2007年07月31日

遊んでませんよ〜、、仕事です


 見やすいイラストをふんだんに入れて分かり易いプレゼンしたい、とずっと思っている。

 んで、ようやくアドビ・イラストレータを使って作図に挑戦する機会があった。このソフトとはこれまでほとんど付き合いが無かった。んで、起動直後の画面に用意されているパレットやコマンドは山のようにある。ドロー系のソフトであること以外にイラストレータの予備知識はない。これでは使い方も想像できない。取りあえず仕方ないのでアドビのウェブサイトに行ってチュートリアルムービーをじっと見る。新しいソフトに慣れるには、制作者の思想を理解するのが一番の早道なのだ。

 1タイトルのビデオが6-7分のところ、4,5タイトル眺めて約30分。「オレはこの忙しい時に何してるんやろ?」と自問しつつ、それでもじっとムービーの説明に聞き入る。使い方の道筋がわかってくれば、あとは試行錯誤しながら自分の求めるイメージを作図していく。「ヒマちゃうんやけどなぁ〜」と思いながら、それでも「分かり易いプレゼンは教授の仕事」と思い直してコツコツとマウスボタンをクリックする。

 半日かけて奮戦して、頭の中のイメージに近い絵をどうにか描けるようになってきた。ところが、イラストレータで描いたイメージはそのままではPowerPointで使えないことがわかった。ん〜、、一難去ってまた一難。先日紹介したOmni Graffleで作った図もそのままではMS Office で使えない。ほんっとに、MicroSoft社製のソフトは他社のソフトとの親和性に乏しい。このMicrosoft製品に垣間見える「唯我独尊」の姿勢が私はどうにも好きになれん。

 そろそろマジメにKeynoteの利用を考えるべきかも知れん。、、、、つ、つぎはKeynoteの使い方の勉強をじっくりと、、、、、、、、、。

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2007年07月30日

国民の暮らし第一、みたいですけど、

 昨日、日曜日。午前9時半に参院選の投票に行った。休日の午前中のこと、家の前の街路は人通りも無く静かなのに、投票所に近づくに連れてたくさんの人が同じ方角に向かって行く。投票所前のスペースには自転車がいっぱいで、受付では投票用紙を貰うのに行列ができている。こんなことは初めて。こりゃ、今回の投票率はすごいぞ、と思いながら家に戻る。

 選挙の結果は自民党の惨敗。新聞・TVは惨敗の原因を探るのに熱心で様々な要因を挙げる。でもまぁそれよりも、今回、国民は自民党にちょっとお灸をすえただけなのか?それとも政権交代を求めて投票したのか?という点に私の興味はある。次期総選挙がちょっと楽しみになった。

 安倍さんが総理に就任したときのエントリで私は「取りあえずマイナス材料を並べ立てて批判しても仕方がない、応援する」と書き、でも首相就任会見を「行儀のよい学級委員長のお題目」と率直に印象を書いた。この行儀のよい学級委員長は、事あるごとにその責任は当事者にあると強調し、「なにをしているんだ、と思っている。さっそく善処するように指示をした」というセリフを繰り返す。小中高校の生徒だった頃、こういう学級委員長って確かにいたよなぁ。だいたい例外なく同級生に嫌われていたけれど、、。こういう委員長はたいてい自分の不人気に気づかない。

 そう、それで投票率。実際は過去6番目の低投票率で終わった。あかんがな〜、、
 投票してないヒトタチ、日本の大きな政界再編のキッカケとなるかも知れない選挙に参加しなかった、と云って後で嘆いても、知らんよ。 
 
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2007年07月27日

ひと仕事

昨日の眼医者さん騒動から一転、今日は研究室のムードが静かである。ただ、研究室のホワイトボードにはこんなものが、、

読める?
20070727.jpg
 これは何かの警告か? いやがらせか? ただのお知らせか? しかし、病名の前に「軽度の」と但し書きがついてたり、「ストレスの多い」と矢印付きで取って付けたように書き足してあるのがなんだか、、、。まぁいい。今日はなぜだか眼の調子が良いから許してやる。昨日貰ったヒアルロン酸の点眼液がなんだか気持ちがよい。それで眼の違和感がすっかり無くなった。視力は以前に戻った(つまり再び悪くなった)ようで、今の眼鏡でちゃんと周りが見えるし、気持ち悪くもない。

 これなら仕事が出来るわい、と思っていたところに校閲依頼を出していた論文原稿が返送されてきた。ここで余勢をかって一気に原稿を修正し、投稿までしてしまう。この論文は、ウチのプロジェクトの大きなポイントになるような仕事の論文ではないが、仕事の区切りとして一応まとめたもの。だからというわけでもないが、サクサクっと気軽に電子投稿した。メジャー雑誌に投稿するときはしっかり吟味するカバーレターもサクサクっと書いてコピーアンドペースト。一昔前なら、プリントアウトして部数をまとめて、ファイルを確かめながらフロッピーやらCDやらにコピーをとってラベルして、郵送先を確かめてタイプして、、と煩わしかったのに。電子投稿は便利便利。

 たとえ小さな論文でも投稿してしまうと、一つ仕事を果たした気分になる。まぁ、今日はこの気分のまま帰ることにする。
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2007年07月26日

病は眼から3 ー 中心性漿液性網脈絡膜症 -

少し前から感じていたのだが、どうもまた眼鏡の度が強い。10日前にレンズを再調整して貰ったのにもかかわらず、である。今朝はまた格別に強く感じた。左目がとくに見づらい。研究室に行っても眼鏡をかけて仕事(つまり液晶ディスプレイを見ること)をする気に全くならない。うぅ〜っ、眼がおかしくて吐き気もする。

 「お医者さんに行かれた方がいいと思います」というトッシーの、母親が子供に諭すような言葉に促されて昼から大学近くの眼医者さんに行った。2ヶ月ほど前にコンタクトレンズを処方して貰った眼科医院だ。
 「どうされました?」「視力が全く安定しなくて困っております」「そうですか、じゃぁ測ってみましょう」といわれて自動検眼機(オートレフラクトメーターというのか?)で調べて貰う。するとなんと、視力がかなり上がっている。乱視もなくなった。看護士さん曰く、「左目はとくに8段階良くなってますねぇ、その眼鏡ではキツイでしょうねぇ」、、、どういうこと? 私の近視人生は中学2年生から始まっているが、その時から右目より左目の方が数段近視が進んでいたはず、、。ところが測定値は、右目の方が左目よりも悪いことを示している。10日間のあいだに、そんなに視力が変わったのか? 今度は自覚症状をもとに視力測定(あの、みぎ!とか、ひだり!とかいうやつね)。さらにレンズを入れて矯正度を確かめて貰う。すると、近視が完全に矯正できても、物が二重に見える。これは乱視のレンズを入れても直らない。???

 眼医者さんはサッカーの中村俊輔選手に似ていた。「後半リードされてから、もっとタテのパスで前線にボールを送るべきやったやろ」と昨日のサウジ戦での不満を心の中でぶつけながら診察して貰う。
 角膜にはまだ少し傷が残っているそうだ。急にコンタクトで調子が悪くなったのは、ドライアイ(乾燥しやすい眼のこと、そのままか)のせいだろうとのこと。ドライアイは急に症状の出る人もいるとのことで、急にコンタクトの調子が悪くなったのはそれほど珍しいことではないそうだ。
 問題は短期間の視力の回復と、乱視レンズでは矯正できないボヤケ症状だ。角膜とレンズ(硝子体)にはそんなにひどい変形はない様子。俊輔は悩む。「可能性は薄いんですが、瞳孔を開けて眼底を見てみましょう、念のため」とアトロピンを点眼されて眼底検査を受ける。それで、水晶体と網膜とのあいだに漿液が漏れ出している徴候が見つかった。中心性漿液性網脈絡膜症というたいそうな名前の病気らしい。

 40代で、男性で、管理職で、ストレスの多い人が罹る病気らしい。ただし数ヶ月でほとんどが自然治癒するとのこと。「お酒は毎日たくさん飲まれたりしますか?」「たくさんは飲みません!」ときっぱりと答える。「お酒が関係あるとは思えませんが、気をつけてくださいね」「はいっ、気をつけます」とさらに気合いを入れて答える。んで、内服薬と点眼薬を数点もらって研究室に戻る。

 「どうやっ! ちゃんとした病気やったぞ! しかもストレスの多い人が罹る病気や」と勝ち誇ったようにみんなに告げる。「んで、当座はどうするんですか? 眼鏡合わないんでしょ? 病気が治ったら視力は元通りに悪くなるんでしょ? ということは今の状態に合う眼鏡を作ってももったいないし、コンタクトも着けられないし、、」、、おぉ、そうじゃった。確かにそれは問題じゃ。どうする?
 俊輔先生は「ストレスが原因」と言うし、思い切って休むか?、、いかんいかん、来週は大事な東京出張、再来週は宮崎で特別講義がある。、、ちょっとピンチかも、、。

*このエントリを書いている最中に、群大の富田さんから私の目を気遣うメールをいただいた。富田さん、お心遣いをいただいて恐縮です。図らずもブログでご報告することになりましたが、今のところこんな感じです、、。また飲みに行きましょう。、、、たくさんは飲みませんが、、。

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2007年07月25日

キムジュン


 眼の調子が相変わらず悪い。ワンパターンの話題ですまん。しかし本人は苦しんでいるのだ。なんやろねぇ、いったい。眼のあたりの感じが普段と違うように思う。「眼の感じがいつもと違うやろ?」とアヤっちに訊く。「はい、目つき悪いです」、、、いやそうじゃなくて、眼の感じが、、ちがうやろ?、、、ええぃっ、もういいっ!、、、、とにかく、眼はしんどくても、日々の仕事は巡りゆく。

 今日は水曜日定例のJournal Club。当番のキムジュンは自分の仕事に関連の論文を紹介する。自然、後半は彼の仕事についての話題に集中する。キムジュンはおっとりしている。「こいつほんま、わかってんのか?」と思うほど、議論の途中でむちゃくちゃ反応が悪くなる。実験はたくさんこなしているのに、重要なポイントになる実験結果を優先順位をつけずにマイペースで報告する。まるで吉本新喜劇の「すかしギャグ」のようである。「ひょっとして、こいつ、ギャグのウデを上げたんか?」、、、そんなはずはない。私ならいざ知らず、セミナー中に高度なギャグをかます余裕もギャグセンスもキムジュンにはないはずだ(「ないはずだ」って、すまんキムジュン)。そんな中で、これからちょっと面白くなりそうな実験結果が突然ふと漏らされる。一週間前に出た実験結果らしい。「なんで、そんなおもろい結果、出てすぐに言わんのや!」という私の言葉に、再びキムジュンはフリーズする。彼の名誉のために言っておくが、彼は一生懸命仕事をやっている。実験量も決して少なくはない。ただ、問題認識と次への展望が甘いのだ。

 ということで、5時半から9時まで。キムジュンのすかしギャグ、ちがうちがう発表は続いた。あ、今日はサッカーアジア杯のサウジアラビア戦やんか。と、インターネットで開始時間を調べる。試合開始は10時20分だった。「今日、サウジ戦は10時過ぎからやんか。今から帰ったら見れるがな、サウジ戦!」というと、キムジュン。「サワフジさん?サワフジさんって誰ですか?」、、、ん〜っ、こいつ、ちょっとクサいがやっぱりギャグのウデが上がったのかも知れん。

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2007年07月23日

熱血「巨人の星」


 昨日、散髪屋さんでの待ち時間に久々に「少年マガジン」を10冊ほど読み漁った。読んだのは「新約巨人の星・花形」である。ほぼ一年前に連載が始まって、その時にはこのブログでも取り上げた。

 私が読んだエピソードでは、星一徹、星飛雄馬、星明子が登場していた。星一徹は不気味なオッサンのように描かれ、飛雄馬はキャラのよくわからん若者だ。星明子はボインボインの女子高生。んで、飛雄馬の投げる球にかすることも出来ず崩れ落ちる花形の姿があった。あ、伴宙太も登場していた。不気味な伴宙太。しかしストーリーはそれなりで、作者の村上よしゆきさんは頑張って書かれているのだろう。ところどころには、原作「巨人の星」の懐かしいセリフそのものを使っている箇所もたくさんあった。
 ただ、「巨人の星」を数え切れないほど読み返し、多くのセリフを暗唱できてそのセリフの場面をアタマに思い浮かべることの出来る身としては、「新約巨人の星」でのセリフの使い方は前作のパロディにしか思えない。あえていわせてもらえれば、村上よしゆきさんは前作の読みが足りないのではないか、と感じた。「新約巨人の星」が「巨人の星」へのオマージュならば、原作者の梶原一騎さんの伝えたかったメッセージは少なくとも受け継ぐべきではないのか?と率直に思った。ほんのうわべでセリフ回しだけをなぞられてもねぇ。

 ふっくらボインボインの女子高生の星明子が、家で制服を着替えながらブラジャー姿で「女には立ち入れない、男の世界ってあるのね」みたいなことを言っても、、ねぇ。
 青雲高校野球部キャプテンの天野くん(前作では「天野」は教員で野球部長だった)が、練習を怠っていないことを示す花形のマメだらけの手を見て、「ボクはいま猛烈に感動している」と爽やかに感動しても、、ねぇ。

 あの「巨人の星」の舞台設定で、村上よしゆきさんの創作をいくら入れて貰ってもかまわないから、その代わりキャラクターの名前を変えてくれないかな、とやっぱ率直に思った。あのストーリーだと、名前が同じである必要がないがな。
 入れ替わりの激しい今のコミックス業界で1年以上連載して、しかも単行本も4巻以上出版されていて、、、ということから見ても、本作は若い読者層のあいだで人気を博しているのだろう。「新約巨人の星」の名前は別に要らんがな。前作との関係の中で本作を作り上げるつもりならば、頼むから前作のメッセージもどこかで引き継いでよ、、。前作の大ファンのオッサンはそう思う。

 巨人の星は、その熱血ぶりがむやみにテレビでパロディ化され続けてきたために、多くの誤解を生んでいる。この際だから、言わせて貰っとく。例えば!
 ○星一徹といえば、卓袱台をひっくり返す場面が有名だが、原作では、彼が卓袱台をひっくり返したのは一度だけである。それも「ひっくり返した」のではなく、飛雄馬を殴ったときに「ひっくり返った」のだ。
 ○有名な「オレはいま猛烈に感動している」という飛雄馬のセリフの場面。パロディでは決まってみんなが大泣きするのだが、原作でのシチュエーションは全く違う。あのセリフは、飛雄馬の球を傷だらけになって何度も倒された挙げ句にやっとキャッチできた伴宙太を見て飛雄馬が心の中で呟いた言葉である。口に出していないのだ。青雲高校の正規のキャッチャーが飛雄馬の球を捕れず、部外者の伴宙太が捕れたときに飛雄馬はこのセリフを呟く。つまり、自分がチームの中で投手としてやっていけないことを悟った飛雄馬がむなしく漏らした言葉が「オレはいま猛烈に感動している」であり、「、、、それはあの伴宙太という男のせいだ。しかし、猛烈に悲しい、」と続くのである。この空しく絞り出されたセリフがパロディになってるのを見るのは、オッチャンはクヤシイのだ。

 「巨人の星」バカですまん。でも、もし機会があったら「巨人の星」全巻を読んでみてくれ。梶原一騎さんのメッセージは、よく知られたパロディの中にはない。

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2007年07月22日

かわもっちゃん


 先週末、帯広畜産大学の川本恵子さんが研究室を訪ねてくれた。彼女は私の大学時代の研究室の後輩で細菌学領域の研究者として同志でもある。と書くと昔から親交があったように聞こえるが実はそうではない。彼女とちゃんと話をしたのは、この春に私が帯広畜産大学でセミナーをしたときが初めてなのだ。彼女が同じ大学出身なのは知っていたが、同じ研究室の所属だったというのはそのとき始めて聞いた。私も同時期に研究室にいたのに、すっかり失念していたのだった(すまんすまん。でもそれには、ここには書けないちょっとした理由もあったのよ)。
 ということで、ちゃんと知り合ってまだ日も浅いのだが、彼女とはよく話が弾む。なかなかに面白いキャラである。この日はマミちゃん得意のグルメ本お勧めの心斎橋のとある店で、川本さん、マミちゃん、私で会食&痛飲した。
 
 若い頃(あ、ごめん。今でも若いよな)にバイオリンを習得し、さらにチェロの演奏を習うために帯広で苦労して先生を見つけ出して、修練を積んで今はかなり弾けるようになったとか、、。休暇を取って利尻島で釣りをしたりとか、、。アクティブに人生送っとるなぁ、と感心する。読書の範囲もすこぶる広い。最も感動した村上春樹作品が「アンダーグラウンド」であるということでは私とすっかり意気投合した。

 彼女は、帯広畜産大学に移ってから、それまでの得意とする分野から少し研究の方向転換を余儀なくされている。まぁ、でも持ち前の好奇心からすれば、そんなことは屁でもないはずだ(私としたことがお下品な表現をしてしまいました。お詫び申し上げます)。

 おたがい、頑張っていきまっしょい。

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2007年07月17日

新潟県中越沖地震


 休日出勤で雑用を片付けていた昨日の午前中、僅かな揺れを感じた。「地震かぁ?」と思ったが、あいにく教授室には何かから吊り下がっているような、揺れを確認できるようなモノがない。「疲れてるんかも知れん」と心中思いながらそのまま仕事を続けた。この日、新潟中越沖地震が起こっていて、同時に関西でも揺れが観測されていたのを知ったのは午後に帰宅してからのことである。

 阪神大震災を、私自身の被害は軽微ではあったものの、経験した身にとって、地震被害はやはり人ごとではない。被災者の方々の心労は(私なりに)ある程度想像ができる。大変つらい思いをされていることだと思う。これから夏に向かうという季節であったことは、先の中越地震のことを考えるとまだわずかな救いであったかも知れない。遠い大阪にあって出来ることはほとんど無い。みなさん頑張ってください、と願うばかりである。阪神大震災の直後、「同規模の地震が関東で起きたときはどうなるか?」というシミュレーションを繰り返す関東キー局のTV放送に強い憤りを覚えたのを思い出した。しかし、心情的には「人ごとではない」と感じても、物理的に当事者には勿論なれない。ただ、とってつけたようなコメントはするべきではない、というか、そんなものは場違い以外の何ものでもない。

 それで、、、あるTV報道番組。
 政治事件でも、収賄事件でも、殺人事件でも、なんにつけ「人間の心の闇」とか「社会のひずみ」というコメントで締めくくるニュースキャスターがいる。今回の地震被害でも、彼が同様のコメントをしているのを聞いた。このニュースでそのコメントは違うだろう、という感想もある。、が、それよりも何よりも、私はこういう思考停止を誘うセリフが大嫌いである。

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2007年07月15日

一安心、助かったっす。


 相変わらず眼がたまらん。午前中、コンタクトレンズをして熱帯魚水槽のお世話をする。ここんとこ世話ができなくて水草が生え放題だったので、思い切って水草の多くを根元近くからカット。かなりスッキリした。作業が終わってコンタクトをはずし、眼鏡にかえてボウッとテレビを見ていても眼がつらい。手元の字は読めないので新聞も本もダメ、、。あまりにたまらんので、火曜日に届くというレンズが早めに届いていないのか確かめるために眼鏡屋さんに電話する。すると「届いてます」という返事。電話してきてよ、、と思いながらいそいそ眼鏡屋に行ってレンズ交換して貰う。助かったっす。おかげでまともにものが見えるようになった。

 台風4号が午前中に関西を直撃するということだったが、和歌山県潮岬沖を通過した模様だ。結局、今日このあたりは一滴の雨も降らなかった。今は日本列島から離れつつあるようだ。それにしても、TVの台風情報の実況中継っていうのは必要なのか?、、、「こちらは凄い風で、このように立っていられない状況ですっ!」、、ってそんなとこでカメラさんや音声さん引き連れて中継せんでもええがな。「こちらは凄い高波ですっ!」、、って、わかったからアンタが避難しなさい。

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2007年07月13日

許してチョ


 眼医者さんからコンタクトレンズの装着を止められて三日が過ぎた。目の充血はいちおうおさまっている。ただ、当たり前だがコンタクトを着けていないので目は見えない。眼鏡はやっぱりぜんぜん度が合っていなくてダメ。けど、見えないままでは仕事はできない。無理して眼鏡をかけて論文を書いたりメールを打ったりしていると夕方には頭痛と肩こり、目の凝りの三重苦である。いきおい、早め早めに仕事を切り上げて帰ることになる。先日依頼した眼鏡レンズの交換ができるのは来週火曜日(なんでそんなにかかるんや?)の予定。コンタクトレンズ解禁の日も同じ来週火曜日。それまでこの苦しみは続きそう。新聞も満足に読めん。

 今も眼鏡を外して、ぼやけた視界の中でこれを書いている。自分の打った字があまり見えていない。文字化けや誤変換があったりしてもわからない。もし誤変換なんかがあったとしても、湯留仕手苦麗、、。

 ということで、このブログ、しばらく手を抜きます。それでは。

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2007年07月11日

祝・一周年


 この Yas's Green Recipes を始めて今日で一年。

 おめでとうございます(他人にとっては別にめでたくもないか)。始めた頃は1日10ヒットほど、今は1日平均80ヒットほど、100ヒットの日もボチボチ出てきました。これも皆様のご愛顧に支えられてのことでございます。一年間おつきあいありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 始めた頃は、「何かまともなことを書かねば」と気負いもございましたが今はそんな思いも雲散霧消、自由に書かせていただいております。ネタをもとに書いているとすぐにネタは尽きます。一時はネタ探しに苦しみましたが、適当に思いつくまま書くようになったある日からもう、楽しく楽しく日々を綴ることができるようになりました。だいたいあなた、毎日毎日研究室に詰めていて華やかでもない研究や面白くもない雑用なんぞをやっていて、そんなにいつも実のあることなんか書けませんがな。ただ、当たり前のことをもったいぶって書いたり、退屈な繰り言の記録に陥ることのない様に、楽しく読んでいただけるように工夫するのみでございます。

 ということで、今後ともよろしくお願い申し上げまする。、、あぁっもうっ!眼がしんどい。

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2007年07月10日

病は眼から2

 「巨人の星」の主人公、星飛雄馬は青雲高校時代、夏の甲子園大会決勝で宿命のライバル花形とついに相まみえるとき、すでに準決勝戦で爪を割って負傷して全力を挙げることができなかった。
 「あしたのジョー」の矢吹丈はようやくたどり着いたホセ・メンドーサとの世界タイトル戦のとき、すでにそれまでの相手のパンチにおかされて半ばパンチドランカーとなっていた。

 そしていま私も、雑用がやたら多くて次々とこなせばならぬときに、眼の故障に苦しんで全力を挙げることができないでいる、、、、、、、、、、、、、。

 今から思えば、イタリア出張のときに飛行機内の気圧差で保存液が涸れてしまったコンタクトレンズを無理に装着したせいだ。眼の充血が止まらん。先週はだましだまし過ごしてきたものの今朝はたまらず眼医者さんへ。
 「コンタクトで無理しましたね〜? 角膜が傷だらけですよ〜。しばらくコンタクトレンズは着けないでくださいね〜」と眼医者さんに言われ、抗生剤とビタミンB2をもらって帰ってくる。ビタミンB2って、リボフラビンやんけ。古典的なDisc PAGE でアクリルアミドを重合させるのによく使った。あの試薬でもええんちゃうん?、、、、研究者がよく思うことである。試薬のリボフラビンを点眼する気はないくせに、一度は思ってしまう。

 コンタクトレンズが使えないので日常は眼鏡になる。これがまた、、先月に新しいのを作ったのだがどうも度が合っていない。矯正度が強すぎて、夕方になると眼と眉間とついでに首筋も疲れてヘロヘロになって仕事ができん。困り果てて眼鏡屋さんに電話すると、「お持ちいただければ、無償で再度調整いたしますよ」との返事。なに? なぜそれを早く言わん? と見当外れな愚痴を言いつつさっそく夕方に再調整のため眼鏡屋さんへ。

 ところが、眼鏡屋さんで視力検査するとなぜか今の眼鏡で見えてしまうのだ、、。「いや〜、、今の眼鏡で合っているようですけど?」と疑わしげに店員さんがこちらを見る。いや、変なクレーマーと違いますよ、ホントに昼間は見えないんですよ、と言い訳しながらとりあえず矯正度を左右ともひとつずつ下げて貰うことにした。

 ところで眼鏡屋さんの隣には本屋さんがある。お?そうそう、本を買っちゃお、とばかり眼鏡屋さんを出たあとに本を3〜4冊買う。わたしにはどうやら眼を休める気はなさそうだ。ほんだら仕事もせなあかんがな、、。

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2007年07月08日

たなばた

 昨日の7月7日は七夕。けど私ら研究者には牽牛・織姫のロマンチックな話なんぞは関係ない。
朝から科学研究費補助金・特定領域「感染現象マトリックス」の班会議のお世話をした。この「感染マトリックス」はスタート2年目。公募研究の先生方にとっては1年目。研究項目(ハシラといったりする)「グラム陽性菌」代表の歯学部の川端さんと合同で、「細菌毒素」ハシラの班会議を一緒にやったのだ。

 これまで顔合わせ程度の班会議はあったが、仕事の内容について議論するホントの会合は初めて。それも、特定領域の設定した目標の下で研究費を配分されている研究者達の集まりなので、ただ仕事の内容を発表するだけではすまない。領域全体やハシラでそれなりに成果が上がるように要求されるので、それぞれの先生方の仕事の進捗状況が気になるところ。とりあえず班会議みたいなことをセットしたけど、こんなんでええんかなぁ? と会の最中にも何度か自問自答する。

 んで、とどこおりなく予定のプログラムが終わってホッと一息。会のあとのパーティーも終わって、川端さんとその研究室の寺尾さん、北大の東さん、群馬大の富田さん、ウチのマミちゃんとで梅田に出てちょっと飲み会。さらに寺尾さん富田さんと、3次会、最後はラーメンで締めてみんなと別れ、タクシーを拾って帰宅。
 私はタクシーの運転手さんと話をするのがわりと好きである。「梅雨やぁ〜、ゆうてもぜんぜん雨が降りませんなぁ」と運転手さん。「雨は降れへんかったけど、七夕さんはあきませんでしたか?」、と私。「は?」「いや、七夕の星は、、今日は見えませんでしたか?」「あぁ〜、今日は七夕でしたっけ。タクシーの運転手なんかしてたらそんなん忘れてしまいますわ。」、、タクシーの運転手さんにも、牽牛・織姫のロマンチックな話なんぞ関係なかったようだ。働く人は忙しいのだ(変な文章か?)。

*そうそう、この7月7日の七夕の日は、以前のエントリで紹介した「裂けたパスポート」のヒロイン、マレッタの誕生日だった。関係ないけどちょっと思い出した。

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2007年07月06日

基礎セミナー

 本日、金曜日は私の担当する講義「基礎セミナー、分子細菌学の魅力!」がある。「基礎セミナー」とは教員提案型の講義で、年度初めの履修案内で講義の内容を紹介し、それを見て学生が受講申請をするという、一種の選択科目である。講義の時間枠は提案時には一応指定をするが、学生と教員との相談の上で最終的に時間枠を決めたりする。夏期集中講義にしてしまうこともありだ。全学で多くの種類の基礎セミナーが提案され、科目自体は必須ではないので、ひとつの基礎セミナーの受講学生数はおおむね少ない。今年の「分子細菌学の魅力!」の受講生は最終的には8人だった。医学部医学科、保健学科、歯学部、理学部生物科学科などを専攻する学生達である。

 私の基礎セミナーのテーマはふたつある。ひとつはもちろん「細菌学」。もうひとつは「話をすること」である。これを私は 「Talking Bacteriology」 と呼んでいる。これは、人は話をするときに最もアタマを働かせるものである、と言う私の思いこみが根拠になっている。講義でテーマに沿った内容を紹介しつつ、それにまつわる色んなことを質問して学生に答えてもらう。正しい知識にしろ、口から出任せにしろ、辻褄を合わせるためには誰しもアタマを働かせる。そこが狙いだ。こうしてこれまで、最初は静かだったがセメスターの終わりにはとっても饒舌な学生の集まりになった年、イマイチだった年、はじめから最後まで饒舌だった年、様々なクラスがあった。

 今年のみんなは、、、一言でいうとマジメである。メチャクチャ熱心にノートをとっている。ただ、質問すると、自分で考える前にノートをバタバタっとさぐって答えを見つけようとするのが面白くない。たいてい私は正解なんぞよりもノートにメモされていないオリジナリティのある答えを期待しているのだが、、、。残念ながら、基礎セミナーの期間内に自分で考えるという単純な境地に目覚めてくれる学生さんはそれほど多くない。まっ、いいけどね。きっかけになってくれれば。

 考えてみればこの基礎セミナーを始めて5〜6年。そのあいだに受講する学生さん達はいつのまにやら我が息子よりも年下になった。こうやってセミナーを続けて、その受講生の中から細菌学とTalk に目覚めて唄って踊って喋れる細菌学者が生まれてきてくれたら、、嬉しいけどね。

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2007年07月04日

病は眼から


 イタリアで調子の悪かった目の状態がいまだ良くならない。昨日の夕方あたりから今度は充血しはじめた。今朝も眼は腫れたまま。仕方ないのでコンタクトレンズをせずに眼鏡をかけて出勤する。滅多にない眼鏡姿に、研究室のみんなが心配し、してくれない。

 「ほらほら、眼がこんなに充血して、、ほらほら」と訴える私に、「もう!病院行ったらいいじゃないですか!」とアヤっちはいつもの決まり文句。カミちゃんは「へっ」っと鼻で笑う。なにも言わずにこちらを見てくれるマミちゃんは、、眉間にシワを寄せていて、心配してくれているのかうるさがられているのかイマイチわからない。まぁ、いつも何かちょっとしたことでも大騒ぎをするのだから、無理もないかも、、。

 眼鏡は先日作ったばかり。だからまだ感覚がフィットしないのか、よく見えたりそうでもなかったり、、。私はコンタクトレンズを装着し始めて30年のベテランである。だから眼鏡が何ともしっくり来ない。だが眼鏡を外すと目の前のディスプレイの字も見えない。論文執筆に夕方まで格闘したが、ギブアップ。早々に帰宅することに。もうちょっとなんですけど、、論文。今晩はゆっくり休んで明日にかけることにする。言っときますが、老眼ではありませんから。近くはちゃんと見えますから、、。
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2007年07月03日

春すぎて 夏きにけらし


 イタリアから帰ってきたら7月になっていた。時差ボケはまだ少し残っている。眼の調子は相変わらずよくない。視力が一定しないのだ。よく見えたり、見えなくなったり。なんだかなぁ、、。「遠くでも近くでも、要するに見るための調整力の低下した状態が老眼なんだよ」とETOXで岩城さんに言われた。そんなら老眼か?、、、なんだかなぁ。結構高い眼鏡を作ったばかりなんですけど、、。

 トッシーが髪を短く切っていた。「春と夏がいっぺんに来たみたいでしょ」と言う。春と夏?いっぺんに来た?、、「盆と正月が一緒に来たよう」っていうのは聞くが、、、春と夏がいっぺんに来る?、、。春と夏がいっぺんに来たら夏の勝ちやがな。、、夏がいっぺんに来た、でええがな、、、、、い、いやまぁ、とにかくすっきりした、ということだろう。うん、確かにスッキリした。この夏もみんなで頑張ろうね。

 ETOXの非日常から日常に戻ってきた研究室はなんだか静かである。9月のあわじフォーラムまで大きなイベントもないし、取り掛かっている論文を早めに仕上げて、じっくり研究のことを楽しみたい。夏休みもちゃんと休みまする。
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