2007年06月26日

ETOX4日目


 4日目(6月26日)、朝。早めに朝食を済ませ、会場に出向く。前にも書いたように会場が妙にタテに長いので、前席の確保が熾烈な競争状態になっている。そこで私たちはセッションが始まる45分前に来て2列目の席を確保。その席でセッションまでの時間にこれを書いている。

 ETOXの発表内容が玉石混淆なのは昔と変わらないが、最近はさらに首をかしげる演題が多くなってきた。特定の研究グループからの発表が妙に多い。そんなん、一人がまとめて喋ればええやろ、と思う。それから明らかに研究の質が低いものも数多くなった。重鎮が学生修士レベルの内容を話すような発表もあった。

 どうも欧米の毒素研究者も日本の毒素研究者と同じジレンマに陥りつつあるようだ。感染症の中での毒素に対する世間一般の興味が薄れている中で、研究者だけが後生大事に自分の好きな毒素を抱え込んであーでもないこーでもないと自慰に近い研究を展開している。けれど、日本に比べて、欧米ではまだ研究者人口がそれなりに多いので、毒素研究と言うだけである程度認知されてしまってるようなところがあるのではないか。それで、他の分野に比べて気づかぬうちに研究のレベルが下がってしまっていく、、、。

 今日は昼からエクスカーションがある。また、報告します。
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posted by Yas at 15:27| Comment(1) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする