2006年09月27日

伝えることと伝わること


 祝! 安倍晋三内閣誕生。私自身はなんで安倍さんに人気があるのかは分からない。新聞紙上でも「論功行賞内閣」だの「お身内内閣」だの「安普請内閣」だのと評価は散々だ(これって、みんなだいたい予想してたんとちゃうん?)。スローガンの「美しい国づくり内閣」も具体的にイメージがわかない。ひょっとして、詳しくは著書を買って読んでくれと云う作戦か? 私は絶対買いませんけど、、。ただ、まぁ、ひとの門出を批判ばかりで飾るのもいかがなものか。とりあえずがんばってくれぇぃ。なかでも「すべての子供に高い学力、規範を身につける機会を保障しなければいけない。そのため公立学校をしっかり再生させたい」という教育改革の理念と実践は応援する。「、、、再生させたい、、」か、、やはり現状は崩壊しているという認識なのね。しかし、あの首相就任会見は行儀のよい学級委員長が担任教師の顔色を見ながらお題目を唱えてるようで、今ひとつ伝わるものがなかった。前任者がむやみに熱かっただけに余計にねぇ。

 祝! 亀田大毅選手6連勝。小差の判定勝ち。一部の観客のヤジで乱闘騒ぎありのオマケ付き。もう、ビッグマウスを気取るのはやめた方がよいのでは? キャラクターづくりの一環のように亀田陣営は云っているようだが、そのキャンペーンは失敗だろう?。大言壮語のボクサーで思い出すのは矢吹丈だが、、。実際は劇画の主人公のようにはいかないことを誰でも知っている。ジョーは大言壮語したが派手に勝ったし派手に負けた。そのことで人気を博したわけだが、何より、虚構の世界であるからそれが可能だったということを亀田陣営の大人は知っているのか? その証拠にジョーは決してきわどい判定勝ちなんかしなかった。劇画と比較して申し訳ないが、亀田兄弟のプロモーションの仕方はどんどん劇画っぽくなっていると思う。、、、でも、現実の世界の亀田兄弟のビッグマウスは見苦しいから世間の反感を買う。ショウビジネスとして失敗に向かって行っているように思うが、みんなはどう思う? 

 子猫殺しの坂東眞砂子さん(残念だが、このように形容せざるを得ない)。真意を語りたいと毎日新聞に寄稿したそうな。詳しくはこちら 。これを読んでも「私は子猫を殺している」というメッセージと坂東さんがコンパニオンアニマルについて不勉強であること以外に何も伝わらない。あえて細かい議論をする気はないが(コンパニオンアニマルの意義と避妊の意味をよく知りたい方は、獣医さん関係のHPや書籍を読んでね。)、百歩さがって「人それぞれに考え方がある」と鷹揚に受け止めるとしよう。だが、そもそも何のために最初に日経新聞紙上で「子猫殺し」を告白したのか。それで何を伝えたかったのか? 「真意を語りたい」と一ヶ月後に他紙に寄稿したということからみて、坂東さんの伝えたいことは残念ながら読者には全く伝わらず、彼女の当初の意図が外れたことは間違いがない。物書きとしては大失敗だ。「こんなことを書いたらどんなに糾弾されるかわかっている」が最初の日経新聞紙上のエッセーの冒頭である。糾弾されるかわかってたなら「真意を語りたい」と二度目の寄稿をするな。

posted by Yas at 21:54| Comment(0) | 非科学的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする