2007年06月30日

ETOX 余話


 本日(6月30日)、日本時間午前9時20分頃に関西国際空港に帰ってきた。一般によく言われるが、地球を東から西に飛ぶ場合よりも西から東に飛ぶ場合の方が時差ボケはひどい。だからヨーロッパから日本に帰ってきた直後の私はヘロヘロだった。帰宅して久しぶりにコテコテ和風(ざるそばですけど)の昼食をとったあと、小一時間ほど居眠りしてちょっと回復した。まだ眠いが、このあととりあえず通常の就寝時間まで頑張って起きておき、一挙に時差ボケ解消を目論む。

 ETOXに限らずこのサイズの国際会議はだいたい忙しい。んで会期中での小さなエピソードなどを報告するヒマがなかったので忘れないあいだにいろいろと書いてみることにする。

 初日、シャトルバスの迎えを待つ集合場所で、3年ぶりにINSERMの Emmanuel Lemichez と出会う。「久しぶり、もう結婚したか?」といきなり不躾なことを尋ねる。「してない。オレは自由だ」とのたまう。結構結構。そういえばアンタに貰ったポプリのマット、まだ香りが消えてないよと言おうとして、ポプリって英語でなんて云うんや?、と考えて一瞬口ごもってしまって上手く英語にならない。まだ充分に英語アタマになってないな、、もっとも、英語アタマになったとしてもそもそもたいした英語力でもないが、、。国際会議の初日はだいたいこんなもんだ。

 そのEmmanuel、何日目かに近づいてきて、「Klaus Aktories がお前と Discussion したいと言ってたけど、気をつけた方がいいぜ」と伝えてくれる。このDr. Aktories はドイツの毒素研究の重鎮である。DNTの作用機構の時に競合し、今またパスツレラ毒素の作用の解析で競合している。DNT(彼らはよく似た毒素のCNFをやっていたが)の作用の時はスッキリしない格好 で彼らに先鞭をつけられてしまった。この会期中、こちらはあくまで知らんぷりんをしていると、会場で私の隣の席にやってきて、「So,,, What is the mechanism of Pasteurella toxin?」と聞いてくる。「I don't know, That is what I want to know」と私。すると「I know you know」と返してくる。知るか!、、勝手にせい。振り返ると後ろで Emmanuel がウインクしている。
 Aktories は続ける(以下、正確に覚えていないので日本語)。「けど、パスツレラ毒素の構造の仕事は見事だった。私は君に負けた。君は勝った。それに作用解析でも私らよりも先を走っている。けど、Joachim の発表を聞けばわかると思うが、われわれも君のすぐ後ろにいるぞ」、、、Aktories はいつもこんなことを言う。

PICT0060.JPG Joachim は Aktories のところのポスドクである。なかなか誠実そうないい男だ。彼とETOXで会うのは3度目になる。

Joachim と。

 んで、こっちからそのJoachim に「So,,, What is the mechanism of Pasteurella toxin?」と訊いてやる。Joachim は困ってしまう。続けて私、「I know you know」、、、 ふん!仕返しじゃ。


 ETOXではポスター発表参加者の中から、質の高いものを採択して口頭発表させるシステムがある。ETOX9からこれまで私の研究グループでは2度採択されたことがあるが、今回はカミちゃん、アヤっちのどちらの演題も採択されなかった。藤永さんの演題も不採択。岩城さんの演題は見事採択。内容からいって当然である。けど、岩城さん以外のどの日本人のポスター演題も、他の採択演題と比較して遜色ないばかりか充分に内容的に凌駕していると思うのだが、、。
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 カミちゃんとアヤっち、ポスター前にて。


 「ETOXはEuropean Workshop on Bacterial Protein Toxins だから採択されないのも仕方ない。われわれは Japanese やし、、」とわけのわからん八つ当たりで Eric Oswald に愚痴る。彼は親日家である。そのことを藤永さんに伝えようとして、「Eric is a Japan addict (日本かぶれ、日本中毒)」と言ってしまった。ちょっとあんまりよくない表現かも、、。あとで調べるとちゃんと Japanophile (親日家)という言葉があるらしい。まぁいいか、発音が難しそうやし、、。

PICT0057.JPG 親日家の Eric 。

 ETOXでこれまで何度も見かけていたのだが、話したことのなかった人(カナダ人だった)と休憩時間中に同じテーブルになった。家族で一緒に来ている。息子さんは味噌汁が好きだそうな、、。味噌汁好きの外人というのは初めて聞いたぞ。私たちが、ポケモンやウルトラマンを生んだ日本から来たと知って、息子さんが尋ねる。

「ねぇねぇ、バナナって日本語でなんていうの?」、、、、、「バナナ」
「ラズベリーは?」、、、、、、、、「ラズベリー」

 んんっ〜、話が弾まん。でも本当なんだから仕方ない。日本にはカタカナという便利な字があって、よそサマの言葉でもなんでも、日本オリジナルに作り変えてしまうのよ。君の好きな日本のキャラクターも「ポケットモンスター」やし「ウルトラマン」やろ?

 最終日、Closing Remarks 。
ETOXの Closing Remarks は単なる挨拶ではない。アカデミックプログラムで展開された話題をまとめてレビューすることになっている。今回は Joe Barbieri (Medical College of Wisconsin) が担当した。彼はその Remarks の中でパスツレラ毒素の話題に触れたときに、口頭発表にもなっていない私たちの仕事をあえて紹介してくれた。「これは重要な仕事である」とも。、、、ちょっと溜飲が下がった、というか、嬉しかった。

 Farewell Party で別れ間際、Aktories が「お前の仕事、口頭発表で取り上げなくてすまん」と言う。おいおい、あんたはこの会のcommitee memberでも何でもないやろ。
 隣にいた Karla という女性研究者も言う。「あのパスツレラ毒素の構造の仕事、あなたのなの? ウチのポスドクが褒めてたわよ」、、ありがとうございます、、って、おい。オレはお前よりずっと研究のキャリア長いんやけど、、。
 なんか納得のいかないものを残しつつ、それでも Joe の言葉に気をよくしながら、ETOXは終わった。

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帰りの飛行機にて、、。






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2007年06月28日

ETOX最終日

 料理の味の基本はカツオダシと昆布ダシである。誰が何といおうとカツオと昆布だ。そんで調味料は醤油に限る。
 ところが会議のあいだに出てくる料理はオリーブオイルと塩で味がとっても濃い。毎日そんな料理に攻められ、それを胃腸薬で迎え撃つという攻防を続けてもう五日。とうとうアカデミックセッションが終わった。やれやれ。最後に予定されているFarewell Party までの短い間にこれを書いている。

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カミちゃん、疲れもピークで乾いた笑顔





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アヤっち。呆然の態








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藤永さんは疲れていてもピシッと、、、







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  岩城さん。疲れているのに最後の気力で笑顔でポーズ。




 学会の模様は、また研究室HPの A la Carteのページでアップします。よろしく。それでは、イタリアからご機嫌よう、さいなら、さいなら、さいなら。

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2007年06月26日

ETOX4日目


 4日目(6月26日)、朝。早めに朝食を済ませ、会場に出向く。前にも書いたように会場が妙にタテに長いので、前席の確保が熾烈な競争状態になっている。そこで私たちはセッションが始まる45分前に来て2列目の席を確保。その席でセッションまでの時間にこれを書いている。

 ETOXの発表内容が玉石混淆なのは昔と変わらないが、最近はさらに首をかしげる演題が多くなってきた。特定の研究グループからの発表が妙に多い。そんなん、一人がまとめて喋ればええやろ、と思う。それから明らかに研究の質が低いものも数多くなった。重鎮が学生修士レベルの内容を話すような発表もあった。

 どうも欧米の毒素研究者も日本の毒素研究者と同じジレンマに陥りつつあるようだ。感染症の中での毒素に対する世間一般の興味が薄れている中で、研究者だけが後生大事に自分の好きな毒素を抱え込んであーでもないこーでもないと自慰に近い研究を展開している。けれど、日本に比べて、欧米ではまだ研究者人口がそれなりに多いので、毒素研究と言うだけである程度認知されてしまってるようなところがあるのではないか。それで、他の分野に比べて気づかぬうちに研究のレベルが下がってしまっていく、、、。

 今日は昼からエクスカーションがある。また、報告します。
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2007年06月25日

ETOX3日目


 今回のETOXの日本人参加者は5人。私やカミちゃんとアヤっち、それから感染研の岩城さんと微研感染症センターの藤永さんである。口頭発表の会場がやたらタテに長く、液晶プロジェクターの質もそれほどよろしくないようで、後部の席に陣取るとほとんどなにも見えない。ただでさえ聞き取りが苦手な日本人には致命的だ。んで、日本人がほとんどみんな最前列に陣取って聴いている。なかなか熱心だ。

 ところが、私は最近どうも近眼(老眼ではない!)が進んでいて、最前列に座ってもスライドの字がよく見えないことがわかった。ちょっと愕然。見にくい字を目を凝らしてみていると、今度は演者の話が聞き取れない。すっごいストレスフルな時間を二日間過ごして、かなり疲弊してきた。今は昼休み。ホテルのロビーで一服しながらこれを書いているが、ちょっと疲れが続きそう。

 8年前にETOX9に参加したときは知っている外国人研究者が誰もいなくてさみしい思いをしたが、今は向こうから近づいてきてくれる。継続は力か。私がホリグチで、どんな仕事をしているか理解してくれて、さらにそれを評価してくれているのがよくわかって嬉しい。こういう世界の広がり方はいつも嬉しいものだ。

 それにしても暑い。この地方の気候は日本のそれとよく似ているようで、湿気が高い。ヨーロッパで一般的に想像する乾燥した気候を期待していたので、ちょっと厳しい。、、あ、ポスターセッションが始まった。行ってきます。

posted by Yas at 21:05| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

ETOX前夜


 おはようございます。日本の皆様、、。こちらは、お休みなさい、の時間ですが、、。という風に考えると、ヨーロッパと日本は睡眠時間分だけ時差があるということか、、。

20070623(001).jpg とりあえず、ホテルに着き、welcome cocktail とOpening Lecture があり、いまディナーが終わったところ、、。
Welcome coktail の模様、、小さすぎてようわからんね。

 いつものように、ディナーがあって、そのあと、、このブログを書いてます。あかん。眠い。明日朝起きたら、それなりに更新しまっす。

 一晩寝た。一昨日からの出来事を報告する。
 結局23日の午前1時にローマ空港に到着。やれやれと思うのもつかの間、今度はアヤっちの荷物が出てこない。最後まで待ったが結局ターンテーブルには現れず、荷物紛失のテーブルに向かう。テーブルには5~6グループが紛失手続きをしている様子。アヤっちは最後のクレーム客になった。
ターンテーブルを振り返ると、乗客はもう一人もいないのに10個ほどの荷物が残されて回転寿司屋のバッテラのようにくるくる回っている。かなりの誤配があったようだ。この日のルフトハンザは便の遅延にからんでかなり混乱している。手続きが終わり、到着ロビーに出たときは午前3時。この日に到着ロビーを出る最後の乗客になった。

 まもなく、ローマ市内への夜間バスが出る時間なのだが、今度はその乗車場所が見つからない。もう三人でウロウロするわ疲れ果てるわ、、というときにタクシーが通りがかった。さいわい正規のタクシーのようだったので、すぐさま乗り込みローマ市内へ、、。ホテル前で降りるときに、「いったい、何時に到着したんだ? あんな時間にウロウロしているから変に思ったよ」と運転手さんに言われる始末、、。やっとのことで午前4時にホテル着、、部屋に入ってすぐに寝る。

 翌朝、ホテル近くのテルミニ駅から直行列車で再び空港へ、、。そこで学会が手配したバスに乗って、会場に午後3時頃到着した。、、現在、プログラム2日目でみんな順調に頑張っている。アヤっちの荷物も(一時はどうなることかと思ったが)さっきホテルに届いた。ランチからポスターセッションのあいだの時間を利用してこれを書いているが、学会の様子については明日以降にまた報告する。
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2007年06月23日

フランクフルト空港にて


 3時間40分ほど遅れた飛行機でフランクフルト着。予定の乗り継ぎ便(午後4時45分発)はもちろんすでに出発している。そこはさすがにルフトハンザ、すかさず次の便の予約を組んでくれた。午後9時45分発。トランスファーセンターでの発券もスムーズに終わる。が、肝心の飛行機が再び遅延。今、午後10時15分。まだ飛行機は出ない。再三の遅延アナウンスメントで、今は午後11時発ということになっているが、どうなることやら、、、。

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 カミちゃんとアヤっちはこんな感じ
お疲れです。

 ホテルはカミちゃんが連絡してくれて、キャンセル扱いにせず到着を待ってくれる模様だ。
私はすでにこの空港でもビールを飲んだ。日本での起床時間から計算すると、24時間経っている勘定になる。まだこれから順調に出発してもローマまで2時間、それからローマ市内まで40〜50分、、、長い戦いは続く、、、、。
posted by Yas at 05:20| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

関西国際空港にて

 今、関西国際空港にいる。今日の午前10時前の飛行機でフランクフルトへ飛ぶはずだったのが、機材の到着遅れで午後の出発になった。私が空港に到着したのが午前7時。それからはダラダラと待ち時間を過ごしている。こんなに長く関空にいるのは初めてである。けどやることないしねぇ〜。フランクフルトには3〜4時間遅れで到着になるので、予定の乗り継ぎ便には乗れない。後発便に乗れたとしても、ローマ着は夜中になる。それから空港から離れたローマ市内のホテルに行くことを考えねばならん。ん〜、前途多難なり、というか、邪魔くさ、、。

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 今回の会議に同行するカミちゃんとアヤっちも手持ちぶさたのようだ。
こんな感じで待っている。

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 飛行機会社からはお詫びの食事クーポン券が配られた。そいで昼ご飯を食べて、さらにやることがなくなってついに搭乗口のスタンドでビールに手を出す。

んで、すぐになくなった。

 搭乗予定までまだ1時間。あ、あと一杯、、い、いや、いかんいかん、、、。

posted by Yas at 12:25| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

「裂けたパスポート」


 明日からイタリアに行く。European Workshop on bacterial protein toxins (ETOX) に出席するのだ。ETOXは隔年でヨーロッパ各地で開催される。だからこの学会に参加すると二年ごとにヨーロッパのどこかに出張することになる。今年はローマに近いViterboという観光地で開催される。私はこのETOXに参加し始めて5回目(その様子はここ でご覧ください)になる。んで、そのたびにヨーロッパの各地を訪ねたことになる。

 私のヨーロッパ観の根底にはひとつの劇画がある。その劇画は「裂けたパスポート」という。その劇画の主人公は高校卒業と同時にフランスに渡って10年以上になる日本人で羅生豪介(らもうごうすけ)という。彼は、なんでも屋というのか便利屋というのか、パスポートひとつでヨーロッパを渡りまわりながら依頼者の便宜を図る、という仕事をしている。それで、舞台はヨーロッパ各地を転々とする。時代は1980年前後、、ヨーロッパ共産圏が現として存在した時代である。私はETOXに出かける前には、必ずそのヨーロッパの国や街が舞台となる「裂けたパスポート」のエピソードを復習する(つまり、私は全巻を持っている)。それを読むだけで、これから向かうヨーロッパの街がなんだか懐かしい馴染みの街になるのだ。
 今回の目的地のひとつはローマ。豪介はもちろんローマにも登場している。そのエピソードのタイトルは「殺し屋マッカラム」。豪介が病気の妻を抱えた殺し屋に狙われる、というストーリーだ。興味のある方はググってみてチョ。本作品は確かどこかのビッグサイトでネット配信されているはず、、、。

 豪介のパートナーとなるヒロインの名はマレッタ。登場時は13歳、シリーズ中に女子高生になる。もとは売春を生業とする家出少女だったが、羅生に拾われて聡明な人間性を一杯に開花させ、時に羅生を助けることになる。豪介もマレッタも強烈に魅力的な人物として描かれている。私はこの作品ひとつで、作者の御厨さと美氏は当代随一の名劇画家であると認めている。

 もちろん「裂けたパスポート」は私にとっての名劇画ベスト10に入る。、、、
え?あとの9作品は何かって?、、、えぇ〜っと(以下、連続もの未完は除く)、、絶対に「あしたのジョー」と「巨人の星」は入るわな、、。手塚治虫「陽だまりの樹」「火の鳥」「アドルフに告ぐ」、佐々木守/水島新司「男どアホウ甲子園」、鳥山明「ドラゴンボール」、かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」、岩明均「寄生獣」、高橋留美子「めぞん一刻」、大友克洋「AKIRA」、あだち充「タッチ」、真樹日佐夫/影丸譲也「ワル」、井上雄彦「SLAM DUNK」、、、、ん〜っ、全部ベスト10じゃ!

posted by Yas at 22:27| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

「流行」と書いて「はやり」と読む


 はしかが流行っている。百日咳も流行ってるぞ、、。イタリアでは超高度薬剤耐性の結核菌が見つかった。さて、ここで問題。はしかの原因はウイルスか細菌か? 百日咳の原因は? 百日咳ってどんな病気? 結核菌って、ウイルスか細菌か?、、、これに全て正解できたひと。あなたは大阪大学医学部3年生の学生さんの平均よりも、感染症に関する知識があるかも知れません。

 実際、私は自分の講義の最初にこのような質問をする。そして毎年、満足に答えられる学生はかなり少ない。
「君ら、野犬に迂闊に手を出したら噛まれる、ということを知ってるやろ、、山でクマに出会えばやばい、ということもわかるやろ、、同じように君らに危害を及ぼす微生物のことをもっと知らなあかんのんちゃうん?」ということから私の講義は始まる。実際、ウイルスと細菌の区別のつかない医学生が普通なのだ、、。

 それほどに、感染症というのは身近な存在ではなくなった。
「感染症は怖いよ怖いよイッヒッヒ。だから勉強しましょ、研究しましょ」とか言うつもりはないが、「あ、流行ってないわ、感染症(学問として、という意味)、、」と思う。
感染症という学問をして糊口をしのぐ身としては反省しきりである。感染症をもっと面白い学問にせねば、ということで毎日模索している。

 とりあえず、明後日からイタリア出張。超高度薬剤耐性結核菌に気をつけて行ってきます。


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2007年06月19日

ファイトとガッツのクールビズ

ただいま午後6時。羽田空港にいる。

 今日は久しぶりに丸の内某所で会議があった。お堅いところなのでどーかな?と思ったが、この暑さ、名うての暑がりの私はネクタイなんぞ締めておれん。巷間のクールビズのかけ声を信じて半袖柄シャツと綿パンで出向く。東京駅を降りて街に出るとこれがまた暑い暑い。「東京は暑いがな!」と言うと、同じ会議の委員である北里大学の森川さんが「なに言ってんの!大阪の非人道的な暑さに比べればましでしょ。大阪は何せ空気が動いていない。」とのたまう。、、、この人は大阪市内出身のくせに、大阪を捨てたかのようなきれいな標準語で無慈悲なことを言う。、、まぁいいんですけどね、、、しかし、会議室に入っても暑いがな! やはり、さすがにおカタイ丸の内某所、クールビズ&環境に優しい姿勢が徹底していて空調がまだ動いていないそうな、、、。こちらの担当の方々もみんなみごとなクールビズルックである。筋金入りのクールビズじゃ。東京のビルで、最上階の会議室で、まさか窓を開けて会議するとは思わなんだ。会議も後半になると、西日が背中を照らしてジリジリと、、日焼けするがな、、、。

 会議は午後5時に終わる。私の復路便は午後7時発である。丸の内から山手線で浜松町、んでモノレール、、急げ急げ、、やっとこやっとこ。上手く行けば前の便に振り替えができる。、、が! 羽田空港到着は午後5時50分、タッチの差で振り替えできず、、、。まぁしゃぁない。飛行機越しに海を望むことができる待合いでPowerBook 12" を開いて、これを書いている。
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こんな感じ、、。

 売店で頼むはもちろん、生ビール、大!
 ぐびぐび、、っと、、。

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あ、もうなくなった。

 搭乗まであと15分くらいある。もう一杯、、、、。、、では、忙しいのでこの辺で、、。


 
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2007年06月16日

タイムマシンにおねがい


 昨日の金曜日は、久しぶりにソッタク(啐啄)へ、、。実は先週のバスケットボール部のOB会で再会した一年先輩に当たるナイトーさんと、ナイトーさんの同級生であるソッタクママのジュンコさんとを引き合わせる会であった。お二人とも再会を楽しんでくださった様子で、セッティングした身としてはホッとした。

 ジュンコさん曰く「この仕事をしていると本当なら一生会えなくて終わる人々と会えることができ、幸せと感じることが多い」とか。前にも書いたことがある が、昔の懐かしい人と会うと自分の人生がちゃんと昔からつながっているということを実感する。再会した懐かしい人がタイムマシンか何かのように働いて昔の記憶を呼び戻してくれるかのようだ。私だってナイトーさんとは30年ぶりくらいの再会である。ナイトーさんの言葉に「あぁ、そんなこともあった、あんなこともあった」といろんなことを思い出す。その記憶は、時には色つきでニオイ付きで味付きだ。ん〜、時間はちゃんとつながっているのだ。

 好きな時代にいけるわ、ハンハ〜
 タイムマシンにお願い〜

 この日は同期のフルセとバンちゃんとその奥さん(彼女も同級生だ)も一緒だった。彼らとはちょっと途切れた時期もあった(私は3年ほど千葉にいて大阪を離れていて、バンちゃんは7年ほどNYにいた)が、通算30年以上の付き合いだ。先週の現役生とのゲームでセンター・フォワードのバンちゃんがハイポストの位置に上がってくるのを見たとき、ガード・フォワードでボールを持つ私の脳裏には高校時代(あるいは大学卒業後も一緒にプレイしたクラブチーム時代)のプレイが鮮やかによみがえった。ん〜、やっぱり自分の身体のどこかで時間はちゃんとつながっているのだ。

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2007年06月14日

講義


 本日、午前6時半出勤。昨日まで忙しかったので今日の講義の最終チェックができなかったためだ。朝のうちに講義の流れをチェックする。それと、新しい話題も取り込んでPowerPointで画像化する。

 午前9時、講義スタート。講義室には10人くらい。この医学部医学科のクラスは100人くらいおるんとちゃうんかい!? 出席率悪すぎるがな、、。まぁしかしそんなことには慣れっこだ。学生がやる気ないのと同じくらいやる気のない先生方が講義をしてきた結果でもあるんだろう。この現状を学生の責任にばかりできないと思う。気をとり直して、講義スタート。

 講義をするといつも思うのだが、学生さんは講義中に講師の質問に応えて発言するということにぜんぜん慣れていない。まず、こちらの質問に答えることなく無表情にこちらを見つめるだけの学生さんが多い。その次には、何とか答えのようなことを口にするものの、蚊の鳴くような声なのでこちらには全く聞こえない、というような学生さんが多い。多分、中学か高校かの頃からずっと、授業中に発言することを求められることなくここまで来のだろう、と感じる。まるで発言するのがタブーであるかのようだ。そんな彼らから言葉を引き出し、講師と学生がやりとりを楽しむような講義を作り上げるのは至難の業だ。そもそもほとんどの学生さんと私は初対面で、お互いの距離もつかめないまま講義をし、そして今日の話が終われば、お互いに接点はもうない。ちょっと物足りないかも知れない。

 あいだに15分ほどの休憩をはさんで、12時10分に終了。疲れたよ〜。脚がだるいし、腰がだるいし、、。まるで吹雪の中で長時間何度もリフトに乗ってスキーをして、そのあとホテルに戻って温泉に入って、部屋に戻って畳の上で横になったかのような(specific な喩えですまん)疲れ方である。ガックリとして思わず教授室で居眠りをしてしまった。あ〜、疲れた。ほんっとしんどいっす。でも学生さんも疲れてるみたいやしな〜、後ろの方で居眠りしているのが何人かいたしな〜。講義が面白くないんかな〜、、また来年も工夫してみるし、、、。とりあえず明日は夕方から基礎セミナーの講義がある。そのあとは、少ないながらも他大学での講義の依頼もいくつかいただいている。楽しく講義ができますように、、目指せ講義の鉄人!

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2007年06月13日

論文紹介セミナー


 ウチの研究室では隔週水曜日に論文紹介のセミナーを行っている。今日はその日。んで、私が当番だ。教授が論文紹介をするのか? と時々尋ねられる。やめてもいいと思っているが、まだその時ではないかなとも思う。それに、間違いなく自分の勉強になるし、、、これをやめたら元来怠け者の私のこと、どんどんダメなアホ教授になってしまう、、、。

 紹介した論文は、最近刊行された雑誌 "Cell Host & Microbe" から、グラム陽性菌の菌体表在タンパクの機能についての論文である。われわれの研究にとってあまり馴染みのない菌の馴染みのないタンパクの研究動向を少しは勉強したかった、というのと鳴り物入りの新雑誌 "Cell Host & Microbe" がどんな論文を採択しているのか興味もあった。ウチの研究室では、そのような理由で論文を選んでもその研究の背景や基礎となる知見について順序をつけて説明すればOKである(と、私は決めている)。

 この論文、自分で紹介していながらなんだが、ストーリーは散漫、データの表示は稚拙、図表の指示や解説にいくつも間違いがある。それでもそれなりに分析して紹介したのは、先に書いた目的があったからだ。それに、なぜそのような論文が "Cell" グループの雑誌に採択されたのか? これを考えるのは大事なことである。ひとつには、我が国でよく話題となる疾患に関連しているということ、ふたつめはその疾患の抗生物質に拠らない新しい治療の可能性を示したこと(実際のデータを見るとそうでもないが)、それから、膨大な仕事からデータを提示していること、などが理由かも知れない。ご多分に漏れず、"Cell Host & Microbe" も高インパクトファクターのこれまでの General Journal と同様で研究の本来の質よりも話題性を優先しているのかも知れない。少なくともこの論文を読むとそう見える。ただ、同じようなやり方でわれわれが実験をして論文を書いても、おなじ雑誌に採択されるかどうかは別の問題だ。
 そんなこんなで2時間と少し、当研究室の論文紹介セミナーの時間が過ごされる。

 明日(木曜日)は朝から3コマの講義がある。一応アウトラインは決めているが、明朝に再度チェック、新たな話題を追加して、9時から3時間の講義に行って参りまする。

posted by Yas at 22:43| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

バイオエタノールとケータイ

 バイオエタノールがわからん。

 トウモロコシやらの穀類の糖を発酵させてエタノールを作り、これをガソリンに混ぜて燃料とする。二酸化炭素を消費して成長する植物を原料にした燃料を燃焼させても、生じる二酸化炭素は消費された二酸化炭素と相殺される(カーボンニュートラルというそうな)ので環境に優しい、という。この理屈がわからん。カーボンニュートラルという理屈はひょっとして京都議定書の枠組みの中だけで成立する考え方ではないのか? そんなものは国のあいだの契約の問題であって、それ(カーボンニュートラルという考え方)が地球に優しいかどうかとは関係がない、と思うのは私だけだろうか?
 本来食糧として流通していたものに、「食糧である」ということ以外の変な価値をつけて経済市場にのせようとしているのもわからん。いずれ世界は食糧不足に見舞われるとかいう予測はどうなったのか? 何よりも気に入らないのは、そんなバイオエタノールが明るい未来を保証する希望の星のようなとらえられ方をしていること。そんなはずもなかろうに、、。あるバイオ燃料の宣伝文句によると、「政府は石油代替で環境に優しいバイオ燃料を推進する「バイオマス・ニッポン総合戦略」を策定、自動車用燃料としての利用を進めるためのバイオマス化研究が進められている」そうである、、。ん〜、、気に入らん。トウモロコシは食べて、化石燃料は燃やさない、のがベストではないのか? でないと実質的には二酸化炭素の排出量は減らない! 誰が考えてもわかるはずの理屈である。

 話は変わる。愚息は京都で下宿している。聞くところによると、アパートにはADSLを引き、どこどこ方面の電話には○○、だれだれ方面の電話には××携帯会社とふたつのモバイルフォンを持っていて、それで家計が苦しいと言っているそうだ。彼の言い分によるとどこどこ方面の電話には○○の方が安くつき、だれだれに電話するには××の何とかプランの方が圧倒的にお得らしい。(私はどう考えても○○で通話もデータ通信もできるようにして、ADSLと××を解約するのが経済的だと思うが、、)とにかく、彼はそれで節約をしている、と主張する。それで個人のIT通信費の総額が減少するのなら、携帯キャリア会社は全ての会社を併せての契約者数が増えれば増えるほど収益が減少する理屈になる。んなアホな、、どこかひとつの会社に決めないと、通信関連の支払総額は下がらんやろ、、。

 この愚息の理屈は先のバイオエタノールのカーボンニュートラルの理屈と同じで、似たような視点が欠けているように思うんだが、どうだろう?

  
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2007年06月07日

ヒョッとしたら初めてマジメな研究のハナシ in Green recipes

 本日、午後5時より神谷グループのグループミーティング。グループはカミタニ、トッシー、キムジュンである。仕事の進捗状況を液晶モニターに映しながら説明してもらい、場合によっては生データをチェックしたり、細かい実験手技についても聞く。ときには実験ノートもひっくり返して検討する。我が研究室では方法が確定した実験については印刷出力したレシピシートを使い、そこに必要データを手書きしてノートとして残し、1年ごとに製本化している。このブログの "Green recipes" というタイトルはここから来ている。”未熟な実験レシピ”、の意味のつもり。

 今日のミーティングはみっちり4時間。終わったのは午後9時だった。ちょいと困ったハナシもあったが全体的には希望の持てるハナシが多く、楽しめる充実した時間だった。やっぱ純粋に研究のハナシをしているときが楽しい。
 カミちゃんは「パスツレラ毒素」を主な研究テーマにしている。この毒素もそうだが、一般に細菌毒素は不思議な分子である。毒性を発揮するために自分で何でもやってしまうのだ(つまり、多機能である)。その多機能分子の毒素をまるごと解析しようとしても無理がある。たいてい、毒素のドメイン構造を解析し、それぞれを分解したうえでそのドメインごとの機能を解析するのが常道だ。けど、これが手間がかかる。パスツレラ毒素の場合は「手間がかかる」どころではなかった。この毒素に関しては、途中で長いあいだ立ち往生して完全に停滞していたのだった。これがカミちゃんと京都大の北所さんの努力のもと部分的ながらも立体構造がわかり、それをもとに少しずつ謎が解けてきた。というか、謎を解く道筋が少しだけ見えてきた。ここからが研究者の能力やセンスの見せ所だ。

 わたしゃ「能力がない」といわれても「あぁ、そうかもしれん」と首をうなだれるだけだが、「センスがない」といわれるとちょっとムッとする(センスだけで人生乗り切ってきましたから、、)。まぁそんなことはどーでもいいが、それにしても、同時に複数の細胞内シグナル伝達系を刺激すると考えられているパスツレラ毒素の機能は細菌毒素の世界では今や「大きな謎」となっている。詳しくはココ を見てチョ。この毒素の作用解析はわれわれと、ヨーロッパのいくつかのグループをはじめとした複数の研究グループでタイトな競争状態にある。、、、しっかりやって、この毒素の作用は私らがイットー最初にあきらかにするのだっ! 、、、、でも、万一、競争に負けたらそっとしといてね。

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2007年06月05日

ホリグチグチグチグチグチグチ

 トッシーがクロマトカラムをセットするのに手間取っていたので、ちょっと手伝った。

「わたし、先生が実験室で仕事されているのを初めて見ました」と言う。
トッシーが初めてなのは当然だ。きっとキムジュンもカミちゃんも見たことないはず。もう何年もピペットを握ってないのだから。

 このことが、実はかなりストレスになっている。
 実験が好きで、それでこの世界でメシを食うことを決心したのに、気がつけば実験科学の現場からすっかり離れてしまっている。どうやら教授の仕事は研究室の運営や、自らが考えるサイエンスのプロモーションにあるらしい。教授の仕事を一生懸命することは、すなわち実験の現場から離れることを意味する。う〜っ、実験がしたい!

 用向きがあって阿部ちゃんに電話する。いま手が離せないとのこと。しばらく経って電話が鳴る。
「ごめんごめん、電気泳動してた」と相変わらず下手な大阪弁で言う。
そうか、電気泳動してたんか。阿部ちゃんはエラいなぁ、自分で実験して。と、ますますストレスがたまる。

 実験ができないのは、雑用が多いからか、それとも自分に能力がないからか? もうずいぶん長いあいだ自問自答してきた。一年ほど前、医学研究科の宮坂先生と飲む機会があった。その時「教授というものは、研究室の具体的な仕事の進捗にどう関わっていけばいいんでしょう?」と尋ねた。「実験ができない身で、研究室員とどんな風に具体的な仕事の話をすればいいんでしょう?」とも。宮坂先生には私の質問が理解できない様子だった。多分そんな問題は意識する以前に簡単に乗り越えられているのだろうと解釈した。

 ラボメンバーとして実験する立場と教授職は明らかに職種が違う。いつまでも現場を見ることのできる現役でいたいなぁ、とグチグチ考える。まぁ、かなわんことですわ。技術屋でなくなったいまの立場は、自分としては面白いとはとても云えない。
「若いウチに教授になりやがって、贅沢ぬかしやがって、、」「教授になって何年経ってるんや、まだそんなこと考えとんのか?」
ハイ、わかっております。でもグチグチグチグチ、、

「おもしろき、こともなき世を、おもしろく」、、、突破口を求めて悶々とする毎日である。
posted by Yas at 22:49| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

4 年に一度。阪大で一番長い日

 本日、阪大総長の2次選挙。これがあなた、大変な作業なのだ。

 大阪大学の教授が原則全員、吹田キャンパスのコンベンションホールに集まる。総数で740名ほど、今日は9割の出席で670名ほどが集まった。そして、候補者の得票数が過半数を超えるまで投票が何度も繰り返されるのである。本日は3回の投票、約3時間の長丁場であった。670名がコンベンションホールのステージ上の選挙事務方の号令にしたがって、ぞろぞろと移動して無記名投票をする。あぁ〜、、しんど。

 そうやって粛々と選挙が進められるなか、「ここで爆弾が爆発したりしたら、阪大は致命的なダメージを受けるよなぁ」とか不謹慎なことを夢想する。一緒にコンベンションホールに出向いて隣同士の席を確保した目加田先生とワラワラと世間話をしながら時間をつぶす。、、ん〜っ、それにしても長い。午後5時前にやっと終了。

 今日は実は午前中から教授懇談会があった。昼食後すぐに選挙。んで、選挙が終わって午後5時15分から教授会、そのあと教授懇談会の第二部。ぜ〜んぶ終わったのが、多分午後7時前だったと思う。今日はこれで終わり、、他には何もできず、、、。しゃぁない、今日は阪大で一番長い日(ただし4年に一度)なんじゃからして、、。
 
posted by Yas at 23:43| Comment(0) | 科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

静かな夜、日ハム X 阪神 九回表満塁ホームラン

 このごろ日本らしくない(大阪らしくないというべきか?)さわやかな天気が続いてるだす。
湿気もなくて、なんかどっかの高原みたい。夜もさわやかじゃ。膝にのせたこのコンピュータの熱さえなければ、最高なんじゃけど、、。コンピュータって、なんでこんなに熱を出さなあかんのやろか?まぁ一所懸命考えてるからアツなるんやろなぁ、、。

 今夜、家内は古い友人と泊まりがけの同窓会で故郷の方に帰っていていない。娘と二人だけである。気兼ねする人もいないので、TVを無音にして日本ハムー阪神戦を映しながら、先日買ったスピーカーを通じて音楽を静かに聴いている。聴くは「cure jazz」(UA X 菊池成孔)、、んーっ、気持ちいいざんす。

 TVの中のプロ野球は、ダルビッシュくん絶好調で阪神のボロ負けの様相だ。最近知り合いになった方などから時々、「ホリグチさんは筋金入りの阪神ファンでしょうね?」と尋ねられることがある。ハイ、昔はそうでしたが、今はそれほどではありません。あの頃は巨人のユニフォームを見るのもイヤでしたし、血眼になってTV画面に向かって絶叫しながら阪神を応援したものだす。けど、20年ほど前の掛布雅之選手の引退のときの、あまりの球団の冷たさに落胆して阪神ファンをやめた。んでそのおかげで、プロ野球全体を楽しめるようになった。上原が投げるのなら巨人戦でも見るし、ヤクルトの高津には頑張って欲しいし、かけだしの頃のイチローをグリーンスタジアムで何度も見ることができたのも、阪神一筋をやめたからこそだ。阪神戦といえば、いまは藤川くんを見るのが楽しみ。とにかくキャラクターの立っている選手が好きだ。中日の川上憲伸とかね、、、あれ?投手ばっかりか?、、まぁいいや。

 あ、いま、金本選手が満塁ホームランを打った。音消してるからすぐにわからんがなぁ〜、、。3点差になった。、、ちょっとテレビに集中しよっと、、、。それではみなさま、よい日曜日をお過ごしくださいませ。
posted by Yas at 21:13| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする