2007年09月30日

京都先斗町でワイン


 北所さんが、京都大学低温物質科学センターから京都工繊大学へ准教授として移動することになった。そのお祝いに、28日の金曜日に京都は先斗町にあるイタリアンレストラン「トラットリア・ラ・カヴァリーナ」で小さな飲み会をした。

 参加したのは、北所さんと目加田先生、それと京大の学生でいろいろと北所さんのお世話になっている愚息と、京都で記者をしている姪、と私の5人である。
 このお店には以前も北所さんと訪れたことがある。イタリア通の彼によると、北イタリア(Genova)系の料理をだす日本でも珍しいイタメシ屋さんらしい。何が北イタリアでどれが南イタリアなのか私にはわからないが、まぁとにかく美味しい。このお店の味は好きである。

20070928(005).jpg うちの息子や姪を交えての飲み会でどうかなとちょっと心配したが、姪が思いのほか聞き上手でこれに乗って目加田先生が語る語る。


 鉄道の趣味、フランス映画、大学受験、日本民族、ローマ帝国の分裂について、手振りを交えてアツく語る目加田先生。



 移動に際して北所さんは少々不安げだが、「なぁに、研究をやり続ける意志があれば大丈夫ですよ」とか言いながら、ワインを3本空けて、4時間ほど店にいた。楽しかったが、大阪に帰らねばならないので一軒だけで切り上げ。

 研究仲間の仕事環境が変わることで、きっとわれわれの研究環境や条件も変わると思う。これから北所さんとの共同研究関係がどんな風になるのか楽しみである。

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2007年09月27日

曼珠沙華


 眼が復調してきて、またそれなりに読書できるようになったことは昨日書いた。読書ばかりではない、メガネ生活の時は怖くて自転車通勤を控えていたのだが、それも復活した。

 昨日・今日と自転車通勤。何だか久しぶりじゃ〜。空気はそれなりに涼しく、空も青い。気持ちいいぞ。自転車で街を行くと、自動車では気づかない小さな風景も目に止まる。今日は彼岸花が咲いているのを見つけた。
 ちょうど昨日、「今年は暑いので彼岸花もお彼岸には間に合わないみたいですね」と、研究室でそんな会話をしていたところだった。

 この9月は予定てんこ盛りだった。それも全て終わり、彼岸花も咲いている。時は流れているのじゃ。
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2007年09月26日

How about you?


 3ヶ月ほど前に始まった眼の不調のせいで読書量が激減していた。最近やっと復調し、チョロチョロとまた読めるようになった。んで、塩野七生著「ローマ人の物語」文庫本、10巻目読了。文庫本はまだ刊行中(単行本は完結している)で31巻を超えた。だからまだ全編の1/3にも至っていない。
 そんななかで、目に止まった表現があった。

 紀元前50年ころ、ローマは三頭政治時代である。塩野さんは三頭政治を担ったカエサル、ポンペイウス、クラッススのうち、ポンペイウスは虚栄家であった、と書いている。塩野さんによると人間は虚栄心と野心のバランスで行動がきまることがある、ということのようだ。虚栄心とは人からよく思われることを喜ばしく思う心情であり、野心とは他者によく思われなくてもやり遂げなくてはならないという想いである、と塩野さんは定義している。ポンペイウスには大きな虚栄心とあるのかないのかわからない野心があり、一方でカエサルにはポンペイウスとは比べものにならないほど大きな虚栄心があり、またそれと同じほど大きな野心もあった、というのである。

 こういうくだりを読むと、「自分はどうでありましょうか?」と自問したいのが人情である。
 言うまでもないが、虚栄心も野心も、その絶対的な大きさはポンペイウスにもカエサルにも及ばないのは間違いない。問題は(塩野さんの定義によるところの)虚栄心と野心のどちらが自分の中では大きいか?というところだ。ん〜、、これは悩むなぁ。というかわからんなぁ。でも野心の方がちょっとだけ大きいかも、、、、。

 さらにもうちょっと考える。自分は虚栄心が強いか野心が強いのか?、、、ん〜、、違うなぁ、、研究者としては、虚栄心でもなく野心でもなく、、、好奇心が大事なんとちがう?

 うん。そうそう、、、虚栄心よりも野心よりも、好奇心の強い自分でありたいかも、、。

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2007年09月25日

名月や 毒素で曲がる ブタのハナ


 今日は人間ドックの受診日。

 早朝から大阪市内の病院に出かけて、2時間少しのコースで色んな検査を受ける。もう何年も受診しているので、慣れたというのか飽きたというのか、、。それぞれの受診項目についての感慨はあんまりない。ただ、この病院の最上階のレストランから見る、大阪城の景色はいい(宇宙人ジョーンズ風に読んでチョ)。受診終了後に貰う、うどんセットのサービス券を使ってそのレストランでうどんをすする。んで帰宅。すぐさまクルマに乗って大学へ。

 夕方から微研集談会。若手が進行中の仕事について発表することになっている。今日の当番は感染病態分野(熊ノ郷教授)、遺伝子機能解析分野(岡部教授)と私たちの分子細菌学分野だ。実はウチの研究室では、今のところまとまった仕事を発表できる人がいない。それでアヤっちに無理を言って途中の仕事を話してもらった。これもなかなかイヤなもんである。しかし、免疫系、生殖系、感染系の研究室の成果が同時に発表されるというのは、なかなかこれはこれで勉強になる(ただし、熊ノ郷研究室と岡部研究室の面々がどう思っているのかは知らん)。アヤっちもそれなりに発表を無難にこなしてくれて、一安心。熊の郷教授、岡部教授からそれぞれ質問というか、アドバイスをしていただいて、「そっか、やっぱ一般的な生命科学者やったらそう考えるわなぁ」というポイントが明らかになった。それだけでも大収穫である。

20070925.jpg
 んで、夜。今晩は中秋の名月ざんす。


マミちゃんがそこらへんの草を適当に取ってきて、んでまたお団子も作ってお供え。

 みんなで、団子と、なぜかそうめんを楽しむ。そうめんのお伴のシイタケやら錦糸玉子は、そのためにチャーリーが家で作ってきた。

 なんか、ほのぼの。長い1日じゃった。
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2007年09月24日

待つべし! 待つべし! 待つべしっ!


 先日までの2泊3日の東京出張の影響か、右肩がひどく凝っている。荷物が重かったせいだ。

 バッグの中にはPowerBook G4 "12。
 アップルストアのビルトインオーダーでスーパーコンボドライブをコンボドライブに換装しているので標準よりも少し軽くて2kgを切っているはずだ。でも、東京都内を移動中はバッグを背負った肩がちぎれそうだった。重いよなぁ、Mac。この時ばかりは Let's Note のあるウインドウズマシンが羨ましい。

 しかし私はエレガントなMacOSが大好きなのだ。Macを使うためなら肩ぐらいちぎれてもかまわんっ。
、、、、とは言うもののなぁ、軽いサブノートが欲しいよなぁ。

 そもそも、軽いサブノートのニーズが高いのは世界中で日本だけ、というハナシもある。おまけに、アップル社CEOのスティーブジョブスは「コンピュータには全ての機能が備わってなければならない、ダウンサイジングのために機能を削ることなど考えられない」と何かのインタビューで答えているそうだ。でも、Let's Note を見んしゃい。ツースピンドル(ハードディスクとCDドライブ等が装備されていること)でもめっちゃ軽いがな。アップルに出来んはずはないと思うけど。技術力の問題でないとすれば、「重厚長大が何でも良い」とアメリカ人は考えている、というよく聞くハナシと関係があるのか、、。それにしても、iPod nanoは小さいしねぇ。

 と思っていたら、ご同輩。TheStreet.com が小型軽量MacBookの情報を伝えている。10−12インチ液晶画面で重量2ポンド(900グラムちょっと)。10−12月頃に発表の様子。

 待つべし!
、、とは言うものの今までにも同じような噂に肩すかしを喰らわされてきたけどね。
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2007年09月22日

東京2泊出張だぁっ!


 木曜日から東京出張。用務が重なったので久しぶりに東京で2泊して、さっき帰ってきたところである。

 木曜日は丸の内で会議のあと、同じ会議に出席していた群大の富田さんと白金の北里大学へ。阿部ちゃんと白金・広尾界隈で一杯やる約束なのだ。阿部研のマッティーと学生さん(クルりんとソノちゃん)と富田さんと私の総勢6人でまずは阿部ちゃん行きつけの白金の焼鳥屋さんで乾杯。ワイワイガヤガヤ、食べて飲んで喋って、愚痴って飲んで飲んで笑って唄って。阿部研の学生さん達はいつの世代でも元気がよいので面白い。キミタチ、楽しく細菌学してくれ。
 二軒目は最近話題の広尾・お好み焼き激戦区へ。「またまたぁ、東京でお好み焼き食べて「こんなもんはお好み焼きとちゃうわっ!」とか言おうと思って〜」と言う阿部ちゃんを無視して、とにかくその界隈にあるお好みやさんに入る。そこで鉄板焼き+お好み焼き、それとまたビール。ん〜、お好み焼きなぁ〜。20年ほど前、私が北里研究所の研究員だったときに食べて絶望したあの頃の東京のお好み焼きよりは美味しくなってるけどねぇ。でも今もまだ、もう一歩、おいしくない。他と変わったところをだすために工夫たっぷりで、かえって焦点のぼけたお好み焼きになってるんよなぁ。お好み焼きは基本的にB級グルメのものだ。しっかり小麦粉を使って普通にふっくら焼いてくれるのがいちばんおいしいやけどね。
 んで、最後に阿部ちゃんと二人で北里研究所のすぐ近くのバーでシットリと飲む。このバー、内装はなんの変哲もないただのバーだったが、音楽ライブの映像を流していてこれがよかった。佐野元春の弾き語りライブ、矢野顕子と細野晴臣の共演ライブを楽しんだ。そこで「やっぱ、NatureかScienceやろ」と、いつの日かお互い論文を掲載することを誓って阿部ちゃんと別れる。

 金曜日。朝のうちに白金から国分寺に移動。国分寺駅で、日本獣医生命科学大学の池さんと再会。近くのコーヒーショップで旧交を温めて、そこで別れ、そのままバスに乗って東京農工大学へ向かう。
 農工大では、学生時代にお世話になった松田浩珍先生を訪ねる。私の学生時代、職員と学生との間柄でありながら、この先生はよく酒に付き合ってくださった。んで、お互い若かったし、酔っぱらっては真剣に怒鳴り合いをしたりしたものだ。押しの強い人で、その押しの強さはとても私には真似が出来ないがいろいろと先生の考えを聴くと勉強になることが多い。一緒に昼食をとり、再び国分寺駅から本来の用務先へ。そこで講演を依頼されていたのだ。
 その研究所で、同様に講演者として招待されていた国立感染研の駒瀬さんとこれまた再会。駒瀬さんも私と同じ時期、北里研究所に所属していたのだ。講演会のあと、招待してくださった先生方と会食。んで、さらに国分寺駅近くのバーでシットリ飲む。駒瀬さん、感染研で頑張っておられる様子。今日の講演の内容(麻疹ウイルスのリバースジェネティックス)も面白かった。今度いつ会えるかなぁ、会いたいなぁと思いながら午後11時頃、国分寺駅で別れる。

 この二日間で、色んな懐かしい人にあった。あ、それから新たに知り合った先生方もたくさん。なかなか濃厚な出張であった。

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2007年09月19日

柔道の真髄、、、


 世界柔道でしたっけ?

 テレビ放映がリアルタイムでなかったのもあってあまり関心がなかったが、谷亮子さんの出場する最終日だけは観た。無差別で金の棟田康幸さん、よかったがな〜。この人はワザが豊富で観ていて面白かった。特に準決勝の一本背負いと決勝戦の相手のすみ返し破りのアクロバティックな回転技?にはしびれた。一方の谷選手は、若い頃から変わらない、ちょこまかと矢継ぎばやに繰り出すワザが好きだ。観ていて軽快で面白い。
 この両選手を含めて、他の日本選手もみんな試合場の畳へと足をすすめる前、それと試合後に試合場を去る前に思いを込めて一礼する。試合開始前の一礼とは違って、これは外国人選手にはない。

 神聖な試合場への真摯な態度といい、美しい技で一本勝ちを目指す態度といい、レスリングの亜流のような柔道をする外国人選手と違って、日本人選手の姿はなんと清々しいことか、、、と思ったところで思い出した。

 20年ほど前、プロ野球のヤクルトスワローズに助っ人外国人(このごろはこんなことは言わん様になったね)としてやってきたボブ・ホーナーのことである。この人は、現役バリバリの大リーガー(ブレーブスの4番打者でしたっけ?)でありながら事情があって来日し、周囲の期待に違わぬ大活躍をした。当時はもちろんイチローも松井秀も野茂もいない。日本の野球レベルは間違いなくアメリカ大リーグには及ばない、と信じられていた時代である。「ホーナー効果」と呼ばれる種々の影響を日本に残して彼は帰国し、複数年契約だったはずだがその後来日することはなかった。その帰国後、彼が言ったセリフが、「地球の裏側に”ベースボール”とは言えない”ヤキュウ”があった」である(言っただけではなく、そのようなタイトルの本まで上梓した)。これで彼は日本の野球ファンから総スカンを食った。日本の野球への侮辱ではないのか、と誰しも思ったのである。

 んで、柔道。
 スポーツとして考えたときに、やっぱ「柔道とはこうあるべきである」的な考え方を披露するのは、特に外国人に対しては慎んだ方がいいのかも。それは、柔道が好きで一生懸命な外国人選手に対してはきっと侮辱にあたる。同じルール上で対戦相手と技を競い合うのがスポーツである。どんなカタチであろうとも、ルールに則っているのならば云々する(される)いわれはないのだ。
 でも、私は日本人選手の柔道が好きだ。美しい日本の柔道を応援する。応援するが、できれば、負けたあとの「微妙な判定」とか「ルールの解釈のちがい」とかいう議論は聞きたくない。

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2007年09月17日

午後はゆっくり


 日曜日の昨日は散髪屋さんへ、敬老の日の今日はコンタクトレンズ屋さんへ。休日はだいたい午前中にひとつだけ用事を済ませ、午後はゆっくりとすることにしている。

 コンタクトレンズ屋さんでは、眼医者さんのアドバイスにしたがって1日使い捨てのレンズを所望する。どうやら2週間使い捨てのレンズにはアレルギーができたようで、「それなら1日使い捨てにすれば問題はなくなるでしょう」ということのようだ。高いけどね。この2ヶ月間の眼の病気騒動で使ったオカネを考えれば、日ごろから最善を尽くしておいた方がいいのかも知れない。
 左目と右目の視力が極端に違う私のようなヒトは、眼球から離れたレンズで視力矯正するのにあまり向いていないそうだ。確かに、矯正度の弱い眼鏡に代えてから少しマシになったというものの、やはり夕方にはかなり眼が疲れるのだ。
 眼に問題を抱えていたこの2ヶ月間、論文を読む量がかなり減ったし、仕事そのものを詰めてこなすことができなくてアセっていたのだった。とりあえず、これで一件落着でありますように。

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2007年09月14日

写真のチカラ

 ただ何となく、ジャックダニエルを飲みながら金曜日の夜。ヒマを持てあまして、東大の野本先生の研究室の秘書さん(名前書いてもええんやろか?)のアップしている感染症関連(特定領域「感染マトリックス」関連と云うべきか)の研究会やシンポジウムのアルバム を眺めていた。

 これが、なかなか胸に迫るものがある。

 秋の夜長に飲みながらのほろ酔い気分で、スライドショーモードにして色んな学会のアルバムを見てごらん。、、、、「がんばらなあかん」、、と思うで。

 ちょっと落ち込んだとき、自分を奮い立たせたいとき、ちょっと酒を飲んで見てごらん。「ウダウダ言うてんとがんばろっ」、、と思うはず、、。

 結構、きっついぞ〜。

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2007年09月13日

Peer Review


 今、ある雑誌(もちろん科学雑誌です)の編集員を仰せつかっている。無報酬ではないが、報酬と云うには甚だ少ない謝金で月間約3編ほどの論文の審査に携わっている。論文の審査は一度では終わらない。審査員のコメントに対応して改訂された論文も再び送られてくるので、おそらく常に5〜6編/月の論文の審査に関わっていると考えていいだろう。これは結構な仕事量だ、と思う。

 その雑誌のインパクトファクター(IF)は高くない。その高くないインパクトファクターを見越してのことだろう、投稿される論文の研究の質もそれ相応のものが多い。その中で、しっかりとした実験をしているが導き出された結論がそれほど目をひかない、残念だが話題性に乏しい、という論文は扱いやすい。というか、そういう論文の受け皿としてこそ、このような雑誌は価値を発揮できるのだと思う。

 問題は、ときおり投稿されてくる、実験のデザインも論旨の展開もまずいが、個々のデータは共有すべき情報として一定の価値がある、という論文である。文章にして書くと、「どんな論文?」と思われるかも知れないが、実際この手の論文は多いのだ。こういう論文を書く著者の研究グループは実験をすればデータが出ると云うことは経験で知っているが、そのデータを生かす方法や解釈の仕方において、たいてい稚拙なのである。実験は知っているが実験科学を知らない、といえばわかってもらえるだろうか?

 だが、この雑誌のIFは高くない。「個々のデータは共有すべき情報として一定の価値がある」という程度でもできるだけ掲載の方向で審査を進めることになる。編集員として私は、経験も知識も豊富な先生方に審査員をお願いする。そして審査員のコメントを付して著者に論文原稿を返送し、コメントに対する回答と論文の改訂を依頼する。しかし、その時の審査員のコメントの意図が(おそらく著者の経験不足のせいで)著者に正しく伝わらず、したがってその論文の改訂が不十分であるばかりか、審査員にけんか腰の回答が送られてきたとき、編集員としてのストレスはかなりのものになる。

 こんな場合、おそらく何度やりとりしても審査員と著者とのあいだの溝は埋めることができない、と思う。編集員としてみたとき、おおむね審査員のコメントが正論であることが多い。「誰か、この著者に仕事のやり方と論文の書き方を教えてやれよ」と心の中で呟くが、それは雑誌の編集員の仕事ではない。しかし、そのまま論文を採択すると、この著者は何も学ばないまま次の仕事をしてまた同じような論文を書くのだろう。余計なお世話かも知れないが、そんなことを考えながらそのような論文の扱いにいろいろ心を悩ませたりするのである。

 科学者の仕事を科学者が審査する Peer Review (仲間 "Peer" による批評 "Review")という制度は、科学者が自らのコミュニティーを守るための制度だ。Peer Review という基本的な考え方のおかげで、われわれは科学者ではない第三者からの変な横やりを極力回避できている。その代わり、Peer Review に関わった学者は、Reviewする方もされる方も、これを真摯に受け止めるべきだと思う。論文の審査を依頼されたら、忙しくとも可能な限り承諾するべきだし、自分の仕事(論文であれ、研究費申請書であれ)の批判は謹んで拝聴したい。

 それが、科学の質を守るために科学者ができることではないか。、と、自分が編集員や審査員の時は、そう思うんやけどね、、。
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2007年09月12日

ツクテンテン ♫ テンテンツクツク♪


「もうっ。びっくりしたなぁ、阿部、ちがうちがう安倍さんの突然の退陣表明」
「ほんまやなぁ、首相になったときもな〜んか、お上品な委員長みたいと思たけど、辞めるときもな〜んか、ふてくされたお坊ちゃんみたいやったな」

「だいたいやな、後継総裁、首班指名はどーなんねん?」
「わからんけど、麻生さんやら福田さん、妙に笑顔でインタビューに答えてたけど、笑顔はちょっとアカンのんちゃうん? 嬉しゅーてしゃーない、いう感じに見えるで」
「しかしなんやな、人間ちゅうのは、能力とか適性とか云うのんとは別に、度量の大きさっちゅうのか小ささっちゅうのか、そういうもんはテレビの画面をとおしてもわかるもんやなぁ〜」
「ほんまほんま」

「しかし、反町監督、平山と心中か? とか云われとったけど、カタール戦は勝ったみたいやな」
「なんや、突然サッカーのハナシかいな。オレは見てないけど、平山は出場してたんか?」
「オシムさんもよかったなぁ、スイスに勝って」
「だいたい、サッカーはあっちこっちで国際試合をやり過ぎや。 "絶対に負けられない戦いが、そこにはある”って、あちこちで ”負けられない戦い” だらけやがな」

「阪神も10連勝のあと、2連敗かい。すっきりせんの〜」
「まぁ、ええがな。JFKが休めたし」
「そこでんがな。まだ20試合も残ってて、そのあとクライマックスシリーズがあるやろ。阪神がたとえ優勝できても、クライマックスシリーズでJFKの疲れがピークで、日本シリーズには出られへんのんちゃうか?」

「やっぱ、ラグビーのワールドカップ。フィジーには勝って欲しいなぁ。けど、明日の午前1時やから観るわけには行かんわなぁ」
「なんか、バレーボールもやっとったで。そういや、イタリアでやってる(た?)国際陸上。このあいだの大阪の世界陸上と、どんな関係になっとんねん?」
「山下さん、国際柔道連盟の理事選、落選やがなぁ。まぁ、武道としての柔道を世界に押しつけるのは考え直した方がええ、ということやろねぇ」

「10時前からの報道番組。メインキャスターが休んでて、むっちゃ観やすなったがな。あいつがおらんでも、いま代役やってる女性キャスターがええがな。あの人、コメントする代わりに頸をかしげるのが、またええがな。アホキャスターの盲目的に情緒的なコメントよりずっとええ」

「小泉チルドレンが、小泉さんの再登板に向けて運動してるみたいやな」
「時代の流れが読めてないよなぁ。そろばんずくかもわからんけど。世間の目ぇや要請はそんなところに行ってないで、いまは、、」

「あぁ〜しんど。もう寝るわ」
「なんや、勝手に喋るだけ喋って勝手に寝るんかい! アンタとはやっとれんわっ」

 ちゃんちゃん。

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2007年09月11日

中央アメリカ〜ブラジル原産


 少し前のこと。吹田キャンパス内の某所の池に、どうもグッピーらしいサカナが泳いでいるのを発見した。

 以前は、この池にはカエルくらいしかいないように思っていたのだが、いつの間にやらメダカに似たサカナと、グッピーのようなシルエットのサカナが大量に泳いでいる。稚魚のようなのもチョロチョロしているので繁殖しているようだ。

 グッピー。弱酸性から弱アルカリ性、水温18〜30度の広い範囲の水質に適応することができ、熱帯魚飼育の入門種として最もポピュラーな魚種である。ただし、固定した品種の繁殖には高度な知識が必要であり、熱帯魚愛好家のあいだでは「グッピーに始まり、グッピーに終わる」と云われている。って、グッピーの説明している場合やない。あかんがなぁ〜! 誰か知らんけど、熱帯魚を放流なんかしたらぁ、、、。金沢でワニが見つかっとるやろ、ワニが。あれと同じことですぜ、これは。飼育している熱帯魚を持てあましてどこかに放流するなんて、釣り上げたサバを持てあましてどこかの植え込みに捨てるのと同じほどいけないことなのだ(ちょっと内輪ネタでスマン)。教養と知性を育む大学内でこんな事があったらアカンがなぁ〜。

 もっとも、すでに伊豆半島の河川では、温泉の熱にも助けられて放流されたグッピーが野生化しているところがあるとか、、。これから冬を迎える。かわいそうだが、さすがに吹田キャンパスではグッピーは冬を越せないことだろう。でも、飼育者による生態系の破壊を防ぐという意味では致し方ないと思う。
 
 放流した人の猛省を求めるものなり、、、。

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2007年09月10日

いややぁ


 今日は微研所長の二次選挙。一次選挙結果の獲得票数上位3名の中から、今度は専任教授の投票によって過半数を獲得された方が、次期所長として大学総長に推薦され、所定の手続きを経て所長就任が決定する。
 選挙は終わったが、まだ学内プロセスが残っているので、その結果はここに書かない。

 しかし、この2年に1回の所長選挙はいつも面白い。選挙戦が面白いとか選挙結果が面白いとかそういうことではなくて、教授先生方の所長選に対する力の抜け方が面白いのだ。

 「所長になりたい!」とギラギラする人はいない。醜い選挙戦は皆無である。みんな、「所長になんかなりたくない」と言う。
 私のような、平凡な研究者で大学運営全体を俯瞰したこともない一般職員から見ると、一次選挙で候補に挙がる先生方は毎回どなたも所長としての能力充分の素晴らしい方である。でも、みんな「所長になるのはいや」と言う。ある先生などは、顔を真っ赤にして「いややぁ」と駄々をこねたりする。

 ところが、選挙結果が確定し所長就任を要請されると、みなさん就任を承知して一生懸命に所長職を勤め上げてくださり、着実に成果を挙げられていく。んで、任期が終わるとホントに嬉しそうにされる。「あぁ〜、やっと終わったぁ〜」みたいな感じで満面に笑みだ。

 いいでしょ、この力の抜け方。これも私が微研を好きな理由のひとつなのだ。

 ただ、「じゃぁ、微研の将来には一点の翳りもないか?」と尋ねられれば、ん〜、天真爛漫に「もちろん」と答えられればよいけどね、、。

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2007年09月09日

、、決して恥ずかしいことではありませんから、、、


 少し前にお騒がせした、眼のハナシ。

 最近の読者の方のために要約する。2ヶ月半ほど前、イタリアに学会出張に行ったときに妙にコンタクトレンズの矯正が合わなくなり、おまけにその直前に作った眼鏡は強すぎて全く合わない。そのうちコンタクトレンズを1日(8時間くらい)装用すると簡単に角膜が充血するようになった。眼医者さんに行くと、視力がイタリア出張前と比べて驚異的に良くなっていた。そこで、「中心性漿液性網脈絡膜症」という診断をされた、というのが前回までのあらすじである。

 それから1ヶ月半経った。その後、視力はまた元通りに悪くなり、コンタクトレンズの矯正が再びピッタリ合うようになった。視力が短期間に極端に変化した理由は今もわかっていない。ただ、どうも(私の判断では)2週間使い捨てコンタクトレンズの何かに対して、アレルギーができたようだ。新品でも装用4日目あたりで必ず充血するようになった。んで、日ごろからの眼鏡の装用が必要になる。ところが、今の眼鏡は強すぎて、長時間の使用で必ず眼が疲れるのである。

 それで、今度は眼鏡屋さんを代えて、新しく眼鏡を作ることにした。

 「この眼鏡は、測定したお客さんの視力に対して強すぎるようですねぇ」と店員さん。
、、、That's why I'm here でんがな。

「この眼鏡をしていて、どうですか近くは見えますか?」
「見にくいです」
「そうですね、お客さんの年齢ですと、どうしても近くが見えにくくなりますからねぇ」
「?」
「老眼というと、イメージ悪いですが、近くが見えないというのはそういうことになりますねぇ」
「?」
「大丈夫ですよ(何が大丈夫やねん?)、みなさん経験されることですから、今はよい遠近両用レンズがありますから、他人からはわかりませんし」と言って店員さん、遠近両用眼鏡を勧めだした。

 ちょっと待て! オレはこの眼鏡がキツイので室内用に緩い矯正度の眼鏡が欲しい、と言って来店したんやけど、、。第一、コンタクトレンズの矯正視力では、近視力も遠視力も1.0以上という結果が最近の大学の健康診断でも出てるんやけど、、。

「いや、決して恥ずかしいことではありませんから」と店員は続ける。(俺の話を聞けぇ!)
 んで、店員が遠近両用レンズの価格表を持ち出したところで、ついにプチッと切れた。

「オレは老眼の自覚症状はないんやけど」
「いやいや、お客さんくらいの年齢になると、、、」
「オマエ、ちゃんと測れ! 年齢と違ごて実際の視力を見ろ!(注:実際はもっと丁寧に云ってますのでご安心を)」

 視力を測定すると、やっぱり近くが見えにくいという結果は出ない(だからそう云うとるやろ!)し、適正な矯正度のレンズを装着したときには近くが見にくいと云うこともない。
「まぁ、お客さんの眼鏡ですから、お客さんの思われるとおりにされたらよいと思いますが、、」と店員はまだ食い下がる。
 こいつ、殴ったろか、と思いながらフレームを決めて支払いし、受取票をもらって帰る。

 いや、いずれ老眼鏡が必要になるのはわかってるんですよ。でもね、顧客票の年齢を見て、「みんな経験する」とか「大丈夫ですよ」とか「決して恥ずかしいことではない」とか、、。それって客に勧めるときのセリフとしてはいかがなものか、、。あれで客を励ましてるつもりなんやろか? 思いやりのつもりなんやろか?

 次はコンタクトレンズを買いに行かないと、、。そこでも「遠近両用に、、、」と言われたらどうすべぇ?

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2007年09月08日

バンチャもデバナ


 本日、娘の誕生日。18歳になる。以前にも何度か書いたが娘は知育障害があり、いわゆる療育手帳を持っている。

 音楽が好きで踊りが好きである。これも以前に書いたが、娘のために私は一緒にウルフルズの講演を見に行ったりした。あ、でも娘のためでもないかも、、。トータス松本、なかなかかっこよかったし。
 それから、なかなか味のある絵も描く(あ〜、そうですよ、親バカですよ)。味覚(好き嫌い)も私にすこぶる似ている。

 娘がこういう状態であるということをわかり始めたのは幼稚園に入る前である。その頃、「成長する時間が他人より長くかかるから、子育てを長く楽しめる、と、いい風に考えよう」とここまでやってきた。確かに、今でも毎年少しずつ彼女は成長している。んで、来年はいよいよ就職だ。、、、君が楽しめる職場がいいのかも、、父親として就職先の細かな希望は別にないよ、、。ハッピバスデェ、チューユー♪、、。

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2007年09月07日

毒素シンポジウム終了、ちかれた〜。


 毒素シンポジウム、終了。午後5時頃帰宅。疲労困憊でございます。

 今年の毒素シンポジウムは大阪府立大学の私の恩師、小崎俊司先生が世話人である。そんなこともあって3年ぶりに出席した。会場は大阪泉南の犬鳴山温泉である。みんなで温泉宿で宿泊して、仕事の話をしようという典型的な合宿型の学会である。あわじフォーラムが終了した9月5日の昼から淡路島から大阪南部の泉南まで大阪湾を半周して午後4時前にたどり着いた。
 あぁ、もうしんどい。会場には行かずに部屋に直行して寝よぅ、、っと思ったがプログラムを見ていると何だかムラムラと演題を聞きたくなった。んで、同じホテル内にある会場に向かう。
20070907.jpg
    
  
今年の毒素シンポジウム会場。参加者は60〜70人くらいか?
     

 今回で毒素シンポジウムは54回を迎える。若手発表と一般発表、特別講演を含めて約30演題ほどを二泊三日で消化するのが最近のパターンのようだ。私が参加していた3年前より若い人も増えたように思う。合宿形式で、夜には一堂に会して酒を飲めるような部屋も用意されている。その辺り、「感染症沖縄フォーラム」とよく似ている(といっても、毒素シンポは50年以上前からこのパターンだったらしいけど)。しかし、なぜ「毒素」で今、わざわざ毎年日程を決めて勉強会をするのかという意義が稀薄になりつつある、というか稀薄になって久しい、と私は思う。「真面目に一度考えてみるべきやろね」と思いながら、発表を聴く。

 毒素研究で陥りやすい勘違いが主にふたつある。ひとつは、自分が長年携わってきた毒素が可愛くて仕方なくなり、生理活性物質としての毒素という存在意義を離れて、生命科学的にさして重要ではない、第三者からは「はぁそんなもんですか」程度の、その毒素に関わる Question を延々と執拗に研究費を使って調べ続ける、というパターン。もうひとつは、毒素が起こす初期反応と離れたところで標的組織や細胞が起こす反応を延々と調べるパターン。毒素の作用としては時間的空間的に終わった段階の細胞のシグナル伝達などを調べてしまう、という勘違いである。例えば殺人事件で死因を調べずに死後硬直の連鎖反応について延々調べているのに等しい。こういう仕事の話は、聴くのもつらいのだ。

 今年は、特定領域「感染マトリックス」から北大・遺制研の東さんが参加してくれて、おもしろい話を聞かせてくれた。東さん、研究の話題ではポイントを突くコメントをするし、ただの馬鹿話も楽しい、ナイスな兄ちゃんである。今後ともよろしくね〜。

 最後の講演は北里大学の関矢加智子先生。関矢先生はいわゆる cholesterol-dependent cytolysins が生体膜上に形成する膜孔の構造で、たいへん確かなお仕事をされた。今年度で定年退職されるとか、、。私は恐らく20年近くお付き合いさせていただいた。
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 関矢先生、ご苦労様でした。






 帰路、近くのレストランで東さん、マミ、カミ、と私で昼食をとりながら反省会をし、そこで東さんと別れて大学の研究室に戻ったのは午後4時。ひぇ〜っ、ちかれた〜、、。、、
 この夜、疲れすぎていたのか、なかなか寝付かれずに何度も夜中に目を覚ます。こ、こういうときはビールを、、い、いや、いかんいかん、、、。

posted by Yas at 18:55| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

小安重夫


 小安先生はとってもアクティブである。

 いま出席している「あわじフォーラム(AIFII)」でも、「感染症沖縄フォーラム」でも、感染症・免疫関連の会議(ひょっとしたらそれ以外でも)では必ず前の席に陣取って、発表講演に鋭い目を向ける。そしてかなりの確率で質問する。その講演内容が、専門の免疫学であろうと、ウイルス学であろうと寄生虫学であろうと細菌学であろうと、質問する。
 学問をやっている方ならおわかりになると思うが、質問するためには、その領域に関してのそれなりの知識とトレンドの理解が必要である。小安先生は感染症学やあるいは生命科学全般に、ホントに幅広い知識を持ってられるのでこれが可能なのだ。
 それと科学に対する飽くなき好奇心。例えば大阪でいえば、「儲かりまっか?」くらいのノリで「III型分泌装置で分泌されるエフェクターと狭義の細菌毒素で同じ作用があるとして、どちらのほうが比活性が高いと考えられるの?」とすれ違いざまに尋ねられたりする。小安先生は好奇心のカタマリだ。私はそんな小安先生を尊敬してやまない。

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小安先生。かんぱ〜い、、。



 たまたま、昨晩の食事に「寿司を喰いたい」と、「あわじフォーラム」でお世話になっているホテルのフロントで寿司屋さんを紹介してもらい、小安・菊谷の両先生と私で少し離れた場所にある寿司屋にタクシーを飛ばして向かうことになった。この寿司屋さん、こう書いてはスマンが失敗だった。親父さんは気さくで話し好きで良い人のようなのだが、店が不潔。おまけに、3ヶ月前から「寿司だけでは食っていけん」と焼き鳥やら居酒屋風の一品やらをメニューに加え、要するに何屋さんやらわからん状態になっていた。客はいったい何を注文したらいいのやら、、メニューのどれを見ても美味そうには思えないのだ。
 私はすぐに食欲をなくしてギブアップ。生ビールをひたすら飲むモードに変更した。

 ところが、小安先生はやはり違う。まるで意地になったかのように、ショウケースに並ぶ数少ない寿司ネタの握りを全て注文しだしたのである。ん〜、さすがに素晴らしい探求心をお持ちである。
「申し訳ないですが、ハマチを握ってもらえますか?」「つぎは、イカをお願いします」、、、しかも腰が低い!! 

 「学識は高く、腰は低く」、、、私はここに小安重夫の秘密を見た気がした。 
 
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2007年09月02日

あわじフォーラム 2007


 毎度お馴染み、「あわじフォーラム(AIFII)」が始まった。

 昨日夕方からのトレーニングコース、最初の講師は私だった。「あわじ」の公式言語は英語である。基礎からアップトゥデイトな話題までを1時間で話すために、ストーリー構成に苦慮したがまぁ、何とか無事にお勤めをすることができた。英語は、昔に比べて上手くなったというより、慣れた、という感じかも知れない。今でももちろん、質問者の英語がわからないときはわからないし、こちらが喋る英語の単語も出てこないときは出てこない。けど、わからんときは「わからん」とはっきり言い、言葉が出てこないときは「What do you say?,,,, 」と言い直すことがただできるようになって、それで楽な気分でお勤めができるようになった。でももうちょっと頑張って英語の勉強もしよっと。

 AIFIIは今回で7回目。主催者のひとつである微研のそのまた組織委員の一人である私は毎年出席しており、つまり7年間毎年この時期に会場である淡路夢舞台に来ていることになる。ウエスティンホテルの部屋の窓から見える隣接の公園は年々充実している。今日は日曜日のせいか、一般客の方もたくさんいらっしゃった。会議では、常連の参加者の方々で以前はそれほど交流のなかった免疫・寄生虫・ウイルス学関連の先生方とも顔なじみになった。何より、招待演者の講演はもちろん、参加者の一般演題まで、サイエンスレベルの高いものが揃うのが嬉しい。

 ただ、先日来の出張やら何やらで、私は少々疲れているようだ。このAIFIIのあとには「毒素シンポジウム」が控えている。今回は申し訳ないが、少々「ゆるゆる」と会議に臨ましてもらおうかな、、。

posted by Yas at 18:14| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする