2008年01月27日

業績発表会


 金曜日の業績発表会は結構楽しめた。

 この「微研のお祭り」も11年目になる。各研究室からエントリーされた15分間の発表を微研の有給研究員がそれぞれの判断で採点し最後に投票する。そして獲得投票点数の最も多い演者が最優秀賞、次点二人が優秀賞ということになる。それぞれの受賞者には記念の盾と副賞の賞金が授与される。

 なんだか、他人の研究発表を採点するっていうのが続いてるなぁ、、と思いながら、それなりに採点に偏りが無いように気をつけながらメモをする。「専門が違う研究は、良いのか悪いのか判断つかないでしょう?」と、ときどき尋ねられるが、それは申し訳ないが未熟な質問と言わざるを得ない。工学系の研究や人文系の研究ではないのだ。発表者がウソを言ってる場合は別として、ちゃんと自分の仕事の背景を説明し、問題点を挙げ、適切に実験結果を示してもらえれば(これは研究発表の基本であるが)、普通はその研究のレベルは判断できるし、できなければこの仕事で相応の給料をいただいてるのは恥ずかしい。また、この発表会は若い人にとっては他分野の研究を聴く、発表者にとっては他分野の研究者に理解してもらえるプレゼンをする、というトレーニングの機会になっているのも確かだ。

 んで投票の結果、きわめて順当なそれに相応しい研究発表をした人たちが受賞された。私が言うのもなんだが、この発表会は10年のあいだにしっかり成熟してきたようにおもう。この発表会のことを微研は誇りにしてもいいのではないだろうか。発表会後、岡田雅人先生と研究室で余韻の酒を飲みながら、そんなことを想った。

*追記:この日の全てのプログラムが終わったあとの懇親会で、乾杯の音頭をとるように松浦評価委員長から唐突に指名された。その乾杯前の話の中で私は「准教授の発表はそろそろ控えて欲しい」と云ったが、その真意は、微研の准教授は今やレベルが高いので明らかにレベルの違う助教や研究員と並べての採点は成立しにくい、というところにある。これを私が言ったとき、岡田研の准教授の名田さんが「たはっ」という顔をしたのが目に入った。名田さ〜ん、、そういう意味なんですよ〜。

posted by Yas at 22:40| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする