていると、自動車がかなり注意深く追い越してくれる。中には抜くに抜けないのか、後ろをずっとついて来てくれる自動車もある。きっと沖縄の人は自転車になれていないのだ。

PICT0023.JPG 何度か坂を上り下りして琉球大に到着。大学キャンパスはやはり高台にあり、その中でも細菌学教室は8階にあるので鈴木さんの教授室からの眺めはすこぶる良い。んでもって研究室は静かできれいである。コツコツと備品をそろえ、じっくりと仕事をしようとされているのがよくわかる。


鈴木研のメンバーの方々と記念撮影。

PICT0023.JPG




んで昼過ぎに、いよいよ沖縄フォーラムのある北谷町美浜へ出発、、



PICT0024.JPG 鈴木敏彦撮影、、、。

と、その前に浦添野球場で横浜ベイスターズとヤクルトスワローズの練習試合がやっていたので3イニングだけ観戦する。
こっちは平日だというのに人が多かった。有名選手の追っかけ風の女性達と、野球マニア風のオジサンでいっぱい。

 ここで時間をとりすぎた。ふと気づくと空模様が不穏な様相になっていて、あわてて出発するがすでに遅く、道半ばで再び雨に降られることになった。会議の開始30分前にまたびしょ濡れで宿舎に到着。5分で風呂に入り、なんとかスタートに間に合った。これが、のちの修羅場の始まりであったのであったのであったんだ(つづく)
 

 
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2008年02月14日

沖縄1日目


 沖縄フォーラムが始まった。私は昨日から沖縄入りしている。とりあえずフォーラムの様子をお伝えする前に昨日までの出来事を報告をする。

 昨日の朝、目が覚めると外では雪がチラホラ。娘の養護学校は雪のために臨時休校とあいなった。飛行機は飛んでるんかいな? とネットで確認し、いそいそと用意して自転車で伊丹空港に向かう。空港に着いた頃には吹雪になっていた。その中で自転車を分解し、手荷物扱いでカウンタに自転車を預ける。この時、「破損があっても責任を問いませんよ」という宣誓書のようなものにサインをする。やっぱ、破損しやすいんやろな〜、、とちょっと不安になるが、預けちまったモノをいろいろ考えても仕方ない。ちょっと早い昼ご飯を食べて、飛行機に乗り込み一路沖縄へ、、。

 飛行機に搭乗する直前に大阪市立大の松本壮吉さんと出会った。んで、二人で那覇空港に到着後、空港ビルで沖縄ソバを食べて、夜にお酒を飲むことを約束する。松本さんは自転車を組み立てるのを手伝ってくれた、、。いい人じゃ。幸い自転車は不具合もなく、無事に組立完了。ここで彼と別れ、私は空港近くにあるという旧海軍司令壕に行く。いや〜、全然知らん街を自転車で行くというのは、なんか格別に気持ちいいものである。その余勢をかって、ひめゆりの塔(10 km ほどの距離)まで足を伸ばしたがそれが失敗だった。帰路について早々に大夕立に降られて、びしょびしょになるわ、道は良くわからんわで、ホテルにようやく着いたのは松本サンと約束した時間から遅れること30分というていたらくであった(その前に携帯連絡して事なきは得たが)。

PICT0011.JPG さて、飲みの場所は安里というところにある「うりずん」という現地では超有名な沖縄居酒屋さんである。いやいやその前に、琉球大の鈴木さんと大事な研究打ち合わせをせねばならん。まぁいいや、一緒にやっちゃえ、、ということで
左の写真のようなことになった。

 楽しく泡盛をいただいてディスカッション。午後11時前にみんなと別れてホテルに帰って寝る。良い疲れに快眠。なんか報告風の日記風の内容でスマン。今日起こった個別の出来事や感想についてはいずれまたゆっくり書くことにする。

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2008年02月10日

りんりんっ♪ オキナワ〜


 今週の木曜日から沖縄フォーラムが始まる。昨年 に引き続いて、演題も出していないのになぜか私も出席する(感染マトリックスの総括班員だからですけど)。今年は1日早く沖縄に行き、琉球大の鈴木さんの研究室を訪問するつもり、、。ただ行くのは面白くない。自転車を持って行くか、、ということで飛行機輪行の予行演習をした。
 愛車1号のランドギア君を分解し、かなり前に買ったもののあまりマジメに使ってこなかった輪行袋にちゃんと入れてみる。飛行機の輪行では自転車をかなり乱暴に扱われるらしいので、リアディレーラーも取り外してフレームにしっかりくくりつける。車輪を外したあとのフロントフォークは不安定になるので、塩ビパイプをコーナンで買って、車輪の代わりにちょうど収まるように細工して終了。まぁなかなかしっかり収納できたのでやっぱり今回は沖縄ポタリングに挑戦することに決めた。天気が心配だが、、、いくぞっ、沖縄ポタリング! まわるぞっ 沖縄ソバ屋!

 そのあと、組立て直したランドギア君の調子を見るために街を一回り。ところが、2週間ぶりのランドギア君はなんだかグニャグニャでトロトロの走りだった。堅い乗り味、シャープな加速の Pronto 君に慣れてしまったのか、、。クランクの振れも気になるし、チェーンもすっかり伸びている。

 ん〜、ランドギア君。ひとりで7年近くも頑張ってくれたもんなぁ、、。丹波篠山往復もしたし、琵琶湖一周もしたし、あわじフォーラムにも一緒に行ったし、、、、今までありがとうっ!

 沖縄で走り回って、立派な花道にしてやるからな。

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2008年02月09日

外は白い雪の昼


 昨日は21世紀COEプログラムの国際シンポジウムがあった。4人の外国人招待演者と微研内研究者12人による英語講演である。招待演者はDavid Conway(寄生虫学)、Jorge E. Galan(細菌学)、Arlene H. Sharpe(免疫学)、Raul Andino(ウイルス学)。所内からの演者も含めてみなさん個性的な仕事と発表のやり方であった。

 ここんとこ、年に2回ほどは英語で講演や講義をするような機会があるのだが、英語の講演は何度経験していてもイヤなものである。前日に、審良、松浦、目加田と言った先生方と話していると、みなさんもやはりイヤなご様子。年に10回ほども海外で英語講演をこなすという審良先生にしてそうなのだから、、日本人研究者にとって英語の壁というのはかなり高い。想像以上に高い。むちゃくちゃ高い。私の見るところ、楽しそうに英語で講演をしてらっしゃるのは堀井先生くらい。菊谷先生なんぞは「ボクはそもそも、英語講演どころか、人前に出るのが嫌いやねんで、、」とおっしゃる(そうは見えんが)。

 当日のお昼、そうした先生方と招待演者とでキャンパス銀杏会館内のレストラン、ミネルヴァで会食をする。直前に、Dr. Galan のエキサイティングな講演が終わったばかりである(ちなみに私の講演はそのひとつ前であった)。私の前席に座った審良先生が興奮気味に、「Dr. Galan の講演良かったがなぁ、、ホリグチさんもあんな仕事せなアカンのんちゃう?」とニコニコしながら云う。仰有るとおりです。前にも書いた が、以前から、感染症の看板を掲げて「細菌毒素の機能と構造」の仕事だけをする限界をずっと感じておりました。頭の中には「細菌毒素の生化学」ではなく「細菌感染学」になるような仕事の計画もあるのだが、色々の事情があって実現ができていないのだ。もうちょっと待ってくださいな。、、、、いやぁ、それにしてももうちょっと小マシに英語講演ができんもんかなぁ、、と先ほど終わった自分の講演を反省していると、「んなもん、、しゃべり方と違ごて内容やがな、講演は、、」と再び審良先生の厳しいお言葉。これも仰有るとおり。世界のアキラに云われると頭を下げるしかない。これももうちょっと待ってくださいませ、これからの仕事の方向は決めておりますゆえ、いずれ先生にも納得してもらえる成果が出せると、、思っちょります*。懇親会のあと、目加田先生と久しぶりのソッタクで反省会。「今日のみんなの講演を聴いていても微研の研究はやっぱりレベルが高いと感じるよ」と目加田先生が仰有る。そのレベルの高い中の端っこでも入れていただいていて光栄ですわ。なんやかんやで、赤ワインのボトル二本を空けた。

 そして一夜明けた今日。外は白い雪。キャンパス内の景色はこんな風になった。
20080209(003).jpg


 午前中に久しぶりにアヤっちとディスカッションをした。これは、この春あたりからスタートさせたい新プロジェクトに関係する大事なディスカッションである。研究室で慢性化しつつある人的リソースの不足が悩みのタネだが、まぁなんとかなるやろ、とぼんやり考えながら外の雪を見る。あらら、めちゃ積もっとるがな。気温も1度以下になっとるし、、道が凍るかも知れんし、、、、帰ろっと。


*追記:
 「あんた、ブログに実名でボクのこと書いとるやんか」と審良先生に云われた。へぇ審良先生、こんなブログ見はるんやと思いながら、「はぁ、公的機関の研究者は公人ということで、実名報道(何が報道や)をさせていただいてます」と応える。お叱りを受けるかと思ったが、「気にしてないよ」とのこと。んで、今回も登場していただきました。
 
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2008年02月05日

レーニンジャー生化学


 今日、ちょっと知りたいことがあって、生化学領域の基本的なことを復習した。その時に書棚から引っ張り出してきたのが下の2冊である。
20080205.jpg   
 赤い一冊は、みなさんご存知の「Molecular Biology of the Cell」 最近、Fifth edition が出版された。これで知りたいことを勉強して、さらにもう一冊に手を伸ばす。
 右側の背表紙が日焼けした古くさい本は「レーニンジャー生化学」第2版である。表紙裏の私自身の書き込みを見ると、1984年11月26日に購入したようだ。だから、この本との付き合いは23年以上になる。中身を見ると、さすがに今では参考にできない箇所がたくさんあるが、それでも生体分子の構造や物性などについては基本をおさえた記述が読みやすい。

 この本を購入した当時、私は大学院博士後期課程の1年次だった。だいたいが物見遊山気分で大学院に進学したので、当初は研究者として生きていく覚悟など全くなかった。それでも入学後半年あまり経ち、ようやく何となく、研究者になった将来の自分を想像できるようになってこの道に挑戦することに決めた。この「レーニンジャー生化学」は、その時の気持ちをカタチにするために買ったものだ。学生の身分にとっては非常に高価な上・下巻を併せて購入したのを覚えている。

 そして時間を見つけては護摩修行のような気分で上下巻とも一応全てを読み通した。それが今の自分の糧になっているかどうかはわからない。しかし少なくとも、研究者を目指すというのでこの教科書を多少悲壮な気分で読み通した当時の自分を呼び起こすのに、その経験は役に立っている。
この「レーニンジャー生化学」を眺めて、「あぁ、あの頃は勉強しとったなぁ、さぁ(今も)頑張って勉強しよぉっと」と自分を戒めるキッカケになっているのはまちがいない。
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2008年02月04日

妖刀 Pronto 2


 Pronto を購入して2週間。天気が悪いので、今日がやっと5回目のPronto通勤である。

相変わらず、速い(あたりまえか)。
だから今日はいっそのことゆっくり走るのをあきらめて、体力が続く程度に国道を突っ走ってみた。すると、以前までの通勤時間(1時間と少し)を約10分も短縮することができた。エンジンとなる乗り手が変わらないのに、何ら動力のないパーツの組み合わせである自転車が変わるだけでこんなにも所要時間が変わるものなのか、、、ちょっとびっくり。みなさ〜ん。自転車は車種によって乗り味もスピードも走る場所も全く変わってしまいます。購入時は自分の目的にあった自転車を慎重に選びましょう。、、と、それはともかく、、あかんがな〜。私の追い求める「ゆっくりとあわてずアセらず注意する」という自転車通勤の姿勢が崩れつつあるがな。やっぱ、取りあえず我が身の安全のためにヘルメットは要るかも、、。

 研究所にちょうど到着したときに一緒に居合わせた松浦研の田鍬クンが Pronto を見て、「おぉっ、これがウワサの新自転車ですか、、」と私に聞く。そういえば目加田研のアサノっちにも、野島研の奥崎君にも同じように尋ねられた。なんだかこのブログのおかげで注目されているみたいで(勘違いか?)うれし〜。みなさ〜ん、これからも自転車に跨っている私を見たら声をかけてね〜、、、、声をかけてくれたら、何かがあるというわけでもないけどね、、。

 以下、自転車愛好者のPronto評である。これから同様のシクロクロスを買う予定のある人のために(自転車にそれほど興味のない方は読み飛ばしてね)。
フレームの印象として、シートチューブのサイズの割にトップチューブが長いようだ。つまり、乗車時にハンドルが遠く感じる(もっとも、前の自転車が街乗りクロスバイクだったので、それとの比較の問題かもしれない)。標準のブロックタイヤは、車道の路肩にあるアスファルトとコンクリートとのギャップをモロに拾うので高速走行時はちょっと怖い(2008年モデルはスリックタイヤがついているかも)。105システムの変速は快適。問題なし。装備されているカンチブレーキはMTB等についているVブレーキに比べると効きが明らかに悪い。ブレーキングのタイミングや頻度には一工夫が必要である。Bianchi社の自転車特有の薄青緑、チェレステカラーは、人それぞれの好みがあるだろうが、私は好きだ。

posted by Yas at 23:17| Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

あっちこっち丁稚


 先週の木曜日、日本細菌学会のHPの新デザインの打ち合わせ会議のために阿部ちゃんが微研にやってきた。
20080131.jpg
 会議は午後1時半からだが、細かな打ち合わせのために午前11時前に当研究室に到着。昼食を工学部のイタリアレストラン「ラ・シェナ」でとったあと、学会で契約したHP業者さんを迎えて1時間半ほどの打ち合わせ。中々に実のある会議であった。わざわざ阿部ちゃんに東京から来てもらった甲斐があった。会議後、二人で歯学部の寺尾さんからいただいたワインを楽しみながら(寺尾さん、、私もご相伴にあずかりました)お互いの労をねぎらって、お別れ。

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 次の日、金曜日。今度は私が細菌学会の理事会に出席するために東京の阿部ちゃんの北里大学生命科学研究所の研究室に立ち寄る。たいてい、理事会は北里大学内の会議室で開催されるのだ。会議は午後1時からだが、やはり事前の打ち合わせのために午前中に到着。






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 阿部ちゃんと阿部研のマッティーとソノちゃん

 理事会は予定よりも1時間早く終了。無事、予定の議題を終えることができたのでビールで乾杯。大阪と東京で阿部ちゃんと二夜連続の乾杯だ。「お互い慌ただしかったね」とやっぱりお互いの労をねぎらったあと、品川駅で別れる。


 土曜日の仕事を終えて、今日は日曜日。朝一番にいつもお世話になっている散髪屋さんで散髪したあと、自宅のガレージで愛車のランドギア君のチェーンとスプロケットを磨く。午後はゆっくりと、クラプトンを聞きながらうたた寝、、、。そうして、明日、また月曜日が始まるのだ。

 今週の金曜日は微研のCOEプログラム最後の国際シンポジウムがある。私も演者の1人にさせていただいている。興味のある方は、どうぞご参加くださいませ。
 
posted by Yas at 18:33| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする